2019年11月15日更新
【パソコン】「WeChatPay」にチャージする方法!
中国で圧倒的なユーザー数を誇るスマホ決済アプリ「WeChatPay(微信支付)」は、便利なQRコード決済で支払いを済ませることができます。スマホからチャージをすることもできるのですが、今回はパソコンでWeChatPayにチャージする方法を解説します。
目次
【パソコン】「WeChatPay」とは
WeChatPay(微信支付)とは、「WeChat」というアプリをインストールして使う決済サービスです。
もともとWeChat自体が、日本でいうLINEと同じような機能をもち、WeChatPayはLINE Payのように決済機能を付随しているため特徴としては支払いやチャージ、個人間送金などのサービスがあります。
このWeChatPay(微信支付)は、もともと中国国内での店舗決済やチャージ、個人間送金に使われていますが、日本に観光にきた中国人もこのWeChatPayを使っています。
WeChatPayは、LINE Payと提携しているのでさらにユーザー数や利用店舗が拡大されることが予想できます。今回はWeChatPay(微信支付)でのチャージ方法について解説していきます。
【パソコン】ソフト専用中国電子マネー
WeChatPay(微信支付)は、「WeChat For Windows」であればチャージは出来ませんが、お金を受け取ることが出来ます。
送金も中国人宛てだと送金出来たという意見や、出来なくなったとう意見もあるので、「WeChat For Windows」は受取り専用と考えた方が良いでしょう。
【パソコン】「WeChatPay」にチャージする方法
WeChatPayでは、2019年2月下旬ごろから新規で登録したWeChatPayアカウントでは「スマホで送金したお金を受け取れない(チャージできない)」という状態になっています。
回避策としてパソコンからWeChatPayへのチャージ方法がありますので、以下から紹介します。
手順
WeChatPayはWindowsの場合「WeChatPay For Windows」からチャージの設定を行うことができます。
スマホに「WeChat」アプリをダウンロード
まずチャージするには「WeChatPay」のアプリをインストールします。
インストール完了後、登録の画面が表示されます。右上の日本語と書いてあるか確認します。
登録方法は、モバイルかFacebookから選ぶことができます。今回はモバイルから進みますチャージ方法について確認していきます。
WeChat(WeChatPay)の個人情報を入力後、以下の画面に切り替わります。「次へ」で進みます。
WeChatPayで個人情報を入力後、セキュリティのチェックを行います。登録したスマホにSMS認証コードが送られてきますので、入力します。
全ての登録が完了すると、以下の画面に切り替わります。
以上でWeChatの設定は完了です。
「WeChat For Windows」をダウンロード/インストール
WeChat For Windowsをダウンロード、インストールしてチャージする作業を行います。
WeChatPayを利用するには、まずWeChatをダウンロードする必要がありますので、こちらから進みます。
「入手」をクリックします。
「WeChat For Windows」を起動
WeChat For Windowsを起動します。すると以下の画面が表示されます。
スマホで「WeChat」を開きQRコードを読み取る
チャージをするにはスマホで「WeChat」を開きQRコードを読み取り、ログインします。
注意点としては、WeChat For Windowsを起動した状態で、お金を送金(チャージ)してもらう必要があります。ラッキーマネーは受け取ることが出来ません。
知り合い/友人に「送金」操作をしてもらう
WeChatPayを利用している人にとって、一番可能な手段といえば知り合いや友人に個人間で「送金(チャージ)」をしてもらう方法でしょう。
「WeChat For Windows」画面の送金表示をクリック
「WeChat For Windows」の画面に友人から送金(チャージ)が表示されたら、クリックしてお金を受け取ります。
「Accepted」表示を確認する
「Accepted」と表示されたら、受取り(チャージ)が成功したということになります。
スマホから個人間送金(チャージ)をする
スマホから個人間送金(チャージ)をする方法は以下の通りです。
スマホから個人間送金してもらう場合
スマホから個人間送金(チャージ)をする場合は、WeChatPayを起動し、お金を受け取る画面(QRコード)の「金額設定」をクリックします。個人間送金(チャージ)してもらう金額を入力します。注意点として、表示は¥ですが中国元となります。
あとはこの画面を友達に読み取ってもらうか、メールに添付して連絡を待ちます。チャージがされると自分の残高に表示がされます。
【パソコン】「WeChatPay」にチャージする際の注意点
WeChatPayにチャージする際の注意点としては、Mac版の「WeChat For Mac」とWindowsの「ブラウザ版WeChat」では受け取る(チャージ)することが出来ませんので注意が必要です。
日本人が扱えるのは個人間送金のみ
日本人がWeChatPayを利用できるのは、現在では個人間送金(チャージ)のみとなります。
「WeChatPay」はルール変更でチャージ不可
以前までは、WeChatPayはポケットチェンジを利用してチャージするとが出来ました。ですが、2019年7月19日付で「WeChatPayへの交換を再開しますが、多くの日本人の方は今後受け取りが出来ません。」と発表しています。
ポケットチェンジとは、旅行者が余った現地通貨を、電子マネーや各種クーポンに変換してチャージできるサービスです。
主に空港や日本だと新宿に設置されており、ポケットチェンジを使うと、日本円をWeChatPayにチャージすることが出来ます。他にも、韓国ウォンや米ドルなどの電子マネーに交換、チャージしてくれます。
ポケットチェンジも不可
これは、2019年7月5日からポケットチェンジでWeChatPayコードを受け取った際に、「実名認証が未了」というエラーが出たために一時的に停止しているとのことです。日本人の場合は、再開後もWeChatPayの受け取りやチャージが出来ない見込みです。
クレジットカードアクティベートアカウントも不可
以前からWeChatPayは、利用する前に実名認証を完了したアカウントだけ受け取り、チャージが可能でした。
クレジットカードアクティベートアカウントも利用出来なくなった理由としては、WeChatPay側で国際クレジットカードの登録が実名認証と見なされなくなったことが原因のようです。
注意点として、過去に実名認証、WeChatPayの利用歴や残高を持っていてもポケットチェンジからの受け取り、チャージが出来ません。
ルール変更後のチャージする方法
ルール変更後にWeChatPayへチャージする方法は以下の通りです。
中国居民身分証の保有者
中国国内のお客様で中国居民身分証の保有者は、WeChatPayでの個人間送金、チャージなどのサービスを今後も利用することが出来ます。
中国銀行口座の登録者
同様に、中国国内の銀行口座を登録していて実名認証を行っている場合もWeChatPayでの個人間送金、チャージなどのサービスを利用することが出来ます。