Androidスマホに必ずある戻るボタンですが、戻るボタンが効かない・戻らないというトラブルにあったときの原因と対処法について説明します。Androidの再起動やアップデート、アプリでの戻るボタンの利用などを順に説明していきます。
Androidには「戻る」ボタンが必ずあります。端末の製造元により、戻るボタンの位置はだいぶ違いますが、あるかないかでは、Androidには必ずあります。今日はこの、必ずあるボタンが効かない・戻らないときの原因と対処法をご説明します。
戻るボタンが効かない、いつものように戻らない。Androidでは致命的です。閉めたドアが開かないような絶望的な気持ちになるものです。どうしてこんなことになったのか、原因を調べて解決していくしかないです。
端末自体(接触など)の問題かもしれませんがAndroid OSやアプリのせいかもしれません。まずは戻らない原因を探ってみましょう。
これをやってしまったら何が起きてもおかしくない「最悪の原因」です。戻るボタンだけでなく何も効かない状態のはずです。
「アプリかな?アップデートかな?」などということは後の話です。まずは乾かして祈るしかありません。戻るボタンどころか、データもスマホ自体も戻らないかもしれませんが、早急な対処でどうにかなるかもしれません。
どんなアプリが入っているかは端末それぞれです。「このアプリを入れたら、どのアプリでも戻るボタンが効かない・戻らない」というようなアプリは、そういうことを意図して作られた悪意あるアプリ以外まずありません。
それまでのAndroid端末の中にたまたま入れたアプリが原因となる可能性はあります。また、あるアプリだけ、つまり特定のAndroidアプリだけ戻るボタンが効かない場合は、アプリ不良の可能性が考えられます。その原因については最後に補足しておきます。
「最近に入れたあのアプリが戻れない原因?」という可能性は否定できません。ただし筆者はアプリのインストールで戻るボタンが効かない・画面が戻らない、という状況に陥ったことは2010年にAndroid端末を購入してから一度もありません。
ただし他の方が「ボタンが効かない」とこぼしている場面は時々見かけます。そういう場合は戻るボタンだけでなく全てのボタン、アプリの操作が重くて何もできない何も効かないという状態です。この場合は不要なアプリの削除などが必要です。
これも非常に稀ですが、Android OSのアップデートが配信されているのにアップデートを実行していない場合には端末全体の動作に問題が出る場合があります。アップデートの仕方は後半で説明します。
Androidの戻るボタンは、画面内に「表示」されているか画面外に戻るボタンが「設置」されているかの大きく2通りとなります。
画面外に設置されたボタンは、あまり連打などしすぎると接触が悪くなります。この場合はアプリやアップデートなどは関係なくショップやサポートに相談の上、修理に出すか買い換えるしかないです。
また画面内に表示されているボタンの場合、製造元のシステム(カスタマイズされたAndroid OS)により表示されている場合がほとんどですが、稀にそのシステムの設定上の問題でボタンの表示がなくなったり効かないといったケースがあります。
ここまでは考えられる原因を見てきました。ここからは原因への対処法を説明していきます。ここに記載の内容だけで必ずしも解決するとは限りませんが、もし既に戻るボタンで戻れない場合は試してみてください。
水没は戻るボタンだけでなくまったく起動しなくなる、あるいは起動していたのがブラックアウトする、ということで最も困難なケースとなります。水没の他、結露や雨の中での使用でも同様に水濡れとなります。
対策ですが、起動している場合はすぐに電源を切りバッテリーを外せる場合は外し端末を乾燥させるしかありません。
内部に水が入りこんでいる場合は乾くまでにも時間がかかります。端末に付いた水を拭き取ってジッパーの付いたポリ袋に乾燥剤と一緒に入れておくのもよいでしょう。すぐに使いたいからと電気ストーブやドライヤーなどは絶対に使わないでください。
とりあえずAndroidを再起動してみるのは悪くない方法です。特にずっと起動したままの端末はさまざまなアプリが起動した状態で動作が緩慢になりがちです。
また、アプリによってはアプリ終了後もAndroid内部のメモリを解放していない、ちゃんと後片付けをしないで去っていくようなアプリもあります。スマホを再起動することで、こうしたメモリ上のゴミも一度きれいにクリアされます。
Androidの再起動はどの端末も共通で、電源ボタン長押しで上の画像のような画面が出ますので再起動を選択します。
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