変換できない難しい人名や地名、よく使用する単語をパソコンやスマホに登録しておくと、文字入力がとても効率よくできます。今回はパソコンとスマホに単語登録をする方法をWindows10、Mac、Android、iPhoneに分けて詳しく解説していきます。
パソコンやスマホに単語登録をしておくと、メールなどでよく使用する文章や、変換ができない難しい人名や地名などを簡単に入力することが可能になります。今回はパソコンやスマホで文字入力をサポートするツールへ単語登録をする方法を解説します。
Windows10において文字入力をサポートするツールは、Microsoft IMEの「単語登録」の機能があります。では、Windows10でMicrosoft IMEの単語登録の機能を使いこなす方法を解説します。
Microsoft IMEで単語登録を行うために、Windows10でIME言語バーを表示する方法を解説します。まず画面左下の「スタート」をクリックし「設定」をクリックします。
設定画面が表示されるので「デバイス」をクリックします。
画面左の「入力」をクリックし、スクロールバーを下にスクロールし「キーボードの詳細設定」をクリックします。
「キーボードの詳細設定」の画面が表示されるので、「使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する」にチェックを入れ「言語バーのオプション」をクリックすると、「テキストサービスと入力言語」の画面が表示されます。
「テキストサービスと入力言語」の画面が表示されたら、言語バーをデスクトップ上に表示させる場合は「デスクトップ上でフロート表示する」を、タスクバーに表示させる場合は「タスクバーに固定する」を選択し「OK」をクリックします。
今回は例として「タスクバーに固定する」を選択しました。
上記は「タスクバーに固定する」を選択し、IMEのアイコンをWindows10の画面上のタスクバーに表示させた画面です。
ダイアログボックスで単語の登録をするとは、登録する単語とよみを1つずつ登録する、Windows10での最も基本の単語登録の方法です。タスクバーの言語バーの「ツール」をクリックし「単語の登録」を選択すると単語の登録画面が表示されます。
「単語」に変換したい単語を入力し、「よみ」に読ませたい単語(略語などでもOK)を入力します。「品詞」の部分は任意で構いません。全て入力後に「登録」をクリックし完了です。
入力済の文字列を登録するとは、入力した文章に含まれる単語を登録する方法です。入力した文字列から単語登録したい文字を選択し「Ctrl」+「F7」のショートカットキーを押すと「単語の登録」の画面が表示されます。
パソコンの種類によってWindows10で「Ctrl」+「F7」のショートカットキーでの「単語の登録」の画面表示ができない場合もありますが、できない際はショートカットではなく、右クリックで選択画面から「単語の登録」をクリックしてください。
「単語」の部分には選択した単語が入力されているので、「よみ」に読ませたい単語(略語などでもOK)を入力します。「品詞」の部分は任意で構いません。全て入力後に「登録」をクリックし完了です。
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