2020年10月25日更新
「MSVCP140.dll」を再インストールする方法を解説!
Windowsパソコンでアプリケーションを立ち上げた際、「MSVCP140.dllがない」という文面のエラーが表示されることがあります。この場合に「MSVCP140.dll」を再インストールする方法についてを解説していきます。
目次
「MSVCP140.dll」を再インストールする方法
アプリケーション起動時に、「MSVCP140.dllがない」というエラー文面が表示されることがあります」。
再インストールが必要な場合とは?
この「MSVCP140.dll」は「Microsoft Visual C++ 2015」というライブラリに含まれているもので、「Visual Studio 2015」で開発されたアプリケーションを実行する際に必要なランタイムです。
MSVCP140.dllがないとエラー表示されるとき
そのため、必要なランタイムである「Microsoft Visual C++ 2015」がない場合「MSVCP140.dllがない」というエラーが表示されます。このエラーが表示されるとそのアプリケーションを実行することができません。
エラー文面
エラー文面は、画像がないので分かりづらいですが「コンピュータにMSVCP140.dllがないため、プログラムを開始できません。この問題を解決するにはプログラムを再インストールしてみてください。」という内容です。
アプリケーションによっては英語で表記されることがありますが、「MSVCP140.dll」部分が書かれている場合は大抵「MSVCP140.dllがない」という内容のエラーです。
MSVCP140.dllとは
前述したとおり、MSVCP140.dllは「Microsoft Visual C++ 2015」というライブラリに含まれているプログラムです。これが必要となるアプリケーションにはそういった内容の表記がされていることが多いため、ダウンロード済みという人も多いです。
MSVCP140.dllをダウンロード/インストールする方法
「MSVCP140.dll」がない場合ダウンロード/インストールを行います。下記リンク先へアクセスしてください。
言語が「日本語」であることを確認して「ダウンロード」を押します。
ファイル名の横のチェックボックスを選択します。利用しているパソコンが64ビットの場合は両方インストールしておいたほうが無難です。
「次へ」をクリックします。
ファイルを1つずつ保存しますので、2つともインストールした場合、インストーラーの保存は2回行いましょう。
インストーラーを起動してインストールを行います。
画像のようにライセンス条項などへの同意にチェックを入れて「インストール」をおこなってください。
MSVCP140.dllの場所
「MSVCP140.dll」は「C:\Windows\System32」という場所に上記のようにファイルがあります。存在しない場合「MSVCP140.dllがない」というエラーが表示される原因でもありますのでダウンロードが必要です。
MSVCP140.dllを再インストールする方法
「MSVCP140.dllがない」エラーが表示されているにもかかわらず、上記の画像のようなセットアップ失敗画面が表示された場合、「2017」が入っている可能性があります。
基本的に2019(2015-2019)版は「Microsoft Visual C++ 2015」と「2017」、「2019」に対応していますので、一度「2017」をアンインストールし、こちらのインストールを行えば問題なく起動します。
インストール済みの「Microsoft Visual C++ 2017」のアンインストールはコントロールパネルから行います。
「プログラムのアンインストール」を選択します。
「2017」があればそこを右クリックして「アンインストール」をおこなってください。
次に下記リンク先へアクセスして、インストーラーをダウンロードします。
インストーラーを実行し、ライセンス条項などへの同意をして「インストール」をクリックします。ユーザーアカウント制御の画面が出たら「はい」をクリックしてください。
「セットアップ完了」となればインストール完了です。
「C:\Windows\System32」の中身を見れば、上記の画像のように「MSVCP140.dll」があることが確認できます。
最後に
「MSVCP140.dllがない」場合は、対応するランタイムが必要です。直近だとAdobe Creative Cloudの最新バージョンで表示されるようですので、上記を参考にインストールを行ってください。