2018年11月29日更新
LINE「Letter Sealingメッセージが復号されていない可能性があるため表示できません」エラーの原因・対処法
今回の記事では、LINE「Letter Sealingメッセージが復号されていない可能性があるため表示できません」エラーの原因や、LINE「Letter Sealingメッセージが復号されていない可能性があるため表示できません」の対処法を紹介します。
目次
- 1LINEのLetter Sealingとは?
- ・高度な暗号化技術
- ・テキストトークと位置情報がLetter Sealingされる
- 2LINE 「Letter Sealingメッセージが復号されていない可能性があるため表示できません」とは?
- ・自分、もしくは相手だけLetter Sealingが有効になっている
- 3LINE 「Letter Sealingメッセージが復号されていない可能性があるため表示できません」の対処法
- ・自分、相手で両方Letter Sealing機能を無効にする、有効にする
- 4LINEのLetter Sealingを有効、無効にする方法
- ・設定を開く
- ・トーク、通話をタップ
- ・Letter Sealingでオン、オフができる
LINEのLetter Sealingとは?
まず、LINEのトーク画面上部に、2016年8月31日からLINEの鍵マーク(ロックアイコン)が表示されるようになったのです。
なお、このLINEの鍵マークは、トークメッセージの内容などを暗号化する通信方式「Letter Sealing」(レターシーリング)が有効であることを意味しているのです。
今回の記事では、、LINEのLetter Sealingの設定が初期状態でオンになり、LINEの1対1トークだけでなく無料通話(音声・ビデオ)、LINEのグループトーク・LINEの複数人トークへも適用拡大されました。
そこで、Letter Sealingとは、何なのか説明していきます。
高度な暗号化技術
そして、2015年10月からLINEの1対1トークを対象に提供されてきたLetter Sealingは、送信者と受信者以外にはメッセージ内容が解読できないように安全が確保された暗号化通信方式です。
また、LINEのユーザー間の通信内容が、LINEのメッセージ発信者の端末からLINEのサーバを経由して受信者の端末に届くまでのすべての過程で暗号化されることにより実現されています。
ここで、LINEのLetter Sealingの設定についてですが、LINEのLetter Sealingを利用するには、LINEアプリでLetter Sealingの設定をオンにします。
テキストトークと位置情報がLetter Sealingされる
しかしながら、原因と対処法において、LINEの同機能はオンに設定したユーザー同士でのみ有効となるため、LINEのトーク相手もLetter Sealingの設定がオンになっている必要があります。
また、現時点で保護されるのはLINEのトーク内のテキストと位置情報のみですが、原因と対処法において、適用対象となる情報を順次拡大していく予定としています。
さらに、LINEのLetter Sealingの有効化は、その他…から設定→LINEのトーク・通話と進んで、原因と対処法において、Letter Sealingの項目をオンにするだけです。
ここで、無料通話、グループトーク・複数人トークへ適用拡大についてですが、無料通話の画面では、2016年7月26日からは、LINE(iPhone/Android/Windows PC版)における無料通話(音声通話・ビデオ通話)にもLetter Sealingの適用が拡大されています。
また、LINEのメッセージを送受信する場合と同じように、1対1のLINE無料通話でも通話するユーザー同士だけが知りうる暗号化鍵を端末上にのみ保有し、通話内容を暗号化して転送する仕組みです。
そして、LINEのLetter Sealingの設定が互いにオンなら、LINEのセキュリティが強化された無料通話を利用できます。
なお、LINEのグループトークの画面では、また2016年8月31日から、LINEのグループトークや複数人トーク(グループ化されていない複数人でのトーク)にもLetter Sealingの適用が広がりました。
さらに、該当のトークに参加しているLINEのユーザー全員がLetter Sealingをオンに設定していれば、Letter Sealingによる暗号化が有効になりますが、参加人数は50名以下のものに限られ、トーク内のテキストと位置情報のみが保護対象です。
そこで、LINEのトークに鍵マーク(ロックアイコン)が表示される意味についてですが、原因と対処法において、Letter Sealingが適用トークには、LINEのトーク名の脇に「鍵」マークが表示されるのです。
なお、2016年8月31日からは順次、LINEのLetter Sealingが適用されているかを示す「Indicator」機能が搭載され、該当するトークルーム名の横に「鍵」マーク(ロックアイコン)が表示されるようになっています。
