iPhoneとiTunesの同期方法まとめ

iPhoneとiTunesの同期方法や、ケーブルを使ってパソコンと接続する方法と、Wi-Fi経由で同期する方法があります。iPhoneとiTunesの間で同期できるデータは、写真や音楽はもちろん、映画やアプリなど様々です。その同期方法をご紹介します。

 iPhoneとiTunesの同期方法まとめのイメージ

目次

  1. 1iPhoneとiTunesで同期できるコンテンツ
  2. 音楽、映画、テレビ番組など
  3. 写真,ビデオ
  4. 連絡先/カレンダー/アプリ情報
  5. iOSデバイスのバックアップ
  6. 2iPhoneとiTunesの同期方法〜USBケーブル〜
  7. iPhoneとパソコンをケーブルで接続
  8. iTunesで手動同期する方法
  9. ケーブルを接続した時に自動同期するようにする方法
  10. 3iPhoneとiTunesの同期方法〜Wi-Fi経由〜
  11. Wi-Fi経由で同期する設定方法
  12. Wi-Fi経由で自動同期させる方法
  13. 4iTunesを使ってコンテンツを削除する方法
  14. 5iPhoneで購入した曲をPCに転送する方法
  15. iTunesでの設定方法
  16. 6iPhoneとiTunesでデータを同期できない時の対処法

iPhoneとiTunesで同期できるコンテンツ

iPhoneとiTunesで同期できるコンテンツは、写真や音楽だけではありません。消したく無いデータや、容量の大きいデータなど、ほとんどのデータをiPhoneとパソコンのiTunesで同期することができます。

iPhoneの内容データを、そっくりそのままiTunesに保存できると思ってもいいです。iPhoneのクローンをパソコン上のiTunesに作るようなイメージです。

iPhoneとパソコンのiTunesで同期させたいと思ったデータはだいたい同期できると思って大丈夫ですが、具体的にどんなデータが同期できるのかご紹介していきます。

音楽、映画、テレビ番組など

iPhone内の音楽や映画、テレビ番組などのデータを、パソコンのiTunesに同期することが可能です。

またその逆で、パソコンでダウンロードしてiTunesに保存した音楽や映画などのデータを、iPhoneに転送したり同期したりできます。

音楽や映画、テレビ番組といったデータは、容量がとても大きいので、今見たい映画やすぐに聴きたい音楽だけをiTunesからiPhoneに同期させるのが良いでしょう。

音楽や映画などのデータを、iPhoneとパソコンのiTunesで必要なデータだけ同期させることができれば、iPhoneの容量を確保することにもつながります。

このように、パソコンのiTunesをiPhoneの別ストレージとして使用することが可能です。

写真,ビデオ

写真やビデオなどは、当然iPhoneとパソコンのiTunesで同期することができます。

自分のiPhoneで撮影した写真や動画などは、気づけば何百枚何千枚と溜まってしまうものです。しかし、どの写真も動画も、思い出があるものなら消したくないですよね。

そんなとき、iPhoneとパソコンのiTunesで同期させることができれば、データをパソコンにバックアップすることにもなります。

iPhoneとパソコンのiTunesで同期させる方法を知れば、すぐに見たい写真や動画のデータだけをiPhoneに残し、それ以外のデータをパソコンのiTunesで保存するということも可能です。

iPhoneの容量がすぐにいっぱいになってしまうという方は、写真や動画などのデータを消すのではなく、パソコンのiTunesに同期させると良いでしょう。

連絡先/カレンダー/アプリ情報

iPhoneの中に入っている連絡先や、カレンダー、アプリ情報をパソコンのiTunesに同期させることもできます。映画や音楽データを同期させられることはご存知だったかもしれませんが、アプリ情報まで同期できることをご存知の方は少ないかもしれません。

iPhoneとiTunesでアプリデータなどが同期できると、万が一トラブルによってiPhone内のデータが消えてしまったときや、間違えてアプリを削除してしまったときにiTunes内のデータで復元が可能です。

