【Mac】Officeを無料で使える「Microsoft Office」を解説!

Macを購入する時に気になるのがMicrosoft Officeの有無。実は、お金を払ってインストールをしなくてもMacでも無料でOfficeを使える方法があります。今回の記事では、Macで無料でOfficeを使用する方法を解説します。

【Mac】Officeを無料で使える「Microsoft Office」を解説!のイメージ

目次

  1. 1【Mac】Officeを無料で使えるMicrosoft Officeとは?
  2. Microsoft Officeがオンライン提供しているOffice Onlineがある
  3. Office Onlineはなぜ無料なのか?
  4. 2【Mac】Office Onlineを無料で使う準備
  5. Microsoftアカウントが必要
  6. 使い勝手はインストール版とほぼ変わらない
  7. 3【Mac】Office OnlineでOneDriveでのファイルやり取り方法
  8. 編集したいファイルをOneDriveにアップロード
  9. アップロード手順
  10. Office Onlineで編集したファイルは自動保存される
  11. Office Onlineで編集したファイルを共有する
  12. 4【Mac】Office Onlineで無料で利用できるアプリ
  13. Word
  14. Excel
  15. PowerPoint
  16. OneNote
  17. Sway
  18. メール
  19. 連絡先
  20. 予定表
  21. OneDrive
  22. 合わせて読みたい!Macに関する記事一覧

【Mac】Officeを無料で使えるMicrosoft Officeとは?

大学生や社会人にとって重要なツールであるMicrosoft Officeですが、Windowsと違いMacにはあらかじめPCに入っていません。

「Macにしたいけど、Microsoft Office入っていないから迷っている」「高いお金を払ってMicrosoft OfficeをMacにインストールしなきゃいけないのか…」と悩んでいる方に朗報です。

実はあまり知られていませんが、MacでもMicrosoft Officeを無料で使える方法が存在します。今回はその方法を解説していきます。

 

Microsoft Officeがオンライン提供しているOffice Onlineがある

MacでOfficeを無料で使う方法というのがMicrosoft Officeが公式でオンライン提供しているOffice Onlineで、Macでも、WordやExcel、PowerPointなどの各種Officeを無料で使用することができます

Office Onlineの名の通り、オンライン上で文書の編集や保存を行います。つまり、OfficeソフトがインストールされたMacを持ち運ぶ必要もなく、いつ・どこからでも無料でOfficeのファイルにアクセスできるようになります。

Office Onlineはなぜ無料なのか?

なぜ、Office for Macなどの有料版があるにも関わらず、Office Onlineは無料なのでしょうか。

無料だから使い勝手が悪いということはなく、Office OnlineはMacがインターネットに繋がっていないとファイルの編集もやり取りもできないというデメリットがあるからです。

街中の無料Wi-fiやポータブルWi-Fiにアクセスできる人は無料のOfficeがいつでも使える状態になります。

しかし、Wi-fiを持ち歩いていなかったり無料のWi-fiにつなぐのに抵抗がある方はどうしても使える場所の制約が出てくるので、無料のOfficeOnlineよりも有料のインストール版を買ってしまった方が使い勝手は良いということになります。
 

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【Mac】Office Onlineを無料で使う準備

早速、MacでOffice Onlineを使うために必要な準備について説明していきます。準備と言ってもOfficeのアプリのインストール等もなく、3分もあれば終わってしまいますので心配はご無用です。まずは、自身のMacPCより下記のMicrosoft Officeの公式サイトにアクセスをしてください。

Office 365 Login | Microsoft Office

Microsoftアカウントが必要

Microsoft Officeのトップ画面

MacPCでOfficeを使うための準備に必要なのは、Microsoftアカウントのみ。誰でも簡単に始めることができます。Microsoft Officeの公式サイトにアクセスすると、上記の画面が表示されるので「サインイン」をクリックします。

サインイン(メールアドレス入力)画面

メールアドレスを入力する画面になります。今までWindowsでOfficeを使用していた方は持っている方が多いと思いますが、既にMicrosoftアカウントを持っている方は、登録しているメールアドレスを①へ入力して「次へ」をクリックします。

