「LINE ノベル」とは?小説を書く/投稿のメリットと使い方を解説!

LINEのサービスにLINEノベルというものがあります。LINEノベルとは小説を書いたり投稿したりすることができるサービスです。LINEノベルとはどのような使い方ができるのか、登録方法やメリットは何かなど解説していきます。

「LINE ノベル」とは?小説を書く/投稿のメリットと使い方を解説!のイメージ

目次

  1. 1「LINEノベル」とは
  2. 小説投稿/閲覧サービス
  3. 2「LINEノベル」で小説を書く/投稿のメリット
  4. 作家に配慮したシステム
  5. 読めば読むほど無料
  6. ユーザーが多い
  7. 登録無料
  8. 3「LINEノベル」の使い方~登録~
  9. ブラウザ
  10. アプリ
  11. 4「LINEノベル」の使い方~投稿~
  12. プロフィール設定方法
  13. 作品公開手順
  14. 最後に
  15. 合わせて読みたい!小説に関する記事一覧

「LINEノベル」とは

小説投稿サービスには様々なものがあります。小説投稿サービスとは、個人が小説を書いて投稿し、他の人がそれを閲覧することができるサービスです。その中で最近始まったサービスがLINEノベルです。

小説投稿/閲覧サービス

LINEノベルもまた、小説を書ける・読めるサービスです。小説を書く人にとっては投稿した小説をいろいろな人の目にとめてもらうことができ、小説を読む人はそれを無料で読むことができるという、小説を書く人にも読む人にも嬉しいサービスです。

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「LINEノベル」で小説を書く/投稿のメリット

そんなLINEノベルで小説を書く(投稿する)場合のメリットはさまざまあります。どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

作家に配慮したシステム

まず、LINEノベルでは、既存の商業作品も一部読めるようになっています。これに関しては他の小説を書く(投稿する)サービスでも存在するものですので、それなら他のサイトにもある、という感想を持つ人もいるかと思います。

LINEノベルのもう一つのシステムとして、個人(アマチュアの人)の作品であっても出版社の方の目に留まればオファーを頂ける、というものの延長戦にあるものです。オファーとはその作品を書籍化するなどといったお話が来ることという解釈で構いません。

ほかのサービスでも同様のものがありますが、LINEノベルの場合、一つの出版社がとある作品へオファーを出した場合、オファーした企業以外へもLINEノベルに参加している他の出版社へも投稿者の情報提供がされる点です。

他の出版社にも投稿した人の情報が提供されるということは、それだけ注目される可能性が高くなるということですので、小説家を志す方にとってこのシステムは大きなメリットと言えるでしょう。

読めば読むほど無料

LINEノベルは、基本的に無料で利用することができます。もっとも、『基本』ですので、一部有料コンテンツもありますので、すべてを無料で利用するには制限があります。

しかし、小説作品をスマホ端末(アプリ)で毎日読む、一定の時間以上読むなどという定期的な読書を行うことで無料チケットをもらうことができます。読めば読むだけ読むことができる小説が増える、というのは読者側にとって大きなメリットと言えるでしょう。

ユーザーが多い

LINEとは言わずと知れたコンテンツです。LINEアカウントを所持していない人の方が少数派と言っても過言ではないほどアクティブユーザーが多く、それだけLINEノベルに投稿(書く)した作品が他の人の目に留まる可能性も高くなります。

登録無料

LINE自体が無料で登録できることからも察することはできると思いますが、LINEノベルもまた無料で登録することが可能です。

LINEノベルとはLINE IDもしくはメールアドレスがあれば無料で会員登録ができるサービスですので、LINEIDを所持していなくてもメールアドレスで登録することができます。

LINE IDでの登録かメールアドレスでの登録かは他者から分からないようになっていますので、LINE IDがバレルのが嫌だという人も問題なくLINE ID登録することができます。

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「LINEノベル」の使い方~登録~

さて、ここからはLINEノベルの登録方法とはどうすればいいのかの説明に移ります。

LINEノベルは、小説を書く(投稿する)場合やコンテストへ参加する場合はブラウザ(Web版。PCのみ)から、小説を読むのはアプリから、という使い方をすることになります。

ブラウザ

まずはブラウザ版でのLINEノベルへの会員登録方法の説明を行っていきます。ブラウザ版とはPC版を指します。小説の投稿はこのブラウザ版からしか利用することができません。

スマホでLINEノベルの公式ページへ行っても会員登録やログインを行うことができませんので、スマホしかない方でLINEノベルに投稿したい人には少々痛手かもしれません。なお、PC版は投稿のみができ、小説を読むことはできません。

公式サイトにアクセス

LINEノベルへの会員登録を行う場合、下記のLINEノベル公式サイトへアクセスしてください。

LINEノベル公式サイト

会員登録手順

「LINEノベル無料会員登録(無料)をクリック

「LINEノベル無料会員登録(無料)をクリックしてください。

LINE IDもしくはメールアドレスで会員登録

LINE IDもしくはメールアドレスでの登録を求められます。

LINEアカウントへログイン

LINE IDを選んだ場合、LINEアカウントへのログインが必要となります。LINEアカウントに登録してあるメールアドレスとパスワードを入力してログインしてください。

なお、メールアドレスで登録する場合、メールアドレス宛に登録のためのリンクが貼り付けられてメールが送られてくるため、そこから登録を完了させてください。

アプリ

LINEノベルとは小説の投稿だけでなく読むこともできるサービスだと前述しましたが、アプリは小説を読むためのものになります。ここから投稿することはできないため、読者用のアプリということになります。