また、iPhone内でアプリの並べ方をするより、iTunesでアプリの並べ替えをする方が楽に操作ができます。

特にiPhoneにダウンロードしているアプリの数が多くて整理できていないという方は、iPhoneとiTunesのアプリ同期機能を使って、アプリの並べ方を行うと良いでしょう。

iOSデバイスのバックアップ

iOSデバイスのバックアップを、iTunesに保存することができます。iPhoneの情報を丸々iTunesにバックアップさせるということです。

iPhoneのバックアップをiTunesに同期させると、iPhoneの故障などで音楽、映画、アプリなどすべてのデータが消去されてしまった場合、iTunesに同期させているバックアップデータで復元することができます。

音楽や映画、写真、アプリなど全てのデータを別々にiPhoneとiTunesで同期させるのではなく、iPhoneのiOSデータを丸々iTunesに同期させれば、すべてのバックアップが完了するのです。

iPhoneをプライベートでもビジネスでもよく使うという方は、定期的にiPhoneのバックアップをiTunesに同期させておくことをお勧めします。

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iPhoneとiTunesの同期方法〜USBケーブル〜

iPhoneとiTunesの同期方法で最初に行うことになるのは、USBケーブルを使う方法です。

iPhoneとiTunesを開いたパソコンをケーブルで接続することで、接続したと同時に自動で同期させる設定もありますし、写真や映画、音楽などのデータを選んで手動で同期させる設定もあります。

iPhoneとiTunesを自動で同期する設定と、手動で同期する設定の、それぞれの詳しい設定方法もご紹介していきます。

場合によっては、iPhoneとiTunesを自動で同期するより手動で同期させる方が良いケースもあるので、ぜひ覚えておいてください。

iPhoneとパソコンをケーブルで接続

まずは、iPhoneとiTunesを開いたパソコン同士を、ケーブルを使って接続します。初めてiPhoneを接続する際には、「信頼しますか?」という表示が出ることがあるので、「信頼」をタップします。

iTunesを開いた状態でiPhoneを接続すると、iTunes管理画面の左側に、接続したiPhoneのデバイスマークと、容量などの情報が表示されます。

音楽や写真、映画などのデータを同期したいiPhoneで間違いがないか確認してください。

iPhoneをiTunesと接続してもiPhoneのデータが表示されない場合は、信頼がされていないか、ケーブルの不具合が考えられます。

iTunesで手動同期する方法

iPhoneとiTunesを同期させるとき、おそらくは初期設定では、iPhoneとiTunesの接続とともに自動で同期される設定になっていると思います。

しかし、それでは同期させたくない音楽や写真などのデータまで同期されてしまうので、iPhoneが古い状態に上書きされてしまう可能性があります。

iPhoneとiTunesを繋いだら、iTunes画面のiPhoneマークを選択し、オプション設定の項目を表示させます。その中に「音楽とビデオを手動で管理」というチェックボックスがあるので、そこにチェックを入れます。

これで、iPhoneとiTunesを手動で同期させることができます。手動で同期できる方が、iPhoneとiTunesで同期させたいデータだけを選べるので、データの上書きなどミスが減ります。転送をしたい場合は手動で同期させましょう。

ケーブルを接続した時に自動同期するようにする方法

初期設定のままであれば、iPhoneとiTunesを接続したときに自動同期するような設定になっているはずです。

しかし、一度手動同期にする設定に変えていれば、それ以降は手動同期の設定が継続されるので、自動同期に戻したい場合は手動同期設定を解除しなければなりません。

iTunes画面の、「編集」→「設定」から「iPhone、iPod touch、およびiPadを自動的に同期しない」という項目にチェックが入っている場合それを解除します。

これで手動同期から自動同期設定に切り替わります。

iPhoneとiTunesの同期方法〜Wi-Fi経由〜

iPhoneとiTunesの同期方法は、ケーブルをつなぐだけではありません。一度ケーブルを接続してiPhoneとiTunesを同期させたことがあれば、2回目からはWi-Fi経由でも同期が可能です。

Wi-Fi経由でiPhoneとiTunesを同期できれば、ケーブルを接続するという手間が省けて時間短縮になります。万が一ケーブルが故障している場合でも、Wi-Fi経由なら問題ありません。

Wi-Fi経由での同期方法は、設定を少し変えなければなりません。

一度でもiPhoneとiTunesをケーブルで接続したことがあれば大丈夫なので、Wi-Fi経由での手軽な同期を試してみてください。

Wi-Fi経由で同期する設定方法

Wi-Fi経由でiPhoneとiTunesを同期させる設定は、iTunesの管理画面で行います。

iTunesを開いて、最初はiPhoneをケーブルで接続しなければなりません。iPhoneのマークが出たら、そのオプション設定画面から、「Wi-Fi経由でこのiPhoneと同期」というチェックボックスにチェックを入れます。

