2022年10月06日更新
古いMacが最新OSにアップデートできない!アップグレードする方法は?
Appleの製品はすべてOSを最新の状態にアップデートする必要があります。Macも同様にOSのアップデートが必要ですが、古いMacでは最新OSにアップデートできないことがあります。古いMacで最新OSにアップグレードできない場合の対処方法を紹介します。
目次
古いMacが最新OSにアップデートできない時の対処法
端末のOSをアップデートすることはとても重要です。アップデートすることにより最新機能を端末に追加でき、さらにセキュリティ上の脆弱性を改善するブログラムを追加できるので安全性が向上します。
OSのアップデートは2種類あります。マイナーアップデートとメジャーアップデートの2つです。
マイナーアップデートは不具合の修正や小規模な機能の追加などを行うためのもので、メジャーアップデートは新機能の追加や仕様、またロジックの変更など大規模なアップデートを行うためのものです。
Macユーザーの中には、Appleが提供する最新OSへのメジャーアップデートができないために、最新機能を利用できない人がいます。この記事では、古いMacで最新OSにアップデートできない原因や対処法について詳しく解説します。
MacOSのアップデート方法
Macで最新OSをアップデートするには、Macでアップデートを行う手順を知っておく必要があります。古いMacの場合、最新OSにアップデートする手順は最新Macでアップデートする方法とは異なります。
それでまず、現在の最新Macbook Airで最新OSにアップデートする方法から説明します。デスクトップ画面の左上にある「Appleロゴ」をクリックしましょう
メニューがプルダウンされるので「システム環境設定」を選択しクリックします。
「システム環境設定」画面が立ち上がるので、メニューに表示されている「ソフトウェア アップデート」を選択しクリックしましょう。
「ソフトウェア・アップデート」画面が立ち上がります。アップデートがあるようなら表示されるので「今すぐアップデート」をクリックします。
「利用規約」画面が立ち上がるので、「同意する」をクリックしましょう。
Macのパスコードを入力するように求めるポップアップが表示されるので、6桁のパスコードを入力します。
最新アップデートのダウンロードが始まります。
最新のOSにアップグレードする手順
続いて古いMacで最新OSにアップグレードする方法を紹介します。操作方法は搭載されているOSによって異なるので注意してください。
搭載されているOS | 操作手順 |
macOS Catalina 10.15 macOS Majave 10.14 macOS High Sierra 10.13 |
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搭載されているOS | 操作手順 |
macOS Sierra 10.12 OS X El Capitan 10.11 OS X Yosemite 10.10 |
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古いMacが最新OSにアップデートできない原因
使用しているMacが古くても、ここまで紹介した手順を踏めば最新OSにバージョンアップできるはずですが、もしバージョンアップできないようであれば、考えられる原因は6つあります。
バージョンアップできるようにするための対処法は、原因を特定しなければ試せないので、これから紹介する6つの原因のどれに該当するかを見つけ出してください。
PCのバージョンが対応していない
考えられる最初の原因は、使用しているMacのバージョンが最新OSに対応していないことです。Appleは1年に1度メジャーアップデート、つまりバージョンアッププログラムを提供します。
バージョンアップには最新技術が追加されていることが多く、古いMacに搭載されている技術ではカバーできない場合があります。そのためAppleは最新OSの技術についていけない、古いMacを最新OSの対象から除外します。
使用しているMacが最新OSの対象外ならバージョンアップは行えません。
電源やバッテリー障害
古いMacが最新OSに更新できない別の原因は、Macの電源やバッテリーに障害があることです。最新OSをアップデートして更新するにはたくさんの電力が必要になります。そのためMacに充電器接続した状態でアップデートを行うことがすすめられます。
Macの電源やバッテリーに問題があれば、バージョンアップへの更新は始まっても、途中で更新が止まってしまうため完了できません。
