2023年01月25日更新
Apple WatchのLINEでできることと使い方!インストール・通知や返信方法を解説
Apple WatchではLINEの操作をすることができます。使い方を知っているとより便利にLINEを活用することができますので、この記事ではApple WatchでLINEをインストールし、届いた通知の確認や返信のやり方などを解説していきます。
目次
Apple WatchのLINEでできることと使い方
Apple WatchはiPhoneと連携して、様々な操作をすることができます。便利な機能も次々と登場していますが、普遍的な機能ながら多くの人が便利に活用しているのがApple WatchでのLINEの利用です。
Apple WatchのLINEでできること
Apple Watchで利用できるアプリも増えてきており、LINEもその1つに含まれます。Apple WatchにLINEをインストールするとどういった事ができるかということは、初めてApple Watchを利用する人からすると気になる点でしょう。
LINEの新着メッセージの通知の受信
Apple Watchでは、iPhoneのLINEアプリに届いた新着メッセージの通知を受信することができることに含まれます。iPhoneを開かなくても手元のApple Watchをチラと見るだけで確認できるのは便利な点です。
メッセージ以外にもLINEグループへの招待通知、友だち追加通知なども表示され、Apple Watchの画面上部に通知メッセージが表示されます。マナーモード解除中は通知音も鳴るため、iPhoneを持っていなくても通知に気づきやすいです。
LINEに届いた新着メッセージの表示/確認
またLINEに届いた新着メッセージを表示してその内容の確認も可能です。LINEのプロフィールアイコン上に通知バッジが表示され、未読の通知の数も確認可能です。
タップすることでトーク画面の確認ができますが、できることに制限があり、内容が確認できないものもあるため注意が必要です。そちらについては後述します。
新着メッセージにテキスト/スタンプ/絵文字を返信
LINEに届いた新着メッセージに対する返信もすることができます。定型文や音声入力、キーボード入力などを利用したテキストメッセージだけでなく、制限はあるもののスタンプを利用することもできます。画像やボイスメッセージも送信可能です。
Apple WatchのLINEでできないこと
とは言え、Apple Watchという小さな画面上で確認することですので、できることの中にはできないこと/制限項目もあります。
LINE電話やビデオ通話
まず、LINEのメッセージ関係はApple Watchでもできることに含まれますが、LINE電話やLINEでのビデオ通話はApple Watchでは基本的にはできないようになっています。
もしLINE電話やLINEのビデオ通話をしたい場合は、Apple WatchではなくiPhoneからおこなう必要があります。
ただし、セルラーモデルを利用していて、通信キャリアのオプションサービスに加入すれば、Apple Watch単体でもLINE電話をすることはできるようになるため、必要があればそちらの有料オプションを利用してみましょう。
LINE電話のリアルタイムでの着信通知
Apple Watchでは、LINE電話のリアルタイムでの着信通知がiPhoneに来たときのような形で受けることはでき無いので注意が必要です。
厳密に言うとLINE電話の着信通知ができない/されないわけではないのですが、着信時に一回通知が鳴るだけで、そのLINE電話に出るまで音が鳴るわけではないのです。通常のメッセージの通知と同じになるため分かりづらくなります。
iPhoneの方も同じように電話着信のような通知ができないようになってしまうため、利用している人は少ない機能でもあります。
動画再生
Apple Watchでは、LINEの画像の表示には対応していますが、動画の再生には対応していません。また、添付ファイルなども確認することはできないので注意が必要です。
もしLINEで動画や添付ファイルが送信された場合、Apple Watch上の通知では「Apple Watchではサポートされていないメッセージです。iPhoneでご確認ください。」という内容が表示されます。
この文言が通知上に表示された場合は確認できない動画や添付ファイルが送信されてきたのだと判断しましょう。
デフォルト以外のスタンプ
Apple Watchでできることに新着メッセージへのスタンプの送信があると前述しましたが、ここで利用できるスタンプはデフォルトのスタンプのみです。
