Appleの製品はすべてOSを最新の状態にアップデートする必要があります。Macも同様にOSのアップデートが必要ですが、古いMacでは最新OSにアップデートできないことがあります。古いMacで最新OSにアップグレードできない場合の対処方法を紹介します。
端末のOSをアップデートすることはとても重要です。アップデートすることにより最新機能を端末に追加でき、さらにセキュリティ上の脆弱性を改善するブログラムを追加できるので安全性が向上します。
OSのアップデートは2種類あります。マイナーアップデートとメジャーアップデートの2つです。
マイナーアップデートは不具合の修正や小規模な機能の追加などを行うためのもので、メジャーアップデートは新機能の追加や仕様、またロジックの変更など大規模なアップデートを行うためのものです。
Macユーザーの中には、Appleが提供する最新OSへのメジャーアップデートができないために、最新機能を利用できない人がいます。この記事では、古いMacで最新OSにアップデートできない原因や対処法について詳しく解説します。
Macで最新OSをアップデートするには、Macでアップデートを行う手順を知っておく必要があります。古いMacの場合、最新OSにアップデートする手順は最新Macでアップデートする方法とは異なります。
それでまず、現在の最新Macbook Airで最新OSにアップデートする方法から説明します。デスクトップ画面の左上にある「Appleロゴ」をクリックしましょう
メニューがプルダウンされるので「システム環境設定」を選択しクリックします。
「システム環境設定」画面が立ち上がるので、メニューに表示されている「ソフトウェア アップデート」を選択しクリックしましょう。
「ソフトウェア・アップデート」画面が立ち上がります。アップデートがあるようなら表示されるので「今すぐアップデート」をクリックします。
「利用規約」画面が立ち上がるので、「同意する」をクリックしましょう。
Macのパスコードを入力するように求めるポップアップが表示されるので、6桁のパスコードを入力します。
最新アップデートのダウンロードが始まります。
続いて古いMacで最新OSにアップグレードする方法を紹介します。操作方法は搭載されているOSによって異なるので注意してください。
搭載されているOS | 操作手順 |
macOS Catalina 10.15 macOS Majave 10.14 macOS High Sierra 10.13 |
|
搭載されているOS | 操作手順 |
macOS Sierra 10.12 OS X El Capitan 10.11 OS X Yosemite 10.10 |
|
使用しているMacが古くても、ここまで紹介した手順を踏めば最新OSにバージョンアップできるはずですが、もしバージョンアップできないようであれば、考えられる原因は6つあります。
バージョンアップできるようにするための対処法は、原因を特定しなければ試せないので、これから紹介する6つの原因のどれに該当するかを見つけ出してください。
考えられる最初の原因は、使用しているMacのバージョンが最新OSに対応していないことです。Appleは1年に1度メジャーアップデート、つまりバージョンアッププログラムを提供します。
バージョンアップには最新技術が追加されていることが多く、古いMacに搭載されている技術ではカバーできない場合があります。そのためAppleは最新OSの技術についていけない、古いMacを最新OSの対象から除外します。
使用しているMacが最新OSの対象外ならバージョンアップは行えません。
古いMacが最新OSに更新できない別の原因は、Macの電源やバッテリーに障害があることです。最新OSをアップデートして更新するにはたくさんの電力が必要になります。そのためMacに充電器接続した状態でアップデートを行うことがすすめられます。
Macの電源やバッテリーに問題があれば、バージョンアップへの更新は始まっても、途中で更新が止まってしまうため完了できません。
1 / 3
続きを読む