VLC Media Playerのダウンロード(download)やインストールに戸惑っている方も多いのではないでしょうか?本記事ではVLC Media Playerのダウンロード(download)方法とインストール方法をご紹介します。
VLC Media Playerとは様々な種類のメディアファイルを再生することができる便利なメディアプレーヤーです。最近スマホなどでH.265形式の動画を撮影しても持っているPCで再生できないという声も聞きますが、VLC Media Playerなら再生できます。
また、VLC Media Playerは非常に多機能でPCでのメディア再生以外にも、デスクトップ録画や動画の変換なども行なうことができる万能ツールです。また、PC版だけでなくスマホアプリ版もダウンロード/インストール可能です。
VLC Media Playerは海外製のオープンソースソフトウェアです。VLC Media PlayerはVideoLANプロジェクトと呼ばれる非営利の組織のよって管理・開発されています。VLC Media Playerはオープンソースソフトウェアですので誰でもサポートが可能です。
そのため、VLC Media Playerの多数の機能は有志によって開発されて、VLC Media Playerの発展に貢献されてきました。VLC Media Player公式サイトからはVLC Media Playerプロジェクトへの寄付も可能です。
VLC Media Playerは海外製ですが、VLC Media Player本体、VLC Media Player公式サイトともに日本語に対応しており、VLC Media Playerの利用者は日本でも多くいます。
前述の通り、VLC Media Playerは非常に多くのメディアファイルを追加コーデックのダウンロードやインストールなしに再生することが可能です。VLC Media Playerを使えばほとんどのメディアファイルを再生できます。
VLC Media Playerは無料でダウンロード/インストールできるのPCに入れておけばきっと役に立つことでしょう。本記事ではVLC Media Playerのダウンロード方法からインストール方法までご紹介します。
VLC Media PlayerはなんとDVDのisoファイルもマウントせずにそのまま再生可能です。ですので、isoファイルをVLC Media Playerに関連付けしておけば、isoファイルをダブルクリックしてそのまま再生でき、動画ファイルと同じような扱いができます。
ただし、DVD不正なコピーやリッピングは絶対にしてはいけません。コピープロテクトを外して複製したり違法アップロードすると法律により処罰される可能性があるので絶対にしないでください。昔作ったホームビデオのDVDなどでお使いください。
VLC MediaPlayerは無料でありながらDVD・BDも再生可能です。ただしBD再生機能はまだ貧弱な部分もあり、著作権保護されているディスクは開けなかったりメニュー表示ができなかったりなど未熟な部分があります。
しかし、PCで利用する場合Windows10からWindowsMediaPlayerでDVDが再生できなくなってしまったので、VLC MediaPlayerを利用することによりWindows10PCでDVD再生が可能になります。もちろんCDにも対応しています。
DVDは非常に多くの無料ソフトで再生できますが、市販のBDを再生できる無料ソフトは非常に少なくなっています。その理由として、DVDと異なりBDに使われているコピープロテクトであるAACSキーの更新が必要であることが挙げられます。
DVDのコピープロテクトはすでに開発が終了しており、そのアルゴリズムはほぼ公開されているためフリーソフトにも実装できますが、BDの場合は定期的なAACSキー更新が必要であることからAACSサーバが必要なります。
また、AACSを配布するにはBD推進団体より許諾を受けなければなりません。当然その分コストも掛かるためフリーソフトで市販のBD再生に対応するのは非常に難しい状況となっております。
VLC Media Playerは動画だけでなく音楽、画像と様々なメディアファイルを表示できますがやはり多くの方は動画再生に使用すると思います。ですので、そもそも動画とはどのようなものなのかを紹介します。
動画とはパラパラ漫画と同じように複数の静止画を高速で切り替えて動いているように見せている画像のことを言います。また、すべての画像を一枚一枚そのまま保存していては容量が非常に大きくなるためそれぞれ画像間で圧縮を行っています。
この圧縮を行うアルゴリズムがコーデックということになります。また、1秒間に切り替える画像の枚数のことをフレームレート(fps)といい、通常24fpsから60fpsの範囲で使われます。
VLC Media Playerは非常に多くの動画形式に対応していますが、動画形式について詳しくない方も多いかと思います。そのような方のためにはじめに動画形式についてご紹介します。
動画にはmp4やavi等様々な拡張子のファイルが存在して更にh.264やh.265,MotionJPG等様々なコーデックがあります。ここでmp4やaviはコンテナと呼ばれて、コンテナには様々なコーデックでエンコードされたファイルが格納されます。
このコンテナについては頻繁に新しい種類が出るものではありませんが、コーデックについては技術の進歩に合わせて非常に早いライフサイクルで進化しています。最近のiPhoneで撮影できるHVECもその一つです。
前述の通り、非常に早いライフサイクルで進化するコーデックでエンコードされたファイルを複合するにはそのアルゴリズムに対応した最新の再生エンジンが必要です。そのためこの最新のコーデックに対応していない再生ソフトでは再生できなくなってしまいます。
VLC Media Playerはアップデートの頻度も多くまた無料で全世界にユーザが居ることから非常に多くのコーデックに対応しています。iPhoneで撮影したHVECが再生できずに困っている方もVLC Media Playerで再生が可能です。
VLC Media PlayerはWindowsやMacだけでなく非常に多くのプラットフォームに対応しています。そのため、LinuxやAndroid、iOS版も揃えており非常に便利なソフトになっています。
特にLinux版は他にLinuxでDVD再生を行えるソフトが非常に限られているため大変重宝されています。また、スマホ版を使えばスマホの標準アプリで再生できなかった動画が再生でき非常に便利です。
特に、iPhoneの場合通常のビデオアプリで動画ファイルを表示しようと思うとh264などは再生できますが、mkvファイルやm2tsファイルを再生したいときは変換が必要でした。そのため、再生するだけで非常に時間がかかっていました。
ですが、VLC Media Playerを使えばmkvやm2tsファイルもそのままアプリに保存して再生できるので変換が必要なく、動画を入れたいときにさっとVLC Media Playerアプリ内に保存して動画を持ち出すことが可能となりました。
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