2020年11月20日更新
Androidをバージョンアップできない時の原因・対処法
AndroidのOSをアップデートしてバージョンアップできない原因と対処法について解説します。Androidをアップデートしてバージョンアップできない場合はメモリや容量、機種なども関わってきます。アップデートのメリット、デメリットについても解説します。
目次
Androidをバージョンアップするメリットとデメリット
通常AndroidのOSに最新のアップデートが入るとバージョンアップするものですが、場合によってはAndroidのOSをバージョンアップできないことがあるようです。
今回はそんなAndroidのOSの最新アップデートにバージョンアップできない場合について、その原因や対処法について色々と解説したいと思います。
まずはお使いのAndroidのOSの最新アップデートにバージョンアップさせるメリットとデメリットについてご紹介します。
メリット
まずはお使いのAndroidのOSの最新アップデートにバージョンアップするメリットについて解説したいと思います。古いOSを最新アップデートでバージョンアップするので当然メリットがあります。
では、どのようなメリットが存在するのでしょうか?
メリットその1~OSの最新機能が使える~
AndroidのOSの最新アップデートでバージョンアップすると、古いOSには無かった機能が追加されていたり、同じ機能でもできないことができるようになったりと、何かと新機能が追加されています。
これはAndroidのOSを最新アップデートでバージョンアップする大きなメリットです。最新アップデートでバージョンアップしなかったり、できない場合はこうしたメリットを受け取ることができません。
また、お使いのAndroidを最新アップデートでバージョンアップできないと、何かのアプリや機能を使う場合に不具合や正常な動作をしない原因にもなるので注意が必要です。
メリットその2~セキュリティ面もバージョンアップされる~
AndroidであってもPCなどと同様にセキュリティに関してはとても大切なことです。また、普段はPCよりもスマホを使う人が多いため、スマホ内に大切な情報が詰まっていることが大半です。
そのため、Androidの最新アップデートでバージョンアップすると、OSのセキュリティ面も進化してより安全にAndroidを使えるようになります。
逆にAndroidの最新アップデートでバージョンアップできないままだと、セキュリティ面で劣ってしまうので、Androidを安全に使うことができない状態になります。
デメリット
Androidの最新アップデートでバージョンアップするメリットに続いて、デメリットについても解説したいと思います。
最新アップデートでバージョンアップすることはメリットばかりのようにも感じますが、反面デメリットも存在します。では、どういったデメリットが存在するのでしょうか?
デメリットその1~不具合が出る可能性がある~
Androidの最新アップデートでバージョンアップすると、何かしら不具合が出たことがある方は多いと思います。正常な動作をしなかったり、機能そのものが使えなくなったりしたことはないでしょうか?
こういった不具合はAndroidの最新アップデートにバージョンアップしたことが原因によるものも多いです。
Androidの最新アップデートにバージョンアップできない場合も不具合の原因につながりますが、バージョンアップしても不具合の原因につながることがあります。
ただし、こうした最新アップデートにバージョンアップしたことによる不具合は、対処法として後日改善されたアップデートが入ります。
改善されたAndroidのアップデートで再びバージョンアップすれば、そういった不具合が出ることなくAndroidを使えるようになります。
また、こうしたバージョンアップによる不具合は機種によっても違う場合もあるので、同じアップデート内容でも機種によっては不具合が出たり、出なかったりもします。
デメリットその2~スマホの動作が悪化する~
お使いのAndroidを最新アップデートでバージョンアップすると、Android自体の動作が重くなったりすることがあります。
これは仕方のないことではあるのですが、最新機種であれば高いスペックを持っていますが、古い機種であればそうした高いスペックの最新機種よりもスペックが劣ることがあります。
そのため、古い機種をいつまでも使っているとAndroidの最新アップデートでバージョンアップした場合に、そのアップデート内容を処理できるだけのスペックに達していないことがあります。
また、場合によっては最新アップデートにバージョンアップできないこともあります。
デメリットその3~アプリがアップデートに対応していない~