LINEで様々なスタンプを購入し楽しんでいる人も多いでしょうが、そちらの利用はApple Watchからはできないため、そういったスタンプを利用したい場合はiPhoneから送信してください。
Apple WatchのLINEの使い方
Apple WatchでLINEを利用する場合は利用のための設定が必要です。どういった使い方/設定をするのかの説明に移ります。
LINEアプリのダウンロード/インストール
まずはiPhoneやApple WatchへLINEアプリをインストールしましょう。iPhoneの場合はAppストアからアプリのインストールをしてください。
Apple Watchの場合は、Appストアから可能なほか、iPhoneの「Watch」アプリからインストールすることもできます。
Apple WatchのAppストアからインストールする場合、Digital Crownを押してホーム画面を開き、Appストアを起動します。検索マークを押してLINEを検索し、「入手」からインストールを開始しましょう。
iPhoneの「Watch」アプリからインストールする場合、「マイウォッチ」タブで「利用可能な App」セクション内にあるLINEの「インストール」をタップして、Apple Watchにインストールをおこなってください。
iPhoneのLINEアプリで「ログイン許可」をオン
LINEのアカウントへiPhoneでログイン後、アプリの設定から他の端末でそのアカウントへログインすることを許可するための設定が必要です。ここがオフだと、QRコードを読み込んでもログインできないエラーが発生します。
その設定の使い方ですが、LINEアプリのホーム画面の右上の歯車マークから設定を開き、「アカウント」をタップします。
ログインとセキュリティの項目内に「ログイン許可」があるので、ここのトグルをオンにしましょう。
Apple Watchでログイン用マイQRコードを表示
次にApple WatchでLINEアプリを起動します。するとログイン画面になるため、「QRコードログイン」を押してQRコードを表示してください。
iPhoneのLINEアプリでQRコードを読み込んでログイン
表示されたQRコードを、iPhoneのLINEアプリのQRコード読み取り画面で読み取ります。するとiPhoneにPINコードが送信されますので、それをApple Watchに入力しましょう。これは初回ログイン時に求められるものです。
LINEアカウントへのログインが完了すれば、Apple WatchでLINEを利用し、返信などをすることができるようになります。
メッセージ/スタンプ/音声/写真を送信する方法
LINEからメッセージやスタンプ、音声や写真などを返信したり送信したりする場合の使い方ですが、まずはトークルーを開きましょう。LINEをタップして開けば表示されます。プロフィール画面が表示される場合は右から左へスワイプしましょう。
トーク一覧が表示されるため、LINEで返信などをしたい相手をタップします。
下にスクロールすると4つのマークが並んでいて、それを利用して任意のものを送信します。ニコちゃんマークはスタンプ、画像マークは写真、マイクは音声メッセージ、吹き出しはテキスト入力、「OK」は定型文の入力が可能です。
LINE通知から返信する方法
LINEの通知から返信したい場合の使い方ですが、その通知をタップし、「返信」を押します。手動での返信の入力、もしくは定型文での返信をしましょう。
定型文の登録/変更方法
LINEアプリでApple Watchで利用する定型文を設定しておくと、入力などをしなくても簡単にメッセージの返信をすることができます。LINEアプリから簡単に可能なので、よく利用する返信メッセージは登録しておくといいでしょう。
LINEの定型文の登録/変更は、LINEアプリの設定で個人情報の項目にある「Apple Watch」からおこなうことができます。
デフォルトで入っている定型文があるため、変更したいものをタップして入力し直しましょう。20文字までの内容であれば定型文として設定できます。
最後に
Apple Watchでは、LINEアプリを入れることで、iPhoneのLINEアプリと連携してより便利にLINEを使うことができるようになります。
iPhoneで利用する場合よりLINEの機能に制限は生じるものの、簡単なやり取りであればApple WatchのLINEアプリからで十分可能なので、Apple Watchを利用している人は是非利用してみてください。