Firefoxは拡張性に優れたオープンソースのウェブブラウザで、Firefoxの機能拡張が可能なabout:configを設定することで自分好みの仕様にカスタマイズすることができます。今回はそのabout:configの設定による裏技をまとめて紹介します。
Firefoxとは数あるブラウザの中で、もっとも自分の好みに応じてカスタマイズできるブラウザです。そしてこの細かい多様な設定と拡張機能を可能にしているのが、「about:config」のオプション機能です。
Firefoxには標準で、一般的な設定の変更が可能なオプション画面が用意されていますが、何と言っても魅力的なのは個人の好みに応じて設定を細かく変更し、拡張機能を追加できる「about:config」ページの存在です。
「about:config」はメニューには表示されないので、通常ロケーションバー(アドレスバー)からキー入力しなければたどり着きません。いわばFirefoxの隠し機能の設定ができるページなのです。
Firefoxの「about:config」では多種多様な拡張機能が設定できます。ここではFirefoxの「about:config」で設定できる代表的な項目を紹介していきましょう。
Firefoxの「about:config」でのオプション拡張機能設定は、通常のオプションメニューでは設定できない様々な設定や拡張機能が用意されています。
しかし、その分設定方法を良く理解して行わないと、Firefoxそのものが重くなったり、動作しなくなったりする場合もあります。
そのため設定方法を良く理解して十分に注意して設定する必要があります。ここからはFirefox「about:config」で設定するの拡張機能の方法を説明します。
Firefoxでabout config設定を開くには、ロケーションバー(アドレスバー)に“about:config”と入力します。Firefoxのabout:configは、メニューやアイコンクリックで開くことは出来ません。その意図は安易にいじられないようにすることでしょう。
Firefoxのロケーションバー(アドレスバー)で“about:config”と入力してEntキーを叩くと最初に表示されるのが、警告画面です。
歯車アイコンからの標準設定なら設定によってシステムがおかしくなることは通常ありえませんが、Firefoxのabout:configにはそのリスクがあるからです。’危険性を承知の上で私用する’をクリックすると“about:config画面が表示されます。
about:config画面には、ずらりとFirefoxの動作を変更できる「隠し設定項目」表示されます。その中から自分の目的にあった設定項目を変更することができます。
具体的には目的の設定の値を変更します。値は設定によって「true」Or 「false」の選択か、あるいは具体的な数値を入力することになります
Firefoxの「about:config」でできる拡張機能の設定項目数は膨大な数になるので、画面の一覧からスクロールして目的の設定項目を探すのは大変です。そこで便利なのが検索機能です。設定名の全部or一部の文字入力で、検索結果を画面に表示できます。
検索(R):の入力欄に設定を変更したい設定名を入力すれば、検索結果として目的の設定のみが表示されるので、楽に目的の設定を変更することが出来ます。設定名の一部を入力しても大分絞り込めるので検索機能はとても便利です。
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