2020年07月18日更新
【Windows10】WindowsXP風にカスタマイズする方法!
Windows10のパソコンを利用していてWindowsXP風のスタイルに変更できることを知っていますか。昔のWindowsXP風が好きな人もいるかと思います。ここではWindows10をWindowsXP風に変更する方法について紹介していきます。
目次
- 1【Windows10】WindowsXP風にカスタマイズする方法~VisualStyle~
- ・「VisualStyle」の特徴
- ・「UxStyle」インストール手順
- ・「VisualStyle」の適用方法
- 2【Windows10】WindowsXP風にカスタマイズする方法~Open Shell~
- ・「Open Shell」の機能/特徴
- ・インストール手順
- ・使い方
- 3【Windows10】WindowsXP風にカスタマイズする方法~Spencer~
- ・「Spencer」の機能/特徴
- ・導入手順
- 4【Windows10】WindowsXP風にカスタマイズする方法~Back to XP/7 for 10~
- ・「Back to XP/7 for 10」の機能/特徴
- 5【Windows10】WindowsXP風にカスタマイズする際の注意点
- ・不具合が起こる場合がある
- ・ソフトの開発が終了することも多い
- ・英語/PC操作に自信がない人には不向き
- ・ログイン画面の再現はできない
- ・最後に
- ・合わせて読みたい!Windows10に関する記事一覧
【Windows10】WindowsXP風にカスタマイズする方法~VisualStyle~
みなさんはWindows10のパソコンを利用していてデザインが慣れないなと思ったことはありませんか。昔のWindowsXP風の画面の方が使い慣れている人も多くいるかと思います。
ここではWindows10のパソコンをWindowsXP風のデザインに変える方法をいくつか紹介していくので是非参考にしてみてください。
「VisualStyle」の特徴
まずWindows10のパソコンをWindowsXP風にカスタマイズする方法としては「VisualStyle」を活用してカスタマイズする方法があります。
まずは「VisualStyle」とはどのようなソフトウェアであり、どのような特徴があるのかをチェックしていきましょう。
Windows用のカスタムスキン/テーマ
Windows10のパソコンをWindowsXP風にカスタマイズできる「VisualStyle」の特徴としては、Microsoft非公式のカスタムスキン/テーマであり、ネット上に色々なものが公開されています。
もちろんその公開されているカスタムスキン/テーマの中にWindowsXP風のテーマもあるため、そのテーマを活用することでWindowsXP風にカスタマイズすることができます。
「UxStyle」を使いスキン/テーマを適用させる
また「VisualStyle」で利用したいカスタムスキン/テーマがあれば、「UxStyle」を使いスキン/テーマをパソコンに適用させることもできます。
「UxStyle」のようなフリーソフトを使うと「VisualStyle」のテーマを適用することができるのだが、「UxStyle」以外にもいくつか専用ソフトがあるのでチェックしてみてください。
「UxStyle」インストール手順
「VisualStyle」のテーマを適用するためには「UxStyle」のような専用なソフトウェアが必要になります。ここでは「UxStyle」のインストール手順について紹介していきます。
ダウンロードサイトにアクセス
「VisualStyle」のテーマを適用する「UxStyle」のインストール方法としては、まず公式のサイトから「UxStyle」のダウンロードファイルを取得する必要があります。
「UxStyle」の公式サイトは、”https://uxstyle.softonic.jp/”にアクセスすればダウンロードすることができるようになっています。
ダウンロードしたファイルを実行
「UxStyle」のダウンロードファイルをパソコンにダウンロードすることができたら、ダウンロードファイルを実行しましょう。
ダウンロードファイルは、ウェブブラウザの設定によってはデフォルトのダウンロードフォルダ以外にダウンロードされていることもあるので注意してください。
「Install」をクリック
ダウンロードファイルを実行するとポップアップが表示されるので、「Install」をクリックしましょう。
「Close」をクリック
「Install」をクリックすると「UxStyle」のインストールが開始されます。問題なくインストールが完了すると「Close」の項目が表示さるので、「Close」をクリックしましょう。
「VisualStyle」の適用方法
「UxStyle」のインストールが完了したら、VisualStyle」で好きなテーマを適用することができます。ここでは「VisualStyle」の適用方法について紹介していきます。
WindowsXP風のテーマをダウンロードして解凍する
「VisualStyle」の適用方法としては、パソコンにログインしてまず「VisualStyle」からWindowsXP風のテーマをダウンロードしましょう。
「VisualStyle」からダウンロードしたファイルは解凍できるようになっているので、ダウンロードファイルを解凍しておくとスムーズに適用できます。
Windows10のバージョンを確認
また「VisualStyle」で適用する際にOSのバージョンによって利用するファイルが異なっているので、自分のパソコンのWindows10のバージョンを確認しておきましょう。
バージョンと同じ名前のファイルを開く
