Apple Watchが充電できない/されない・バッテリーの残量が増えない原因と対処法
Apple Watchのバッテリーがない状態で充電したにも関わらず、充電できない/充電されないということがあります。充電マークが増えていく様子がないなどApple Watchが充電できない/充電されない原因や対処方法はなにか解説していきます。
目次
Apple Watchが充電できない/されない/バッテリーの残量が増えない原因と対処法
便利な機能が多く、おしゃれに活用することもできることで利用しているApple Watch。バッテリー持ちは最大18時間とされていますので、日に一度は充電が必要となります。
Apple Watchが充電できない/されない/バッテリーの残量が増えない原因
そんなApple Watchを充電しようとした際、何故か充電できない、充電されない、充電マーク/バッテリー残量が増えないエラーが発生して、充電したはずなのにバッテリー残量が増えていないということがあります。
どういった原因が考えられるのかから確認していきましょう。
充電器の故障
まず考えられるのはApple Watchの充電器の故障です。純正の充電器ではない安価なものを利用している人、長年その充電器を利用しているというような場合は特に考えられやすい原因です。
ケーブルなどの接触不良
ケーブルが断線している、ケーブルとアダプターとの接続部分などで接触不良が起きているというような場合も、Apple Watchの充電ができない/充電されない原因になることがあります。
Apple Watchの不具合
充電器の方ではなくApple Watch側に原因がある場合もあります。これはApple Watchに軽微なエラーが発生していることが充電できない/充電されない原因になっている事が多いです。
バッテリーの劣化
Apple Watchに限らず、バッテリーは繰り返しの充電で劣化していきます。
そのため、バッテリーが劣化するとApple Watchの充電ができない/充電がされない他、100%までバッテリー充電ができていても劣化しているせいで充電が長持ちしないことも少なくありません。
Apple Watchの設定の問題
Apple Watchの設定が原因で充電できない/充電されないこともあります。Apple Watchのバッテリーの最適化など、設定によって充電がうまくできないこともあるため、そちらの原因も考えてみてください。
充電が完全になくなってしまった
Apple Watchを放置していて、充電が完全になくなってしまった、ということも当然ながらあります。
充電しているのに全く充電が進まず充電切れ、ということもありますので、長らく放置していたという場合に充電できない場合は、充電が十分に進んでいないため充電できていないように見えることもあるため、その可能性も考えてみましょう。
Apple Watchが充電できない/されない/バッテリーの残量が増えない時の対処法
Apple Watchが充電できない/充電されない、充電マーク/バッテリー残量が増えないという場合、原因に応じた対処方法を取る必要があります。次に対処法を示していますので、考えられる原因に応じた対応方法を利用してみてください。
Apple Watchを再起動
Apple Watchの軽微なエラーが充電できない/充電されない原因と考えられることも多いので、まずはApple Watchの再起動を実行してみましょう。
Apple Watchの再起動方法ですが、サイドボタンを長押しし、電源スライダーをスライドして電源を切り、少し時間を置いてからサイドボタンを長押ししApple Watchの電源を入れましょう。再起動後、Apple Watchの充電ができるかどうか確認してみてください。
Apple Watchを掃除する
Apple Watchの不具合が生じる原因は、Apple Watchのほこりなどにあるということもあります。この場合、Apple Watchを掃除するだけでApple Watchが充電できない原因が改善することがあるため、Apple Watchを掃除してみてください。
特に充電器と接続するApple Watch裏側の接続部分にホコリが溜まっていたり糸くずなどがついていたりすると充電を妨げる原因となりますので、柔らかい布などで取り除いて充電がしっかりできるようにしてください。
Apple Watchのケースを外して充電
Apple Watchにケースを付けているという人もいると思いますが、その充電ケースが充電できるケースでない場合は、充電器に接続できません。
