2022年08月15日更新
【VTuber向け】サムネイル画像の作り方とコツ!フリー素材サイトも紹介
VTuberとして動画をアップロードしたり生配信をしたりする際、そのサムネイルの画像は目を引くようなものにすると多くの人が開いてくれるという確率を上げることもできます。VTuberの人向けに、サムネイル画像んお作り方やコツなどを紹介していきます。
目次
【VTuber向け】サムネイル画像の作り方
YouTubeに動画のアップロードなどをする際、動画の一覧に表示される画像をサムネイル画像といいます。サムネイル画像は動画の第一印象と言えるものですので、適当に設定されているだけだと見る人の興味を引かず再生数も伸びづらくなります。
YouTubeのサムネイル画像の作り方
VTuberをしている人の場合もサムネイルの重要性は変わりません。YouTubeの動画サムネイル画像の作り方としては、大きく分けて2つの方法があります。
自分で作成する
1つ目は自分でサムネイルを作成する方法です。自分で背景となるフリー画像などをダウンロードしたり自作したりして準備し、その上に文字や画像の挿入をするという流れがサムネイルの作り方です。
著作権なども考えて利用しなければならないため、ネット上にある画像なら何でも使っていいというわけではありません。自分で撮影した写真や作成した画像をサムネイルに利用するのであれば問題ありません。
クリエイターに依頼する
VTuberをしているけれど時間が取れない、自分でサムネイルを作るのは難しいと言うような場合はクリエイターに依頼するというのも一つの方法です。YouTubeのサムネイルの作成はココナラなどで依頼することができます。
相場はサムネイルのクオリティなどにもよりますが、500円から2,500円あたりが相場になっています。1,000円でもクオリティの高いYouTubeのサムネイルを作成してくれる人もいますので、好みのクリエイターさんを探して依頼してみましょう。
自分でサムネイル画像を作る場合の手順
お金をなるべくかけたくないから自分でサムネイル画像を作成したい、という場合、どのような手順でやるのか、作り方の手順の説明からしていきます。
サムネイルにしたい画像を用意
まず、サムネイルの背景として利用したい画像を準備しましょう。フリーの背景素材をダウンロードしてもいいですし、自分で撮影した写真や作成した画像を利用しても問題ありません。
背景はサムネイルの雰囲気の作成にも重要ですので、VTuberとしてアップロードした内容に沿った雰囲気のものを背景として選ぶようにしてください。
使用したい素材をフリー素材サイトなどからダウンロード
また、VTuberとしての自身のアバターもさることながら、それ以外に必要なが素材なども必要となります。こちらも自身で作成した素材を利用しても問題ありませんが、あれこれ素材を自作していると大変ですので、フリー素材サイトの画像なども活用しましょう。
素材として利用したい画像はネット上にあれこれ存在していますが、全てがフリー画像というわけではありません。
商用利用可能で著作権フリーの素材とだと画像やサイト内の注意事項に記載があるものが対象ですので、利用の際にはその点にも気を配りましょう。
画像編集ソフト/ツールでサムネイルを作成
背景やそれと組み合わせる素材の準備が完了したら、画像編集ソフト/ツールを活用してサムネイルを作成しましょう。YouTubeのサムネイルのサイズは最大サイズが横1280ピクセル×縦720ピクセルです。
アスペクト比は16:9、画像サイズは2MB以下です。前述したピクセル値は推奨サイズですが、小さすぎても画像が荒くなるだけですので注意が必要です。
サムネイル画像を作るコツ
YouTubeに投稿するVTuber動画のサムネイル画像を作る際のコツの説明に移ります。
ゲーム動画の場合はスクショを画像編集ソフトで読み込む
ゲームのプレイ動画などの場合は、そのゲームプレイ中のスクショ画像を背景にしたり素材として画像編集ソフトに読み込んで作成することをおすすめします。どういったゲームをプレイしているのか、どの部分が配信中の見どころなのかが分かるようにしてみましょう。
視聴者目線での画像を考える
YouTube動画を視聴する視聴者が気になる見た目となるよう視聴者目線で画像の配置や大きさなども考えましょう。全体を見ながら画像の縮小をしたり角度を変えたり、場合によっては不要な画像は消去したりすることも必要です。
画面上に画像がたくさんあるとゴチャ付いた印象になり、本当に伝えたい内容が伝わらない可能性も出てくるため視聴者に注目されやすく分かりやすいサムネイルになっているかどうか確認しながら作成してください。
動画一覧になったときの並びのバランスと統一感
