FastStone Image Viewerの日本語化や使い方を解説!

FastStone Image Viewerはデジカメで撮影したRaw画像をPCで表示できるビューアソフトです。写真だけでなくスライドショーの再生も可能です。この記事では、FastStone Image Viewerの導入方法や使い方について詳しく解説します。

FastStone Image Viewerの日本語化や使い方を解説!のイメージ

目次

  1. 1【Windows】FastStone Image Viewerの使い方
  2. FastStone Image Viewerとは
  3. FastStone Image Viewerの導入方法
  4. 画面の見方
  5. FastStone Image Viewerの使い方

【Windows】FastStone Image Viewerの使い方

スマホだけではなく、本格的なデジカメで写真を撮影する方にとっては、PCで写真を編集したり閲覧したりするためのビューアソフトが重要です。この記事では、無料で使えるWindows向けのFastStone Image Viewerというビューアソフトについて詳しく解説します。

FastStone Image Viewerとは

FastStone Image Viewerとはどのようなビューアソフトなのでしょうか。

できること

ビューアソフトのFastStone Image Viewerでできることは次のとおりです。

  • 画像の閲覧
  • 動画の再生
  • スライドショーの再生
  • 画像のリサイズ
  • 画像のトリミング
  • テキストの挿入
  • 画像内への描画
  • スクリーンキャプチャ
  • 写真の比較など

対応形式

ビューアソフトのFastStone Image Viewerの対応形式は次のとおりです。

  • BMP
  • CUR
  • GIF
  • ICO
  • JPEG(JPG / JPEG / JPE)
  • JPEG2000(JP2 / J2K)
  • PCX
  • PNG
  • PPM
  • PSD
  • TGA
  • TIFF(TIF / TIFF)
  • WMF
  • キャノン(CRW / CR2)
  • ニコン(Nikon)
  • オリンパス(ORF)
  • フジフィルム(RAF)
  • アドビ(DNG)
  • ミノルタ(MRW)
  • ペンタックス(PEF)
  • ソニー(SRF / ARW / RW2)
  • HEIC
  • WEBP
  • FAX
  • JFIF
  • TS

Windows向けのビューアソフトとしては幅広い形式に対応しているソフトです。

FastStone Image Viewerの導入方法

FastStone Image ViewerをWindows PCへ導入する方法を解説します。FastStone Image ViewerをPCへダウンロードしてインストールする流れは次のとおりです。

ダウンロード/インストール手順

まずは、FastStone Image Viewerの提供元サイトへアクセスしてインストーラーをダウンロードしましょう。

FastStone Image Viewerのダウンロード方法
FastStone ImageViewerをダウンロードする

上記のリンクへアクセスし「FastStone Image Viewer7.5」のいずれかのファイルをクリックしてダウンロードします。

EXEファイルならダウンロードしてすぐにインストールできます。しかし、PCをお使いの環境によってはEXEファイルのような実行ファイルの直ダウンロードが禁じられていることもあるので、その場合にはZIPファイルをダウンロードしましょう。

FastStone Image Viewerのダウンロード方法

ダウンロードしたファイルをダブルクリックして開きます。

FastStone Image Viewerのインストール方法

Windowsのユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリックします。するとセットアップウィザードが表示されます。「Next」をクリックします。

FastStone Image Viewerのインストール方法

「License Agreements(ライセンスへの同意)」が表示されます。「I Agree(同意する)」をクリックします。

FastStone Image Viewerのインストール方法

インストールされる場所が表示されます。後で日本語化パッチを導入するときにこの場所を開くので、フォルダの場所をコピーしてメモ帳などに貼り付けておきましょう。インストールされるフォルダをメモしたら「Install(インストール)」をクリックします。

FastStone Image Viewerのインストール方法

するとインストールが始まります。インストールが完了したら「Finish」をクリックすると完了です。

初期設定/日本語化

インストールしたFastStone Image Viewerを開いてみると、メニューが英語表示されています。

FastStone Image Viewerの日本語化方法

英語では使いにくいという方は日本語化しておきましょう。FastStone Image Viewerの日本語化パッチはこちらのサイトで配布されています。

FastStone Image Viewerの日本語化方法
TiltStr

上記のページにアクセスしてページを下にスクロールするとFastStone Image Viewerの日本語化パッチがあります。今回インストールしたFastStone Image Viewerはver.7.5です。インストールしたFastStone Image Viewerと同じバージョンの日本語化パッチの「ダウンロード」をクリックしてダウンロードしましょう。

日本語化パッチの入ったzipファイルがダウンロードされるので解凍しておきます。

FastStone Image Viewerの日本語化方法

解凍したフォルダを開き、「FSIV_7jp.exe」をコピーします。

FastStone Image Viewerをインストールしたフォルダを開き、そのフォルダの中に「FSIV_7jp.exe」を貼り付けます。フォルダの場所を変更していなければ32ビット版Windowsなら「C:\Program Files\FastStone Image Viewer」、64bit 版Windowsなら「C:\Program Files (x86)\FastStone Image Viewer」です。

