iTunesの最新版ではアプリ管理機能がなくなってしまいました。アプリの管理はそれぞれのiOSデバイスで行うことになります。従来通りパソコンのiTunes内でiPhoneなどのアプリを管理したい、という人のために、おすすめの方法やツールを紹介します。
最新版iTunesでは、iOSデバイスのアプリが管理できない、って知ってましたか?iTunesにつなげてiPhoneなどのアプリを管理していた人も多いと思います。でも、iTunesのバージョン12.7以降から、アプリ機能がなくなってしまいました。
最新版iTunesは、音楽・映画・テレビ番組・Podcast・オーディオブックとエンターテインメントとしてのツールが強化されていて、アプリ関連は各iOSデバイスごとに楽しんでもらいたい、というのがApple側の意向のようです。
iTunes を開いても、最新版バージョンではライブラリのメニューにはAppがなくなっています。増えていくiPhoneのアプリをパソコンで管理したいのにできない、ということに。
また、iTunesからApp Storeへのアクセスもなくなってしまいました。iTunes Storeにログインしても、App Storeへのタブがないのでアクセスできない!ということに。App Storeへは各iOSデバイスを使ってアクセスすることになります。
iTunesとiPhoneの同期方法については、こちらの記事をご参照ください。
iTunesでも従来版のようにアプリ管理したい!という人のために、代替策をご紹介します。代替案としては、旧バージョンを使う、アプリ機能付代替ソフトを使うという方法があります。
アプリの管理ができない最新版iTunesですが、以前のバージョンに戻せばアプリ機能を使うことができます。この場合、新バージョンで修正されたプログラム上の問題は、未修正に戻ってしまうので注意が必要です。
Apple側でもバージョンダウンは推奨していません。そのため、ここからの作業は自己リスクでお願いします。旧バージョンをはこちらのサイトからダウンロードできます。
Deploy apps in a business environment with iTune
日本語サイトでは12.6.4までしかありませんが、英語サイトでは12.6.5がダウンロードできます。
Mac、Windows32ビット、Windows64ビットの中から自分に合ったものを選んでダウンロードします。
iTunesを起動して編集>設定>詳細を開きます。
「ライブラリへの追加時にファイルを[iTunes Media]ファイルにコピーする」にチェックを入れてOKをクリックします。
また、ファイル>ライブラリ>ライブラリを整理を開いて、「ファイルを統合」にチェックを入れて、iTunesを終了します。
次はバックアップです。「Users(ユーザ名)」>「Music」フォルダの中の「iTunes」をフォルダごとUSBメモリなどバックアップを保存する場所にドラッグ&ドロップします。これでバックアップが終わりました。
最後にiTunesのアンインストールです。コントロールパネル>プログラムの機能>プログラムのアンインストールにアクセスして、下記の6つのフォルダがあれば全て削除します。
Apple Application Support(32-bit)、Apple Application Support(64-bit)、Apple Mobile Device Support、Apple Software Update、Bonjour、iTunes
旧バージョンをインストールしていきますが、その前にやっておきたいことがあります。
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