【Windows10】拡張子とファイル名を変更する方法！

Windows10のPCで拡張子やファイル名を変更する方法について詳しく解説します。

拡張子とは、PCやスマートフォンでそのファイルの種類を識別するためにファイル名の末尾につけられている、ファイルの種類を示す記号のことです。

拡張子の種類によって、そのファイルをどのアプリケーションで開くかの関連付けなどがされており、クリックするだけで適切なソフトで起動することができるようになっています。

拡張子を変更する際には、注意しておかなければならないことがあります。

拡張子は自由に変更して良いものではなく、変更した拡張子がそのファイルに対応しない間違ったものの場合は、ファイルが正常に操作できなくなったり、開かなくなったりすることがあります。

拡張子を変更する場合は事前に変更後の拡張子で本当に動作するのか確認しておくように注意しましょう。

Windows10では通常、ファイル名の末尾の拡張子は非表示の設定になっており、デスクトップやディレクトリ内でファイル名を確認しても拡張子を確認したり、編集したりすることができません。

まずはWindows10のデスクトップやディレクトリ内で拡張子を表示する手順について詳しく解説します。

Windows10では、デスクトップ画面左下にあるスタートボタンを右クリックし、「エクスプローラー」をクリックすることでエクスプローラーを起動することができます。

また、ショートカットキー「Windows」+「E」でも同じようにエクスプローラーを起動することができます。

エクスプローラーを起動したら、上部のディレクトリ内にある、「表示」をクリックします。

ツールバー内の表示が変わるので、「ファイル名拡張子」の左のチェックボックスにチェックを入れます。拡張子の表示を消したい場合は再度このチェックを再度外せば非表示になります。

デスクトップやディレクトリでファイルを確認すると、画像のようにファイル名の後ろに「.txt」など拡張子の種類が表示されるようになっています。

Windows10でファイルの拡張子やファイル名を変更する方法について解説します。

まず拡張子の変更手順を解説します。今回は、拡張子が「.txt」のファイルを「.js」に変更していきます。

拡張子を変更したい.txtファイルを右クリックします。

表示されたメニューから「名前の変更」を選択します。

末尾の「.」以降が拡張子です。今回は.txtを.jsに変更します。

Enterキーを押すと画像のような警告メッセージが表示されます。

「はい」を選択するとファイルの拡張子が.txtから.jsに編集完了です。拡張子を変更するとファイルのアイコンもその拡張子のものに変更されているのがわかります。

ファイルの拡張子を間違えて対応していないものに変更した場合、ファイルが開けなくなってしまいます。その場合は再度拡張子の編集を行い元の拡張子に戻すと開くことができます。

続いて、ディレクトリ内で拡張子を表示した状態で、拡張子は変更せずにファイル名だけを変更する操作手順について解説します。

ファイル名を変更したいファイルを右クリックします。

表示されたメニューから「名前の変更」を選択します。

「.」以降は拡張子なので、その前の部分を編集します。Enterキーを押すと編集画面が終了しファイル名の編集が完了します。拡張子の編集と違い警告メッセージは表示されません。

拡張子の部分も誤って編集してしまうとファイルが開けなくなったり動作しなくなったりする可能性があるので、不安な場合は拡張子を非表示にすれば確実にファイル名だけを変更することができるようになります。