管理者権限が必要だという警告が出たら「続行」をクリックすれば移動できます。

FastStone Image Viewerの日本語化方法

FastStone Image Viewerのフォルダの中に移動した「FSIV_7jp.exe」をダブルクリックして実行します。「正常終了」という表示が出れば日本語化に成功です。

FastStone Image Viewer

FastStone Image Viewerを起動すると日本語化されています。

画面の見方

FastStone Image Viewerを使えるように設定できたら、起動して画面を確認してみましょう。FastStone Image Viewerの画面は次のようになっています。

FastStone Image Viewerの使い方

FastStone Image Viewerを利用する上で特に重要な、フォルダツリーウィンドウ、プレビューウィンドウ、サムネイルウィンドウの3つのウィンドウについて解説します。

フォルダツリーウィンドウ

フォルダツリーウィンドウには、フォルダがツリー状に表示されます。フォルダツリー表示ならフォルダの階層ごとに開けるので、FastStone Image Viewerで表示したいファイルを探すのに便利です。表示するフォルダの変更も簡単にできます。

プレビューウィンドウ

プレビューウィンドウにはサムネイルウィンドウで指定している画像のプレビュー画面が表示されます。画像の下には撮影日や画像の大きさといったデータも表示されます。プレビューウィンドウもしくはサムネイルウィンドウの画像をダブルクリックすると、写真を拡大表示できます。

プレビューウィンドウにマウスポインターを乗せて、マウスホイールを回すと、サムネイル表示されている次の写真へ画像が切り替わります。

サムネイルウィンドウ

サムネイルウィンドウには、フォルダツリーで開いているフォルダの中に保存されている写真がサムネイルで一覧表示されます。

FastStone Image Viewerの使い方

コントロールバーの一番右側の表示切り替えのボタンで表示方法を切り替えると、サムネイルの表示方法を切り替えられます。

FastStone Image Viewerの使い方

FastStone Image Viewerの具体的な使い方について解説します。

画像ビューワとして使用

使い方の1つ目は画像ビューアとして利用する方法です。FastStone Image Viewerならサムネイル表示でフォルダの中の写真をまとめて確認することも、1枚ずつ拡大表示して確認する事もできます。

写真を全画面表示するなら、サムネイルの写真をダブルクリックします。全画面表示もしくはサムネイルで左クリックすると、マウスポインターのある部分が更に拡大表示されます。そのままドラッグすると拡大表示する位置が変わります。

トリミングやリサイズ

FastStone Image Viewerの使い方は、画像のトリミングやリサイズです。FastStone Image Viewerなら画像の一部を切り取ったり、サイズを変更するリサイズできます。

FastStone Image Viewerの使い方

トリミングやリサイズの使い方は、全画面表示した写真を右クリックして、「編集」をクリックします。トリミングしたい場合には「トリミングボード」を、リサイズの場合には「拡大縮小/リサンプル」をクリックします。

画像に簡単に文字や図形を書き込む方法

FastStone Image Viewerの使い方の3つ目は画像に文字や図形を書き込む使い方です。全画面表示した写真を右クリックして「編集」から「描画ボード」をクリックします。

FastStone Image Viewerの使い方

するとペンやブラシで線を書き込んだり、テキスト文字を入力できる描画ボードが開きます。

外部のアプリケーションと連携

FastStone Image Viewerは外部アプリケーションとの連携も可能です。PCにインストールされているソフトと連携できます。外部ソフトとの連携方法は、ツールバーの「編集」から「外部プログラムで編集」、「プログラムの追加/除去」をクリックします。

Windowsのプログラムフォルダが表示されるので、その中から連携したいプログラムを選択します。画像を編集するときには、全画面表示で右クリックして「外部プログラムで編集」をクリックして、利用するソフトを選択します。

一括で処理する方法

FastStone Image Viewerでは、複数のファイルを一括して変換したりリネームしたりできます。まずは、サムネイルウィンドウで一括変換したいファイルをCtrlキーを押しながらクリックして指定します。

FastStone Image Viewerの使い方

「ツール」を開き「選択した画像を一括変換」「選択した画像を一括リネーム」をクリックすると、選択したファイルを同時に変換もしくはリネームできます。

動画/スライドショーの再生

FastStone Image Viewerなら動画やスライドショーの再生も可能です。動画の再生方法は、FastStone Image Viewerで開いているフォルダの中に保存されている動画をプレビューウィンドウもしくは全画面表示して再生ボタンをクリックすると再生できます。

スライドショーを再生する場合には、サムネイルウィンドウでスライドショーとして再生したい写真を選択します。

FastStone Image Viewerの使い方

コントロールバーに「スライドショー」のボタンがあるのでクリックします。するとスライドショーの設定画面が開きます。写真が切り替わる時間などを設定して「再生」をクリックするとスライドショーの再生が始まります。

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この記事のライター
YKX
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