MacでWindowsのキーボードを使う方法!設定方法を解説!
MacにWindowsのキーボードを接続して使ってみませんか?MacでWindowsのキーボードのを使う方法から、キーボードの位置キーのある・ないからキーマッピングの違いについて説明します。日本語入力などMacとWindowsのキーを統一する方法を紹介します。
目次
- 1MacとWindowsのキーボードの違い
- ・MacにあってWindowsにないキー
- ・WindowsにあってMacにないキー
- ・キーの位置の違い
- 2MacとWindowsのキーマッピングの違い
- ・日本語入力
- ・コピー&ペースト
- 3MacにWindowsのキーボードを接続する方法
- ・キーボード設定アシスタントを使って接続
- 4MacでWindowsのキーボードを使う方法〜標準設定〜
- ・装飾キーの割り当て設定
- ・「かな」と「英数」の切り替え方
- 5MacでWindowsのキーボードを使う方法〜Karabiner-Elements〜
- ・インストール方法
- ・キーマッピングの設定方法
- 6MacとWindowsのキーボードを統一する方法
- ・Google日本語入力を使う
- ・Macでの設定方法
- ・Windowsでの設定方法
- ・まとめ
MacとWindowsのキーボードの違い
みなさんMacとWindowsのキーボードを気にしたことはありませんか?MacとWindowsのキーボードってよく見てみると違いがあるんです。MacとWindowsのキーボードの共通しているキーやMacとWindowsそれぞれにしかないキーも実はあるのです。
実際に、MacとWindowsを使用しているひとなら分かると思いますが、あるキーとないキー。そして位置までも全く異なるんです。そして使うと分かるのですが、キーマッピングの方法も違います。MacとWindowsのキーボード違いはこんなにもあるんです。
一番違いに気づく場面は、MacユーザーがMac用のキーボードが故障したときに、代わりにWindows用のキーボードを使うという場面です。こういう場面でキーがない、位置が違う、キーマッピングが異なると大騒ぎすることでしょう。
Windows PCだけのキー | Boot Campのキーマッピング |
Win | ⌘ |
Alt | ⌥ |
Back Space | delete |
Delete (Macのdeleteとは異なる) |
fn + delete |
App. | ⇧ + F10 |
Print Screen | fn + ⇧ + F11 |
Scroll Lock | fn + ⇧ + F12 |
Pause | fn + esc |
Insert | fn + enter |
Home | fn + ← |
End | fn + → |
Page Up | fn + ↑ |
Page Down | fn + ↓ |
半角/全角 無変換 変換 カタカナ・ひらがな |
なし |
MacとWindowsのキーボードの違い(キーマッピング)の表です。
MacにあってWindowsにないキー
Macにはあって、Windows PCにはないキーボードはなんでしょう。実はMacとWindows PCを比べると3つほどないキーボードがあるのです。もちろん位置の違いによるものではなく、完全にないキーボードなのです。
⌘キー・英数キー・かなキー
この3つがMacにはあって、Windows PCにはないキーボードです。
WindowsにあってMacにないキー
つづいて、Windows PCにはあってMacにはないキーはどういうキーボードなのでしょう。
Win/Alt/Back Spacedelete/Delete/App./Print Screen/Scroll Lock/Pause/Insert/Home/End/Page Up/Page Down/半角/全角/無変換/変換/カタカナ・ひらがな
このようになっています。MacよりWindows PCは独自のキーボードがたくさんありますね。
キーの位置の違い
MacとWindows PCのキーボードの位置って実際に使うと分かりますが、結構位置が違います。位置が違うので、どっちかのキーボードになれると、いざ異なるキーボードを使うとかなり使いづらいでしょう。
MacとWindows PCのキーの位置が違うキーボードは、control(Ctrl)キーとcaps(Caps Lock)キーはMacとWindowsで位置が真逆になっています。そして、Macのdeleteの場所にはWindowsではBack Spaceがあります。
このような位置の違いがありますので、MacとWindows PCをそれぞれ使う際は注意をしながら使っていきましょう。
MacとWindowsのキーマッピングの違い
MacとWindows PCでは、キーマッピングにも違いがあります。MacとWindows PCそれぞれキーボードを使いこなしていているひとにとっては、キーマッピングが通じないので、各キーマッピングを覚えなおさなければなりません。
そもそもキーマッピングとは、 キーボードに表示されていない文字入力の覚え書きです。もっと分かりやすく言うとキーマッピング=キーボード割り当てです。MacとWindows PCのキーマッピングはそれぞれ違いますので、使いこなしていきましょう。
では、実際にMacとWindows PCのキーボードを使ってキーマッピングの方法を説明をしていきますので、キーボードを確認しながらMacとWindows PCのキーマッピングを理解していきましょう。日本語入力とコピー&ペーストを紹介します。
日本語入力
日本語入力の違いがあります。日本語入力は、日本語入力のON/OFFの操作です。MacとWindows PCのキーボードから日本語入力の操作方法が異なります。
Windows(Windows PC)とWindows(Boot Camp)の日本語入力はキーボードの操作は同じですが、Mac OSの日本語入力は異なります。詳しくは下の日本語入力の違い・日本語入力のON/OFFをみて参考にしてみてください。
日本語入力の違い | 日本語入力のON/OFF |
Mac OS | かなでON、英数でON |
Windows(Windows PC) | 半角/全角でON/OFF |