Androidを最新アップデートでバージョンアップするデメリットとして「アプリがアップデート内容に対応していない」ということがあります。
大半のアプリではあまりそういったこともありませんが、頻繁に使っているアプリがアップデート内容に対応していない場合は、アプリ自体が使えなかったりすることもあるのでこれはかなり大きなデメリットと言えます。
アプリがアップデート内容に対応できない原因は、アプリ側で対処してくれるので後日アプリにもアップデートが入るようになるでしょう。
Androidのバージョンを確認する方法
Androidをバージョンアップする場合、まずは最新アップデートがあるかどうか確認してみましょう。最新アップデートがあればバージョンアップする必要があるし、何も無ければバージョンアップすることはできないので確認は大切です。
Androidの最新アップデートは「設定アプリ」で確認することができます。
設定アプリで確認する手順
まずはお使いのAndroidのホーム画面から「設定」と書かれたアプリをタップして開きます。設定を開いたら続いて「システム」と書かれた項目をタップします。
続いてシステムの中にある「ソフトウェア更新」と書かれた項目をタップして開きます。機種によっては「端末情報」の中に「ソフトウェア更新」がある場合もあります。
最新アップデートがある場合は「新しいバージョン」と書かれた項目が表示されるので、そちらをタップします。最新アップデートが無い場合は、「現行バージョン」のみ表示されます。
「現行バージョン」のみ表示される場合はバージョンアップできないので、必ずここは確認しておきましょう。
最新アップデートが確認できたら続いてアップデート内容をお使いのAndroidにダウンロードしてインストールしていきます。
「ダウンロードしてインストール」と書かれた項目があるのでそちらをタップすればOKです。変更内容なども確認できるので、バージョンアップ前にしっかり確認しておきましょう。
最新アップデート内容をダウンロードを開始したら100%になるまで待ちましょう。
続いてダウンロードが完了したらお使いのAndroidにインストールしていきます。「今すぐインストール」と書かれた項目をタップしてインストールしていきます。
最新アップデートでバージョンアップするとお使いのAndroidは自動的に再起動します。突然画面が暗くなっても再起動しているだけなので安心してください。
再起動後に再びAndroidの設定からシステム更新を確認してみると「現行バージョン」のみ表示され、その下には「更新なし」と表示されます。
これで最新アップデートでバージョンアップ完了です。
Androidの最新アップデートでバージョンアップが済んだら一度ちゃんと現行バージョンなのかどうか確認しておきましょう。
現行バージョンでないと正常な動作ができない場合もあるので注意が必要です。
Androidをバージョンアップできない時の原因と対処法〜容量不足〜
それではここからはAndroidの最新アップデートでバージョンアップできない時の原因と対処法について解説していきたいと思います。
お使いのAndroidの最新アップデートでバージョンアップできない時の原因に「容量不足」があります。お使いのAndroidの空き容量が足りないとアップデート内容をダウンロードすることができないので注意が必要です。
こうした容量不足は様々なデータの使用量やアプリなどによって引き起こされます。バージョンアップできない場合は、まず空き容量がどうなっているのか確認してみましょう。
Androidの空き容量を確認する
Androidの空き容量を確認するにはまず「設定」を開いて「ストレージ」と書かれた項目をタップします。
すると、ストレージ内のデータ使用量と空き容量を確認することができます。また、その下にある一覧は何にどれくらい容量を使っているかを表しています。
ストレージとはデータ保管庫です。そのため、お使いのAndroidで使用しているデータはすべてここに保管されています。
そのため、このストレージに余裕がないと最新アップデートでバージョンアップできないことにつながります、空き容量が少ない方はストレージの空き容量を増やしてやる必要があります。
Android端末の容量を開ける方法
Androidの空き容量を確保する対処法はまずストレージ内の「ストレージクリーナー」と書かれた項目をタップして開きます。
「ストレージクリーナー」は不要なストレージを削除して空き容量を確保するためのものです。バージョンアップできない場合などにはこうした対処法で十分対応できます。
「ストレージクリーナー」を開くと自動的に不要なストレージをスキャンしてくれます。スキャン後に不要なストレージが表示されるので削除することができるようになります。