自分のパソコンのWindows10のバージョンを確認できたら、該当するバージョンと同じファイルを解凍したファイルの中から見つけましょう。見つかったらダブルクリックして開きましょう。
システムフォルダにコピー
自分のパソコンと同じバージョンの名前のファイルがあれば、システムフォルダにコピーしましょう。システムフォルダは「C:\Windows\Resources\Themes」になります。
テーマファイルをダブルクリック
システムフォルダにコピーすることができたら、その中から「XP_Luna」と記載されているテーマファイルをダブルクリックしましょう。
すると個人設定画面が表示されるので、そのまま閉じてください。これで「VisualStyle」の適用は完了になります。
【Windows10】WindowsXP風にカスタマイズする方法~Open Shell~
Windows10のパソコンをWindowsXP風にカスタマイズする方法として「VisualStyle」と「UxStyle」を活用する方法について紹介しましたが、他にも方法があります。
ここではWindows10のパソコンをWindowsXP風にカスタマイズする方法としてOpen Shellというソフトウェアを利用する方法について紹介していきます。
「Open Shell」の機能/特徴
Windows10のパソコンをWindowsXP風にカスタマイズすることができる「Open Shell」とはどのようなソフトウェアなのでしょうか。ここでは「Open Shell」の機能や特徴についてチェックしていきます。
スタートメニューのカスタマイズができる
「Open Shell」の機能/特徴としては、スタートメニューをXPや7などに似た外見にスタートメニューを変更できるソフトウェアになっています。
またスタートメニューのデザインやスタートメニューの機能に関して詳細に設定することができるのも「Open Shell」の特徴となっています。
「Classic Shell」から派生したフリーソフト
また「Open Shell」は過去に同様の機能を持ったフリーソフト「Classic Shell」があり、「Classic Shell」の開発終了後に「Classic Shell」とは別の開発者に引き継がれて開発されたソフトです。
「Classic Shell」は、過去のバージョンのWindowsから使い慣れた機能を復元することができるソフトウェアで「Classic Shell」を良く利用する人も多くいます。
なので「Classic Shell」を利用したことがある人は「Open Shell」も問題なく利用することができるでしょう。
インストール手順
「Classic Shell」から派生したフリーソフトである「Open Shell」の機能や特徴についてはわかっていただけましたでしょうか。それではここではその「Open Shell」のインストール方法について紹介していきます。
ダウンロードサイトにアクセスする
「Open Shell」のインストール方法としては、まず「Open Shell」のダウンロードサイトにアクセスしてダウンロードファイルを取得する必要があります。
「Open Shell」のダウンロードサイトは、”https://freesoft-100.com/review/classic-start.html”となっています。「Classic Shell」と間違えないようにしましょう。
インストーラーをダウンロードし起動させる
「Open Shell」のダウンロードサイトからダウンロードファイルを取得することができたら、ダウンロードファイルを実行してインストール画面を表示させましょう。
内容を確認しながら「Next」をクリック
インストール画面が表示されたら、内容を確認しながら画面を進めましょう。基本はデフォルトのままで「Next」をクリックしても問題ありません。
「Install」をクリック
最後の画面までいくと「Install」の項目が表示されるので、問題なければ「Install」をクリックしてください。すると「Open Shell」のインストールが開始されます。
「Finish」をクリック
「Open Shell」のインストールが完了するとインストール画面で「Finish」の項目が表示さるので、「Finish」をクリックしましょう。
使い方
「Open Shell」をインストールすることができたら、次は使い方についてです。「Classic Shell」を活用したことがあれば一般的な設定は「Classic Shell」と同じになっています。
元のメニューに戻す
まず「Open Shell」の使い方としては、従来のスタートメニューを表示させる必要があります。従来のスタートメニューの表示方法としては、Shift+windowsマークをクリックしましょう。
ソフトを終了させる
そして「Open Shell」のソフトウェアを終了させましょう。スタートメニューのボタンの右クリックメニューから「終了」をクリックすると「Open Shell」のソフトウェアは終了します。
デザインの変更
再度「Open Shell」のソフトウェアを起動させて、スタートメニューを右クリックして、設定を選択しましょう。
設定画面の「スタート メニューのスタイル」タブで詳細な設定ができるので、自分の好きなカスタマイズを選択しましょう。
またデザインは「スタートメニューのスタイル」「スキン」から変更可能なので、デザインの変更は実際のデザインを確認しながら変更することができます。
【Windows10】WindowsXP風にカスタマイズする方法~Spencer~
Windows10のパソコンをWindowsXP風にカスタマイズする方法として、次にSpencerのソフトウェアを利用する方法について紹介していきます。
「Spencer」の機能/特徴
Windows10のパソコンをWindowsXP風にカスタマイズできるSpencerの機能や特徴について他のソフトウェア同様にチェックしていきましょう。