ストレージの空き容量が足りない
バージョンアップが始まっても終わらない場合に考えられる別の原因は、ストレージの空き容量が十分にないことです。最新OSは最新機能や最新技術が追加されているので、ある程度のストレージ容量が確保できていないと、バージョンアップを進められなくなります。
写真や動画をたくさん保存するとあっという間にストレージがいっぱいになり、バージョンアップに必要な空き容量がなくなってしまいます。
ストレージの空き容量を確認する方法を紹介します。デスクトップ画面にある「Appleロゴ」をクリックしてプルダウンメニューを表示させたら「このMacについて」を選択しクリックしましょう。
「ストレージ」をクリックすると、ストレージの空き容量が表示されるので確認できます。
通信環境が悪くMacOSのデータがダウンロードできない
最新OSのアップデートが始まっても終わらない他の原因は、通信環境が悪いことです。バージョンアップには多くの通信量と時間がかかります。十分な通信速度が確保できなければ、バージョンアップを完了できなくなります。
インストーラーやシステムに問題がある
最新OSへの更新が終わらない原因は、インストーラーやシステムに問題があるからかもしれません。
インストーラーのダウンロードがうまくいかなかった可能性があるので、インストーラーをアンインストールし、再度インストールしてからバージョンアップを試してください。
Apple側の問題/Macに一時的なエラーが発生
Apple側に問題があるために最新OSへの更新が終わらない場合もあります。「Appleシステム状況」(https://www.apple.com/jp/support/systemstatus/)にアクセスすれば、Apple側で障害が起きているかどうかを確認できます。
古いMacが最新OSにアップデートできない時の対処法
最新OSを古いMacにダウンロード・インストールできない原因を6つここまで紹介しましたが、ここからは原因に対応する対処方法を5つ紹介します。
Macを再起動
最新OSのアップデートが終わらない原因は、Macに一時的な不具合やエラーが生じているからかもしれません。Macを再起動すれば不具合やエラーは改善されるので、再起動後に再度OSのアップデートを行ってみてください。
「Appleロゴ」をクリックしてプルダウンメニューを表示させると「再起動」があるので、クリックして再起動してください。
使用機種がアップデート対応か確認
古いMacが最新OSの対象機種でないことが原因でアップデートできないなら、新しいMacをこの機会に購入することをおすすめします。使用しているMacの機種を確認する方法を紹介します。
「Appleロゴ」をクリックしてプルダウンメニューを表示させると「このMacについて」があるのでクリックしましょう。
使用しているMacの機種が表示されるので、最新OSに対応しているかどうかを確認できます。
ストレージの空き容量を増やす
最新のOSへのダウンロードとインストールに必要なスペースがストレージにないようなら、ストレージの空き容量を増やしましょう。Macは購入した時点でストレージ容量は決まってしまいますが、Macの機能を使って空き容量を増やせます。
「Appleロゴ」→「このMacについて」→「ストレージ」と進み、「管理」をクリックしましょう。
「ストレージを最適化」「ゴミ箱を自動的に空にする」「不要なファイルを削除」があるので、すべて実行すればストレージの空き容量を増やせます。
通信環境を良くする
通信環境が悪いために、最新OSのアップデートが終わらないようなら、限られた人しかアクセスできない自宅などの安定したWi-Fiに接続してバージョンアップを行ってみてください。
セーフモードで再度アップデート/更新
最新OSのアップデートができても終わらない、あるいはアップデートそのものが始まらないようであれば、セーフモードを立ち上げてアップデートを行ってみてください。以下の手順でセーフモードを起動させてアップデートが行えます。
- Macを先起動する。
- ログイン画面が表示されるまで「Shift」キーを押し続けると、「セーフブート」の文字が現れる。
- MacにサインインしてOSをアップデートする。
Macの機種やストレージの空き容量を確認しOSをバージョンアップしよう!
古いMacで最新OSにアップデートできない主な原因は、対象機種ではないことです。バージョンアップをしようとダウンロードとインストールをしても更新が終わらない場合の対処方法は、通信環境を変えることです。
MacでOSにアップグレードできない問題を解決してください。