マイナポイントを複数人まとめて申込む方法!家族(子供/高齢者)やスマホなしの場合は?

マイナポイントの申請は、アプリなどから子供や高齢者など家族複数人分のをまとめて申込みしたい人も少なくありません。どうやってアプリなどからマイナポイントを複数人まとめて申込むのか、スマホなしでのやり方なども合わせて解説していきます。

マイナポイントを複数人まとめて申込む方法!家族(子供/高齢者)やスマホなしの場合は?のイメージ

目次

  1. 1マイナポイントを複数人まとめて申込む方法
  2. 家族の分のマイナポイントをまとめて申込みできる?
  3. 家族(子供/高齢者)のマイナポイントを申込む方法
  4. スマホがない場合のマイナポイントの申込み方
  5. 最後に

マイナポイントを複数人まとめて申込む方法

マイナポイント第二弾の受取期限が2023年9月末までに延長され、今まさにマイナポイントの申込み/受け取りの手続きをしようとしている人も少なくありません。

家族の分のマイナポイントをまとめて申込みできる?

マイナポイントの申込みに関しては、自身の分は自分でできるのであればそれでいいのですが、子供や高齢者など自分ではなかなか難しい人もいるというのが事実です。そんな家族分のマイナポイントをスマホアプリなどからまとめて申込みできるのでしょうか。

基本的には本人が本人名義のマイナポイントの申込みをする

マイナポイントの申請時に同意する規約内には、原則としてマイナポイントの申請は本人が本人名義のものを利用して申込みをする必要があります。そのため、家族の代わりに複数人分まとめて誰かが申請する、と言うのは原則としては認められていません。

法定代理人なら可能な場合がある

ただし、例外として法定代理人であれば可能な場合があります。まず、赤ちゃんや幼児など、自分ではどうやっても申込みが困難という人は当然ながらいますので、そういう場合は保護者がまとめて申し込みをする、ということも可能です。

15歳未満の子供の場合は法定代理人、つまり保護者が代わりにマイナポイントアプリなどからマイナポイントの申込みをおこなうことができます。

15歳以上18歳未満の場合は、保護者の同意の元、スマホのマイナポイントアプリなどを利用して本人が申請する必要があります。なお、未成年(18歳未満)の場合は、法定代理人名義の決済サービスを登録し申込みができます。

18歳以上、つまり成人済みの人は前述したように原則として本人が本人名義の決済サービスで登録してマイナポイントの申請をしなくてはなりません。

しかし、自身でのマイナポイントの申請が難しい場合にはやはり法定代理人が変わりにマイナポイントの申込みをおこなうことが可能です。

家族の高齢者が認知症になっているなど自身での申込みが困難なやむを得ない場合に認められている旨も規約上に記載されています。

なお、決済サービスはやむを得ない場合(未成年者/どうしても自分で申し込めない高齢者)の場合には法定代理人名義のものを利用することができますが、同じ決済サービスの利用はできません。

例えば法定代理人がAというサービスでマイナポイントの申し込みをした場合、代わりに申込む相手に法定代理に名義のAというサービスを利用することはできません。

もちろん、代わりに申込む人ではなく本人(子供/高齢者)名義でのAというサービスであれば登録は可能です。

もし法定代理人名義の決済サービスで登録するのであれば、違うサービスを利用して申し込みをする必要があります。

家族(子供/高齢者)のマイナポイントを申込む方法

では、家族(子供や高齢者)のマイナポイントはどうやって申込むのか、そのやり方を説明します。自分の分も含めて複数人まとめて登録/申込みができますので、それぞれ確認してみてください。

子供の分のマイナポイントを申し込む方法

前述したように、15歳未満の子供の分であれば保護者が代わりに決済サービスの登録をしてマイナポイントの申込みをすることができます。

15歳以上の未成年者の場合は、マイナポイントアプリなどで、横で保護者がフォローしながら申請してください。所持している本人のスマホなしという場合は家族のスマホを利用した申請でもも問題ないです。

とは言え、子供の分のマイナポイントの申込み方法は大人の場合とほとんど変わりません。違いが出てくるのは、年齢によってマイナポイントの申込みを保護者が変わりにやっていいかどうかという点だけです。

基本的にはスマホを利用してマイナポイントの申請をすることになるため、ここではスマホのマイナポイントアプリでのやり方を説明します。申請には下記のものが必要となるため事前に準備をしておきましょう。

