Androidの「root化」はアプリで出来る？おすすめ無料アプリを紹介！

皆さんAndroidのroot化をしたことがありますか？ほとんどの人はroot化というのは耳なじみのない言葉だと思います。そこで本章では、まずAndroidのroot化とはどのようなことなのかご紹介していきたいと思います。

まずAndroidのroot化とは、Androidの管理者権限を取得することです。皆さんがAndroidを購入した時は通常ユーザーモードになっています。このユーザーモードとは権限が制限された状態なので、決められた制限の範囲内でしか操作できません。

そこでAndroidのroot化を行うと、ユーザーモードから管理者権限を取得できるので、ユーザーモードでは通常使用できない機能や、アクセスできないファイルにアクセスできたりすることができます。

このようなAndroidのroot化で管理者権限が得られることは分かりましたが、実際にどのようなメリット・デメリットがあるのかは分かりにくいと思います。

そこで次節からはこのAndroidのroot化によるメリット・デメリットについてご紹介していこうと思います。

まず始めにAndroidをroot化することで得られるメリットについてご紹介していきたいと思います。管理者権限を得ることで、今までできなかったことができるようになっています。

まず1つ目として、より自由にアプリを扱うことができます。今までAndroidを購入したらメーカー独自のアプリが勝手に入っていて消せなかったと思います。root化すると、これらアプリを自由に削除できるようになります。

2つ目に、端末のカスタマイズも可能になります。AndroidのCPUをオーバクロックして通常のAndroidより処理動作を早くすることなどが可能となっています。

3つ目にSIMロックを解除することもできます。そのため、Android端末をSIMロックの解除状態であるSIMフリー化をすることもできます。

他にもゲームアプリのチートなどができますが、チートはどのゲームアプリでも利用規約違反の可能性が極めて高いです。なので、Androidのroot化でゲームアプリのチートはできるからといってゲームのチートは行わないでください。

以上がAndroidをroot化した時のメリットになります。メリットだけ見たら、とても便利で最初からroot化したらいいんじゃないかと思うかもしれませんが、デメリットも存在します。

前節でAndroidのroot化のメリットをご紹介したので、とてもAndroidのroot化は便利だと思われているかもしれません。しかし、このAndroidのroot化にもデメリットはあり、とても危険なものもあるので、ご紹介していきたいと思います。

まず1つ目として、故障する可能性があるということで。通常見ることのできないファイルがroot化することによって見ることができます。そのァイルが実はAndroidの動作を司っていて、変更してしまったために、Androidが動かなくなる場合もあります。

2つ目に、メーカーの保証がなくなります。メーカーはroot化を認めておらず、自分でAndroidをroot化して故障した場合は、それは自己責任という扱いになります。Androidの動作がおかしくなったり、アプリが起動しない場合も対応してくれません。

そして一番恐いデメリットが、セキュリティが弱まることです。Androidのroot化をすると普段見ることのできないファイルにまで行くことができます。その状態でウイルスに感染した場合、簡単にシステムを乗っ取られてしまいます。

またroot化すると非公式のアプリ、つまりGoogle Playストア以外のアプリもインストールできるようになるので、ウイルスが入っている危険なアプリをインストールしてしまう危険性も高まります。

これらのデメリットがAndroidのroot化にはあるので、Androidのroot化を行う際には自己責任で行ってください。

前章でAndroidのroot化とはどのようなことを言うのか、そしてメリット・デメリットについてご紹介してきました。これでAndroidのroot化がどのようなものなのかご理解頂けたかと思います。

しかし、root化が便利だと言われても、設定にもroot化なんていう項目はありませから、どうやってroot化するのか分からない方の方が多いかと思います。

なので本章ではAndroidのroot化を行うための方法としてアプリをご紹介していきたいと思います。全て無料のおすすめなアプリとなっており、Kingo、iRoot、Towelrootをご紹介していきたいと思います。

Androidをroot化する方法としておすすめの無料アプリのKingo、iRoot、Towelrootを今からご紹介していきたいと思いますが、注意点があります。これから紹介するおすすめの無料アプリのKingo、iRoot、Towelroot全てに関係することです。

今から紹介するおすすめの無料アプリKingo、iRoot、Towelrootの3つはどれもGoogle Playストアにありません。そのためKingo、iRoot、Towelrootは各ホームページにいってアプリを入手する必要があります。

Kingo、iRoot、Towelroot全て無料アプリでの方法となっているため、ダウンロードに問題はありませんが、Google Playストア外からアプリをダウンロードしているということで、一層のセキィリティ面にご注意ください。

まず始めにAndroidをroot化できるおすすめの無料アプリとして、Kingoがあります。このKingoは難しい手順や設定もなく、1タップでroot化できるのでおすすめです。

