【JoyToKey】設定しても反応しない/使えないときの対処法！

【JoyToKey】は、PCでゲームをする機会が多い方は特に、便利に利用している人もたくさんいるでしょう。

JoyToKeyを利用することで、PC用のゲームの操作もしやすくなりますし、コントローラーを使えないPCゲームも、テレビゲームと同じ感覚で遊ぶことができます。

JoyToKeyを知らない、これから使用する方にもわかりやすく、JoyToKeyの使い方や設定の確認方法を解説しましょう。

JoyToKeyとは、プレイステーションのコントローラーなどに付いているジョイスティックやボタンに、キーボードやマウスの操作をそのまま割りあてることができるものです。

JoyToKeyを使うとPC用のゲームなどで、コントローラーに対応していないゲームでも、コントローラーに操作を割り当ててて遊ぶことができます。

JoyToKeyの使い方を簡単に解説しましょう。まずはJoyToKeyを起動しましょう。JoyToKeyをダウンロードしていない方は、公式HPからダウンロードしましょう。

例として、「ボタン1にキーボードのaをに割り当てる」方法を解説します。JoyToKeyを起動したら、ウィンドウにあるボタン1をダブルクリックしましょう。

ボタン1をキーボードの「a」に割り当てる場合には、キーボードのaを押してマウスで「OK」をクリックします。

これで【ボタン1を押すとキーボードのaが押されたときと同じ操作】をするように割り当てられました。ボタン2などを割り当てる方法も、この繰り返しで割り当てることができます。

JoyToKeyの設定方法は正しいのにも関わらず、JoyToKeyが反応しない、使えないという場合があります。JoyToKeyが反応しない、使えない時の対処法を紹介します。

JoyToKeyが設定しても反応しない、使えない場合には、いくつか確認しなければならない事があります。まずはWindows10でJoyToKeyの接続状況を確認してみましょう。

Windows10でJoyToKeyが正しく接続されているか、JoyToKeyの接続の確認方法を解説します。まずはWindows10の「設定」を開きます。

Windows10の設定をクリックして起動させたら、次に「デバイス」を選択して開きます。

Windows10のデバイスを開いたら、ウィンドウ右側の「その他のデバイス」を見てみましょう。「ゲームコントローラー」の表示がない場合には、Windows10でJoyToKeyが正しく接続されていないということになります。

このようにJoyToKeyの表示がない場合には、Windows10内でJoyToKeyを再接続する必要があります。

JoyToKeyを設定しても反応しない、使えない場合の対処法として、接続の確認に異常がなかった場合には、次は動作確認を行います。

JoyToKeyの接続に問題がないにも関わらずコントローラーが使えない、反応しないということは、動作の認識に問題があるのかもしれません。Windows10内でのJoyToKeyの動作が正常なのか確認をしてみましょう。

JoyToKeyの動作確認は、PCのOSのシステム設定から行います。Windows10を使用している方が多いので、主にWindows10でのやり方を解説します。

Windows10の「Windowsシステムツール」の中の「コントロールパネル」を起動させます。

次に「デバイスとプリンター」を選択して開きましょう。

Windows10に接続しているJoyToKeyのコントローラーの名前が表示されます。コントローラー名を選択して「ゲームコントローラーの設定」を開きましょう。

ゲームコントローラーの設定画面が開いたら、右下の「プロパティ」をクリックします。

プロパティをクリックした後は、「テスト」タブを選択して、コントローラーのボタンが反応しているのか確認します。

コントローラーボタンを押すと、それぞれのボタンの色が変わる時は、問題なく認識できています。認識されていない場合には、さらに他の対処法が必要になりますが、後ほど詳しく解説します。

JoyToKeyを設定しても反応しない、使えない場合の対処法では、テストタブのように反応を試す方法として、メモ帳を使う確認方法もあります。

この方法は、JoyToKeyを設定する際に、コントローラーにボタンを割り当てた後、すぐにでも試すことができる方法なので、割り当てながら確認してみるのもおすすめです。まずはPCのメモ帳を起動しましょう。

メモ帳の起動後、メモ帳の上でコントローラーのボタンを押してみて下さい。先にコントローラーに割り当てた「a」「b」などが表示されていれば、問題なく接続できています。色々なボタンで試してみましょう。

主にWindows10での動作確認方法ですが、Windows7など他のものでも、ある程度同じような項目を選択すると、JoyToKeyの動作確認を行うことが可能です。

JoyToKeyを設定しても反応しない、使えない場合の対処法として、JoyToKeyの接続確認と動作確認の方法を紹介しました。これでもまだJoyToKeyが使えない、反応しないという方は、JoyToKeyの設定を確認してみましょう。

JoyToKeyがコントローラーを認識しているのか確認する方法の手順を紹介しましょう。まずはJoyToKeyを起動させましょう。

JoyToKeyが起動したら、「押されているボタンをハイライト表示する」の部分が有効になっているかどうか、確認してみましょう。無効になっている場合には有効に変更してください。

JoyToKeyの設定画面を開いたままの状態で、JoyToKeyに接続しているコントローラを操作してみましょう。

コントローラーで押したボタンと対応しているボタン名が、ボタンリストで黄色くハイライト表示されば、接続の設定は正常です。

JoyToKeyで、Joystick1で設定したにもかかわらず選択しているタブが「Joystick2」になっている場合もあります。「Joystick2」が選択されていないか確認してみましょう。

