Zoomのビデオ/カメラ設定方法!内蔵カメラから外付けカメラに切り替えるには?
ZoomでPCを使うとPCの内蔵カメラが起動します。PCの内蔵カメラでもきれいな画像を表示できるので問題はないですが、クオリティの高さを求めるなら、外付けカメラが必要になります。Zoomのビデオを内蔵カメラから外付けカメラに切り替える方法を紹介します。
目次
Zoomのビデオ/カメラ設定方法
PCでZoomミーティングに参加しているなら、ビデオの設定はPCの内蔵カメラになっているはずです。PCの内蔵カメラはPCとの相性は抜群なので、問題なくビデオを起動させ画像付きでZoomミーティングに参加できます。
しかしカメラのクオリティは内蔵されているカメラによって異なります。最低限度の機能と解像度しかない内蔵カメラの場合、ビデオをオンにすれば画像は映りますが、高画質とはお世辞にもいえない荒いビデオ画像が表示されてしまいます。
ビデオ画像のクオリティにこだわるのであれば、市販されているUSB外付けカメラを使用してカメラを切り替えるのがベストです。この記事ではZoomのビデオを内蔵カメラから外付けカメラに切り替える設定方法を紹介します。
Zoomのビデオ/カメラの設定方法
Zoomミーティングで使用できるUSB外付けカメラの値段はいろいろあり、2,000円未満の安い外付けカメラから、90,000円以上するものまで様々です。値段が高ければ高画質なビデオ画像を表示できるので、画質にこだわる人であれば買う価値はあります。
USB外付けカメラの切り替え方法に関しては、値段の高い安いに関係なく基本的に同じです。これからZoomミーティングで使用するPCカメラの設定や切り替え方法を紹介します。
デフォルトでPCにカメラがついている場合は不要
販売されているPCの大半は、内蔵カメラが搭載されています。この記事で少し触れましたが、Zoomアプリをインストールすると、PCの内蔵カメラが自動的にデフォルトのビデオカメラとして設定されます。PCの内蔵カメラで満足なら、特にカメラの設定は必要ありません。
外付けUSBカメラの設定方法
使用しているPCに内蔵カメラが搭載されていない場合、あるいは使用しているPCに内蔵カメラは搭載されているものの、より高性能のUSB外付けカメラに設定を切り替えたい場合は、手動で設定と切り替えを行う必要があります。
USB外付けカメラの設定と切り替え方法を紹介します。デスクトップ画面にある「Zoom」アプリをクリックして開きましょう。画面の右上に「設定」アイコンが表示されているのでクリックします。
「Zoom」アプリの設定画面が立ち上がるので、画面の左メニューの中にある「ビデオ」を選択しクリックしましょう。画面の右側にビデオの設定メニューが表示されるので、「カメラ」を選択しクリックします。
PCの内蔵カメラに加えて、PCに接続したUSB外付けカメラも表示されているはずなので選択しクリックしましょう。これでUSB外付けカメラの設定と切り替えができました。
スマホカメラを設定する方法
市販されているUSB外付けカメラ以外にも、スマホカメラに切り替えてZoomミーティングで使用できます。スマホカメラに切り替えて使用するためには、PCとスマホの両方のデバイスに「iVCam」をインストールする必要があります。
まずスマホに「iVCam」アプリをインストールしましょう。
続いてPCに「iVCam」ソフトウェアをインストールしてください。下記のリンクにアクセスすればインストールできます。
スマホに「iVCam」アプリがインストールされると、「iVCam」をインストールしたPCを探し始めます。PCが見つかると表示します。
PCに「iVCam」ソフトウェアをインストールして起動させると、「iVCam」アプリをインストールしたスマホへの接続を試みます。
スマホの「iVCam」アプリとPCの「iVCam」ソフトウェアが接続されると、上の画像のようにスマホカメラがPCのデスクトップに表示されます。これでスマホカメラに切り替えられました。
カメラチェック/確認する方法
「Zoom」アプリのカメラ設定と切り替えが行われたかどうかの確認とチェックをする方法を紹介します。方法は2つあります。先ほど紹介した手順を参考に「設定」画面を立ち上げ「ビデオ」を選択すると、「ビデオプレビュー」が画面の右側に表示されます。