また、対象は1対1トーク、LINEのグループトーク、複数人トーク、無料通話で、これまではLetter Sealingが有効化されたLINEのトークでやりとりしていても、互いに設定がオンであるかを確認し合うほかに判別する方法はありませんでした。
しかしながら、原因と対処法において、LINEの鍵アイコンの登場によってLetter Sealingの適用が一目瞭然となりました。
続いて、LINEのLetter Sealing設定がデフォルトで「オン」にして、LINE Engineers Blogの投稿では、今回Letter Sealingの設定が1対1トークにおいてデフォルトで有効化されるとしています。
したがって、LINEのLetter Sealingでは今後ユーザーが手動で設定をオフにしない限り、初期状態(デフォルト)で機能がオンになる「オプトアウト方式」が採用されることになります。
なお、デフォルトで有効化されてこなかった理由は、iOSのプッシュ通知の仕組みがあり、iOS 9.3.1から暗号化されたLINEのメッセージをプッシュ通知で安定的に送受信できるようになったと、LINE Engineers Blogでは説明しています。
そして、原因と対処法において、最初からLINEの全ユーザーを対象にLetter Sealingをデフォルトオンで提供しなかった一番大きな理由は、iOSのプッシュ通知方式のためでした。
それで、LINEは、受信したメッセージ内容の一部をプッシュ通知でプレビュー表示しますが、Androidと違ってiOSでは、LINEのプッシュ通知を表示するプロセスにアプリが介入できる余地が少ないのが事実です。
なお、通常は、サーバはメッセージ内容の一部をLINEのプッシュ通知で送信しますが、Letter Sealingの特性上、LINEサーバはユーザー間でやり取りされるメッセージを見ることはできないため、その内容をプッシュ通知に含めることはできませんでした。
しかしながら、幸いなことに、VoIP Push Notificationというプッシュ通知方式がiOS 8からサポートされるようになり、この方式を採用すれば、プッシュ通知が届いた際にアプリを起動して暗号化されたメッセージを受信しました。
さらに、その内容を復号してLINEのユーザー端末にプッシュ通知で表示することができますし、LINEの開発チームは、iOS 9.3.1から同機能が安定的に動作することを確認できます。
また、LINEのLetter Sealingを使用するユーザーに従来と同様のユーザビリティを保証できると判断して、iOS 9.3.1にアップデートしたLINEのユーザーを対象にLetter Sealingをデフォルト有効状態にして適用することができました。
そこで、LINE Engineers' Blogについてですが、以上の説明によれば、今後少なくともiOS 9.3.1以降を搭載するiOS端末やAndroid端末でLINEのLetter Sealingがデフォルト有効化されるのです。
加えて、原因と対処法において、有効になっている状態でもLINEのトークのメッセージ内容をプッシュ通知上で確認できるようになります(Android版ではもともと通知上のプレビュー表示に影響なし)。
さらに、iOS版LINEではこれまで、原因と対処法において、LINEのLetter Sealingを有効にしていると通知にメッセージ内容のプレビューが表示されなかったのです。
また、iOS 9.3.1より前のバージョンでもLetter Sealingがデフォルト有効化されるのか、たとえ有効化されていてもプッシュ通知上でメッセージを読めるようになるのかでは、LINE Engineers' Blogの投稿からは判然としません。
ここで、機種変更時のトーク履歴引き継ぎに注意についてですが、上述のとおり、LINEの安全性を高めるLetter Sealing機能ですが、注意したい点もあります。機種変更時にトーク履歴を引き継ぐ場合に、一部が復元できなくなる可能性があるからです。
そこで、具体的には、Letter Sealingが有効なトークにおいて、メッセージを未読状態のまま引き継ぎしたり、PC版などのサブ端末でしか閲覧(既読)していない場合があります。
それは、原因と対処法において、機種変更後の端末で該当のLINEのトーク内容が表示されなくなるケースがありえます。これは暗号鍵が変更されるためです。
なお、予防策としては、未読メッセージを機種変更前のスマホ版LINEであらかじめ読んでおくこと、つまり引き継ぎにあたって大事なLINEのトークに未読メッセージを残さないことが重要です。
加えて、原因と対処法において、機種変更の際にLINEが長時間使えなくなるようなケースでは、その間に送られてきたLINEのメッセージの閲覧ができませんので、一時的にLetter Sealingをオフに設定することです。
したがって、機種変更中に送られてきたメッセージを機種変更後の端末で受信することができるようになります。
LINE 「Letter Sealingメッセージが復号されていない可能性があるため表示できません」とは?
