2019年03月04日更新
YouTuberで月収10万を稼ぐには?動画再生回数と月収の目安を解説
いまや職業として認知されているユーチューバー。大ヒットすればラクラク暮らしていけるというのはご存知の通りです、では、例えば月収10万稼ぐにはどれくらい再生されればよいのでしょうか。ここではユーチューバーでげ月収10万を目指す際の情報をまとめてみました。
目次
- 1YouTuber/ユーチューバーの仕事とは
- ・ネタや企画を立案
- ・動画の準備
- ・動画を撮影/編集
- ・アップロードとチャンネル運用
- 2YouTuber/ユーチューバーの収入源
- ・広告収入
- ・スーパーチャット( 投げ銭 )
- ・YouTube チャンネルメンバーシップ(旧スポンサーシップ)
- ・企業とのタイアップ(企業案件動画)
- ・グッズ販売
- ・イベントなどの動画外収入
- 3ユーチューバーはどれくらい稼いでる?
- ・1再生でいくら?(稼げる動画・稼げない動画)
- ・YouTuberの広告収入は再生回数で分かる?
- ・YouTuberの収入を調べられるサイト
- 4ユーチューバーで稼げる動画のジャンル
- ・やってみた系
- ・ゲーム実況
- ・商品紹介・ガジェットレビュー系
- ・キッズ系
- 5YouTuber/ユーチューバーの口コミ年収
- ・ゲーム実況
- ・歌動画
- ・商品紹介
- 6YouTuber/ユーチューバーで月収10万円稼ぐには
- ・再生回数の目安は100万回
- ・3月と12月は稼ぎ時
- ・再生回数を上げるコツ
- ・YouTuber/ユーチューバーで月収10万を稼ぐには?まとめ
- ・合わせて読みたい!YouTuberに関する記事一覧
YouTuber/ユーチューバーの仕事とは
ここ数年で日本にも完全に定着した「ユーチューバー」という職業があります。HIKAKINさんを代表に億万長者のような暮らしがテレビで流れることも珍しくなくなってきています。
小学生のなりたい職業でいまや上位となっているユーチューバーですが、果たしてユーチューバーの仕事とは一体どのようなことを指すのでしょうか。そこを説明していきます。
タイトルにもありますが、目安としての月収10万という額を稼げるようになるためには様々な苦労が必要です。そして苦労しても月収10万稼げるユーチューバーはそこそこ人気のある一部の人のみというのも忘れないでいてください。
ネタや企画を立案
ユーチューバーの収入源は「動画の広告」というのは大体の方がわかっていると思います。つまりまずは何よりも「動画」がないと始まらないわけです。そしてその動画をヒットさせる必要があります。
動画をヒットさせるには、ただ何でも闇雲に撮っているわけにも行きません。頭を使ってまずはウケるネタや企画を立案する必要があります。それが商品紹介なのかゲーム実況なのか、ジャンルによって違いますが、とにかく「考える力」が必要です。
そして、考える上で大事なのが「需要を読む」ことでしょう。「好きなことで生きていく」とはいえ、全く需要のない趣味の動画ばかりでは流行りません。動画のネタを考える企画力がまず第一に必要です。
動画の準備
ユーチューバーとして撮るネタが決まったら、次は動画の準備です。もちろん大成功した一部ユーチューバーの中にはカメラマンを雇ったりも出来るでしょうが、基本的にほとんどのユーチューバーは自分で撮影の準備が必要です。
スマホでも撮影はできますが、画質に拘るためにカメラを使うのか、三脚は必要か、照明は必要か、その照明はどこから用意するのか、などなど準備といってもいろいろあります。「喋るのが得意」だけでなく撮影に関連したある程度の知識も必要でしょう。
