iMovieの動画編集と使い方を解説【iPhone/Mac】
iMovieはiPhone/iPadとMacで提供されている無料の動画編集アプリです。iMovieは本格的な動画編集が可能で作品をSNSで共有する使い方もできる機能も特徴です。iMovieの使い方は直感的容易です。実際の特徴的な使い方を解説しています。
目次
- 1iMovieとは?
- ・Appleデバイスで利用できる動画編集ソフト
- ・iMovieの特徴
- 2iMovieの導入方法〜iPhone/iPad〜
- ・ダウンロード/インストール手順
- 3iMovieの導入方法〜Mac〜
- ・ダウンロード/インストール手順
- 4iMovieの基本的な使い方〜iPhone/iPad〜
- ・基本的な動画の編集方法
- ・素材の整理法
- ・トランジションの入れ方
- ・タイトル/テロップの入れ方
- ・テーマ機能を使う
- ・BGMの入れ方
- ・ナレーションの入れ方
- ・写真のスライドショーの入れ方
- ・オーディオのフェードイン/アウト
- ・書き出し/保存
- 5iMovieの基本的な使い方〜Mac〜
- ・基本的な動画の編集方法
- ・素材の整理法
- ・トランジションの入れ方
- ・タイトル/テロップの入れ方
- ・テーマ機能を使う
- ・BGMの入れ方
- ・写真のスライドショーの入れ方
- ・オーディオのフェードイン/アウト
- ・書き出し/保存
- 6【iPhone/Mac】iMovieで知っておきたい編集技術
- ・カットアウェイ
- ・ピクチャインピクチャ
- ・スプリットスクリーン
- ・映像にフィルタを適応する
- ・字幕/吹き出し画像を合成する
- ・合わせて読みたい!動画編集に関する記事一覧
iMovieとは?
iMovieとは、素材テーマから直感的操作で優れたデザインの動画作品が音楽入りで作成できるアプリです。iMovieの使い方は簡単です。ビデオで撮りためた素材を編集し、記憶に残る作品にしFacebookやTwitterなどのSNSで共有する楽しみが生まれます。
iMovieは、apple製のマルチデバイスで、ほぼ共通の使い方ができることを特徴とし、無料で使えるすばらしいアプリです。iMovieの使い方は簡単です。このアプリの基本的な使用方法を覚えてApple製品のすばらしさを実感しましょう。
Appleデバイスで利用できる動画編集ソフト
iMovieとは、Appleデバイスにデフォルトでインストールされている動画編集ソフトです。使い方は簡単で動画編集の楽しさと、映画のような作品作りを無料で体験できます。
iMovieの特徴
iMovieの編集機能の特徴は、Appleデバイスだけで音楽やナレーション入りの動画が作れ、写真も動きのある音楽入りスライドショー動画が作れます。iMovieの使い方は簡単です。
動画の保存場所は、AirDropとiCloud Drive。iPhoneやiPad・Macとプロジェクトの共用も可能、4K作品も作れてYouTubeにも送信する使い方ができる特徴もあります。
iMovie特徴のテーマは、8種類あり、ビデオフィルタやスローモーション、早送り、ピクチャ・イン・ピクチャ、画面分割などの映像機能と、サウンドトラックの使い方をマスターすると、本格的なムービーが作れます。iMovieの使い方は簡単です。
iMovieの面白い編集の使い方としては、映画のような予告編が作れる方法があり、基本的な使い方のみで、簡単に完成度が高いものができるのが特徴です。iMovieの使い方は簡単です。
iMovieの導入方法〜iPhone/iPad〜
iMovieのiOS用最新バージョンは、2.2.6です(2019年8月現在)。iMovieは、iOS 11.4以降のiPhone、iPad、iPod touchで対応しています。快適な使い方を得るためには、なるべくメモリ容量の大きい機種がベターです。
ダウンロード/インストール手順
iMovieは、通常はインストール済みで提供されているので、ダウンロード・インストールは不要です。もしも、インストールされていない場合や、古いバージョンである場合は、iMovieアプリを下記のダウンロードサイトからダウンロードができます。
