2018年11月06日更新
YouTubeのタグの付け方のコツとは?設定・検索方法も解説
YouTubeでタグを効果的に設定できていると、YouTube内の検索でヒットしやすいなど様々なメリットがあります。YouTubeで動画を投稿する全ての人に重要な、そもそもタグとは?という基本と、効果的なタグの付け方、タグが持つメリットをご紹介していきます。
目次
YouTubeのタグとは?
YouTubeのタグとは、効果的な付け方をすることによって、より多くの人にYouTube動画を見てもらうようにすることができます。
YouTubeで動画の再生数を増やすには、動画のクオリティを高めることはもちろん、YouTubeのツールでも重要度が高いタグの意味を理解することも大切です。
YouTubeのタグというものを理解し、あなたの動画がYouTube内の検索や関連動画でもヒットしやすくなるように、役立つ情報をご紹介していきます。
まずは、そもそもYouTubeのタグとはどのような存在なのか、という基本的なところからお伝えしていきます。
ツイートのハッシュタグのようなもの
YouTubeのタグは、Twitterのツイートに設定することができるハッシュタグのようなものです。
タグを設定することによって、YouTubeにアップロードされたその動画が、どのような種類の動画なのか判断する材料になります。
YouTubeの動画を再生しなくても、何に関連する動画なのかをタグによってある程度想像することができます。
YouTubeのチャンネル自体にもタグを付けることができますし、各動画にそれぞれタグをつけることもできます。
カテゴリを決める
YouTubeのタグは、動画のカテゴリーを分けるための役割も担っています。
YouTubeでは、タグがコツを押さえて効果的に設定されていることによって、動画を見た後の関連動画として表示されやすくなります。
いかにその動画に関連した効果的でわかりやすいタグを設定できるかが、YouTube動画の再生回数を伸ばすコツになります。
YouTubeチャンネル自体にもタグの設定ができるので、最初にYouTubeチャンネルを開設したときに設定しておいてください。
そのキーワードに興味のある視聴者に表示されやすくなる
YouTubeのタグに設定したキーワードは、YouTube内での動画検索にも役立ちます。
動画に設定したタグに近い言葉でYouTube内の検索が行われれば、より関連性の高いタグが付けられたYouTube動画が上位で表示されやすくなります。
YouTubeのタグは、興味のある視聴者に最適な動画表示を行うための仕組みでもあるのです。
それはすなわち、YouTube動画の再生回数を伸ばすには、検索されやすい語句でタグを設定することも重要なコツであるということを意味しています。
また、YouTube内で検索されやすい語句は、それだけライバル動画も多いです。最初の検索で直接ヒットしなくても、タグの設定が適切であれば関連動画として表示される可能性は高くなります。
YouTubeの動画にタグをつける効果、メリット
YouTubeの動画にタグを設定するメリットとは、一体何なのでしょうか?
YouTubeに動画をアップロードするたびに、いくつもYouTubeのタグを設定するのは意外と面倒な作業でもあります。
しかし、YouTubeのタグ設定は、その手間と比べて何倍もの大きなメリットがあるので、一つずつお伝えしていきます。
YouTubeで再生回数を増やし、YouTubeからも収入を得ようと考えているなら必見です。
関連動画に表示されやすくなる
YouTubeにタグを設定する大きなメリットは、関連動画に表示されやすくなることです。
YouTubeを見ていると、ある語句で検索した動画を視聴した後に、関連動画としていくつも他のYouTube動画が一緒に表示されます。
最初は「A」というお笑い芸人の名前でYouTube動画を検索していたならば、YouTubeのアルゴリズムが自動的にタグを判断し、「B」というお笑い芸人のYouTube動画も関連動画として表示させるようになります。
これは、関連性の高いタグが「B」というお笑い芸人のYouTube動画にタグ設定されているからです。
YouTubeのアルゴリズムがタグを正確に読み取って、関連性が高いであろうYouTube動画を選んでくれているのです。
あなたのおすすめに表示されやすくなる
YouTubeの再生履歴が溜まってくると、検索もしていないのに見たいYouTube動画が「あなたのおすすめ」として表示されることはありませんか?