ジャンルにもよりますが、ゲーム実況だったらゲーム機材やスマホの準備も必要です。そしてゲーム画面の録画も必要です。スムーズにプレイできて、かつ録画もできる状況をセットアップするのには映像関連の知識も必要になります。
動画を撮影/編集
ネタを考えて、撮影の準備ができて、やっと撮影に入ります。ここでも多くのユーチューバーはテレビのようにお手伝いのADもいなければカメラマンもいません。となるとカメラは動きませんので、それを考えて自分が動く必要があります。
無事に撮影できたら次は編集です。編集は凝り始めるとキリがありませんし専門の映像関連の知識が必要になってきます。人気ユーチューバーのなかには編集を他の人に任せる人も居ますが、そういったお金や手間がかけられるのは一部の人です。
ある程度映像関連やPC関連の知識がなければ編集も難しいでしょう。目安としてですが、フリーの映像編集ソフトなら難なく操作できる、程度の知識がなければ思い通りの編集はなかなか難しいと言えます。
アップロードとチャンネル運用
動画ができたら、次はアップロードです。こちらもYoutubeに関連した知識がないとアップロードもままなりません。どの時間に動画を上げるか、どの時間なら再生回数を稼げるか、という知識や戦略も必要となってきます。
動画をアップロードする上で目を引くサムネイルも人気になるためには必須でしょう。自分の動画のジャンルや、どの層から人気が欲しいかを考え、分析して、まずはクリックしてもらえるサムネイルを作る必要もあります。
サムネイルができて、動画ができたらチャンネルページの編集などもあります。画像加工ソフト関連の知識がないと良いものは作れないでしょう。少し人気が出てきたらコメント返しはどうするか、等々、再生回数を増やすために考えることはたくさんあります。
YouTuber/ユーチューバーの収入源
ユーチューバーの収入の仕組みと言われて、大抵の人が思い浮かぶのが「広告料」ではないでしょうか。動画開始前に流れるような広告を再生回数が100万の動画なら100万人が見るわけで、そのお金で暮らしていると思いがちです。
ただし、それは正解でもあり、不正解でもあります。実は純粋な広告だけで稼げる額よりも、それ以外で稼げる額の割合のほうが人気になればなるほど高くなっていくと言われています。
では、広告以外に稼げる手段とはいったいどのようなものがあるのでしょうか。
広告収入
まずは触れなければいけないのが広告収入です。これは勿論0再生なら0円ですが、動画の再生回数が増えれば増えるほど稼げるようになるものです。最悪、個人に人気がなくても1本の動画が大当たりしたら広告収入は結構な額が稼げるでしょう。
もちろん「広告」ですので、時期や上げている動画のジャンル、見ている視聴者のユーザーによって単価が変わってきます。広告単価が高いという意味で稼げるジャンルは、いわゆる高単価の広告、すなわちシニア向け等になります。
広告をスキップした場合の収入はどうなるのか( YouTube プレミアム )
YouTube プレミアムというサービスがあり、こちらに加入すると「広告」が流れなくなります。視聴者側にとってありがたい話ですが、アップロードしていたユーチューバーにとっては辛い話です。泣き寝入りするしかないのでしょうか。
そこもきちんと考えられています。Youtubeのヘルプの項目で詳しく説明していますが、YoutubeプレミアムでYoutubeが得たお金はクリエイターに還元されるとなっています。そしてYotuubeプレミアムユーザーの動画再生時間に基づいて分配されるそうです。
詳しい内訳は不明となっていますが、可能性としてはYotuubeプレミアムユーザーが動画を見てくれたほうが、広告付きで動画を見られるよりも収益が多くなる可能性もありそうです。
YouTube の収益の受け取りはいくらから?