最新のiPhone/iPad用iMovieアプリは、バージョン2.2系です。
iMovieの導入方法〜Mac〜
Mac用iMovieアプリは、バージョン10です(2019年8月現在)。iMovieは、macOS 10.13.6 以降のMacで対応しています。通常はiMovieはインストール済みでダウンロードは不要です。もし古いバージョンの場合は下記からダウンロードができます。
なお、OSが古い場合(macOS 10.13.6より前の場合)は、iMovieバージョン10がインストール出来ない場合があります。ここでは、バージョン10の使い方のみを説明しています。
ダウンロード/インストール手順
通常はインストール済みで提供されているので、ダウンロード・インストールは不要です。もしも、インストールされていない場合や、古いバージョンである場合は、次からダウンロードできます。
Mac用iMovieの公式ダウンロードサイトです。
iMovieの基本的な使い方〜iPhone/iPad〜
iMovieの使い方は簡単です。iMovieの基本的な使い方をマスターして、iPhoneで動画編集を楽しみましょう。
基本的な動画の編集方法
基本的な、iMovieの動画編集の使い方(出典:動画集客チャンネル)。
簡単な編集操作手順としては、テーマを選定し、素材ビデオを選び、動画長さの調整、トランジションの処理の選択、タイトル/テロップを入れ、BGMを入れ、などの編集と保存です。iMovieの使い方は簡単です。
iMovieの基本的な使い方の解説です。iMovieのアイコンをタップします。
続けるをタップします。
iMovieアプリが起動したら、画面上部の『プロジェクト』→『+』マークをタップします。
さらに『ムービー』をタップします。
『ムービーを作成』をタップします。
新規プロジェクトで保存の動画ファイルを取り出して編集します。画面の上のプラスマークをタップする使い方です。
『ビデオ』をタップします。
『すべて』をタップします。
iPhone本体内とクラウドにある動画データが表示されます。編集作品に使いたい動画を選択します。
今回は、クラウドに保存したデータの使い方です。使い方は、雲マークをタップする使い方です。
クラウドから読み込み中の場合はこのマークが表示されます。しばらくすると。
プラスマークが現れたら、これををタップする使い方です。これでプロジェクトにあるタイムラインに選択した動画ファイルが挿入されます。
プロジェクトにあるタイムラインに選択した動画ファイルが挿入された状態です。
同様に2つ目の動画をタイムラインに取り込みます。
プラスマークが現れたら、これをタップします。これでプロジェクトにあるタイムラインに選択した動画ファイルが挿入されます。
プロジェクトにあるタイムラインに選択した2つ目の動画ファイルが挿入された状態です。
同様に3つ目の動画をタイムラインに取り込みます。
同様に3つ目の動画がクラウドから取り込み中です。
プラスマークが現れたら、これををタップします。これでプロジェクトにあるタイムラインに選択した動画ファイルが挿入されます。
プロジェクトにあるタイムラインに選択した3つ目の動画ファイルが挿入された状態です。
次は、挿入した動画ファイルの長さを短くする使い方です。つまり、動画の開始と終了位置を調整する使い方です。タイムライン内の動画ファイルをタップし枠が黄色になったら、左の黄色い枠を固定し、右の太い黄色い線を左に移動します。
次に動画ファイルを途中で2つに分割する使い方です。分割したい位置に、タイムライン上の白い縦線がくるようにし、分割したい動画ファイルをタップし枠を黄色にします。そして、『分割』をタップします。
動画ファイルが2つに分割されました。後ろの動画がいらない場合は、動画を選択し、右下の『削除』をタップすると削除できます。
次にまずタイムラインのお花の動画を指で長押しすると、黄色枠になって自由に順番を替えられます。前の項で分割した間に移動したのがこの写真です。
後述しますが、プロジェクトのテーマ選定を行うと、タイトルや音楽が入った素敵な動画に仕上がりますので、設定をオンにしましょう。