なお、健康保険証についてはすでにマイナンバーと紐付けられており、マイナンバーカードを保険証として利用するという設定をするだけなので、健康保険証は準備しておかなくても問題ありません。

  • マイナンバーカード(※2023年2月末までに『申請』したもの)
  • マイナンバーカードの暗証番号(数字4桁)
  • マイナポイントの受け取りに利用する決済サービスのIDやパスワードなど
  • マイナンバーカードに紐づける公金受取口座に利用したい通帳など

マイナポイントアプリをインストール

マイナポイントアプリの使い方ですが、まずは下記リンク先からマイナポイントアプリをインストールしてください。

マイナポイント - Google Play のアプリ
‎「マイナポイント」をApp Storeで
NFCをオンにする

次に、スマホのNFC機能をオンにします。

「申込む」をタップ

スマホでマイナポイントアプリを起動して「申込む」をタップしましょう。

「はじめる」をタップ

マイナンバーカードの読み取りを促す画面になるため、「はじめる」をタップしてください。

数字4桁のパスワードを入力

マイナンバーカードを申請時もしくは受け取り時に設定した4桁の数字の暗証番号を入力します。

マイナンバーカードを読み取り

スマホでマイナンバーカードの読み取りをしましょう。

次の画面に遷移するまでマイナンバーカードをスマホから離さない

ポロンと音が鳴りますが、画面が遷移するまではマイナンバーカードの読み取りをしているため、次の画面になるまではマイナンバーカードをスマホから離さないようにしましょう。離してしまって失敗した場合は再度暗証番号の部分からやり直しになります。

マイナポイントのキャンペーンの選択画面が表示されるため、申請したい内容にチェックを入れて「○つ選んで次へ」をタップします。ここですべてチェックしてしまって問題ありませんし、後でチェックしていないものの申請も可能です。

チェックして進んだら、マイナポイントの受け取りに利用するキャッシュレス決済サービスの選択画面になります。

利用したいキャッシュレス決済サービスをタップすると、決済サービスと紐づけるためのログイン情報などの入力画面に遷移します。

決済サービスのIDとセキュリティーコード(パスワードやカード裏のコードなど、サービスによって異なる)、自身の電話番号の下4桁を入力して「次へ」に進み、内容の確認などをして画面上の内容に沿って登録を進めて下さい。

保険証としての利用は同意するだけで問題ないですが、公金受取口座の登録は登録のための入力が必要です。なお、未成年の子供の場合、原則として自身用の決済サービスを利用するのが望ましいのですが、保護者名義の決済サービスの利用をすることも許可されています。

できれば交通系ICカードなど子供でも安心して利用できる決済サービスはたくさんありますのでそういったものを利用してマイナポイントの受け取りをするのが望ましいです。

とは言え管理が難しいという保護者の方もいると思いますので、その場合は保護者名義の決済サービスを利用して登録しても問題ありません。

ただし、公金受取口座に関しては未成年かどうかに関わらず本人名義のものでおこなうひつようがあります。

子供用の銀行口座は親が代わりに作成することができますので、保護者であることを示すことができる身分証明書などを持って銀行に行き、通帳を作ってきてマイナンバーカードに登録しましょう。

高齢者の家族のマイナポイントを申し込む方法

同じ家族でも、高齢者の場合は成人済みですのが、操作が遅くても本人が操作して登録することができるのであれば高齢者本人がマイナポイントの申込みや決済サービスなどの登録をおこなう必要があります。

高齢者の家族のマイナポイントの申込みは、もし自身での操作が可能なのであれば横で家族がフォローしながらマイナポイントアプリなどで申し込みをおこなってください。申し込み方法は前述した子供のマイナポイントの申込み方法と同じです。

高齢者の家族の場合も、やむを得ない場合は法定代理人名義の決済サービスを登録することができますが、やはり原則は本人名義ですので、できる限り本人名義の決済サービスでの登録をおすすめします。

スマホがない場合のマイナポイントの申込み方

なお、高齢者の場合はマイナポイントアプリを利用できるスマホなしという人もいるでしょう。マイナポイントアプリが全面に出るため知らない人もいるでしょうが、マイナポイントはスマホなしで申込みをすることが可能です。