YouTubeの広告は再生回数が少なくても出てきます。では適当に上げた再生回数10回の動画の広告料金1円でも受け取ることは出来るのでしょうか。
結論から言うとできません。最低8000円稼いだ段階で引き出せるようになっています。1月に5000円、2月に5000円と収益を上げた場合、2月になったときに合計で8000円を越えるため受け取れるようになります。
広告単価によりますが、0.02円の広告だった場合、8000円に届くためには大体の目安として再生回数四十万が必要になってきます。
スーパーチャット( 投げ銭 )
スーパーチャットとは、Youtubeの生配信で行われている、いわゆる投げ銭です。チャットの文字で、時々背景に色のついた書き込みと金額が書かれているものがあると思います。それがスーパーチャットです。
スーパーチャットとは、チャットを書き込む視聴者側は他の書き込みに対してさらに目立てるというメリット、配信者側はそのお金を受け取れるというメリットがあります。
スーパーチャットは、送る側は一日約5万円までという制限がありますが、受け取る側に制限はありません。つまり人気でチャットが加熱すればするほど、スーパーチャットが来る可能性が高くなるわけです。
プレミア公開( YouTube Premieres)
プレミア公開は、Youtubeの新しい機能で、それ自体に収益がプラスされる要素があるわけではありません。例えば1/1の0時に動画公開、とセットすると0時より前にURLが出来上がり、チャット欄が出てきます。
そして0時の直前になるとカウントダウンが始まり、0時になった瞬間、集まった皆が一斉に同じタイミングで新しい動画を見れるようになるといった機能です。
これだと「動画」なのですがチャット欄が作られ、皆が同時に見るためチャットが盛り上がります、そうなると「スーパーチャット」を使う人が増え、結果的にスーパーチャットからの収益が増える、と言った形です。
YouTube チャンネルメンバーシップ(旧スポンサーシップ)
YouTube チャンネルメンバーシップとは、月額490円を払うとそのチャンネルでちょっとした恩恵が受けられるサービスです。
恩恵とは、例えばチャットをする際に、名前のところにバッジが付き、他の人より少し目立てるようになります。そしてそのバッジは継続期間が伸びれば伸びるほど豪華になり「古株」アピールなども出来るようになります。
ただ、日本では人気ユーチューバーのチャンネルで、このメンバーシップを巡って少しあれてしまったこともあり、少しネガティブに捉える人が多いのが現状と言えるでしょう。
企業とのタイアップ(企業案件動画)
今まで紹介してきたユーチューバーの収入源はいずれも最終的には「Youtubeから受け取る」ものでした。それ以外のものの例として「企業とのタイアップ」が挙げられます。
アプローチは様々ですが、基本的に企業がユーチューバーにオファーをして、それを受諾して動画を作り、アップロードした後にその対価を受取る、という流れです。
よくあるジャンルとしては、レビュー系のユーチューバーに新製品のレビューを企業が頼み、ユーチューバーがその製品のレビューを行ったりしています。人気があればあるほど、その料金は高くなり、月収の多くがこの部分というユーチューバーもいます。
グッズ販売
Youtube経由のグッズ販売は、数カ国で既に行われていますが、2019年2月現在まだ日本から購入することはできないサービスです。いずれ日本でも行われる可能性は高いです。
また、Youtubeを経由しなくても、例えば自分の公式サイトからオリジナルグッズを作成し、それを販売して利益を挙げているユーチューバーは日本にも数多くいます。
イベントなどの動画外収入
また、Youtubeを経由しない収入源についてはイベントなどの動画外収入、いわゆる「タレントとしてのギャラ」が挙げられます。
HIKAKINさんがテレビに出てるとき、もちろん出演料は貰っているわけで、これも立派なユーチューバーとしての収入源のひとつとして機能しているわけです。
また、例えばゲーム実況系のユーチューバーが東京ゲームショーのイベントに出たり、音楽系のユーチューバーがライブに出演したりした場合受け取るのもこれに当たります。ただ、当然ながらかなりの人気がないとオファーは来ないでしょう。
ユーチューバーはどれくらい稼いでる?