少し前の2016年7月6日の夕方頃より、「Letter Sealing メッセージが復号されていない可能性があるため表示できません」というエラー(不具合)メッセージが届く問題が、多数のユーザーの間で(不具合)が発生しています。
ここで、Android版LINE 6.4.2アップデートが公開されており、この更新がこの問題のきっかけ*になっている、もしくは、このアップデートに合わせた、LINE側の変更がきっかけで、問題(不具合)が発生している可能性が考えられます。
なお、あなたがAndroidスマホを使っていなくても、相手がAndroid版を使っていたり、Android版のアップデートに合わせたサーバー側の更新が、iPhone版にも影響に与えている可能性が考えられます。
自分、もしくは相手だけLetter Sealingが有効になっている
まず、「Letter Sealing」のエラー(不具合)メッセージについてですが、友だちからのエラー(不具合)メッセージが、どういうわけか、次の「Letter Sealing」という(不具合)のメッセージに化けて表示されてしまいます。
そして、LINEのLetter Sealingの(不具合)のメッセージが復号されていない可能性があるため表示できませんが、原因と対処法において、友だちにメッセージの再送信を依頼してください。
また、LINEの「Letter Sealing」機能についてですが、Letter Sealing機能とは、ものすごく詳細を飛ばして簡単に言えば、メッセージを暗号に変換してから送ったり、受け取ったりするLINEの機能です。
そして、「復号」とは、「暗号化解除」のことで、原因と対処法において、「暗号化されたメッセージを、元に戻すのに失敗した」というようなことを意味するエラー(不具合)メッセージです。
また、このエラー(不具合)問題のポイントは、LINEのLetter Sealing の機能でこのような状態になるのは、何かがおかしい状態(不具合)と言えますが、何がおかしいのかははっきりしません。
ここで、原因と対処法において、最初にやりたい対策として、そこでまずは、LINEアプリの最新版へのアップデートを試してみてください。
または、iPhone・Androidスマートフォン本体の電源を入れ直したり、LINEアプリを再起動してみて、それらで解決しないことが分かってから、設定変更する対策を試してみてください。
まず、設定を変更する対策のポイントについてですが、ここでの対策のポイントは、LINEの一度このエラーメッセージに変わってしまったメッセージを元に戻すことはあきらめて、今後受け取るメッセージがエラーにならないように対策するというところです。
次の設定を変更する対策のポイントでは、もう一つのポイントが、LINEの自分の設定だけでなく、相手の設定も変更してもらって対策する、という点です。
したがって、原因と対処法において、自分の設定ばかり変更するのではなく、相手にも設定を変えてもらいながら、ちゃんとメッセージが届くようになる設定を見つける、というような流れになります。
そこで、設定を変更する対策についてですが、その「設定」とは、「Letter Sealing」の有効無効を変更する設定で、まず、LINEの設定を開いて、「トーク・通話」の設定を開いてください。
そして、LINEの「Letter Sealing」の設定を確認してみて、まず、自分と相手が、それぞれ「オン」の設定か「オフ」の設定かを確認してください。
続いて、確認したら、二人で「オン・オン」「オン・オフ」「オフ・オフ」「オフ・オン」という、4つの組合せを試してみて、ちゃんとLINEのLetter Sealingのエラーにならずに送受信できるパターンを探してみてください。
LINE 「Letter Sealingメッセージが復号されていない可能性があるため表示できません」の対処法
まず、LINEのトーク受信時に、受信トーク本文が表示されず、その代わりにLINEの「Letter Sealing メッセージが復号されていない可能性があるため表示できません。
そして、友達にメッセージの再送信を依頼してください。」と表示されてしまう問題が一部ユーザーに発生しています。「メッセージが復号されていない可能性があるため」という、「復号されていない"可能性"」って何だという謎エラー(不具合)です。