WindowsXP風のメニューを表示させるフリーソフト
「Spencer」の機能としては、Windows10のパソコンやWindows10のデザインをWindowsXP風のメニューを表示させることができるソフトウェアになっています。
使い方もシンプル
また他のソフトウェアはいくつか設定したりインストールする必要があったのですが、「Spencer」はインストールが不要で使い方もシンプルです。なのでWindows10に慣れていない人におすすめです。
導入手順
Windows10のパソコンをWindowsXP風に簡単にカスタマイズできる「Spencer」のソフトウェアの導入方法についてチェックしていきましょう。
先程紹介したようにWindows10のパソコンに「Spencer」のソフトウェアをインストールする必要がありません。
ダウンロードサイトにアクセス
まずは「Spencer」のソフトウェアをダウンロードサイトからダウンロードする必要があります。ダウンロードサイトは、「https://freesoft-100.com/review/spencer.html」になります。
ファイルをダウンロード
ダウンロードサイトにアクセスできたら、「Spencer」のソフトウェアをダウンロードサイトからダウンロードしましょう。
ファイルを解凍し「Spencer.exe」を右クリック
「Spencer」のソフトウェアをダウンロードできたら、ダウンロードファイルは解凍することができるので右クリックして解凍しましょう。解凍すると解凍ファイルの中から「Spencer.exe」を探して右クリックしてください。
「タスクバーにピン留めする」を選択
「Spencer.exe」を右クリックして「タスクバーにピン留めする」を選択しましょう。するとタスクバーにSpencerのアイコンが表示されます。これでSpencerの導入は完了です。
【Windows10】WindowsXP風にカスタマイズする方法~Back to XP/7 for 10~
Windows10でWindowsXP風にカスタマイズする方法は、他にもあります。ここではWindowsXP風にカスタマイズする方法として、Back to XP/7 for 10のソフトウェアについてチェックしていきましょう。
「Back to XP/7 for 10」の機能/特徴
Windows10でWindowsXP風にカスタマイズすることができるBack to XP/7 for 10のソフトウェアとはどのような機能や特徴があるか紹介していきます。
見た目をWindowsXP/7に近づける有料ソフト
Back to XP/7 for 10とは、Windows10のパソコンで見た目をWindowsXP/7に近づける有料ソフトになっています。先程は無料のソフトウェアでしたが、Back to XP/7 for 10は有料です。
またBack to XP/7 for 10は日本の企業が開発するソフトで、使い方や設定方法も日本人向けになっています。
スタートメニュー/壁紙のカスタマイズも可能
Back to XP/7 for 10の特徴としては、Windows10のパソコンをのスタートメニューの設定やXPの定番壁紙の使用も可能であり、見た目をほとんほWindowsXPに近づけることができます。
【Windows10】WindowsXP風にカスタマイズする際の注意点
Windows10のパソコンをWindowsXP風にカスタマイズする方法についていくつか紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
しかしWindows10のパソコンをWindowsXP風にカスタマイズする際には気を付けるべき注意点があります。ここではその注意点についてチェックしていきましょう。
不具合が起こる場合がある
Windows10のパソコンをWindowsXP風にカスタマイズする際の注意点としては、公式のソフトではないため、通常の使用やアップデート時に不具合が起きる可能性もあります。
なのでアップデートする前や設定する前はWindows10のパソコンでバックアップを取っておくといいかもしれません。
ソフトの開発が終了することも多い
またここで紹介したソフトウェアは、ソフトの開発が終了し、更新やサポートを受けられなくなる可能性もあるため、不具合が発生しやすくなる可能性もあります。
英語/PC操作に自信がない人には不向き
またWindows10のパソコンをXP風にカスタマイズするフリーソフトのダウンロードサイトやインストール画面は英語表記である場合が多いです。
なのでWindows10のパソコンのPCの設定やPC関連の英語の知識がない人には難易度が高いのであまりおすすめできません。
ログイン画面の再現はできない
またWindows10のパソコンの背景を設定するソフトなどはあるが、XP風のログイン画面を忠実に再現する方法はありません。ログイン画面についてはWindows10の仕様を利用するしかありません。
なのでWindows10のスタートメニューや画面のカスタマイズはできますが、ログイン画面やログイン表示についてはXP風にカスタマイズできないので注意してください。
最後に
Windows10のパソコンをWindowsXP風のデザインに変える方法についていくつかソフトウェアを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
またログインした後のデスクトップやスタートメニューをカスタマイズすることはできますが、ログイン画面やログイン表示をカスタマイズするソフトウェアはないのでログイン画面については諦めるしかないでしょう。
もしWindows10のスタートメニューやログイン後のデスクトップ画面が気に入らないのなら変更してみてください。