ここまでユーチューバーの収入源等について説明してきました。では実際にどれくらい月収や年収で稼いでいるのでしょうか。
実際に月収を発表しているユーチューバーは稀で、そのうえそれが真実とは限りません、金持ちアピールをするために過大申告するひともいれば、イメージ戦略のために過少申告する人もいるでしょう、ユーチューバーは人気商売だからです。
再生回数等からだいたいの月収を推測するサイトも出てきています。もちろん数値は推測であくまで目安程度ですが、月収としてどのジャンルの動画がどれだけ稼げるかというある程度の指標程度にはなると思われます。
1再生でいくら?(稼げる動画・稼げない動画)
ユーチューバーの収入や月収について語られるとき、多くは「1再生いくら」という話が出ます。ただし、これはあくまで目安になります。確かにユーチューバー黎明期はそれでよかったのですが、現在は広告の出方なども複雑化しているためです。
例えば、上で紹介した「YouTube プレミアム」のような形で、要は「再生時間」を加味した「サブスクリプション収入」といった仕組みを導入していたりします。
また「動画の質」が高い=「再生時間が長い」もの対してより高単価の広告が出る傾向もあるため、「人」というより「動画」によって1再生がいくらかはかなり変わってくるためです。
実際にユーチューバーの方がYoutube広告の仕組みをある程度解説していますが、1再生=0.1円では稼げない旨を説明しています。また、再生時間の長い動画が「良い動画」=「稼げる動画」である旨を説明しています。
例として、タイトルやサムネイルをショッキングなものにして再生数を釣り上げる、いわゆる「釣り動画」はクリックはされるが、すぐに離脱されるためYoutubeからも評価されず、再生回数が高い割に稼げるわけではないことも説明されています。
また逆に、再生回数をそんなに上げるわけでもない動画でも、視聴者一人ひとりが長い時間見てくれるものであれば広告がたくさん付き、稼げる動画になるため再生回数はそんなに重視されていないことも話しています。
では、この話から稼げる動画のジャンル、そんなに稼げるわけでない動画のジャンルを考えていきましょう。もちろん目安であり確実にそうだとは一概には言えないわけで、あくまで同じ再生回数だった場合どちらが月収を上げるか、という視点での話です。
稼げる動画のジャンルの条件として「長くても最後まで見てくれる」が挙げられるでしょう。例えば高価なカメラのレビューなどは、視聴者も慎重に吟味するため長くても最後まで見てくれるため、稼げる動画のジャンルと言っても良いでしょう。
逆に稼げる動画とはならないジャンルとしては「サムネイルで釣る」「短い」動画になります。例えば「物申す系」の動画などは話題にもよりますが10分も聞かせ続けるのは難しく、ちゃんと最後まで聞く人も稀なため稼げる動画のジャンルとは言えないでしょう。
YouTuberの広告収入は再生回数で分かる?
YouTuberの広告収入や月収は再生回数で分かるか?という点ですが、先程のユーチューバーの話にもあるように一概には言えないためわからないというのが正しいところでしょう。せいぜいある程度の目安が付く程度です。
目安と言っても「この動画は0.1円」と分かるわけでなく、同じ10万再生の動画があったとして、サムネイルが派手でタイトルが扇動的な2分の動画より、サムネイルも穏やかで動画も穏やかそうな風景動画15分のほうが収益を上げるだろうというくらいです。
YouTuberの収入を調べられるサイト
ここまで1再生0.1円は怪しいという話をしてきましたが、ある程度の目安として使う分には構わないわけです。ただ、それが現実と乖離している可能性が高いというだけです。
そんななか、ある程度Youtubeのアルゴリズムを反映させ、こちらも目安ですがYoutuberの収入を概算で調べているサイトも登場しています。
おそらく、〇〇の関連ジャンルは広告が高い、低い、といったような分析も反映されている結果と思われるため、0.1円という再生数ありきの概算よりは、月収の目安としては精度がおそらく高いだろう、というくらいです。
SOCIAL BLADE
YouTuberの収入を調べられるサイトは世の中に複数ありますが、「SOCIAL BLADE」を例にご説明していきます。こちらはTwitterなどのフォロワー増減等の他にYoutubeチャンネルについても分析しており、そこで目安ながら月収等も出しています。
計算方法は、広告1表示当たり0.25ドルから4ドルと幅を持って計算されています。上で解説したように、動画の質によって広告も変わるため、これくらいの幅を持って計算されているというわけです。
使い方
使い方についてですが、簡単です。英語のサイトですがなんとなくでわかりますし、チャンネル名を日本語で検索すればそれらしいサイトをいくつかピックアップしてくれます。
今回は、先程ご紹介したユーチューバーのスーツさんを例にしています。まずは検索窓で「Youtube」に替え「スーツ」と日本語で打ちます。