テーマ設定を行うと、冒頭に、絵が入ります。
テーマ設定を行うと、音楽も入ります。
タイトルを入れる使い方は、動画画面を長押しで選択したら、テキストマーク『T』をタップすると、好きな文字が入れられます。iMovieの使い方は簡単です。
例えば、こんな形で、『我が家のわんこ』と入れられます。
素材の整理法
撮影した素材ビデオは、iMovieの「ビデオ」に保存されます。編集したい動画を整理します。 また、ビデオを探して共有化が可能です。具体的な使い方としては、iCloud Driveに動画ファイルを共有で保存することです。
トランジションの入れ方
編集中のプロジェクトを開きます。
編集中をタップします。
トランジション開くため、このマークをタップします。
トランジション編集の画面になりました。トランジションとは、シーンとシーンの間の繋ぎを処理する手法です。トランジションの編集の使い方です。テーマは、テーマ設定の内容に関係します。
トランジションのディゾルブの設定は、繋ぎ部分をフェードアウト-フェードインで自然に切り替える編集の使い方です。ディゾルブとは、別の言い方の、オーバーラップという方がわかりやすいかも知れません。
トランジションのスライドの設定とは、繋ぎ部分をスライドで切り替える編集の使い方です。
トランジションのワイプの設定は、繋ぎ部分をワイプで切り替える編集の使い方です。
トランジションのフェードの設定は、繋ぎ部分をフェードイン、フェードアウトで切り替える編集の使い方です。
タイトル/テロップの入れ方
タイトル/テロップのためのプロジェクトを開きます。
タイトル/テロップのため編集をタップします。
動画の各シーンにタイトルや字幕を入力できる編集の使い方です。動画の1シーンを選択したらテキストマークボタンを押すことで、テキストを入力でき、そのタイトル表示の使い方も各種あるので、選択が可能です。
テーマ機能を使う
テーマ機能のためプロジェクトを開きます。
テーマ機能のため編集をタップします。
動画を選択し、iMovie編集の特徴のテーマ設定を行います。タイトルの入れ方など選択が可能です。固定した文字を表示したい場合は「標準」での使い方があります。
同様に動画を選択し、iMovie編集の特徴のテーマ設定を行います。絵と文字を表示したい場合は上記の設定の使い方です。
iMovieの使い方は簡単で、新規プロジェクトを開始したら、特徴のテーマ選択を行うと、テーマに基づいた、開始タイトルの絵柄とか、BGM音楽の使い方が自動的に編集で選択されることです。
iMovieの特徴のプロジェクトでテーマを選択した場合の図柄の例です。使い方は、シーンの繋ぎ目でワンポイントで表示させて、雰囲気を盛り上げるような場合です。
BGMの入れ方
BGMを入れるためプロジェクトを開きます。
BGMを入れるため編集をタップします。
BGMを入れるため設定をタップし、プロジェクト設定画面を出します。
プロジェクト設定画面でBGMを入れるため、テーマ曲の設定をオンにします。
iMovie動画編集画面で見ると、BGMが入るシーンは緑の線が入ります。
iMovie動画編集画面で、BGMが入る緑の線をタップすると、分割や削除の操作が可能になります。
ナレーションの入れ方
ナレーションを入れるのためプロジェクトを開きます。
ナレーションを入れるため編集をタップします。
ナレーションを入れるため+をタップします。
iMovie動画編集画面で、ナレーションを入れる時は、メニュー画面の『アフレコ』を選択し作業します。
iMovie動画編集画面で、ナレーションを入れる作業画面に切り替わり、録音前の準備状態になったら、録音が可能です。
iMovie動画編集画面で、ナレーションを録音中の状態です。録音を止める場合は、停止をタップします。
iMovie動画編集画面で、ナレーションの録音を完了に決定を押すと、録画のラインが表示されます。
写真のスライドショーの入れ方
スライドショーを入れるためプロジェクトを開きます。
スライドショーを入れるため編集をタップします。
iMovieは、写真を集めて、スライドショーの動画にも編集可能です。iMovieの使い方は簡単です。