アカウントを持っていない方については後ほど説明をしていきます。

サインイン(パスワード入力)画面

次に、パスワードを入力して「サインイン」をクリックします。

Office Onlineのトップ画面

上記の画面が表示されれば、準備は完了です。これで無料でMacPCでもOfficeが使えるようになります。

続いて、Microsoftアカウントを持っていない方のOfficeOnlineへの登録手順を説明していきます。

Microsoftアカウントがない場合は新規登録

サインイン(アカウント新規作成)画面

Microsoftアカウントを持っていない方は新しく作成する必要があります。サインインの画面で「作成」をクリックしてください。

アカウント新規作成(メールアドレス入力)画面

Microsoftアカウントとして登録したいメールアドレスを①に入力し、「次へ」をクリックします。

アカウント新規作成(パスワード入力)画面

続いて、Microsoftアカウントとして登録したいパスワードを①に入力し、「次へ」をクリックします。

セキュリティコード入力画面

その後、セキュリティコードを入力する画面になります。先ほど入力したメールアドレス宛てにセキュリティコードが自動送信されているはずなので確認をします。

メール(セキュリティコード確認)画面

Microsoft Storeよりメールが届いていますね。上記のメールの中にある4桁の番号をさきほどの画面に入力します。

認証画面

最後に、ロボットではないことを証明するために表示されている文字を入力します。

Office Onlineトップ画面

office Onlineのトップ画面が出て来たら必要な設定は全て完了です。後は使いたいアプリをクリックするだけです。

いかがでしたか?簡単な作業だけでMacで無料でMicrosoft Officeを使える準備が整いました。

使い勝手はインストール版とほぼ変わらない

Wordの新規作成画面

それでは、OfficeOnlineの使い勝手はどうなのでしょうか?Office for Macなどのインストール版と比較して極端に使いづらければ無料でも意味がありません。

また、オンラインということでレスポンスが遅くないかも気になるところです。今回は試しにMicrosoft Wordを開いて操作してみます。

Microsoft Word編集画面

開いて見ると驚きで、画面の仕様はOffice for Macなどのインストール版とほとんど変わりません。無料であるにも関わらず使える機能も十分に備わっています。

実際に文字を入力してみるとオンライン上であるにも関わらず、入力に対するレスポンスも早く、使い勝手はOffice for Macと変わらず良好です。

試しに、画像も入れてみましたが重くなることもなくスムーズでした。

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【Mac】Office OnlineでOneDriveでのファイルやり取り方法

無料のOffice Onlineを使う上で特徴的なのがオンラインストレージであるOne Driveを使用する点です。OneDriveももちろん無料です。ファイルの保存や他の人とのファイルのやり取り等を全て、オンラインであるOne Drive上で行うことができます。

普段Macのパソコンの中でファイルを管理している方も多いと思いますが、One Driveを使用することでオンライン上でファイル管理をするようになります。

MacでiCloudやGoogleDriveを日頃から使っている方には馴染みがあるかもしれません。馴染みのない方も、難しくはないので安心してください。それでは、説明していきます。

編集したいファイルをOneDriveにアップロード

普段、USBやメールでファイルのやり取りをするという方も多いと思います。その場合、ファイルを開くためにMacのローカルフォルダに一度ダウンロードしますよね。

Macのローカルフォルダに保存してあるファイルを無料のOffice Onlineで編集するには、まずOneDriveにアップロードする必要があります。

アップロード手順

それでは、Macのローカルフォルダに保存してあるファイルをOne Driveにアップロードする方法を詳しく説明していきます。

OneDriveをクリック

Office Onlineトップ画面

まずは、MacPCからOffice Onlineのトップ画面へ行きます。そこから「OneDrive」をクリックします。

アップロードを選択

OneDrive(アップロード)画面

上記のように、OneDriveではMacのローカルフォルダと同じようにフォルダごとにファイルを管理できます。

OneDriveの画面に移ったら、ページ上部にある「アップロード」をクリックします。するとファイルかフォルダを選択するボタンが出てくるので該当する方をクリックします。

Macのローカルに保存してあるフォルダごとアップロードするか、ファイルを1つだけアップロードするかの違いです。

編集したいファイルを開く

アップロードファイル選択画面

Macのパソコン内で管理しているファイルが出てくるので、OneDrive上で編集したいファイルを選択して「開く」をクリックします。これで、Macにあるファイル(フォルダ)がOneDrive上にアップロードされ、無料でファイルを編集できるようになりました。

Office Onlineで編集したファイルは自動保存される

ファイル編集(自動保存完了)画面

OneDrive上にアップロードしたファイルを開きます。Office Onlineで編集するメリットの1つに、更新内容を自動で保存してくれるという点があります。

誰しも、「Macなどパソコンのローカルでファイルを編集していたらパソコンがフリーズしてしまい、時間をかけて作ったものが保存されていなかった」という悲しい経験があるのではないでしょうか?