スキャンが終わると不要なストレージが一覧で表示されるので一番下にある「クリーンアップ」と書かれた項目をタップします。
ストレージ削除が始まると以下のような画面になるので、完全に削除が終わるまで待ちましょう。ストレージの削除は容量にもよりますがわりと短時間で終わります。
ストレージの削除が完了すれば容量不足でバージョンアップできない状態から改善されると思います。容量不足の場合はこうした対処法を活用してみましょう。
バージョンアップできない場合であっても容量不足であれば、基本的にAndroidの機種などは関係なく空き容量さえ確保できれば問題ありません。
容量不足でバージョンアップできないときは空き容量を確保してからもう一度バージョンアップしてみましょう。
Androidをバージョンアップできない時の原因と対処法〜メモリ不足〜
Androidをバージョンアップできない時の原因として他にもメモリ不足が挙げられます。先程のストレージ削除と同様にメモリ不足もバージョンアップできない原因になります。
Androidでアプリなどを使うと同時にメモリも使いますが、アプリを使うのをやめてもメモリにはそれまでのデータが残ったままになってしまいます。
そのため、メモリが溜まり続けるとAndroidが正常な動作をするのが難しくなってしまいます。そこでストレージ削除に続いてメモリ解放の方法をご紹介したいと思います。
端末のメモリを解放する方法
Android端末のメモリを解放する方法はいくつか存在します。その方法を以下にまとめてみました。参考にしてみてください。
アプリの強制停止
まずは先程のストレージ内にある「メモリ」と書かれた項目をタップします。
続いて「アプリのメモリ使用状況」と書かれた項目をタップします。
すると、メモリを使っているアプリの一覧が表示されるので強制停止したいアプリを選んでタップします。
強制停止したいアプリを選んだら画面右上にある点が3つ並んだマークをタップします。
最後に「強制停止」と書かれた項目が表示されるのでそちらをタップしてアプリを停止させます。
これでこのアプリからメモリを解放してあげることができました。
アプリを削除する
メモリ不足でバージョンアップできない場合、お使いのAndroid端末の中にある必要ないアプリがメモリを使用している場合があります。
そのため、自分にとって必要のないアプリはすべて削除してしまいましょう。アプリの削除だけでもメモリを解放することができます。
Android端末の再起動
Androidをバージョンアップできない場合のメモリ解放には、端末の再起動も有効です。再起動はちょっとした不具合を改善するのにも有効ですが、使用しているメモリをリセットすることも可能です。
一度メモリをリセットしてあげればそれだけでメモリを解放することができるので、バージョンアップできない状態が改善されます。
メモリクリーナーを使う
Androidには「メモリクリーナー」と呼ばれるアプリがいくつもあります。こうしたアプリをお使いのAndroidにインストールして使えば、誰でもメモリを解放することが可能になります。
GooglePlayストアで「メモリクリーナー」と検索してみましょう。
すると、様々なメモリクリーナーが表示されるので、あとはお好きなメモリクリーナーアプリをAndroidにインストールしてメモリを解放しましょう。
中には設定などが不要で、アプリを起動するだけでメモリを解放してくれるようなアプリもありますが、この辺は自分の好みでいいので好きなものをインストールしましょう。
Androidをバージョンアップできない時の原因と対処法〜端末自体が非対応〜
Androidをバージョンアップできない場合、端末自体がそのアップデート内容に対応していないことがあります。これはその端末を使っている以上バージョンアップすることはできないことになります。
端末自体が最新OSに対応していない
端末そのものが最新のアップデート内容に対応していないと当然バージョンアップできないままです。ですが、バージョンアップできないと今後困ることが出てくるかもしれません。
古い機種を長年使っているとこうしたことは十分起こりえます。では、機種が古くてバージョンアップできない場合にどういった対応策があるのでしょうか?
端末を買い換えるしかない
最新のアップデート内容にお使いの端末が対応してない場合は、基本的に最新機種への変更しか対処法がありません。
古くても長年愛用して愛着があってもバージョンアップできないままでは、不具合だらけでセキュリティ面も安全ではありません。
これは仕方のないことですが最新アップデートの内容にお使いのAndroid端末が対応していない場合は、機種変更をするようにしましょう。
お使いのAndroidをバージョンアップできないときはこの記事の内容を参考にしてみてください。