また、自身の動画一覧に表示される際、その動画のサムネイルだけ変に浮かないよう、並んでいる時のバランスや統一感にも気をつけましょう。バランスや統一感と言っても、配信内容によって変化するのでは、と思う人も多いかと思います。
当然ながらサムネイルの雰囲気などはありますが、例えばシンプルなサムネイルの中にゴテゴテに装飾されたサムネイルがぽつんとある、というような場合だと違和感があることはイメージできるでしょう。
そういった他の動画と並べたときに違和感がないように、ということを意識するだけでも統一感を出しやすい秘訣でもあるため、頭の片隅に入れる程度でもいいので作成時に少し意識してみてください。
VTubeのサムネイル画像作成におすすめなフリー素材サイト
VTuberのサムネイル画像作成にフリー素材の利用をするといいという旨は前述しましたが、どこでフリー素材をダウンロードして活用すればいいのかと言うのは分からない人も少なくありません。
おすすめのフリー素材サイトを紹介しますので、自身がサムネイル画像として利用したい雰囲気のものなどを選んで、VTuberとしての活動の際にダウンロードして活用してみてください。
イラストAC
複数のイラストレーターの人が描いている様々なイラストがあるサイトです。背景素材・イラスト素材などがある、無料会員登録をすることで利用可能なサイトです。プレミアム会員登録(有料)に入ることでダウンロードできる画像の枚数が無制限になります。
画像の加工が許可されているので、画像の改変や編集なども自由に可能です。商用利用も可能なのでVTuberのサムネイル画像にも当然ながら利用できます。利用可能な範囲などは利用規約に目を通しておいてください。
Bg-Pattrens
背景素材を中心に配布している、商用利用可のフリー素材サイトです。背景のパターン素材などはパターンのサイズやファイル形式、グランジの有無などの設定ができます。ダウンロードしたい素材を調整した上でダウンロードしたい場合には特におすすめです。
背景素材も幾何学や和風、かわいい、おしゃれなどテーマごとに探すこともできるため、繰り返しのパターン系の背景素材が欲しい人は利用してみてください。
パタ・パタン
こちらも背景素材を中心に配布している商用利用可能なフリー素材サイトです。Illustratorで利用できるブラシとしても利用可能な素材も配布しているサイトなので、Illustratorを利用してサムネイル画像の作成をしているという人にもおすすめのサイトです。
パターンやテクスチャ系の素材のほか、レースやトランプなどの素材として利用可能な画像もあります。柔らかい雰囲気の画像が多いため、そういった素材を利用したい人は是非利用してみてください。
いらすとや
フリー素材サイトとしては特に多くの人が目にしたことがあるでしょう、いらすとやの素材もおすすめの素材です。
様々な種類の画像があって、かゆいところに手が届くようなものも多いため、YouTuberやVTuberの人でも利用している人が多いサイトと言えます。
文字関係の素材もあるため、サムネイル作成時にも頼りになるサイトです。ただし、商用利用に関しては1つの媒体に付き20点までという制約がありますので、その点は気をつけて使ってください。
Pixabay
背景画像としておすすめのフリー素材サイトとしてはPixabayがあります。いろいろな人がアップロードした写真素材やイラスト素材があり、編集や商用利用も可能です。
会員登録も必要ありませんし、クオリティの高いものが多いため、サムネイルに利用したい画像も見つけやすいです。
なお、検索して探す際は日本語での検索よりも英語での検索のほうが多くの画像がヒットする可能性が高いものもあります。探す場合は英語と日本語どちらも利用して検索するとより気に入る画像を見つけやすいです。
写真AC
写真ACは前述したイラストACのグループサイトであり、写真素材を中心に配布しているフリー素材サイトです。写真素材なのでサムネイルの背景素材としての活用が特におすすめです。
こちらも加工や商用利用も可能で、無料会員登録で利用できます。会員登録はすべてのACワークスのサービス共通なので、イラストACの無料会員登録をしていれば自動的にこちらも利用可能となります。
有料会員登録をした場合も同様で、イラストACの方で有料会員登録をしているのであれば写真ACの方でも有料会員として写真の利用をすることが可能です。
最後に
VTuberをするにあたり、サムネイルは多くの人に見てもらうための第一印象として重要なものです。
自分で作成する場合も配置などを考える必要はありますが作り方自体は無料のイラストソフトなどを利用することでできる簡単なものなので、自分で利用してみたいと思う場合は挑戦してみてもいいでしょう。
商用利用も可能なフリー素材サイトも紹介していますので、それらも利用した上で素敵なサムネイルを作ってみてください。