Google Chromeを使用していると「応答時間が長すぎます」と表示されて、不安定になることがあります。せっかくWebページを閲覧していても、これでは拍子抜けしてしまいます。なぜ「応答時間が長すぎます」と表示されるのか。原因と対処法について解説します。
Google ChromeでWebページを閲覧していると、たまに表示速度が遅くなり「このサイトにアクセスできません~~応答時間が長すぎます。」と表示されてWebページを閲覧出来ないことがあります。このメッセージは、主にWebページの読み込みが遅くなると表示されます。
ブラウザでWebページを閲覧する場合、お使いのパソコンやスマートフォンのブラウザより閲覧先のWebサーバーへアクセス要求が行われます。Webサーバーではアクセス要求を受けると、パソコンやスマートフォンへ返事を返します。この返事を受け取ることでWebページが表示されます。
Webサーバーからの返事が遅いと、「このサイトにアクセスできません~~応答時間が長すぎます。」といったエラーメッセージが表示されて、Webサーバーへのアクセスが停止します。この結果、Webページが表示されず、目的の情報が表示されない状態になります。
Google Chromeを使用していて「このサイトにアクセスできません~~応答時間が長すぎます。」とエラーが表示される場合、ネットワークの問題やサービス提供側(サーバー側)の問題など、いくつかの原因が考えられます。
ここでは、主な原因について、問題点の切り分け方を交えて見ていきます。
使用中のネットワーク環境の問題で「このサイトにアクセスできません~~応答時間が長すぎます。」と表示される場合があります。
Wi-Fiを使用している場合にはWi-Fi環境の問題や、固定回線を使用している場合には回線の問題で表示速度が遅い状態となり、エラーが発生することが考えられます。
また、モデムやルーターなど、ネットワーク機器の問題(設定などの問題)が原因で表示速度が遅い状態となり、「このサイトにアクセスできません」等のエラーが発生することも考えられます。
他にネットワーク環境があるようでしたら、ネットワークを変えて再度アクセスしてみます。例えば、パソコン環境でGoogle Chromeを使用していて、表示速度が遅い、エラーメッセージ「このサイトにアクセスできません~~応答時間が長すぎます。」と表示される場合には、スマートフォンより同じサイトにアクセスしてみます。
もし、他のネットワーク環境で正常にアクセス出来る場合には、お使いのインターネット回線やネットワーク機器に問題がある可能性が高くなります。
Wi-Fi環境でインターネットを利用されている場合、Wi-Fiの電波状態が悪いために、表示速度が遅い状態となり「このサイトにアクセスできません~~応答時間が長すぎます。」と表示されることがあります。一度有線(モデムとパソコンをLANケーブルで直接接続する)で接続して同じサイトへのアクセスを試します。
有線LAN環境でアクセスできる場合には、Wi-Fi環境の問題が考えられます。Wi-Fi環境の設定を確認してください。Wi-Fiルーターを再起動することも有効的ですので再起動をしてみてください。
有線LAN環境でインターネットを利用されている場合、LANケーブルに問題(断線など)があるために「このサイトにアクセスができません~~応答時間が長すぎます。」と表示される場合があります。Wi-Fiなど他の接続が使用できる場合には、他の接続方法にて同じサイトへのアクセスを試します。
Wi-Fiなど他の接続方法にてアクセスが可能な場合、LANケーブルの問題が考えられます。LANケーブルを交換してアクセスを試してみてください。また、モデム(ルーター)を再起動したり、設定を確認するなどして、今一度、同一サイトへのアクセスを試してみてください。
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