2020年06月12日更新
【Google Authenticator】Googleの2段階認証アプリの使い方を解説!
この記事では、Google Authenticatorの2段階認証アプリにおける使い方に焦点を当てて特集していきます。Google Authenticatorの2段階認証アプリとはの説明と使い方、始め方、注意点、機種変更時の設定についても紹介します。
目次
- 1【Google Authenticator】Googleの2段階認証アプリを使う事前準備
- ・Google Authenticatorとは
- ・事前準備の手順
- 2【Google Authenticator】Googleの2段階認証アプリの使い方~設定~
- ・始め方のポイント
- ・設定の手順
- 3【Google Authenticator】Googleの2段階認証アプリの使い方~注意点と対処法~
- ・主な注意点
- ・対処の手順
- ・バックアップが無いときの対処法
- 4【Google Authenticator】Googleの2段階認証アプリの使い方~機種変更時の設定~
- ・設定の手順
- ・合わせて読みたい!Googleに関する記事一覧
【Google Authenticator】Googleの2段階認証アプリを使う事前準備
この記事ではGoogle Authenticatorのアプリの使い方などを説明していきますが、本題に入る前に、2段階認証アプリを使うための事前準備について説明をしていきます。特に、Google Authenticatorについて聞いたことがない方はチェックをおすすめします。
Google Authenticatorとはの解説と、どのような役割を果たしてくれるアプリであるのかについて知ってから本題を読み進めるとより快適に理解ができます。このアプリは知っておくとセキュリティ面などで非常に便利です。
Google Authenticatorとは
それでは早速Google Authenticatorとはの説明から始めていきます。Google Authenticatorとは、長い英語表記のアプリになりますが、セキュリティに関しての役割を果たしてくれるスマホアプリになります。無料で活用することができます。
また、Google Authenticatorというアプリ名に表記されている通り、このアプリはGoogleが提供しているアプリサービスになります。Androidを使用している場合など相性も良く、幅広い場面で活躍してくれるサービスになっています。詳しく見ていきます。
ランダムな数字を用意してくれる認証アプリ
Google Authenticatorとは、どのような機能があるのかというと、まずランダムな数字を用意してくれる働きがあります。様々なサービスで2段階認証が必要になった場合に活用できるセキュリティアプリであることがわかります。
使い方もそれほど難しいものではありませんので、安心して認証に使用することができるというのも魅力になります。それでは、このGoogle Authenticatorのアプリ自体の特徴についても見ていきます。以下でそれぞれ挙げておきます。
主な特徴
Google Authenticatorの主な特徴としては、まず信頼性が高いということです。Googleが提供しているサービスになりますのでセキュリティなどはそれほど心配することはありません。信頼度が高いアプリですので、仮想通貨の取引所でも多様されています。
2段階認証とは、2種類の要素を使用してログインを試みる手段になりますが、これを導入することによって、不正アクセス・不正ログインを未然に防ぐことが可能になります。少し手間ではありますが、2段階認証を省くことはおすすめできません。
事前準備の手順
Google Authenticatorとはどのような働きをするアプリなのかを簡単に紹介しました。仮想通貨などの取引をしている方は、導入を検討してみることをおすすめします。こちらでは、Google Authenticatorの準備について紹介します。
アプリをインストールする
Google Authenticatorの事前準備とは言っても、一般的にアプリをダウンロード・インストールするのと同じ手順で準備ができますので安心してください。iPhoneではApp Storeから、AndroidではGoogle Playから無料でインストールできます。
アプリへのリンク
Google Authenticatorのダウンロードリンクを記載しますので活用ください。
【Google Authenticator】Googleの2段階認証アプリの使い方~設定~
