2019年05月24日更新
MicrosoftがmacOS向け「Edge」プレビュー版を公開!
米Microsoftは現地時間の5月20日macOS向けとなる「Chromium」ベースの次期「Microsoft Edge」をプレビュー公開を行いました。MicrosoftがmacOS向け「Edge」プレビュー版の公開された内容についてご紹介していきます。
目次
- 1MicrosoftがmacOS向け「Edge」プレビュー版を公開に
- 2MicrosoftがmacOS向け「Edge」プレビュー版の対応macOSはmacOS 10.12以降
- 3macOS 10.12以降で利用することができるmacOS向け「Edge」プレビュー版のWindows版との違いについて
- 4新しいmacOS向け「Edge」プレビュー版について、macOSに対してもWindows版と同じプレビューチャンネルを提供する予定
- 5macOS用のCanaryビルドは、事前登録が不要でMicrosoft Edge Insiderからダウンロードしてすぐに利用することができる
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MicrosoftがmacOS向け「Edge」プレビュー版を公開に
米Microsoftは現地時間の5月20日、macOS向けとなる「Chromium」ベースの次期「Microsoft Edge」をプレビュー公開を行いました。
今回、公開されたmacOS向けとなる「Chromiumベース」の次期「Microsoft Edge」は、クロスプラットフォームで利用可能な「Chromiumベース」(「Blink」+「V8」)を基に構築されています。
米Microsoftは「Microsoft Edge」について、すでにリリースされているWindows 10版以外にも、Windows 7/8.1版やmacOS向けとなる「Microsoft Edge」の提供が予告しておりました。
今回macOS向けに、待望のmacOS向けとなる「Chromiumベース」の次期「Microsoft Edge」プレビュー版の公開を行ったこととなります。
MicrosoftがmacOS向け「Edge」プレビュー版の対応macOSはmacOS 10.12以降
Microsoftがプレビュー公開を開始したmacOS向け「Edge」プレビュー版が利用できるmacOSについては、現時点では、macOS 10.12以降でダウンロード、利用することが可能となっています。
macOS 10.12以降で利用することができるmacOS向け「Edge」プレビュー版については、1か月前にWindows 10向けに初のCanaryビルドとDeveloperビルドが公開されてから、待望のmacOS向け「Edge」プレビュー版公開となりました。
macOS 10.12以降で利用することができるmacOS向け「Edge」プレビュー版のWindows版との違いについて
Microsoftがプレビュー版を公開するmacOS向け「Edge」のWindows版との違いについてご紹介していきます。
Microsoftがプレビュー版を公開するmacOS向け「Edge」のWindows版との違いとして、macOS向けのこの新しいEdgeで、まずMicrosoftが目指しているのは「Macに似たユーザーエクスペリエンス」をユーザーに提供することだとしています。
具体的には、Microsoftがプレビュー版を公開するmacOS向け「Edge」のWindows版との違いとして、macOS版Edgeでは、フォント、メニュー、キーボードショートカット、タイトルの大文字小文字表記などについて、Appleの慣例に従うことになります。
また、Microsoftが、Microsoftがプレビュー版を公開するmacOS向け「Edge」のWindows版との違いとしている点は他にもあります。
macOS版Edgeでは「Touch Bar」によるビデオコントロールといったMacの特定のハードウェア機能を対象とするものについて、Windows版との違いとして一部の機能をmacOS版限定としています。
Chromiumベースはオープンソースとして開発されているWebブラウザで、Google ChromeはそれにGoogle独自のソフトを追加して構成したものとなっています。
EdgeのChromiumベースへの移行は2018年12月に発表され、Windows 10を含む複数のOSへの展開が予告されていました。
macOS版もWindows 10プレビュー版と同様に、今のところChromeと機能や見かけが大きく変わらない作りとなっているのが感じられます。
Windows版との違いは、フォントやメニュー、キーボードショートカットやトラックパッドのジェスチャ操作に至るまでMac風に統一していることがあげられます。
Windows版との違いとして、Touch Bar搭載のMacでは、タブ切り替えや動画等のメディアコントロールもタッチ操作を行うことが可能となっています。
新しいmacOS向け「Edge」プレビュー版について、macOSに対してもWindows版と同じプレビューチャンネルを提供する予定
macOS 10.12以降で利用することができるmacOS向け「Edge」プレビュー版ですが、同社のフィッシング・マルウェア対策機能を「Google Chrome」でも利用できる拡張機能「Windows Defender Browser Protection」もビルトインされています。
また、Microsoftでは、新しいmacOS向け「Edge」プレビュー版について、macOSに対してもWindows版と同じプレビューチャンネルを提供する予定となっています。
Microsoftは、新しいmacOS向け「Edge」プレビュー版にも毎週更新される「Dev Channel」をもうすぐ提供を開始する予定だとしています。なお、6週間毎に更新される「Beta Channel」についても提供予定です。
Microsoftでは毎日更新をおこなっている「Canary Channel」のプレビュー版について20日にリリースをしています。
macOS用のCanaryビルドは、事前登録が不要でMicrosoft Edge Insiderからダウンロードしてすぐに利用することができる
macOS用のCanaryビルドは、事前登録が不要となっており、Microsoft Edge Insiderからダウンロードしてすぐに利用することができます。
macOS用のCanaryビルドに続き、まもなく開発者版のDev Channnelもリリースされる予定とのことです。まずは、macOS用のCanaryビルドをダウンロードをおこない、利用してみましょう。