iMovieの素材から、「写真」を選択して、スライドショーの動画制作を開始します。
iMovieの素材から、スライドショーにする「写真」を選択していきます。
iMovieでスライドショーを作成すると「写真」の静止画でもズームアップなどの動きが付いた動画になります。
オーディオのフェードイン/アウト
オーディオのフェードイン/アウトのためプロジェクトを開きます。
iMovieの動画編集で、音声(音楽)も、フェードアウト、フェードインが可能です。
iMovieの動画と音声の編集画面で、ハサミマークとスピーカマークを使って、音声(音楽)のフェードアウト・フェードインとその時の音量の設定も可能です。iMovieの使い方は簡単です。
書き出し/保存
iMovieの動画編集が終了したら、動画ファイルの保存先を選択するこのマークをタップします。
iMovieの動画編集が終了したら、動画ファイルの保存先とSNS連携などの選択が可能になります。iMovieの使い方は簡単です。
iCloudに、共有アルバムとして投稿した時の画面例です。
iMovieの基本的な使い方〜Mac〜
MacのiMovieで基本的な使い方です。出典:iKouzacom
基本的な動画の編集方法
MacのiMovieで動画編集を楽しみましょう。簡単な手順としては、テーマを選定し、素材ビデオを選び、トランジションの処理、タイトル/テロップを入れる、BGMを入れる作業です。iMovieの使い方は簡単です。出典:Naoto / じぶんライフ・クリエイター
画面の各部分の名称と操作概要
1 | ツールバー | プロジェクトの作成、動画の読み込み、コンテンツライブラリ・ブラウザ領域の表示/非表示がワンクリックでできます。この3つのタブの順に作業をすると動画作品が完成します。 |
2 | コンテンツライブラリ | 動画作成のエフェクトやオーディオクリップなどの表示を切り替える領域。例)トランジションをクリックすれば、動画に挿入できるエフェクトが一覧として表示されます。 |
3 | イベントとライブラリ | iMovieに取り込みしたクリップを一覧として管理できる「イベント」。イベント一覧を管理しているライブラリが表示される領域です。 |
4 | ブラウザ領域 | イベントで管理されている動画や音楽、画像を管理する領域。ブラウザに表示されている動画や画像は、タイムラインにドラッグ&ドロップして編集します。 |
5 | タイムライン | 編集のメインとなる領域。タイムライン上で動画やオーディオの分離や結合、順序変更、エフェクト・トランジションなどの処理を適用することが可能です。iMovieの使い方で最も多い部分。 |
6 | エフェクトメニュー | テキストの配置や色補正処理、サウンドの管理などを行える領域です。取り込んだ映像に対して様々なエフェクト処理をかけることができます。 |
7 | ビューアー | タイムライン上で編集中の映像のプレビュー映像を表示する領域。 |
8 | 共有(書き出し)メニュー | 動画の書き出しを行う使い方のメニュー。開くと、YouTubeやFacebook用の設定での書き出しや、自分のオリジナル設定での書き出しを行うことができます。 |
iMovieアプリが起動したら、画面上部の『プロジェクト』→『+』マークをクリックし、さらに、ムービーを選択してクリックします。
今回は、デフォルト操作で簡単な、マイムービーから作成してみます。マイムービーを選択すると、自動的に「メディアを読み込む」の画面になります。
読み込み先ウィンドウで、保存している動画ファイルから3つを選択するのですが、1つずつ読み込み、右下の『選択した項目を読み込む』をクリックすることを3回行います。
イベントのマイメディアのiMovieライブラリに、3つの動画が読み込まれています。
マイメディア内の動画の1つクリックして選択すると、周囲が黄色い枠になるので、左か右の端をクリックしながら左右に移動すると黄色い枠が伸びたり縮まったりします。
おおまかな動画ファイルの長さを編集した動画ファイルの右下の+マークをクリックすると、動画ファイルの黄色枠の部分が、下のタイムラインに挿入されます。