Windows(Boot Camp) | 半角/全角でON/OFF |
コピー&ペースト
つづきましては、コピー&ペーストもキーボードからの操作方法が異なります。コピー&ペーストをキーボードからキーマッピングを使うひとにとっては覚えておきましょう。
コピー&ペースト時の左手の操作は、Mac OS/Windows(WindowsPC)/Windows(Boot Camp)それぞれキーボードから使う方法が異なります。詳しくは下のコピー&ペーストの違いの表を見て参考にしてくださいね。
コピー&ペーストの違い | コピペ時の左手の操作 |
Mac OS | 左手親指で⌘ |
Windows(Windows PC) | 左手小指でControl (キーボード左下) |
Windows(Boot Camp) | 左手小指でControl (Aの左横) |
MacにWindowsのキーボードを接続する方法
ここからは、MacにWindows用のキーボードを接続する方法を紹介します。Macを購入したけどキーボードはWindows用のキーボードしか持っていないという場合に、役に立つことでしょう。いざ接続して使えなかったらガッカリしますよね。
MacにWindows用のキーボードを接続するには、少々設定が必要になります。その設定を行わなければMacにWindows用のキーボードを接続しても使えません。ですからそのキーボードの設定手順を一つ一つ説明していきますので、一緒に見ていきましょう。
キーボード設定アシスタントを使って接続
MacにWindows用のキーボードを接続する際は、キーボード設定アシスタントを使用します。キーボード設定アシスタントは、Macに標準である機能なのでWindows用のキーボードをMacにそのまま接続すれば、上のような画面が表示されます。
では、MacにWindows用のキーボードを接続しましたら、キーボードを認別中となってキーを押すよう要求されます。とりあえず指示通りにキーボードから「左のシフトキーの右隣のキー」を押していきましょう。
つづいて指示通りキーボードから「右のシフトキーの左隣のキー」を押して進んでいきましょう。
最後に「JIS日本語」を選択して「完了」をクリックすれば、MacでWindows用のキーボードが使えるようになります。これで操作は完了です。
MacでWindowsのキーボードを使う方法〜標準設定〜
それでは、MacでWindowsのキーボードを使うには、さまざまな設定をする必要があります。標準設定をMacから行うことで、キーボードを使いやすくすることができます。ですから標準設定を覚えておくと、これから役に立つことでしょう。
装飾キーの割り当て設定
たとえば「command」「control」などの装飾キーの動作は、キーボード設定から行うことができます。システム環境設定からキーボー」へ進みキーボードのタブを選択して変更してください。
「かな」と「英数」の切り替え方
Windows用のキーボードで「かな」「英数」を切り替えるのならば、IME切り替えの「control+スペース」を押しましょう。こうすると「かな」と「英数」の切り替えが簡単です。
MacでWindowsのキーボードを使う方法〜Karabiner-Elements〜
Karabiner-Elementsを使うことでMacのキーボードの変更を詳しく行うことができます。WindowsとMacのキーを統一したい!!と思ったひとにはおすすめです。統一すると便利で分かりやすくなりますからね。
インストール方法
Karabiner-Elementsのインストール方法は下のリンクにアクセスして「Download Karabiner-Elements-12.4.0」をクリックしてください。
ダウンロードした「Karabiner-Elements.sparkle_guided.pkg」をクリックして起動します。
MacOS High Sierraによりブロックされましたが、気にせずに「OK」をクリックします。
インストールできたら、Karabiner-Elementsというアプリケーションが保存されますので起動します。
最後に「許可」のボタンをクリックすると、Karabiner-Elementsのインストールが完了しました。
キーマッピングの設定方法
では、Karabiner-Elementsを起動してキーマッピングの設定方法を行っていきましょう。
基本的な設定方法
キーマッピングの基本的な設定方法は、Simple Modificationsという項目で行えます。
ファンクションキーの設定
ファンクションキーの設定は、Function Keysの画面から、Use all F1, F2, etc. keys as standard function keysのチェックボックスにチェックを入れればOKです。
キーの入れ替え設定
Devicesの画面から現在つながっているWindowsキーボードが表示されています。この画面でチェックが入っているキーボードのみキーの入れ替え設定が可能です。キーの入れ替えはキーマッピングの設定方法の画像を参考にしてください。
MacとWindowsのキーボードを統一する方法
Windows PCは「MS-IME」、macOSは「日本語入力」(ことえり)と日本語入力システムが異なっています。ですから統一すると入力効率が上がるでしょう。それでは統一するには、どのようにするのか紹介をします。
Google日本語入力を使う
統一をするには「Google日本語入力」を使います。無料で使える「Goolge日本語入力」をインストールすればMacとWindowsで日本語入力システムの操作性を統一することができます。下のリンクからダウンロードしておきましょう。
Macでの設定方法
MacでGoogle日本語のキー設定を統一するには、Macを使いこなしているのならば「ことえり」に統一するといいでしょう。
Windowsでの設定方法
Windowsに慣れているなら「MS-IME」に設定をしましょう。ただしMS-IMEにするのならば、MacもMS-IMEに統一しなければなりませんので、そこだけは注意をしてくださいね。
まとめ
以上が、MacでWindowsのキーボードを使う方法!設定方法を解説!の記事でした。MacでWindows用のキーボードを使うことができましたね。キーマッピングなどもそれぞれ使いこなしていきましょう!!