これで、これ以降はWi-Fi経由でiPhoneとiTunesを同期させることができます。

一番初めのWi-Fi経由で同期させる設定を行うときだけ、ケーブルでの接続が必要になるので注意してください。

Wi-Fi経由で自動同期させる方法

Wi-Fi経由で自動的にiPhoneとiTunesを同期させる設定が完了したら、実際にWi-Fi経由で同期させる際にはiPhone側での操作が必要です。

iTunesを開いたパソコンと、iPhoneを同じWi-Fiに接続します。その状態で、iPhoneの「設定」→「一般」→「iTunes Wi-Fi同期」→「今すぐ同期」をタップします。

この操作で、自動的にWi-Fi経由で同期が始まります。

同期には少し時間がかかることがあるので、電池の残量が少ない場合は、電源に繋ぎながらの方が良いかもしれません。

iTunesを使ってコンテンツを削除する方法

iPhoneで操作するよりも、iTunesで操作した方がコンテンツ削除もやりやすいです。

やり方は、パソコンの iTunes で、削除したいアイテムを右クリックします。または、「control」キーを押しながら左クリックします。

出てきた選択肢の中から、「ライブラリから削除」を選択し、「曲を削除」をクリックして「ゴミ箱に入れる」をクリックして削除ができます。

「ファイルを残す」を選択すると、iTunesからは削除されますが、iTunesを開いているパソコン上にはデータが残ります。

削除する際に、ダウンロードアイコンが表示される場合、そのコンテンツはクラウドに保存されています。

iPhoneで購入した曲をPCに転送する方法

iPhoneで購入しが楽曲は、PCに転送することができます。注意点としては、この操作で転送できるのは、購入した楽曲だけだという点です。

それ以外のコンテンツについては、転送という形でiPhoneとiTunesの間で移動させることができない場合があります。

同期と同じような意味合いでもありますが、iTunes内のデータをiPhoneに書き込むのではなく、iPhoneからiTunesへの一方的な転送が可能であるということです。

同期と操作は似ていますが、転送することによってその他のファイルの上書きや、間違った消去などのトラブルを防ぐことができます。

iTunesでの設定方法

iPhoneで購入した曲をiTunesに転送するには、いくつか設定をしておく必要があります。

まず、「iPod、iPhone、および iPad を自動的に同期しない」にチェックを入れて、iPhoneとiTunesの自動同期設定を、手動で同期する設定に変えておく必要があります。

その上で、iTunesの管理画面から「ファイル」→「デバイス」→「購入した項目転送」を選択していきます。

すると転送が開始されて、iTunes画面の上部に、再びAppleのマークが表示されたら転送完了です。

iPhoneやiTunesのバージョンが違うと操作ができないケースもあるので、バージョンアップデートがあれば行っておいてください。

iPhoneとiTunesでデータを同期できない時の対処法

iPhoneとiTunesでデータを同期できない場合は、いくつかの原因が考えられます。

まず、iPhoneとiTunesどちらもバージョンアップデートがされておらず、古いバージョンのまま使っていると同期がうまくいかないことがあります。

iPhoneのiOSや、iTunesのアップデートを確認してみてください。

iTunesのアップデートについては、「ヘルプ」から「更新プログラムの確認」で行うことができます。iPhoneのの場合は、「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」の順でタップしていきます。

また、iPhoneの空き容量が足りない場合でも、iPhoneとiTunesでの同期が上手くいかない場合があります。

iPhoneの空き容量を確認するには、iTunes画面でiPhoneのマークをクリックした状態で、「概要」タブから確認することができます。

もしiPhoneの空き容量が足りない場合は、写真や音楽データを削除するか、一方的に転送してからiPhone上で削除するなどして、容量を確保しなければなりません。

どんな対処法を試しても、iTunesとiPhoneの同期が上手くできない場合は、どちらも再起動してみるという方法があります。

iPhoneも、iTunesを開いているパソコンも、一度再起動することでエラーが無くなるケースがあります。

もし、もうどこに不具合があるのかわからないという場合は、再起動してみて損はありません。

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この記事のライター
tkmind