2022年12月20日更新
LINE Pay(ラインペイ)の本人確認の登録方法やかかる時間・危険性を解説!
LINE Pay(ラインペイ)は、本人確認をすることで利用できる機能が増えますが、本人確認は時間がかかる、危険性が不安という人も多いでしょう。この記事ではLINE Pay(ラインペイ)の本人確認にかかる時間や登録に関する危険性などについて解説していきます。
目次
LINE Pay(ラインペイ)の本人確認の登録方法
キャッシュレス決済ができるLINE Pay(ラインペイ)は利用できる場所も多いことから普段の買い物などで活用しているという人も少なくないでしょう。
LINE Pay(ラインペイ)の本人確認はどんなときに必要?
そんなLINE Payは、本人確認をすることでより利用できる機能が多くなります。なぜLINE Payの利用のために本人確認が必要なのか、という点から説明していきます。
LINE Pay(ラインペイ)の本人確認とは
そもそもLINE Payの本人確認とはどういったものかというと、LINE Payでの支払いをおこなう人が安心安全に利用できるよう、不正を防止する目的で実行するものです。
本人確認なしでもLINE Payの利用は可能ですが、前述したように本人確認があるのと無いのとでは利用可能な機能に差が発生するため、LINE Payへの本人確認情報は登録しておくに越したことはありません。
本人確認が必要な理由
本人確認なしでもLINE Payが使えるし必須でないのなら別に問題ないのでは、と思うかもしれませんが、本人確認が必要な理由は機能を含め色々存在します。
まずは、LINE Payに本人確認をしていることで安全性を確保し、不正利用を未然に防ぐことができる、という点です。LINE Payで本人確認なしで利用できるのは、チャージと決済だけです。本人確認前は「LINE Cashアカウント」での利用になります。
この場合、チャージは現金やクレジットカードを利用してコンビニなどでおこなう必要があり、外出しなくてはLINE Payのチャージはできないようになっています。
本人確認後は「LINE Money」になり、銀行口座の登録ができるようになります。銀行口座に残高があれば外出しなくてもいつでもどこでもLINE Payへのチャージが可能になるのです。
LINE Payで本人確認をしてアカウント情報が明確になったことで利用できるようになる機能は次のとおりです。
- LINEの友だちへの送金
- LINE Pay残高の出金(銀行口座で現金化)
- 銀行振込でのLINE Payのチャージ
- チャージや支払いなどの上限金額の引き上げ
いずれも、LINE Payに銀行口座の登録をした場合で、不正利用された場合の心配が多いものばかりです。安全性への不安が残る機能は本人確認で払拭できるということがよく分かるかと思います。
LINE Pay(ラインペイ)の本人確認の危険性
なお、詳しくは後述しますが、LINE Payに本人確認をする場合、いろいろな本人確認情報を送信することになります。本人確認情報を送るにあたって逆に危険性はないのか、という不安は当然ながらあるかと思います。
危険性より登録する安全性の方が高い
しかしながら、LINE Payに本人確認をする場合、危険性よりも安全性の方が上回ることになります。
LINE Payのサービスを年中無休で監視しているため、送金依頼の回数・金額が異常に多い場合やアカウント作成時の挙動など不正なアクセスがあるかをモニタリングし、不正なものだと判断されたアカウントはLINE Pay自体の作成を検知・防止しています。
LINE Payに登録されている本人確認情報などはすべて暗号化され、銀行口座の認証情報もLINE Pay側ではなく銀行側での管理をしています。
LINE Payへクレジットカードを登録した場合も、3Dセキュア認証がおこなわれ、3Dセキュア認証に対応していないクレジットカードの登録はできないなど、本人確認をしたとしてもセキュリティ上の安全性は高いです。
LINE Pay専用のパスワードの登録も必要となっています。LINE Payアプリの初回起動時にLINE Pay専用パスワードの設定画面になるため、そこでパスワードを設定します。
このパスワードは数字6桁の入力ですが、パスワードを設定した上で顔認証でパスワード入力をスキップする事もできます。
LINE Payパスワードを含め不正利用防止のための対策はこれでもかと言うほどされていることもあり、銀行口座などの登録をした場合の危険性はかなり低くなっています。
