Windows10の「Cドライブ」の空き容量の確認方法！

PCを使い続けていると、データやアプリの情報が蓄積されてCドライブの空き容量が少なくなってしまいます。そうなると、更新プログラムが正常にインストールされなかったり、PCの動作が遅くなったりする弊害が生じます。

ですから、定期的にCドライブの空き容量を確認することが必要です。Cドライブの空き容量を確認する方法は幾つかあります。

Cドライブの空き容量を確認する方法の一つは、エクスプローラーから確認する方法です。

PC画面下部のタスクバーにある「エクスプローラー」を選択します。

画面左側のナビゲーションウィンドウをスクロールして「PC」を選択します。

画面右側の「デバイスとドライブ」項目に、各ドライブのストレージ使用量が表示されます。

「Windows(C:)」の空き領域に表示されている値が、Cドライブの空き容量になりますので確認します。

Cドライブの容量の詳細を確認できます。

「Cドライブ」のところでマウスを右クリックします。

表示されたメニューから「プロパティ」を選択します。

「プロパティ」の「全般」を選択します。

「全般」項目で、Cドライブの使用領域や空き領域が円グラフで表示されますので確認します。

「Windowsの設定」からもCドライブの空き容量を確認できます。

Windowsの設定からCドライブの空き容量を確認する方法は、下記の通りです。

タスクバーのWindowsロゴマーク(スタートボタン)をクリックします。または、キーボードのWindowsキーを押します。

左側の歯車アイコン(設定ボタン)をクリックすると、「Windowsの設定」画面が表示されます。

Windows設定メニューの「システム」を選択します。

画面左側のメニューにある「ストレージ」を選択します。

画面右側に、Cドライブの全容量/使用領域/空き領域が表示されますので確認します。

Cドライブの使用領域の用途や空き領域を増やす方法を確認できます。

ストレージ使用量の下にある「表示するカテゴリを増やす」を選択します。

それぞれのフォルダの使用状況の内訳や空き領域を増やす方法も表示されますので確認します。

Cドライブの空き容量が不足するとPCの不調につながります。不足には幾つかの原因が確認できます。

Cドライブの空き容量が不足する主な原因は、下記の通りです。

Windows10のデフォルト設定では、アプリケーションをインストールした際の保存先がCドライブになっています。ですから、多くのアプリケーションをインストールすることでCドライブの空き容量が少なくなります。

閲覧したブラウザのキャッシュが溜まっていることも原因の一つです。

Windows10には回復機能が搭載されているために、Windows Updateのファイルが保存されています。削除しなければ古いファイルが溜まることになります。

まれにですが、ファイルシステムの破損が確認される場合があります。

Cドライブの空き容量を時々確認して、不足した場合は対処することでPCの動作環境が軽くなります。

Cドライブの空き容量の不足の対処するためには、ファイルの削除や移動を行います。

ファイルの削除には、ディスククリーンアップ機能を使用します。バージョンアップされたWindows10からは、ディスククリーンアップ機能に代わり、ストレージセンサー機能が搭載されています。

ストレージセンサーをオンにすると、自動で不要なファイルを削除してくれます。

「今すぐ空き領域を増やす」を選択し、削除したい不要なファイルを確認・指定して「ファイルの削除」をクリックします。

復元ポイントとは、一時ファイルの一種でシステムの情報が保存されます。復元ポイントを削除するには、「すべての復元ポイントを削除する」または「最新の復元ポイントを除く古い復元ポイントを削除する」を選択します。

ただし、すべての復元ポイントを削除すると、PCの不調があった場合にシステムの復元ができなくなるのでよく確認することが必要です。

インストールしたアプリやドキュメントファイルは、保存しているCドライブから別のドライブにデータを移動することができます。エクスプローラーでドキュメントなどのフォルダを確認し右クリックして「プロパティ」を選択します。

「場所」タブで「移動」をクリックします。移動先のフォルダーを選択し「適用」をクリックするとデータが移動します。USBなどの外部ストレージに移動することもできます。

あまり使用していないアプリを確認しアンインストールして空き容量の不足を解消できます。設定画面のアプリを選択するとインストールされているアプリの一覧が表示されます。不要なアプリを確認・選択してアンインストールします。