2019年04月29日更新
Macに「OpenEmu」をインストールする方法!対応ゲーム機は?
MacOS向けのゲームハードを動かすエミュレーターである「OpenEmu」を使ったことはありますか?今回の記事では、Macに「OpenEmu」をインストールする方法を中心に解説してきます。また対応するゲーム機を30種類以上紹介します。
目次
OpenEmuとは?
OpenEmuを何か知っていますか。OpenEmuとは、Macを使って昔ながらのゲーム機や様々なゲーム機をエミュレートするものです。
なおエミュレーターとは、ソフトウェアがコンピュータのPCやゲーム機というハードウェアを模倣するためのプログラムのことを指します。
MacOS向けのゲームハードを動かすエミュレーター
OpenEmuは、MacOS向けのゲームハードを動かすエミュレーターとして開発され、簡単にダウンロードして使用できるようになっています。
また開発された当初は、ファミコンをはじめスーパーファミコンやゲームボーイ、ゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDS、ゲームギア、ネオジオポケット、セガサターン、メガドライブ、をエミュレートしていました。
近年では、PlayStationをはじめPSPやNINTENDO64、ワンダースワンと16機種対応し、専用のエミュレーターに肩を並べるレベルにまできています。
OpenEmuの対応機種
OpenEmuの対応機種は下記のとおりです。
・Atari 2600
・Atari 5200
・Atari 7800
・Atari Lynx
・ColecoVision
・Famicom Disk System
・Game Boy / Game Boy Color
・Game Gear
上記の他にも、OpenEmuの対応機種を以下で紹介します。
・Game Boy Advance
・Intellivision
・NeoGeo Pocket
・Nintendo (NES) / Famicom
・Nintendo DS
・Nintendo 64
・Odyssey²/Videopac+
・PC-FX
・SG-1000
また、Sega 32Xをはじめ以下の対応機種があります。
・Sega CD / Mega CD
・Sega Genesis / Mega Drive
・Sega Master System
・Sony PlayStation/Sony PSP
・Super Nintendo (SNES)
・TurboGrafx-16/PC Engine/SuperGrafx
・TurboGrafx-CD/PC Engine CD
・Virtual Boy
・Vectrex/WonderSwan
その他の機種について
また、Nintendoのディスクシステム(機種)を起動することができます。ちなみにディスクシステムでMacOS向けのゲームハードを動かすエミュレーターは以前から開発されていました。
しかしMacでは、MacFCというディスクシステム(機種)が、以前から定番だと言われています。ただ起動はできますが、コントローラーに対応していません。なおクラシックの起動時だけ対応しています。
不具合の場合には、あまり意味をなし得ない機能です。そこで、OpenEmuではこういった機種の問題が解消されているので驚きです。コントローラーに対応しているのは嬉しいですよね。
セガサターン(機種)では、32bitが2つ以上載せていることによって、MacOS向けのゲームハードを動かすようにエミュレートすることが難しいと言われていました。しかしながらOpenEmuでは、いつの間にかサイドメニューにリストアップされていました。
単体でMacOS向けのゲームハードを動かすエミュレートで有名なyabauseであっても俊敏に起動していませんでした。したがってMacのOpenEmuでゲームプレイできるのには、時間がかかってもしかないと思いますよね。
セガサターン(機種)のソフトの中でも、名作と名高くプレミアにもなっているレイディアントシルバーガンも起動できるので、OpenEmuはおすすめです。
エミュレートについて
Windowsのパソコンではファミコン、スーファミという、レトロゲームからWII UエミュレーターやPS3エミュレーターの最新機器がMacOS向けのゲームハードを動かすようにエミュレーターできるようになりました。
またiPhoneのiOS上では、ファミコンやスーパーファミコン、ゲームボーイ、ゲームボーイアドバンスが対応。さらにセガサターンをはじめ、メガドライブやドリームキャストといった昔ながらのゲーム機器も対応しています。
プレステ2やWII、ゲームキューブまでも対応していますが、Macでレトロなゲームをエミュレートすることは簡単ではありませんでした。
OpenEmuをMacOSにインストールする方法
ここではOpenEmuをMacOSにダウンロード、インストールする方法を解説します。それではまずOpenEmuにおける、ダウンロード手順をみていきましょう。
ダウンロード手順
OpenEmuをMacOSにダウンロードするには、まずはOpenEmuのダウンロードサイトにアクセスしてください。アクセスしたページの左側に「Download Now」というボタンがあるので、そこをクリックしましょう。
「Download Now」をクリックしてダウンロードが完了したら、「zipファイル」を解凍してください。そうすると「OpenEmu」のアイコンが表示されます。それを右クリックして「開く」を選びましょう。これでダウンロードは完了です。
インストール手順
「OpenEmu」のアイコンをクリックして開いて、上の画像のような表示が出たらシステム環境設定から設定してください。
システム環境設定から「セキュリティとプライバシー」を選択してクリックしましょう。
