海外のサイトを利用していたり、外国のお店の商品を購入するなどした場合、英語できて意味を調べようと翻訳アプリを利用したいと考えたことのある人は多いかと思います。今回は、英語を正確に日本語に変換できるおすすめの翻訳アプリやその使い方を説明していきます。
海外のショッピングサイトを利用したりしていると、英語でメールが来たりして翻訳サイトや翻訳アプリにお世話になっているという人は少なくないと思います。
そんな英語翻訳アプリやサイトの中でどれを利用すればいいか迷った経験も多いのではないでしょうか。
翻訳アプリの中でおすすめのものを紹介していきたいと思いますが、その前に翻訳アプリを上手に活用する使い方について説明していきたいと思います。
翻訳アプリを利用したことのある人は実感したことも多いでしょうが、実は翻訳アプリの翻訳は性格とはいいがたいのが現状です。
ちゃんと全文入力したのに翻訳の文面が日本語として違和感がある、という場合、使い方が間違っていたのではないかと不安になる人も多いでしょう。
翻訳アプリ――機会を利用した翻訳時、正確に翻訳できないのは日本語と英語の言葉の違いが大きな原因になります。
英語を勉強してきた人はご存知でしょうが、日本語と英語では文法、言葉の選び方など大きく差があります。勉強し始めた時に戸惑った人も多いのではないでしょうか。
日本語と英語とではそれぞれにしか存在しない言葉もあります。「きらきら」などといった擬態語や、「お疲れ様でした」という言葉の直接的な表現は英語には存在していないのです。
そのうえ、日本語は主語や目的語を抜いても意味が通じることが多く、英語は基本的に主語が必要で、単数や複数かを明確にする冠詞も必要です。
これらの差が、翻訳アプリの翻訳が正確にできない原因になります。
さて、では翻訳アプリでできるだけ正確に翻訳してもらおうとする場合、どういう使い方をしたらいいのでしょうか。
英語からの翻訳もそうですが、日本語からの翻訳時にも言えることもあります。それぞれの注意点も含めて説明していきます。
まず、翻訳した結果をそのまま使わないことが前提条件となります。
日本語から英語にしたものを再翻訳した時、どう考えてもおかしな日本語になるものが多いのと同じで、それが正確な翻訳とは限らないからです。
その単語が単数なのか、複数なのか。冠詞に不備はないか。現在形なのか、過去形なのか、未来形なのかなど時制の違いもチェックしておく必要があります。
一つ一つの単語や、英熟語と思われるものを抜粋して翻訳アプリで翻訳して、ようやくまともな結果になるということもありますので、根気が必要となる場合もありますね。
誤字脱字、変換違いなどには英語からの翻訳であれ日本語からの翻訳であれ注意しましょう。
特に日本語からの翻訳を行う場合、同じ読みの言葉でも漢字が違うだけで大きく意味が違ってきてしまいます。「帰る」と「返る」では意味が異なるのと同じです。
漢字に変換できるものは、できるだけ漢字変換をしたうえで翻訳を行ってください。
誰が何をした、誰に何をしたのか、というものを明確にしなければ、日本語からの翻訳は難しいのが事実です。
「これから東京に行ってくる」という一文でも、東京に行くのが誰なのか分かりませんよね。
それが「私」なら「I」ですし、特定の誰かであればその人の名前、男性か女性か分かっているなら「He」「She」となるわけです。(なお、先ほどの例文は、一応「私」という前提で変換はされる場合もあります)
また、日本語というのは意外と略語が多いです。「厚労省」は「厚生労働省」の略ですが、書き方の違いで英文が異なってきます。
極端な話ではありますが、誰が、何が、何を、などということがはっきりしなければ正確な翻訳ができないと思ってください。
話を聞いていて、延々と話が続くと分かりづらいのと同じです。翻訳前の文章は、できるだけ短くしましょう。日本語は特に、あれもこれもと詰め込むと長文となりがちなのが事実です。
文が長いほど翻訳アプリの誤訳確率が高くなりますので、1つの文につき動詞も1つという程度がちょうどいいので、それを心がけてください。
日本語は、動作があいまいでも意味が通じますよね。英語の場合、逆に動作が明確である必要があります。
「おこなう」という言葉一つでも、「遊ぶ」のか「仕事をする」のかで意味合いが大きく異なります。日本は前後の単語からそれがどちらかなのかを察することはできますが、翻訳時にそれを察してくれるとは限りません。
日本語から英語に翻訳する際は、動詞の意味をはっきりと示し、正しい翻訳結果になるよう心がけましょう。
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