パソコン/PCで申込む

ネット接続可能なパソコン/PCを所持しているのであれば、スマホなしでもそれを利用して申し込みをすることができます。

こちらでも家族分まとめて申込むことができますが、マイナンバーカードの読み取りが可能なICカードリーダーの準備が必要ですので、その点は注意が必要で、今はICカードリーダーなしの状態でパソコンを使っているという場合は、別途購入してください。

1500円ほどで売っていますし、医療費控除の申請などe-Taxを利用する機会があるのであれば使うことも増えるため、これを機に購入しておくのもよいでしょう。マイナポイント申し込みサイトの動作環境に関しては下記リンク先を参照してください。

パソコンでマイナポイントの申し込みをする場合、まずは下記リンク先にアクセスしましょう。

マイナポイント
「申込む」をクリック

「申込む」をクリックして進みましょう。

必要なソフトや拡張機能をインストール

パソコンからマイナポイントの申請をするためにはマイキーID作成・登録準備ソフトと、利用しているブラウザのマイナポイント申請に必要な拡張機能のインストールが必要です。表示された画面に沿って準備をしてください。

パソコンからの申込みに必要な準備が整ったら、パソコンに接続したICカードリーダーにマイナンバーカードを差し込んで読み取り「はじめる」をクリックします。

マイナンバーカードの4桁の暗証番号を入力し、申し込みたいマイナポイントにチェックを入れて「○つ選択して次へ」を押します。すべてチェックして登録してもいいですし、後でチェックしなかったものの申請もできます。

チェックして進んだら、マイナポイントの受け取りに利用するキャッシュレス決済サービスの選択画面になります。

決済サービスのIDとセキュリティーコード(パスワードやカード裏のコードなど、サービスによって異なる)、自身の電話番号の下4桁を入力した上で「次へ」を押し、内容の確認などをして申込みを行いましょう。

なお、マイナンバーカードの保険証としての利用は同意するだけで問題ないですが、公金受取口座の登録は登録のための入力が必要ですので、その辺りは画面の指示に従って進めてください。

家族のスマホから申込む

もし家族がマイナポイントアプリに対応しているスマホを持っているのであれば、そちらを借りて申込むこともできます。

家族全員が同じスマホからマイナポイントの申し込みができるため、そういった意味では1つのスマホでまとめての申込みは可能です。

マイナポイント手続きスポットから申込

家族のスマホにもマイナポイント対応のスマホなし、という場合は、マイナポイントの手続スポットからの申込みもできます。

スマホなしでも利用できるマイナポイント手続スポットは、市役所などが設置している他、各決済サービスが自身の決済サービスを利用しての申請を手伝う形で手続きしてくれるところがあります。

そういった場所へ足を運ぶ余裕があるということであれば、マイナポイント手続スポットから申込むというのもありでしょう。特に機械の操作に不安がある高齢者の方の場合は、スマホなしという場合はこちらの方法のほうが申請しやすいこともあります。

なお、一部の市区町村の手続スポットを除き、公金受取口座の登録はおこなうことができず、結局のところスマホは必要となるため、その点注意が必要です。

5000ポイント分のマイナポイントの申込みと健康保険証としての利用はどこでも可能ですので、手続スポットを利用するのであれば最低限その2つの申請はしておいて、誰かからスマホやパソコンを借りて公金受取口座の登録をおこなうことをおすすめします。

コンビニから申込む

なお、実はコンビニに設置されているマルチコピー機からマイナポイントの申請を行うことも可能です。スマホなしという場合でも可能で、コンビニにアクセスしやすいという場合にはやりやすい方法と言えます。

マルチコピー機の操作画面で「行政サービス」を選択すると「マイナポイント」の項目が表示されるため、そこをタップして、画面の案内に沿って操作をおこなってください。

コンビニのマルチコピー機でも公金受取口座の登録はおこなうことはできませんので注意が必要です。

最後に

マイナポイントは、スマホアプリから家族分のまとめての申請は、子供や操作が難しくやむを得ない事情があれば高齢者の分も可能です。

あくまでやむを得ない事情がある場合ですので、15歳未満の場合以外は誰かがまとめて申請するという方法ではなく、できるだけ本人での申請が望ましいです。

なお、マイナポイントアプリに対応したスマホなしの場合も、マイナポイント5000円分と健康保険証としての利用登録でもらえるポイントは、手続スポットなどで申請する方法もありますので記事を参考にして申請などをおこなってみてください。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。