ここまでの対処法で、それでも改善しない場合の別の対処法を紹介しましょう。まずはJoyToKeyの右側の、「Options（オプション）」をクリックしましょう。

特にコントローラーを複数台JoyToKeyに接続している場合は、設定したいジョイスティックの数と接続しているコントローラーの数が合っているのか確認してみましょう。

JoyToKeyの「Options（オプション）」でジョイスティックの「再検出」を行うのも有効な対処法のひとつです。

ゲームの種類によっては、JoyToKeyを管理者として実行することが条件で、コントローラーが使えるものもあります。JoyToKeyが管理者でない場合には、コントローラーが正常に機能しないことがあるようです。

この場合にはJoyToKeyを管理者として設定することで、コントローラーが正常な動作をするようになる場合もあります。JoyToKeyを管理者として設定・実行する方法を設定する方法を紹介しましょう。

JoyToKeyを管理者として設定するには、起動しているJoyToKeyを一度終了させましょう。PCの「JoyToKey」のショートカットアイコンを右クリックして、メニューの「プロパティ」を開きます。

プロパティのウィンドウが開いたら、「互換性」タブを選択し開きます。

「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れ、管理者としての実行を有効にします。管理者として実行することで、コントローラーが正常に動作する場合もありますので、試してみましょう。

「管理者として実行」を有効にしたら、「適用」をクリックして設定を保存し、JoyToKeyを終了させ、再度JoyToKeyを起動させましょう。

JoyToKeyを設定しても反応しない、使えないときの対処法として、管理者としての実行を有効に設定する方法まで、全て試してもまだ改善されていない場合には、基本的な接続のエラーである可能性もあります。

基本的な事ですが、USBポートの不具合やコードの不具合などで、コントローラーとPCの接続エラーが起きている可能性も考えられます。

コントローラーの接続エラーを改善するために、コントローラーを接続し直してみるというのもおすすめです。簡単な方法で改善する場合も良くあります。

接続エラーの際には、まれに接続機器とUSBポートの相性が悪い場合もあるので、使うUSBポートを変えてみるというのも有効です。

特に複数のUSBポートに接続している場合には、使うUSBポートを接続部分を入れ替えてみたりすると、エラーが解消されることもあります。

JoyToKeyを設定しても反応しない、使えないときの対処法としてさまざまな方法を紹介しましたが、上記の対処法以外のエラーも考えられます。

エラーの原因が分からない時にはWindows10を再起動してみましょう。この際に、Windows10のアップデート情報などが出ている場合には、アップデートをして再起動するのが良いでしょう。

OSもきちんと最新の状態にアップデートした上で再起動を行うことで、かなり状況が改善されます。

JoyToKeyだけでなく、多くのエラーはアップデートと再起動を行うことで解決するパターンも多く、再起動は最も簡単な対処法のひとつなので、まずは迷わずアップデートと再起動を試してみましょう。

実は起動の順によっては、JoyToKeyが正常に動作しないことがあるようです。この場合は、①JoyToKey②JoyToKeyを使用するゲームの順に起動してみて下さい。

ゲームによっては逆の順番の方が良い、という場合もあるので、必ず逆の順番も試してみましょう。

ゲームのキーコンフィグを一度初期設定に戻してみましょう。キーコンフィグとは、ボタンの配置設定のことで、コントローラーに割り当てた作業がキーコンフィグです。

一部のゲームでは、このキーコンフィグを変えてしまうとJoyToKeyが正常に動作しないことがあるようです。あらかじめ割り当てられたキーコンフィグに戻すことで、正常に動作することもあるので、一度キーコンフィグを初期化してみましょう。

キーコンフィグの初期化の他にも、一度キーボー＆マウスの通常の操作モードに戻してみるのも有効です。

苦労してキーコンフィグを設定したとは思いますが、その場合はメモやキャプチャなどでキーコンフィグを残して、JoyToKey側のキーコンフィグを初期化してみましょう。

良く分からないエラーの場合には、再起動とアップデートで解決することも多くあります。再起動を試してもうまくいかない場合には、Windows10のアップデートだけでなく、JoyToKeyのアップデートも確認しましょう。

PC側をアップデート＆再起動したら、JoyToKey側のアップデート＆再起動も試してみるもの有効です。

JoyToKeyの設定では、設定方法は合っているにもかかわらず、設定がファイルに保存されていないことがあります。設定がファイルに保存されていない場合には、当然反映されません。

JoyToKeyの設定を保存する、設定ファイルを確認して、ファイルに設定が保存されているかどうか確認しましょう。設定ファイルを確認するために、JoyToKeyを起動させます。

JoyToKeyの「ファイル」を選択します。

ファイルメニューの「設定ファイルのフォルダを開く」を選択して開きます。

もし読み取り専用よにチェックが入っている場合には、チェックを外しましょう。JoyToKeyでは「ファイル」→「設定ファイルの保存」を実行しないと設定が保存されません。

JoyToKey設定を行ったら、必ず設定ファイルを保存してから終了させるようにしましょう。