このまま開くをクリックして、OpenEmuを開きましょう。これでインストールできました。
OpenEmuのコントローラー設定をする方法
上記では、OpenEmuをMacOSにインストールする方法を紹介してきました。続いて紹介するのは、OpenEmuのコントローラー設定をする方法です。
設定画面を開く方法から、コントローラーのキー設定を変更する手順まで順を追って解説していきます。たとえば、WiiリモコンやWii U Proをはじめ、Xbox 360コントローラやPlayStation Dualshock 3、Dualshock 4が使えます。
さらに、Sega SaturnやRetrolink SNES、N64といったゲームコントローラーが、USBとワイヤレスで設定できるのです。
設定画面を開く方法
コントローラーの設定画面を開くには、OpenEmuのトップページからPreferencesを選択し、Controlsのアイコンを選びましょう。
画面の右側に表示されているポップアップメニューからコントローラーを選択していきましょう。
コントローラーのキー設定を変更する手順
コントローラーのキー設定を変更するには、上記で紹介してきた画面で設定します。変更する場合は、キーを設定から選び直しましょう。
設定したいキーを選択してからコントローラーのボタンをクリックして設定できます。なお一部のコントローラでは、サードパーティのドライバをMacで起動させる前に、インストールしなければなりません。コントローラごとに確かめてください。
OpenEmuの使い方〜初期設定〜
ここでOpenEmuの使い方として、初期設定の方法を紹介します。また、最新の「OpenEmu 2.0」がリリースされ、現在の最新バージョンはmacOSに対応した「OpenEmu 2.0.5」です。
ここから、この最新のバージョンをMacにインストールする方法をみていきましょう。
システムコアをインストールする手順
ダウンロードは完了すると、オープニング画面に切り替わります。インストール作業が始まります。
インストールするには「OpenEmuへようこそ!」というページの右下の「次へ」ボタンをクリックしてページを進みましょう。
そして「システムコアをインストール」のページに移動し、ゲーム機器に対応した機種一覧が表示されます。また、チェックが付いていると思います。ただチェックは外せません。何もせずに「次へ」ボタンをクリックしてください。
「次へ」ボタンをクリックすると、「セットアップが完了しました!」という画面が表示されます。続いて「次へ」ボタンをクリックしてください。
すると「コンソールライブラリ」という画面が表示されます。このページで持っているゲームROMを登録していきましょう。
OpenEmuの使い方〜ROM読み込み〜
最後にOpenEmuの使い方において、ROM読み込みについて解説していきます。ゲームROMを読み込んでプレイする手順を以下でみていきましょう。
ゲームROMを読み込んでプレイする手順
MacOS向けのゲームハードを起動させるOpenEmuの特徴のひとつは、その他のMacOS向けのゲームハードを動かすエミュレータに比べてより優れたユーザーにとって親しみやすいインターフェースという点。
ご自身で追加したゲームROMでは、iTunesのアートワークのように表示されます。
ROMの起動を簡単にできるのです。手順としてはOpenEmuでは、まずMacのハードドライブスキャンして、既にダウンロードしてあるROMをWebから自動的に追加してください。
コンソール用のゲームを実行してから、使用できるコアは左側のサイドバーに表示されてさまざまなコンソール、つまりiTunesの音楽プレイリストのようなことです。そして、OpenEmuでゲームのコレクションを作成できます。
なお新しいROMを追加するには、OpenEmuライブラリにドラッグしてドロップするだけなので簡単にすぐにできると思います。
万が一、ROMがないけど試してみたいと思いましたら、OpenEmuチームがウェブサイトに自作で、ゲームROMの無料スターターキットを提供しているのでそちらを利用することをおすすめします。
エミュレーターの注意点
あらゆる種類のハードをプレイできるという点で、MacOS向けのゲームハードを動かすエミュレーター界ではトップを走っています。
ただ、MacOS向けのゲームハードを動かすエミュレーターの注意点があるのです。結論から言うと、開発が停滞あるいは終了する可能性があるということです。
上記とおり、ゲームROMを獲得する問題かと思われますが違います。MacOS向けのゲームハードを起動させるエミュレーターの開発が停滞されて問題とされるのは、最新のOSでは動作しなくなるということ。
現段階では起動することが可能でMacOS向けのゲームハードを動かすエミュレートできていますが、数年後には動作しなくなる可能性があります。こういった問題を回避するには、エミュレーターが起動するOSを常に確保しなければなりません。
しかし、MacOS向けのゲームハードを動かすエミュレーターが起動するOSを確保するのは、実機で行う場合と仕事量がそこまで変わらないのです。コンシューマーのエミュレーターの質は問題ありません。
コンピューター系である、PC-88やMSXなどの大半は、個々人の趣味で開発されているケースが多いです。ほとんどの場合は、現在では開発をしていないことがあります。
最後に
今回の記事ではMacに「OpenEmu」をインストールする方法を中心に解説してきました。また対応ゲーム機も約30種類紹介しています。
ゲーム好きの方はMacOS向けのゲームハードを動かすエミュレーターについてご存じだと思いますが、もしご存じでない場合はOpenEmuの活用をおすすめします。
最後までMacに「OpenEmu」をインストールする方法!対応ゲーム機は?と言う記事を読んでいただきありがとうございました。