デュアルモニターを利用する際、モニターのサイズや解像度の違いが2台の間にあるとどうなるのか気になる人も多いでしょう。デュアルモニターでサイズや解像度は合わせたほうがいいのか、それとも違いがある方がいいのか解説していきます。
デュアルモニターでは2台以上のモニターを利用しますが、今利用しているものとは異なるサイズのモニターを利用したいと思っている人もいるでしょう。
しかし、モニターにはインチサイズや解像度がそれぞれあり、今利用しているモニターと異なるサイズや解像度のモニターの利用を検討することもあるかと思います。
デュアルモニターでモニター/ディスプレイのサイズや解像度が異なる場合、どのような違いが発生するのでしょうか。
モニターサイズに違いがある場合、やはりモニターの表示領域が違うため並べて表示するとその分ズレが生じます。モニターごとに文字の大きさなども違ってくるため、違和感がないとは言えないでしょう。
ただ、モニターサイズの違いをメリットとする使い方も可能ではありますので、モニター画面をまたぐ作業でなければモニターサイズに違いがあっても問題を感じない人もいます。
モニターサイズが同じでも解像度に違いがある場合にもズレが生じます。同じインチサイズのモニターを並んで利用する場合、モニターサイズが同じなのにズレが生じる場合は解像度が異なることが原因です。
こちらもモニターの表示サイズの大きさに違いが生じることになりますので、モニターの使い方によってはデメリットになりやすい点です。
そちらをチェックせずにモニターの購入をした人の中には後悔している人もいますので、これからモニターの購入を検討している人はそちらもチェックしておくことをおすすめします。
では、2台のモニター/ディスプレイの画面の大きさの違いは気になるのかというと、こればかりは人それぞれの使い方によるとしか言えません。詳細は後述しますので、自身が所持しているモニターのサイズや解像度なども踏まえて確認してください。
ではデュアルモニターの解像度やモニターサイズは合わせるほうがいいのか、別に違っていいても良いのか。疑問に思っている人も多いかと思いますので、そちらの説明に移ります。
これについては前述したようにモニターの使い方によります。また、モニターの配置方法によっても合わせるかどうかは変わってくるため、まずは自身がなぜデュアルモニターを利用したいのか、その目的をはっきりさせておきましょう。
それを踏まえてサイズを合わせる/合わせないメリットやデメリットをチェックしてください。
まずはあえてデュアルモニターのサイズを違うものにする場合のメリットから説明します。こちらはノートパソコンなどの場合に特に大きいメリットですが、もともとのディスプレイサイズが小さく、大きな画面で見たいときに便利です。
それぞれ別のアプリを表示する、SNSの確認やブラウジングをサモニターでおこない、入力はノートパソコンなどのメインモニターを利用する、という方法であればモニター画面を拡張してそれぞれ別の画面を表示することで便利に利用できます。
モニターサイズ違いの他に解像度の違いもこの方法であればメリットは高めですので、デュアルモニターでそれぞれ別の画面を表示する際にはモニターサイズや解像度が違っていても大きく問題に感じることはないでしょう。
モニターの解像度やサイズが違うことで生じるデメリットとしては、モニター画面をつなげてウィンドウをまたいで表示させたいという場合には不向きという点です。
モニターの解像度は同じでもモニターのサイズが違うという場合はもちろんのこと、モニターサイズは同じでもモニターの解像度が違う場合は並べていてもズレが生じます。
モニター画面を挟んでの作業だと視覚的なズレが生じますので、ウィンドウがモニター画面をまたぐ作業を目的としているのであればモニターサイズと解像度は同じものを購入しましょう。
デュアルモニターの際には、使い方によってはモニターサイズや解像度が同じものを利用したほうが良い場合と、モニターサイズや解像度が違っていても問題ない場合があります。
それぞれ自身のモニターの用途・配置方法などで変わるため、デュアルモニターをどのように利用したいのかを考えた上で購入の参考にしてみてください。