次にAndroidをroot化できるおすすめ無料アプリとして、iRootがあります。このiRootも難し手順等がなく、人気のroot化アプリとなっています。

最後にAndroidをroot化できるおすすめの無料アプリとして、Towelrootがあります。このTowelrootも難しい手順は存在しません。なので、気軽に使えるroot化アプリとなっています。

前章ではAndroidをroot化することができる無料アプリのKingo、iRoot、Towelrootをご紹介してきました。これでroot化するアプリは問題ないと思います。

しかし、AndroidではGoogle Playストア外のアプリをダウンロードする時行わなければいけない手順があります。この手順はすぐに元戻すこともできるので、アプリをダウンロードするときのみ設定してもかまいません。

本章では、そんなAndroidをroot化する前に行う手順についてご紹介していきたいと思います。

手順として、まず始めにAndroidの設定アイコンを選択してください。

次にセキュリティ関係の項目を選択してください。上図ではロック画面とセキュリティになります。

その中にある提供元不明のアプリという項目があるので、そこのチェックを入れてください。

すると提供元不明のアプリをダウンロードした時の注意点が表示されます。ここに書かれている内容に同意できた場合はOKを選択してください。

すると提供元不明のアプリにチェックは入っていると思うので確認してください。これでAndroidのroot化する前に行う手順は完了となります。手順自体はとても簡単なので、忘れず行ってください。

またこの手順で設定された提供元不明のアプリの設定がないと、Androidのroot化を行うためのアプリをダウンロードすることができません。なので、アプリをダウンロードできない時、この手順をご確認ください。

前章まででAndroidのroot化はできたと思います。これでAndroidの管理者権限を使って、様々なカスタマイズができるようになったと思います。

しかし、Androidのroot化を行ってみて、思っていたのと違う場合や不便に感じた場合元に戻す方がいい場合があります。このAndroidのroot化を行った後、元に戻す方法はないかと言われたらあります。

本章では、そんなAndroidのroot化を解除して元に戻す方法をご紹介していきたいと思います。

まず始めにroot化を解除して元に戻す方法としてアプリを使用しますが、この元に戻す方法のアプリはGoogle Playストアにあるため、Google Playストアからダウンロード・インストールを行って、元に戻す方法を試してみてください。

それではAndroidのroot化を解除して元に戻す方法をご紹介していきたいと思います。

まず始めにGoogle Playストアからアプリを入手するので、Google Playストアに行ってください。

上図のように元に戻すアプリであるSuperSUと検索して、インストールを行ってください。

このアプリをインストール後、設定からルート権限を放棄というボタンをタップすることでAndroidのroot化を解除して元に戻すことができます。

前章まででAndroidのroot化にする方法や、元に戻す方法をご紹介してきました。これでAndroidのroot化については自在に行うことができるようになっていると思います。

しかし、このAndroidのroot化ですが、様々なことが変更できたり改変できたりするのは違法行為で罰せられるんじゃないのかという不安を持っている人もいるかもしれません。

本章ではそんなAndroidのroot化って違法じゃないの？という疑問を持っている方向けにAndroidのroot化は違法なのか合法なのかについてご紹介していきたいと思います。

root化自体は違法ではありません。そもそもrootができる状態でGoogleから無料提供されているものです。なので、Androidのroot化自体は違法ではありません。

気を付けなければいけないのは、これはあくまでAndroidつまりGoogleの話です。iPhoneのAppleとなると、このroot化というのは脱獄と言われています。これは規則を柵に見立てて、それを飛び越えて使おうとすることから名づけられています。

Appleのroot化つまり脱獄は、Appleが認めておらず、悪質であったり営利目的であった場合は訴えられる可能性があります。なので、AndroidとiPhoneを混合してiPhoneでもroot化・脱獄をしようとするのはおやめください。

Androidのroot化自体は、Googleの開発者も使用を認めています。そして、root化されていないと使えないアプリ等をGoogle Playストアで販売することも認めています。

なので、Androidでroot化すること自体はGoogleの開発者も認めた合法的な行いだということです。

しかしAndroidのroot化自体は合法的だからと何をやってもいいのかと言われたら、そうはいきません。Androidのroot化自体が合法だといっても、Androidのroot化の使い方によっては違法になってしまう場合もあります。

例えばroot化して、有料で売られているアプリ通称割れアプリを配布したり、無料で手に入れたり利用したりすることは違法行為となっています。

また許可されていない周波数帯を使用することは電波法という法律に抵触する可能性もあるため、その場合も違法行為になります。

そしてこのroot化は自己責任かつ自己完結であるため、第三者を関与させてはいけません。金銭目的つまり営利目的となりトラブルの元になるためです。

root化した場合は様々なメリットもありますが、デメリットもあるため、ある程度の知識を持っている方が覚悟をした状態で行ってください。