Google Authenticatorとは何かの解説と、特徴、そして事前準備について触れてきました。基本的にはどなたでも無料で導入することができますので、すぐに始めれます。Google Authenticatorの始め方を大まかに理解できましたら次に進みます。
ここからは、Google Authenticatorのアプリで2段階認証をする設定についての始め方を解説していきます。始め方のポイントから、アプリの設定手順まで一通り説明していきますので、初心者でも簡単に2段階認証を設定することが可能です。
始め方のポイント
早速Google Authenticatorの始め方のポイントについて紹介していきます。適切な始め方をするためには以下のことを覚えておく必要があります。特に、まだ一度もGoogle Authenticatorを設定したことがない方には注意点にもなります。
初期設定はPC/タブレットなどのデバイスで行う
Google Authenticatorの始め方のポイントとしてこちらで紹介するのは、初期設定に関してになります。このアプリでは、初期設定をする場合にはPCやタブレットなどのデバイスから行うということが始め方のポイントになっています。
Google Authenticatorの使用するには、QRコードの読み取りが必要になります。そのため、別で使用できるタブレットなどの端末を用意した上で設定を進めていくとスムーズです。このような使い方をするため、別端末が必須になるのは若干ネックです。
設定の手順
上記で紹介した始め方のポイントを踏まえた上で、早速Google Authenticatorの初期設定に入っていきます。お使いのスマホに加えて、タブレット端末やPCなど、別でインターネットが使用できるものを用意してから読み進めてください。
デバイスでGoogleアカウント情報を開く
始め方として最初に行うのは、デバイスでGoogleアカウント情報を開くことです。PCやタブレットでGoogleにアクセスし、自分のアカウントでログインを済ませることで表示できるようになっています。メニューから「セキュリティ」を選択します。
サイドメニューのセキュリティを開く
Googleのログイン後のアカウントメニューからセキュリティを選択しますが、場所がわからない方に説明しておきます。右上の自分のアイコンをクリックし、「アカウントを管理」という部分をクリックすることでメニューが表示されます。
このメニュー一覧の中に「セキュリティ」と表示されている部分があります。これをクリックして設定を進めていきます。
2段階認証プロセスを開き開始を選択する
「セキュリティ」をクリックすることで、右側にさらにメニューが表示されます。この一覧から「2段階認証プロセス」というメニューがあります。今度はこちらをクリックしていきます。
「使ってみる」をクリックして次に進めます。
パスワードを入力後ワンタイム確認コードを入力する
次に、パスワードを入力し、ワンタイム確認コードを入力し、認証を済ませていきます。ワンタイム確認コードについては、Googleのアカウントに紐づけ登録を行っているスマホ端末のSMSなどに送信されるようになっています。
確認コードが届いたかをチェックして、受信したSMSに記載されているコードをそのままGoogleの認証画面に入力しておきます。
認証を有効にしスマホの種類を選択する
パスワード設定、確認コードの入力が完了すると画面上に、「有効にしますか?」という内容の表示があります。この部分で「有効にする」を選択することでGoogle Authenticatorの初期設定が完了になります。最後にもう1つやることがあります。
最後に、予備手順の2番目を設定という画面になります。この部分で「認証システム アプリ」にある「設定」をクリックします。
お使いのスマホの種類を選択できる画面になりますので、適切なものを選択して次に進みます。
QRコードをスマホで読み取る
最後に画面上にQRコードが表示されます。
この画面でスマホのGoogle Authenticator「Google認証システム」を起動し「使ってみる」からアプリを始めます。
次の画面で「QRコードをスキャン」という部分をタップします。するとスキャン画面に切り替わります。先ほどのQRコードをこの時点で読み取ります。
スマホに表示されたコードをデバイスに入力する
無事QRコードのスキャンが完了すると、スマホに完了した内容の表記が記載されますので目安にしてください。この部分にコードが表示されます。最後にこの確認コードをGoogleの設定画面に入力することで、設定が完了です。始め方は以上になります。
【Google Authenticator】Googleの2段階認証アプリの使い方~注意点と対処法~