あれは、YouTubeが自動的にあなたの嗜好を判断し、YouTube動画に設定されたタグからあなたの好きそうな動画を厳選して表示してくれているのです。
これは、あなたがYouTubeにアップロードした動画を他人に再生させるときにも非常に役立つメリットで、タグが適切な付け方をされているからこそ受けられるメリットです。
もしYouTube動画にタグが設定されていなければ、あなたの動画は直接的な検索からの再生を期待するしか無くなってしまいます。
YouTube内で直接検索して再生した動画に関連したおすすめですから、再生される可能性も高いです。
再生回数が伸びやすくなる
YouTube動画にタグを設定することで、あなたがYouTubeにアップした動画の再生回数が伸びやすくなるというメリットがあります。
YouTubeでお金を稼ぐならタグは絶対に見逃せないメリットです。
YouTubeのアルゴリズムがタグから関連動画やおすすめを判断している以上、YouTube内の直接検索からの視聴を期待するよりも、タグによる二次的な表示からの再生を期待した方が可能性が広がります。
YouTubeでタグの効果的な付け方が出来ていないと、あなたの動画にたどり着くためのルートを大幅に狭くしているようなものです。
タグの付け方を考えるだけで、「人気動画の関連」と「検索語句の関連」という、あなたのYouTube動画にたどり着くための二つのルートが解放されるのと一緒です。
YouTube動画のタグの設定方法
YouTube動画でのタグの付け方は、非常に簡単な方法です。
しかし、YouTube動画でタグの効果的な付け方を知らないと、タグのメリットがほとんど受けられなくなってしまいます。
普通にYouTubeを視聴しているだけでは、その動画にどんなタグが付けられているのか判断することはできませんし、人気のYouTube動画のタグをそのままコピーするなどの方法は使えません。
YouTubeに動画をアップしても、タグの設定までは面倒だからやっていないという人も多いですが、非常にもったいないので、YouTubeでのタグの効果的な付け方とその方法をお伝えしていきます。
YouTubeクリエイターズツールから動画の編集を開く
YouTubeに動画を投稿しているなら、必ず自分のYouTubeチャンネルを持っているはずです。
そこから、YouTubeクリエイターズツールを選択し、YouTubeに投稿した動画の一覧を表示させます。
タグを付けたい動画を選ぶと設定項目が出てくるので、そこからタグを設定していきます。
YouTubeでは付けられるタグの数に制限はありませんが、タグの文字数が長すぎると設定できないことがあります。
ただ、文章のようなタグはあまりコツを押さえた方法とは言えず、単語のタグを付ける方法が、関連性を高めるコツです。
基本情報タブの概要欄の下の枠にタグを入力
YouTubeに投稿した動画の基本情報を設定するタブから、タイトル、概要説明欄、その下にタグを設定する欄があります。そこにタグを一つずつ入力していきます。
タグを一つ入力するごとにエンターキーを押しても良いですが、タグとタグの間にカンマを入れることで、続けて入力しても個々のタグとして自動で認識されます。タグ入力時短のコツとして覚えておくと良いでしょう。
メモなど、他ツールで予めタグとタグの間にカンマを挟んで記載しておき、それをコピーしてYouTubeクリエイターズツールのタグ入力欄に貼り付けるという方法も出来ます。
保存を押し設定完了
YouTubeタグを入力したら、最後に必ず保存を押して設定完了します。
YouTubeでの動画編集は、保存を押さないと変更が反映されません。せっかくタグをいくつも入力しても、保存を押し忘れてやり直しということもよくあります。
そのリスクヘッジとして、上記で紹介したようにメモにタグを記載しておく方法が、YouTubeクリエイターズツールを使ってタグ設定をする際のちょっとしたコツになります。
タグの数が多くなるほど、保存の押し忘れがダメージになるので、YouTubeで動画投稿する際にはぜひ覚えておいてください。
タグは他の動画にそのままコピーできない
YouTubeチャンネルにもタグが設定できるので、同一チャンネルに投稿するYouTube動画は、かなり関連性の高いものが多く並ぶようになるはずです。
その際、一つのYouTube動画に付けたタグを、別のYouTube動画にもコピーした方がタグ入力の手間が省けると思うかもしれません。しかし、タグをそのままコピーしても、別動画へのタグとしてペーストが出来ません。
タグとして入力してしまうと、YouTubeのクリエイターズツール上では文章としてのコピーが出来ないので、別動画へのコピー&ペーストが出来ないのです。
タグをコピーするなら、やはりメモやWordなど別のところで予めタグを記載しておき、そこからコピー&ペーストするのが無難です。多く使うYouTubeタグの並びは、YouTubeクリエイターズツール以外のところで保存しておきましょう。