有料のOffice for Macではそれが起こり得ますが、無料のOffice Onlineではその心配はありません。ネットワークに繋がっていれば編集したファイルを自動で保存をしてくれます。

なお、自動保存をOFFにする機能はまだついていないので「自動で保存されたら困る!」と使い勝手が気になるという方もいるようです。

Office Onlineで編集したファイルを共有する

編集したファイルを他の人とやり取りするには共有の設定をする必要があります。共有自体も無料でできますし、共有したい相手がMicrosoftアカウントを持っていない場合でも共有が可能です。

メールで共有する

共有方法(メール)

ここではWordで共有方法を設定する手順を説明していきます。まず、右上にある「共有」ボタンをクリックします。

Wordの共有方法(メールアドレス入力)

ファイルをやり取りしたい人のメールアドレスを入力します。そのまま「共有」をクリックすると、共有した相手は自動的に編集権限が与えられた状態になります。

共有方法(編集権限の設定)

もし、共有相手に編集されたら困るという方は、上記のボックスで「受信者は閲覧のみ可能」を選択してください。その後「共有」をクリックすればファイルのやり取りが完了です。

リンクで共有する

共有方法(リンク)

右上にある「共有」をクリックします。

リンクの共有方法

「共有」をクリックした状態だと先ほどのメールアドレス入力画面になるので、「リンクの取得」をクリックします。

共有方法(編集権限設定)

リンクの共有でも、自動的に共有相手に編集権限が与えられる設定になっています。共有相手に編集して欲しくないという方は、プルダウンで設定を「表示のみ」に変更できます。

リンクの共有方法(リンクの作成)

「リンクの作成」をクリックします。

リンクの共有方法(リンク作成済み)

リンクが作成されるので、出てきたリンクをコピペして共有したい相手に送ります。これで共有が完了しました。

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【Mac】Office Onlineで無料で利用できるアプリ

無料で使えるといっても自分の使いたいアプリがなければ意味がありませんよね。最後に、Office Onlineで無料で使えるアプリをご紹介していきます。

Word

Microsoft Word編集画面

まずは先ほども使い勝手を検証する際に挙げていたMicrosoft Wordです。テキストの編集はWordがあれば大抵事足りる優れものですよね。

無料の OfficeOnlineと有料のOffice for Macで違う点は、マクロが使えない事や差し込み文章が使えない事、参考資料が利用できない事となります。普段使う分には特に問題がないと思います。

Excel

Microsoft Ecxelの編集画面

続いては、Microsoft Excelです。会計・財務関連の仕事にはもちろん、ちょっとした表作成などでも役立ちます。

無料の OfficeOnlineと有料のOffice for Macで違う点は、マクロが使えない事や、ピボットテーブルが使えない事になります。

PowerPoint

Microsoft PowerPoint編集画面

Word、Excelと合わせて活躍の場が多いのがMicrosoft PowerPointです。プレゼンテーションの資料作成には欠かせないアプリです。

無料の OfficeOnlineと有料のOffice for Macで違う点は、マクロが使えない事とアニメーションの数が少ない事になります。

OneNote

Microsoft OneNote編集画面

Office Onlineでは、OneNoteも使うことができます。あまり聞いたことがないという方も多いかも知れませんが日頃のメモやノートを作成できます。Wordに比べてより自由度が高いためメモに使うと日々の効率がアップします。

無料で使えるので、今まで使ったことがなかった方も試してみると良いかもしれません。

Sway

Microsoft Swayプレゼンテーション例

Swayでは、プレゼンテーションのためのアイデアメモからプレゼンテーション資料作成までを行うことができます。例えば、上記のようにデザイン性に優れたプレゼンテーションもテンプレートから簡単に作ることが可能です。

メール

Microsoft Outlookトップ画面

Outlookではメール管理もできます。メール管理画面から予定表や連絡先のページを表示することも可能です。

連絡先

連絡先トップ画面

連絡先の管理をすることができます。フォルダを追加することで、会社用・プライベート用などに分けて連絡先を管理できます。

すでに、Gmailなど他のアプリケーションを使っている方は連絡先をインポートすることも可能です。

予定表

予定表トップ画面

手帳がわりに使える予定表も無料で使えます。メールアドレスを入力すれば予定に他の人を招待できるのも便利ですね。

OneDrive

One Drive写真画面

先ほど、オンラインストレージとしてOneDriveを紹介しました。文書などのファイルだけではなく写真も無料で保存することができるのが便利です。アップロードした写真は、メールやリンクで簡単に他の人に共有できます。

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Eriko

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