LINE Pay(ラインペイ)の本人確認の登録方法
ここからはLINE Payでの本人確認情報の登録方法について詳しく説明していきます。
本人確認にかかる時間
LINE Payでは、本人確認のため銀行口座の登録と、本人確認情報の送信が必要です。銀行口座の登録に関しての所要時間は数分で完了しますので、情報入力をするだけでOKです。
少し時間がかかるのが本人確認そのものの方で、LINE Payへの本人確認情報の入力などに関しての所要時間は数分~数十分あればOKです。
なお、LINE Payに本人確認の情報が登録されるまでの時間はまちまちで、早くて数分、長くて2~3日という時間がかかることもあります。
基本的にはさほど時間をかけず登録でき、完了すればLINE Payを利用することができるようになります。
本人確認に必要なもの
LINE Payでは自分本人であることを示すため、本人確認書類を送信する必要があります。本人確認の際に必要なものとしては、写真つきの身分証明書が必要となります。登録は「スマホで簡単本人確認」を利用します。
LINE Payでの本人確認に利用できる身分証明書は下記の4つです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 運転経歴証明書
- 特別永住者証明書
- 日本政府発行のパスポート(2022年11月24日まで)
なお、以前は銀行口座の登録でLINE Payの本人確認ができましたが現在はできず、銀行口座と本人確認は別物になっています。
また、郵送でのLINE Payの本人確認も以前はできたのですが、こちらも現在は終了しています。2022年11月現在の本人確認方法は「スマホで簡単本人確認」のみです。LINE Payを利用している=スマホがある事が前提だからでしょう。
スマホで確認する手順
LINE Payでの本人確認方法の説明に移ります。まずはLINEアプリでウォレット画面を開き、LINE Payの残高部分をタップします。
歯車マークをタップします。するとLINE Payの設定画面が表示されるため、「本人確認」をタップしましょう。
上記のようなポップアップが表示されるため「確認」をタップして進み、自身に該当するものをタップして進みます。
「スマホでかんたん本人確認」の画面になるため、次の手順で本人確認情報の登録をおこないましょう。指示内容はスマホ画面上に表示されますので、その内容に沿って撮影などをおこなっておけばOKです。
- 本人確認書類をスマホのカメラで撮影する(表面、厚み、裏面)
- スマホのインカメラで顔写真の撮影をする(顔の正面、動き)
- 氏名、住所、生年月日などの本人情報を入力する
内容の確認をして申請をおこなったら、本人確認の申請が通るのを待ちましょう。「LINE Pay本人確認」公式アカウントに通知が来たら本人情報の登録が完了します。
前述した時間以上が経過しても本人確認完了の通知が来ない場合は登録時の情報に不備がある可能性もありますので、その場合はLINEの運営事務局へ問い合わせてください。
銀行口座を登録する手順
銀行口座の登録方法ですが、この時点では身分証明書は必要なく、情報を入力するだけです。確認の手順は次のとおりですので、手順に沿って登録をおこなってください。
こちらもスマホのLINEアプリでウォレット画面を開き、LINE Payの残高部分をタップします。するとチャージ方法を選択画面が表示されるため「銀行口座」をタップしてください。
表示されない場合は残高をタップで表示されます。
LINE Payのチャージ・決済に利用する銀行口座の登録画面になるため、登録したい銀行を選択し、登録する決済口座の番号などを登録してください。
なお、LINE Payの決済銀行口座の登録には本人確認情報の登録が必要ですので、そちらをせずに銀行口座の登録をしようとしているのであれば、上記のような画面が出ますのでまずは本人確認をおこなってください。
最後に
LINE Payは、本人確認をすることで決済口座などの登録ができ、本人確認していない場合より利用できる機能も増えます。
決済する銀行口座などの登録をするため安全性を危惧している人もいるでしょうが、LINE Payはセキュリティなどを含め不正利用されないように対応していますので、その点は安心して利用できます。
LINE Payの決済銀行口座や本人確認はさほど時間もかかりませんので、この記事を参考にLINE Payへの本人確認をして、より便利に利用してみてください。