ここで、LINEのLetter Sealingエラー(不具合)の内容についてですが、LINEのメッセージを受信すると、LINEのメッセージの本文がエラー(不具合)表示になってしまいます。
自分、相手で両方Letter Sealing機能を無効にする、有効にする
そして、LINEのLetter Sealingのメッセージが復号されていない可能性があるため表示できませんので、LINEの友達にメッセージの再送信を依頼してください。
また、LINEの「復号されていない可能性があるため」というのが本当に謎エラー(不具合)ですが、復号されているかどうか、判断が付かない状態ってどういうことなんでしょうか。
なお、エンドツーエンド暗号化なのですから、復号するのは手元のアプリな分けで、自分が復号したか復号してないか判断が付かない、というか、手元のデータが暗号化されたままなのかどうかなのか区別が付かないのは謎です。
なお、Letter Sealing は両方が有効にしていないと動作しないので、このエラー(不具合)を見て、自分もしくは相手だけがLetter Sealingを有効にしていて、暗号化されたまま復号されないのではないかということです。
また、なんてことを思いそうなのですが、Letter Sealingは、そもそも一対一トークに参加している2人ともが「ON」にしていなければ、そのトークでは有効になりません。
したがって、「片方だけLetter Sealingが有効なトーク」というのは基本的に存在しないはずです。
ここで、エラー(不具合)対策についてですが、対策としては、Letter Sealingをお互いに無効にするなど、設定を変更してみるというのを最初に試してみてください。
そっして、Letter Sealingの設定は、LINEアプリの「設定>トーク・通話>Letter Sealing」でON/OFFができます。
LINEのLetter Sealingを有効、無効にする方法
ここで、LINEのLetter Sealingを無効化する方法についてですが、Letter Sealingの無効化は、PC版LINEアプリからではなく、スマホ版LINEアプリから行います。
まずは、LINEの設定を開いて、「トーク・通話」設定を開いて、設定項目の中にある、「Letter Sealing」を「オフ」にしてください。
なお、LINEのメッセージは高度な暗号化によって保護され、Letter Sealingは友だちがその機能を有効にしている場合に限りトークで利用できます。
設定を開く
したがって、LINEアカウントで有効になっていた、Letter Sealingがオフになります。
また、連絡できなかったLINEの相手と連絡ができるようになる可能性についてですが、自分側がオフにすると、相手側がオンでも、LINEのLetter Sealingは動作しなくなるため、今回の強制有効化によって、相手が「オン」になってしまいます。
さらに、操作が分からずLINEの連絡が取れなくなってしまっていたとしても、こちら側がオフにした効果で、再び連絡が取れるようになるはずですので、PC版の様子が変わらない場合は、一度PC版LINEの再起動を試してみてください。
トーク、通話をタップ
次に、LINEのトーク、通話をタップしてください。
Letter Sealingでオン、オフができる
すると、LINEのLetter Sealingでオン、オフができるようになります。
まとめ
最後まで、LINE「Letter Sealingメッセージが復号されていない可能性があるため表示できません」エラーの原因・対処法について記事を読んでいただきありがとうございます。
また、LINEのLetter Sealingとは?、LINE 「Letter Sealingメッセージが復号されていない可能性があるため表示できません」とは?についても紹介しました。
さらに、LINE 「Letter Sealingメッセージが復号されていない可能性があるため表示できません」の対処法、LINEのLetter Sealingを有効、無効にする方法についても紹介しました。