「Skype for Business」はオンライン会議などの使い方ができますが新規参加は終了しており2021年8月以降は「Microsoft Teams」に移行します。現在の「Skype for Business」の使い方や「Skype」との違いを解説します。
テレワークや在宅勤務など、新しい生活様式に沿ってSkype for Businessを導入している企業も非常に増えています。この記事では、「Skype for Business」の基本的な使い方や「Skype」との違いについて解説します。
「Skype for Business」とは、マイクロソフトが提供している「Office 365」の法人向けサービスの一部となっており、Skype同様に、複数のメンバーで簡単に音声チャットやオンラインでのビデオ会議が行えるツールです。
「Skype For business」は、2021年7月31日にサービス提供の終了が発表されており、現在、新規参加の受付は終了しています。
なお、終了後の2021年8月以降は「Microsoft Teams」に移行されますが、基本的な使い方は「Skype for Business」と同じです。
「Skype for Business」と「Skype」の基本的なサービスの違いとは何か、次の一覧で違いを確認できます。
Skype for Business | Skype | |
利用対象 | 企業など法人向け | 個人ユーザー |
利用料金 |
|
無料 |
最大同時接続数 | 250人まで接続可能 | 25人まで接続可能 |
セキュリティ |
|
通信内容の暗号化なし |
アカウント管理 | あり | なし |
多要素認証 | Active Directory連携での認証 | Active Directory連携での認証 |
アカウントごとの通信制限 | 通話相手を管理者で制限可能 | 通信制限なし |
「Skype for Business」の基本的な使い方を解説していきます。
「Skype for Business」を導入する手順は、「Office365」からソフトをインストールすると簡単にインストールできます。
「Office365」を起動し、ソフトウェアから「Skype for Business」をクリックします。
「Skype for Business」のバージョンを選んで、「インストール」をクリックします。この時インストールするバージョンとは、自分のPCのバージョンに合わせることとなります。バージョンを確認してダウンロードしましょう。
「Skype for Business」のインストールが完了したら、Office365のIDとパスワードを入力してサインインします。
「Skype for Business」を利用してオンラインのビデオ会議を設定する基本的な方法や参加手順を解説します。
「Skype for Business」でオンライン会議に参加する方法は、次の手順となっています。
「Skype for Business」でビデオ通話を使ったオンライン会議を設定する場合の手順は、次の通りです。
「Skype for Business」でオーディオデバイスの設定を確認する場合や変更する手順を解説します。オーディオデバイスの設定は、「Skype for Business」の画面下の方に表示されているアイコンから設定できます。
「Skype for Business」で連絡先を設定する際や追加する場合の基本的な手順は、次の通りとなっています。
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