すると、日本語でも上の写真のようにいくつか関連する候補のチャンネルが出てくるため、該当するチャンネルをクリックすると詳細画面へ行きます。
詳細画面では、SOCIAL BLADEオリジナルのランク付けの下に、過去30日の再生回数や登録者数、その下にESTIMATED MONTHLY EARNINGSという項目があり、こちらが目安としての月収、その右側が目安としての年収になります。
今回の例ですと月収は1.6Kドル~25.9Kドルとなっており、目安としては月収約18万円から約290万円の間、ということになります。過去1ヶ月の再生数が650万再生なので、0.1円計算でも月収65万、先程の話より、それよりはかなり上なのが推測されます。
先程の画面を下にスライドすると、直近2週間の日別の情報も出てきます。一日あたりどれくらい稼いでいるのか、という目安も見ることができます。
最低でこの額なら十分に「仕事」として成立するレベルの月収であることがわかります。また、あくまでこれはメインチャンネルで、実際には関連するサブチャンネルの運用もしているため、個人の月収としてはさらに上となるでしょう。
ユーチューバーで稼げる動画のジャンル
ここまでで、実際に月収10万はおろか大きく上回る額の月収を上げるユーチューバーの例を紹介してきました。また、様々なユーチューバーも同様に概算ですが月収が分かるようになりました。
では上でも少し触れましたが、ユーチューバーの中でも「稼げる」動画の関連ジャンルとは何になるのでしょうか。
やってみた系
まずひとつ上げることが出来るジャンルとしては「やってみた系」になります。関連としては大食いチャレンジなどもこちらのジャンルになると思われます。Youtube黎明期などでは「コーラにメントス入れてみた」などが有名でしょうか。
こちらの代表としては「はじめしゃちょー」さんや「東海オンエア」さんの名前を上げることができます。やはり引きのある企画を立てて目立つサムネイルにすれば、視聴者の関心を引きやすいのが一つポイントです。
ただし、該当するライバルも多く、そのライバルから抜きん出るには、サムネイルの工夫程度ではなく、企画のクオリティや動画のクオリティなど動画に関連する様々な配慮が必要になってくるでしょう。
ゲーム実況
ゲーム実況もジャンルとしてはおすすめです。代表としては「マックスむらい」さんや「兄者弟者」さん、「さよドラ」さんの名前を上げることができます。PS4のような家庭用ゲームから、スマホのゲームまで様々なものがあります。
ゲーム実況者として人気になれば、動画だけでなく、公式生放送や、ゲームショーなどのイベントゲスト出演など華々しい道が待っているのがゲーム実況というジャンルになります。
一方、ニコニコ動画時代から知名度の高い人達や、最近はプロゲーマーが動画をアップすることも珍しくないため、今から新規で始める際には、そういった現状の人気の人たちに負けない強みがなにか必要になってくるでしょう。
商品紹介・ガジェットレビュー系
商品紹介やレビューも、商品が気になる人が熱心に見てくれるという意味で良いジャンルでしょう。コンビニ商品であれば「HIKAKIN」さん、いわゆるガジェットレビューなら「瀬戸弘司」さんが有名な人になります。
コンビニ商品は少し別になりますが、例えば10万円のカメラを買おうか悩んでる人は、10万円のカメラを詳細にレビューする動画を何度も見返すでしょう。さきほどご説明したように「熱心な視聴」となり「再生時間」のアップに繋がります。
ただしレビューするためにはそのモノに対する、ある程度の知識や興味が必要になってきます。高額商品のレビューは見る人は熱心に見ますが、その前にその高額商品を買うという投資も必要になってきます。
キッズ系
Youtubeが生活に浸透してきて「子育て」に活用されることも多くなり、「キッズ系」の動画は子育て世代が近くに居ないと凄さを実感できませんが、爆発的な需要を持っています。「キッズライン」さんはHIKAKINに迫る登録者数と言われていました。
お母さんからすれば、子供のおもちゃを買わなくても、遊んでる動画を見せるだけで子供が大人しくなり出費も減る。絵本を読み聞かせなくても「読み聞かせ動画」を見せていればその間家事ができる、と言ったふうにお母さんからの需要が絶大なのです。
キッズ系の難しいところは、その「需要」を理解することです。子育ての経験がなければ、どこが「刺さる」のかという動画を作る上でのポイントが理解できません。そういった意味での難しさがあります。
YouTuber/ユーチューバーの口コミ年収
ここでは、YouTuber/ユーチューバーの口コミ年収という形で、ユーチューバーのジャンル別の年収や月収を調べていきます。ただし、ここまでのご説明の通り、一概に再生数などで言えないので、あくまで一例、参考程度と考えると良いでしょう。
また、年収や月収を公開しているユーチューバーは皆無で、また実際にその年収や月収が正しいという保証があるわけでもありません。そのユーチューバーが嘘で多めに、あるいは少なめに発表していてもおかしくありません。