設定されているカメラでビデオが起動しているので、「カメラ」をクリックしてどのカメラに切り替えられたかの確認とチェックをしてください。
どのカメラに切り替えられたかの確認とチェックを行う方法はもう1つあります。Zoomミーティングに参加する際に表示される「ビデオプレビュー」で確認とチェックを行う方法です。デスクトップ画面にある「Zoom」アプリをクリックして起動させましょう。
ZoomミーティングIDとパスワードを入力すると、「ビデオプレビュー」画面が表示されます。「Zoom」アプリに設定されているカメラでビデオが起動するので、入室前にどのカメラに切り替えられたかの確認とチェックを行えます。
Zoomのビデオ/カメラを内蔵カメラから外付けカメラに変える方法
ここまで「Zoom」アプリでカメラを設定する方法と、どのカメラに切り替えられたかをチェックし確認する方法を紹介しましたが、ここからはPCの内蔵カメラとUSB外付けカメラの両方を状況に応じてどのように切り替えられるかを説明します。
内蔵カメラに不具合が生じたり、外部からの強い衝撃によって故障したりした場合に、カメラの切り替え方法を知っていれば、大切なZoomミーティングを退出しなくてもいいので大変助かるはずです。
ミーティング前にカメラを切り替える方法
最初に紹介するのは、Zoomミーティングに参加する前に、内蔵カメラからUSB外付けカメラに、あるいはUSB外付けカメラから内蔵カメラに切り替える方法を紹介します。
この記事で紹介した手順を参考に、「Zoom」アプリの設定画面を立ち上げ、「ビデオ」を選択しクリックすれば「カメラ」のメニューが表示されるのでクリックすれば、切り替えが可能なカメラが表示されます。希望するカメラに切り替えましょう。
ミーティング中にカメラを切り替える方法
続いてZoomミーティング参加中に、何らかのトラブルでビデオが停止し、他のカメラに切り替えなければならない場合の操作方法を紹介します。Zoom画面の左下に「ミュート」と「ビデオ」の2つのアイコンがあるので、「ビデオ」アイコンの右横に表示されている「∧」をクリックしましょう。
プルダウンメニューが表示されるので、「ビデオ設定」を選択しクリックしてください。
「Zoom」アプリの設定画面が立ち上がるので、切り替え可能なカメラをクリックしてカメラの切り替えを行いましょう。
画面を反転する方法
次に紹介するのは、カメラを反転させる方法です。Zoomミーティングは、会社のビジネス会議や学校の授業だけでなく、セミナーや仲間との飲み会としても利用されます。
参加者がメッセージの書かれたプラカードなどを持ってリアクションすることがありますが、その際プラカードのメッセージが反転して表示されることがあります。
書かれた文字が反転して表示される原因は、Zoomアプリの「マイビデオのミラーリング」機能の設定がデフォルトで有効化されているためです。「マイビデオのミラーリング」とは、鏡に写った自分を表示させる機能のことです。二人で並んでZoomミーティングに参加するとよく分かります。
反転していなければ、ビデオには左側に座っている自分が右側に、右側に座っている友達が左側に表示されるはずです。しかしミラーリングがオンになっていると、左側に座っている自分は同じく左側に、右側に座っている友達は同じく右側に表示されます。
通常ビデオカメラで相手を撮影しても左右反転することはありませんが、Zoomアプリは毎日見慣れた鏡越しの自分をあえて表示させるため、ミラーリング効果を使って利用者の違和感を少なくします。ちなみにミラーリングで反転するのは自分のZoom画面だけです。
他の参加者のZoom画面は反転しません。ミラーリングをオフにして画面を反転させる方法を紹介します。この記事で紹介した手順を参考にして「設定」画面を立ち上げましょう。
「ビデオ」を左メニューから選択すると、ビデオの設定メニューが表示されます。「マイビデオ」の中に「マイビデオをミラーリング」があるので「✓」を外せば画面が反転します。
内蔵カメラから外付けカメラに切り替えてZoomをしてみよう!
PCにカメラが内蔵されていれば、Zoomのビデオとしてデフォルト設定されます。USB外付けカメラへの切り替えは「設定」画面の「ビデオ」から行い、設定されたカメラの確認とチェックは「プレビュービデオ」で行えます。
画面の反転はミラーリングをオフにして行います。Zoomカメラの設定の切り替えを行ってみてください。