Kindle端末がフリーズするなどのエラーが発生した場合などには、端末の初期化(リセット)が必要となる場合があります。Kindle端末を初期化(リセット)して工場出荷時と同じ状態にするのはどういった状況なのか、設定方法と合わせ解説します。
Kindle本を読むための専用端末であるKindle端末ですが、状況によっては初期化/リセットが必要となる場合も少なくありません。
Kindle端末を初期化/リセットする場合といっても、どういったタイミングで必要なものなのかはよくわからない人もいるかと思いますので、まずはKindle端末の初期化/リセットが必要な状況をいくつか紹介します。
Kindle端末を利用している際、画面が固まってしまう/フリーズする場合、何らかのエラーが生じている可能性が高いです。これを改善するためにKindle端末の初期化/リセットを対処法とすることがあります。
Kindleのシステム自体がフリーズ(ロックアップ)する場合にも、重大なエラーが発生していることになりますので、この場合もKindle端末の初期化/リセットが必要となることがあります。
画面のフリーズと状況はほぼ同じですが、何をしてもKindle端末が応答しない、という状況も、Kindle端末の初期化/リセットが必要な状況に含まれます。
Kindle端末を売り払いたい・他の人に譲渡したいなど、工場出荷時の設定に戻す必要がある場合にもKindle端末の初期化/リセットが必要です。
こちらはエラーなどではなく利用者の都合などに影響する部分ですので、エラー以外で初期化/リセットが必要だと判断した場合に実行する理由に当たります。
なお、Kindle端末を工場出荷時の設定にリセットする場合には次の注意点を理解した上で利用する必要があります。
Kindle端末の初期化/リセットをすると、登録している個人データや端末内に保存しているダウンロードコンテンツ、同期されていないメモなどのコンテンツもすべて削除されてしまうため、事前にそのあたりの保存や同期などはしておきましょう。
Kindle端末の初期化/リセット方法の説明に移ります。
単純にKindle端末を工場出荷時の状態に初期化/リセットする場合、Kindle端末のホーム画面で右上の三点(︙)をタップしてメニューを開き「設定」を押します。
「端末のリセット」の項目があるためそちらをタップします。リセットにより前述した注意点と同じような内容が表示されますので、確認の上「はい」をタップすることでKindle端末の初期化が可能です。
Kindle端末がフリーズした場合、最初から初期化/リセットを検討するのではなく、再起動で改善するかどうかの確認をしておくことをおすすめします。
Kindle端末の再起動/強制リセット/強制終了の方法ですが、電源ボタンを20秒間長押しして、電源オプションの画面を開いてください。「再起動」をタップすれば、強制的な再起動が可能です。
もし電源オプションが開かない場合は電源ボタンを40秒長押しすれば強制再起動ができます。
また、機能制限がされている場合はパスワードの入力が必要ですので、入力をおこなって再起動してください。パスワードを忘れてしまっているようであれば「111222777」を入力して進みましょう。
Kindle端末は、どこかに売却するなど初期化が必要となる場合や、Kindle端末で生じた何らかのエラーによりどうしようもなく初期化が必要な場合もあります。
いずれにしてもKindle端末の初期化はメニューから簡単に可能ですので、必要となる場合はこの記事を参考に実行してみてください。