ですので、氷山の一角になってしまうのですが、一応ジャンル別に年収や月収を調べていきます。
ゲーム実況
ゲーム実況系ユーチューバーの年収や月収の口コミでの例として、ゲームアプリの攻略動画を上げている方がブログで発表している例で言いますと、総再生数が約35万再生で、総収入は約1万円、1再生あたり0.02-0.03円ということでした。
この額が「年収」としても「月収」としても苦しいのは変わりないのですが、ゼロからはじめて1ヶ月で30万再生されるようになるだけでもけっこう大変です。おそらく様々な苦労があり、結果たどり着けるの月30万再生だと思いますが、それでもこの額です。
この額ですと暮らしていくのには苦しい額となります。逆算して月収として広告収入で約20万円稼ぐには月に約700万再生が必要となります。もちろん、人気が上がるごとに広告の単価も上がったり、他の収入手段も増えますが、なかなかハードな道だとわかります。
他の方の例でいきますと、麻雀ゲームを配信している実況者の方は、チャンネル登録が1万人くらいで「初任給程度」というものがあります。
また、カードゲームチャンネルとその他のチャンネルで各10万人程度登録者の居る方は、合わせて月収100万程度と言っています。こちらを単純計算してみると1万人登録者で月収5万程度、ということになります。
もちろん置かれている状況によって違いますが、このように人によって、またジャンルによって大きく異なってきますが、ある程度の再生数やチャンネル登録者がいないと、月収10万には届かないくらいだとわかります。
歌動画
歌動画に関しては、自分の広告収入額を素直に言ってしまうようなユーチューバーは見つかりませんでした。他のジャンルに比べて「イメージ」が大事な部分が大きいためだと思います。金の話している人の歌を好んで聞こうという方は少数でしょう。
あまり参考になりませんが「底辺」と言っている方の例で言いますと、社会人との兼業で1万程度、という書き込みが見られましたが、チャンネル登録者等は不明です。
HIKAKINのビートボックスのように当たれば大きい歌や音楽関連の動画ですが、例えばカバー曲などでは、本物の歌手の歌が聞きたい人から低評価を押されたりと歌動画特有の悩みも出てくるため「簡単」でないことだけは確かでしょう。
商品紹介
商品紹介系の動画を行っている方も多いですが、これらの方も自分の実収入を発表している人は皆無でした。お金の話をする人の商品紹介はどうにも怪しい、紹介してるのも広告料貰ってるのではと思われてイメージダウンに繋がるためでしょう。
ただ、商品紹介のほかに、やってみた等雑多な動画を上げているYoutuberの方が年収公開していましたが、こちらはチャンネル登録者約1万人で、月収はかなりボカして発言していますが、だいたい約2万円程度という形に聞こえました。
商品紹介と言っても、例えば趣味用の大きなカメラ等を扱うチャンネルと、コンビニスイーツを扱うチャンネルではおそらく額が違います。前者のほうが宣伝としての仕事につながりやすいのは確かでしょう。
YouTuber/ユーチューバーで月収10万円稼ぐには
ここまで、ユーチューバーについて大変なことも含めて様々な情報をご紹介してきました。では、あなたがユーチューバーになって月収で10万円の収入を上げるためにはどのような動きが必要でしょうか。
今までの情報を網羅していけば、普通の人よりは月収10万円の収入を上げる道は近いと思われます。ただしそれでも茨の道です。ここではそこに近づくためのポイントをいくつか紹介していきます。
再生回数の目安は100万回
1再生0,1円は全くあてにならないとユーチューバー自体が否定しています。ただしわかりやすい目安として考えておくのは良いでしょう。
もちろんもっと低い再生回数でも10万円の収入を上げることは可能かもしれませんが、逆に100万回再生されれば安い広告でもその数字に届くというわけです。
ただし月で100万回再生されるというのは、試しにひとつ動画を上げてみればそれがどれだけ辛いことか分かるはずです。
再生回数10,000回以下のコンテンツは報酬ゼロ
じつは現在は1万再生以下の動画の報酬は支払われません。これを聞いて厳しいと思うかもしれませんが、これは「チャンネル全体」での話なので、最悪100再生の動画100本でも大丈夫となります。ただしそんな動画にはほとんど広告がつかないのですが。
ゼロからチャンネルを立ち上げて1万再生の動画を一つ出すだけでもけっこう大変です。おそらく最初のうちは届かないでしょう。広告のつくレベルの動画を作りユーチューバーとしてやっていくには長期的な視点も必要になってきます。
3月と12月は稼ぎ時
ユーチューバーの間ではもはや常識として「3月」と「12月」が稼ぎ時だという情報が出回っています。みなさんが登録しているユーチューバーの中にも3月になって投稿ペースが上がった人がいるかもしれません。
それはなぜでしょうか、上で紹介している動画でも言っていますが、きちんとした理由があるのです。
理由は?