ダウンロード

LINEノベルのアプリは、iPhoneであればApp Storeから、AndroidであればGoogle Playストアからインストールすることとなります。下記のリンクから対応する端末のアプリストアへ飛んでインストールを行ってください。

‎「LINEノベル」をApp Storeで
LINEノベル - 人気小説が毎日読める小説アプリ - Google Play のアプリ

登録手順

LINE IDもしくはメールアドレスでログイン

さて、LINEノベルへのアプリでの利用方法ですが、会員登録はここからも可能となっています。Android版のLINEアプリでは「メールアドレスでログイン」を押してメールアドレスを入力すると新規登録を行うことができました。

なお、パスワードの設定を行わないため、そのアカウントでPC版から投稿のためログインしようとする場合は、PC版でのログイン時にパスワードを設定する必要があります。

LINEアカウントでのログインの方がスマホの場合は手軽になりますので、LINEアカウントを所持している人はLINE IDで登録することをお勧めします。

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「LINEノベル」の使い方~投稿~

さて、ではLINEノベルの使い方の内、小説の投稿方法、サイトの使い方などの説明へ移りましょう。ここから先は前述したとおりLINEノベルのPC版ページでしか利用することができませんので注意してください。

プロフィール設定方法

まずはLINEノベルの小説投稿者のプロフィール設定の方法です。LINEノベルのプロフィールは「ニックネーム」と「自己紹介」からなります。

LINEノベルの個人小説からプロフィールを閲覧することができるので、ニックネームはいわゆるペンネーム、自己紹介は文字通り自己紹介からPRなどを入力すると良いでしょう。

右上の下向き矢印をクリック

さて、プロフィールの設定方法ですが、ログインして表示される「作品管理」ページで、右上の下向き矢印から設定することとなります。カーソルを合わせてください。

「会員情報設定」をクリック

メニューが表示されますので、「会員情報設定」をクリックしましょう。

利用したいニックネームを入力

「公開情報設定」がプロフィールの編集欄になります。「ニックネーム」には利用したいものを20文字以内で入力してください。

アイコンの登録

ニックネーム欄にある画像はプロフィールに表示されるアイコンになります。著作権上問題ないもの(著作権が放棄されているもの、自身で撮影・描画等を行ったもの)を登録してください。

自己紹介文を入力

自己紹介欄は自分がプロフィールとして公開したい内容を入力します。公開するものですので、個人情報となる電話番号やメールアドレスを入力することはできません。

作品公開手順

作品管理画面

LINEノベルに投稿する場合、新しい物を作成する場合は「作品管理」画面から行うことができます。

「新しい作品を作成する」から新規作成

「新しい作品を作成する」から新規投稿を行うことが可能です。

新規作品情報登録画面

「新規作品情報登録」画面になります。ここで公開したい作品の基礎情報を作成することとなります。

作品のタイトルを入力

「タイトル」は文字通り作品のタイトルです。

作品種別の選択

作品種別は「ライトノベル」と「ライト文芸・文芸」の2種類です。文化(メインカルチャー)や伝統的文化(ハイカルチャー)と呼ばれる文芸ものに含まれるものは「ライト文芸・文芸」、含まれないサブカルチャー作品は「ライトノベル」に該当します。

作品のジャンルの選択

ジャンルは当然その作品のジャンルです。どれに含まれるのか、主体とするものを設定しておきましょう。

表紙画像の選択

表紙画像も選ぶことができます。上記は「歴史・時代・軍事」を選択した場合のプリセット画像です。自分で画像をアップロードすることもできます。ここまでが入力・設定必須項目となります。

作品の紹介

キャッチコピーはその作品を読んでもらうために必要な、読者をひきつけるような内容を入力しましょう。書籍小説で言う「帯」のフレーズと考えると分かりやすいと思います。紹介文には作品に必要な簡単な情報を入力しておくことになります。

年齢制限がある内容の小説はセルフレイティング設定をしておく

セルフレイティングは年齢制限があるような内容の作品を公開する場合に必要な情報です。「暴力描写」「残酷描写」「性的描写」とがあり、いずれも基準は「R15」相当です。

コンテストへ参加する場合の設定

コンテストはLINEノベルで開催しているコンテストにその作品を応募する場合に必要な情報です。上記の場合はコンテストが行われていない状態ですので何もありませんが、応募できるものがあれば表示されることとなります。

作品を探しやすいようタグを設定

タグは作品に関するものを登録します。8個まで登録が可能で、読者の検索などで引っかかる要素にもなりますので、関連するものを登録しておきましょう。

入力完了後、「保存」か「エピソードを作成する」をクリック

内容の入力が完了したら「保存」を押して完了するか、続いて「エピソードを作成する」をクリックして小説の内容の投稿に移ります。

エピソード追加画面

「エピソードを作成する」を選択するとエピソード追加画面に移ります。ルビや傍点などを打つことも簡単にできますので、投稿者に優しい投稿画面となっています。

内容の作成が完了したら「公開」をクリック

エピソードの内容の入力が完了したら、「公開」ボタンを押せば公開完了となります。

時間を設定して後で公開も可能

なお、横にある下向き矢印をクリックすると、「公開」の他に「時間を指定して公開」がありますので、今すぐではなく後で公開する場合はこちらに設定しておきましょう。

最後に

PC版でしか投稿はできませんが、LINEノベルは読者数もかなり多いです。その中で注目されればそれだけ小説家デビューできる可能性も高まりますし、出版社にフォローされるだけでも他の出版社からも目を向けられる可能性があるというのは大きなメリットです。

小説家デビューを目指している人も、何となく書いているだけという人も、ぜひLINEノベルを利用してみてください。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

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