また、Apple Watchの充電器に対応しているケースであっても、しっかりはまっていないと充電器に接触できておらず充電できないことにもなります。
そのため、ケースを取り付けていてApple Watchの充電ができないという場合は一度Apple Watchのケースを外した状態で充電をおこなってみてください。
別の充電器を使用する
充電器が故障している/劣化しているというような場合は、充電器を交換するだけでApple Watchの充電ができないという状態が改善することもあります。
長年利用していると充電器が劣化してしまうこともありますし、純正でない充電器を利用している場合も充電できない原因となっている可能性が高いので、別のものに交換して充電を試みてみましょう。
なお、充電器を交換してもApple Watchの充電が完了しない場合は充電器以外に原因がある可能性があるため、それ以外の対処方法も確認してみてください。
Apple WatchのOSをアップデート
Apple WatchのOSアップデートをおこなうことで改善することもあります。Apple WatchのOSアップデート方法は、iPhoneから可能です。iPhoneのApple Watch用のアプリを起動し、「一般」→「ソフトウェアアップデート」でできます。
バッテリーの最適化をオフ
Apple Watchの充電はできるものの、時間が経っても100%までのフル充電ができていないという場合は、Apple Watchのバッテリーの最適化設定がされていることが原因になっていることがあります。
この場合はそのバッテリーの最適化設定をオフにすることが対処方法になります。Apple Watchの設定画面をApple Watchのアプリ一覧にある歯車マークから開き、「バッテリー」→「バッテリーの状態」の順に開きます。
「バッテリーの最適化」のトグルをオフにし、一時的にオフにするのであれば「明日までオフにする」を、この先ずっと解除しておく場合は「オフにする」に設定をしてください。
なお、このバッテリーの最適化機能は、バッテリー寿命を伸ばすためあえて70~80%で止めるようにしている機能です。バッテリー寿命を伸ばしたいという人は解除せずに利用しておくことをおすすめします。
磁気充電ケーブルとアダプタの接続を確認
Apple Watchの磁気充電ケーブルと、その電源アダプタとの接続がしっかりできているかも確認してみましょう。充電器に正常に接続できていても、充電器のケーブルとアダプタが正常に接続できていなければ充電できないためです。
一度磁気充電ケーブルを電源アダプタから抜き、奥まで差し込み直してみてください。なお、磁気充電ケーブル自体に問題がある場合は交換が必要となることもあります。
長年その磁気充電ケーブルを利用している場合などはその交換の可能性も視野に入れてみましょう。
電源をコンセントに直接接続
パソコンなどに接続するなどしてApple Watchを充電しているという場合もあるかと思いますが、その場合、電力が不足してApple Watchを充電できない/充電に時間がかかるということもあります。その場合は、充電器をコンセントに直接接続してみましょう。
Apple Watchをリセット
Apple Watchのエラーがどうしても改善できず充電できない/充電に時間がかかる状態が続く場合は、一度Apple Watchをリセットしてみてください。修復できないエラーがそれにより改善することができる可能せする可能性があるためです。
Apple Watchのリセット方法ですが、iPhoneを利用する必要があります。iPhoneでWatchアプリを起動し、「マイウォッチ」→「一般」から「リセット」を開きます。
「Apple Watchのコンテンツと設定を消去」をタップし、必要に応じてApple IDのパスワードを入力して実行しましょう。
充電マークが表示されない場合はしばらく充電する
Apple Watchに充電マークが表示されない場合は、しばらく充電をしてみましょう。長いこと利用せず放置していた場合などは充電切れを起こしており、必要最低限の充電ができなければ充電マークが表示されません。
これは充電マークが表示されるだけの電池残量すらないことが原因だからです。数%充電が完了すれば充電マークが表示されますので、しばらく時間を置いて充電マークが表示されるかどうか確認してみましょう。
最後に
ここまで説明した対処方法を試したり時間が経っても充電が終わらない等の場合は、バッテリーの劣化なども考えられます。
その場合はバッテリー交換等で対応する必要がありますが、バッテリー交換は修理になるため、Apple社の方へ問い合わせ/確認をしてみてください。