UbuntuにGoogle Chromeをインストールする方法を解説します。使いやすさが人気のUbuntuをWebブラウザシェア1位のGoogle Chromeで更に便利にしましょう。2種類のインストール方法とアップデート手順を紹介します。
Ubuntu(ウブントゥ、ウブンツ)とは、WindowsやMac OSのようなオペレーティングシステム(OS)であり、Linuxディストリビューションの一つです。その使いやすさからLinux入門に最適で、Ubuntuは今や最も有名なディストリビューションです。
Ubuntuの特徴はそのユーザーフレンドリーさです。Debianというディストリビューションの派生ではありますが、本家DebianよりもUbuntuの方がインストールが簡単で、GUIも直感的で非常に分かりやすくなっています。
また、軽量なOSなので、古くて低スペックのPCを再利用する時にも有用です。
上にも書いた通り、UbuntuはLinuxベースのOSです。LinuxとはオープンソースのOS(厳密にいえばカーネル)で、それを使いやすいように必要なソフトウェアとまとめてパッケージにしたものがLinuxディストリビューションです。
オープンソースなので誰でも修正・頒布ができるため、多くのディストリビューションは無料で提供されており、Web上からダウンロードしてPCにインストールすることで利用できます。
Ubuntuが使いやすいといっても、予めパッケージに入っているソフトウェアが自分好みとは限りません。特にWebブラウザは皆さん愛用のものがあるでしょう。
UbuntuにはデフォルトのWebブラウザとしてFirefoxがインストールされています。しかし、Webブラウザといえば世界シェア1位のGoogle Chromeを使いたいという人は多いと思います。
Googleアカウントでの色々なサービスとの連携や互換性など、Chromeを利用する利点は多いです。そこで、UbuntuにGoogle Chromeをインストールする手順をご紹介します。
まず、最も分かりやすくて一般的な方法が、Google Chromeの公式サイトからのダウンロードです。手順のほとんどは、Windowsなどの他のOSでも同様ですので、あまり迷うことはないと思います。
まずは、Google Chromeの公式サイトにアクセスするために、UbuntuにデフォルトでインストールされているFirefoxを起動しましょう。左側のDockの一番上のアイコンをクリックします。
Google Chromeの公式サイトを開きます。「Chrome」で検索すれば直ぐに見つかります。表示された「Chromeをダウンロード」のボタンをクリックします。
「Chrome for Linuxをダウンロード」という画面が表示されたら、「64ビット.deb(Debian/Ubuntu用)」という方にチェックを入れて、同意してインストールを押します。
Ubuntu側からダウンロードファイルの処理について聞かれますので、お好きな方を選んでください。インストールファイルを取っておきたい場合は下にチェックを入れてください。そうでないなら、そのままOKを押せばインストール画面に移ります。
Ubuntuのソフトウェアセンターが起動し、Google Chromeのインストール画面が表示されます。そのまま「インストール」のボタンをクリックします。
ここでUbuntuからユーザー認証を求められるので、自分のUbuntuのパスワード(Ubuntuのインストール時に設定したもの)を入力して認証します。すると、インストールが開始されるので、完了までしばらく待ちましょう。
インストールが完了したら、Dockの左下のボタンからすべてのアプリケーションを表示させて見ましょう。この画面にGoogle Chromeが表示されていればインストールは成功です。
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