以前、Windowsパソコンで「極窓」というソフトを利用していた人も多いと思いますが、極窓をWindows10で利用しようとしたら起動しないことがあります。この極窓の後継/代替となる別のソフトの紹介などもこの記事でしていきます。
Windowsで利用しているファイルには様々な拡張子があり、それぞれ利用できるソフトウェアとできないソフトウェアとがあります。できないものをできるようにするためには変換が必要ですし、拡張子が間違っているような場合は正常に開くことができません。
そんな状況を改善してくれる便利なプリとして極窓、というソフトウェアがあります。Windows10を利用する前、Windows XP時代に利用していたという人も多いのではないでしょうか。
極窓というソフトウェア、初めて聞いた人もいるかと思いますが、ファイルを管理するためのツールソフトです。
極め窓は、1400種類以上の拡張子を判別することができる他、拡張子の一括変換、ファイルの結合や分割、ファイルやフォルダの圧縮や解凍などができます。
無料で利用できるソフトとは思えないほど、ファイルを管理するソフトウェアとしてはかなり多機能な、使い方も煩雑ではない便利なソフトです。
ファイルの本来の拡張子を偽装していることもあるなか、この極窓はファイル本来の拡張子を知るためにも利用されていました。Windows XPが主流だった頃は特に人気があり、多くの人がインストールしていたものです。
Windows XP時代はかなり主流なソフトウェアとして知っている人も多かったソフトウェアですが、Windows10が主流となってきている今、知らないという人もいるのではないでしょうか。
この極窓、Windows10ではほとんど起動しない可能性が高いソフトウェアなので、それも理由の1つかもしれません。
そもそも極窓はWindows Vistaまでを対応するOSとしています。Windows 8以降は利用できないというわけではなく、動作するかどうかははっきり言えないため自己責任で利用してください、というものです。
この極窓、ソフトウェアの更新自体も2008年から止まっています。古いソフトである分、動作が可能とはっきり示されていないWindows10では起動しないことが多いのです。
Windows10で利用できないなら仕方ないか、と諦める人もいるでしょうが、対称的に、極窓と同じような使い方ができる後継ソフトはないものか探している人もいるかと思います。
拡張子の判別からの変換、というのは便利なため、あるのであれば後継ソフトが欲しいですよね。
極窓はNTSOFTという会社が開発したソフトウェアです。同じ会社から開発・配信されているソフトウェアに「WinExChange」というものがあります。これが極窓のいわゆる後継ソフトです。
極窓とまったく同じソフトウェア、というわけではないのですが、極窓の主な機能である拡張子の判別・変換はできます。
極窓のように一括でファイルを判別/変換することはできないものの、拡張子の判別・変換そういった使い方を主体としていた人はこちらの利用をおすすめします。極窓の後継とも言える「WinExChange」は、下記リンク先から利用することができます。
使い方もさほど難しくありません。インストールした圧縮ファイルを解凍して、その中にある実行ファイルを開けば「WinExChange」を利用できます。
レジストリを触らないインストール不要のスタンドアロンソフトなので、そういった意味でも気軽に利用することが可能です。
極窓は、Windows Vistaまでは問題なく利用できますが、Windows10で利用すると起動できないこともあります。便利なソフトウェアだった極窓の代わりに「WinExChange」というソフトがありますので、後継/代替アプリとして是非利用してみてください。