3月と12月が稼ぎどきなのは、じつはユーチューバーに限りません。例えば道路工事なども3月や12月に一気に増える傾向があったりします。一見関係ないように見えて、理由は全く同じなのです。
理由は「予算を使い切る」必要があるためです。多くの会社の宣伝等に使われる予算は1年単位、あるいは4半期単位で決められ、その額で3月までの1年間をやりくりする、という形になっているのです。
企業の担当としても、使ってもいいと言われた分使わず余らせるよりも、使い切って少しでも実績を上げたいと考えます。そのため3月になると使い切りのために広告が増え、結果的にユーチューバーに入る広告料も増えるわけです。
再生回数を上げるコツ
とにかくユーチューバーとして稼ぐためには広告を見てもらう、そのためには動画を見てもらうのがまず第一です。では、再生回数を上げるコツはあるのでしょうか。
一応いくつかあります。そのなかでピックアップしたものを紹介していきます。
YouTube人気動画の「関連動画」として表示させる
一つは、人気の動画の右側「関連動画」の欄に表示されることです。ユーチューブを見ていて、右側に似たジャンルの動画が出ており、そちらをクリックした経験はきっと誰しもがあると思います。
誰も見ていない0再生の動画の横に出るのと、100万再生の動画の横に出るのとでは効果が全く異なります。ですので、人気の動画の関連動画に出るのが非常に大事になってくるのです。
もちろん、関連動画の部分にはきちんと「関連する動画」でないと出ないわけですし、運も絡んできます。それでも動画を作る際に人気動画の関連動画欄に出ることを意識するのとしないのとでは結果が違ってくるでしょう。
サムネイルにこだわる
関連動画に出ても、検索の上位に出ても「面白くなさそう」な動画は結局クリックされません。みなさんが「面白そうな動画」を自分でどのように判別しているのか考えれば、何が大事かはすぐ分かるはずです。
動画を再生される前に表示されるのは「サムネイル」で、このサムネイルでまず「面白そう」など目を引く必要があります。自動生成されるサムネイルでなく、画像加工ソフトで作り込んだサムネイルのほうが効果が高いでしょう。
サムネイルのクオリティが高ければ、動画のクオリティも高いと思われがちです。まずはこのサムネイルの部分で他の動画より「クリックされやすい」ものを作る必要があります。
YouTuber/ユーチューバーで月収10万を稼ぐには?まとめ
ここまで、ユーチューバーについての情報と、目安として月収10万を稼ぐためのポイントをご紹介してきました。中にはあまりにハードで驚いた方もいるかも知れません。
ユーチューバーとして楽しく動画を遊びの延長でアップしているだけで月収10万に到達する人はほぼいないと考えて良いでしょう。少しでも戦略を立てて、頭を使わないとなかなか届かない数字です。
ただ、ユーチューブに上げるだけならお金もかかりません。なにかアイデアがあったらこの記事を思い出しながら作ってみるといいでしょう。もしかしたら大ヒットして、ユーチューバーへの道が開けるかもしれません。