ここまでGoogle Authenticatorの初め方として初期設定方法を解説してきました。スマホとは別にもう1つデバイスを用意して設定を完了させます。手間がかかる作業ではありますが、1度認証し、有効にしてしまえば後は快適に使用できます。
ここからは、次のトピックに移ります。Google Authenticatorの2段階認証アプリの使い方について説明していきます。始め方の部分で説明した順番で設定を完了させた方は、こちらをチェックしてください。
主な注意点
Google Authenticatorの使い方として、まずは主な注意点について説明をしていきます。これから2段階認証を積極的に活用していきたいという方は、必ず覚えておきたい点になります。特に機種変更を予定している方はこの注意点は重要です。
バックアップしておかないと紛失/故障時にログインできなくなる
今回Google Authenticatorの2段階認証を使用する際の注意点として紹介するのは、紛失時や故障時についてになります。普段からデータをバックアップしていない場合は、お使いの端末を紛失してしまった場合や、故障時にログインができなくなります。
なにもせずにそのまま機種変更し、以前まで使っていた機種を処分してしまうなどの場合などにおいても対処が必要な注意点になります。不安な方は以下をチェックすることをおすすめします。
対処の手順
注意点で紹介しましたようにスマホ端末を紛失してしまった、機種変更で処分してしまった、そして破損させてしまったことにより再ログインができなくなるというトラブルを回避するためには適切なバックアップ対処をしておく必要があります。
ここからはバックアップコードの作成方法などご自身でできる対処方法を解説していきます。以下の設定を行うことでトラブルがあっても落ち着いて対応することが可能です。
バックアップコードを作成しておく
まず紹介するのは、バックアップコードを作成しておくということです。バックアップコードは上記で紹介したGoogleアカウント管理メニューの「セキュリティ」から2段階認証プロセスをクリックし、「バックアップコード」から作成できます。
複数のスマホにインストール/設定しておく
また、バックアップだけではなく、ここまで紹介した設定を複数の端末で完了させておくというのもおすすめです。
QRコードとアドレスキーを保存する
設定の際に使用したQRコード、そしてアドレスキーをあらかじめ保存しておくということも有効な対処法です。
複数のスマホで認証コードを確認する
複数のスマホから認証コードを確認するというのもおすすめです。こちらは端末をいくつか所持している場合は行ってください。無理に行う必要はありません。
バックアップが無いときの対処法
ここで、バックアップをしておらず、注意点で紹介したようなトラブルが発生してしまった場合の対処法についても紹介していきます。バックアップを普段から保存しておくとすぐに対応できますが、この場合は若干手間がかかります。
2段階認証設定を解除し再設定を行う
この場合は、手間になってしまいますがもう一度2段階認証の設定をやり直すことで再度利用可能になります。Googleのアカウント管理画面から、上記で紹介した方法と同じ手順で2段階認証の設定ページを開き解除後にもう一度認証を行います。
【Google Authenticator】Googleの2段階認証アプリの使い方~機種変更時の設定~
ここまでGoogle Authenticatorの使い方と注意点、バックアップの必要性について解説してきました。バックアップの無い場合でも再度設定をすれば解決できますので焦らず対処してください。ここからは機種変更時の設定について説明していきます。
設定の手順
Google Authenticatorを使用している状態で新しいスマホ端末に機種変更する場合には以下の手順で設定を行っていきます。2段階認証済みのまま何もせずに機種変更しないように注意してください。
2段階認証済みの端末でバックアップがあるかを確認する
機種変更の際にまずチェックしておきたいのが2段階認証済みの端末でバックアップが作成されているかということです。この時点でバックアップが見られない場合は、先ほど紹介した方法でバックアップデータを作成しておいてください。
新端末でアプリをインストールする
バックアップが完了してる場合はそのままで結構です。機種変更後の新しいスマホ端末にGoogle Authenticator「Google 認証システム」のアプリをダウンロード・インストールします。
新端末で2段階認証アカウントを復元する
最後に機種変更をした新しい端末で復元していきます。復元まで完了しましたら、今までと同じようにGoogle Authenticatorが使用できているかをチェックし、問題が無いようであれば完了となります。