今度は、おおまかな時間の長さに編集した動画について、タイムライン上での細かな使い方です。タイムラインの動画ファイルを選択し、右端をクリックしながら左に移動して希望の長さに短くします。
次は、ひとつの動画を指定位置で2つに分割する使い方です。分割したい位置の上の方をクリックして、白い縦線を表示されます。
動画ファイルの上で右クリック~『クリップを分割』をクリックします。
動画ファイルが2つに分割されました。もし後ろの動画がいらない場合は、右クリック~『削除』をクリックすると削除ができます。
次は、タイムライン上に3つの動画を追加で挿入した状態で、動画の並び順を変更する使い方です。左から3番目の動画をマウスでクリックし、掴みながら、1番目と2番目の動画の間に移動します。
3番目の動画がひとつ前に移動しました。
編集した動画は、細めに保存しましょう。新プロジェクトとして保存します。画面左上の『<プロジェクト』をクリックします。
プロジェクト名は、年月日とイベント名を入れると、後で分かり易いです。『OK』をクリックします。
『プロジェクト』の一覧画面に戻り、今、保存したプロジェクト名が入力した名前で表示されていることを確認します。
素材の整理法
素材動画が増えると分り難くなります。今回の解説で使用している、マイメディアのタブの『iMovieライブラリ』に必ず置いて、整理すると便利です。イベントメディアを統合したり、イベントの表示順序を替えることも可能です。
トランジションの入れ方
トランジションとは、シーンとシーンの間の繋ぎを処理する手法です。『トランジション』タブをクリックし、色々なトランジション効果のメニューを確認しましょう。
頻度の多い使い方のトランジションとして、『クロスディゾルブ』があります。クロスディゾルブをクリックして掴んで、タイムライン上の2つの動画の間にドロップして挿入してください。トランジションマークが表示されます。
タイトル/テロップの入れ方
動画の各シーンにタイトルや字幕を入力できる編集の使い方です。『タイトル』タブをクリックしてください。タイトル(テキストテロップ)の表示方法が選択できます。
好みのテキストテロップを選んだら、クリックしながら、タイムラインの動画の上のへりに持って行きます。
タイムラインにテキストテロップ(タイトル)が挿入されたら、動画と合わせてその長さを編集します。
テーマ機能を使う
iMovieには『テーマ』という希望のデザインを選択できる仕組みがあります。テーマの使い方として、タイトルや開始のデザインが瞬時に変化させることができます。テーマを設定して試します。タイムラインの右上の『設定』ボタンをクリックします。
『プロジェクト設定』画面が開きますので、テーマの『テーマなし』となっている部分をクリックします。
『テーマ変更』のメニュー画面が開きます。
好きなテーマを選択したら、右下の『変更』ボタンをクリックします。(例として旅行を選びました。)
タイトルなどが『旅行』のテーマに沿ったデザインに変わりました。
BGMの入れ方
『プロジェクト』の一覧画面に戻り、動画編集したプロジェクトを選択し確認し、画面左上部にある「↓」をクリックすると「メディアを読み込む」が表示されます。
『メディアを読み込む』状態から、PCに保存しているBGM音楽ファイルを選びます。選択ができたら、『選択した項目を読み込む』をクリックします。
『マイメディア』タブに戻り、BGM音楽ファイルが追加されているのが分かります。
動画ファイルと同じように、黄色枠の左右をマウスで縮めたりして範囲が決まったら、+マークをクリックします。
タイムライン上の動画の下の方に、BGM音楽ファイルが挿入されたのが分かります。
動画ファイルの長さの調整と同じように、タイムライン上でBGM音楽ファイルの長さを調整して終了です。
写真のスライドショーの入れ方
使い方は動画でも写真でも同様です。スライドショー用に新規イベントを作ります。『iMovieライブラリ』の下で、マウス右クリック~『新規イベント』をクリックします。
イベントを右クリック~『メディアを読み込む』をクリックします。
PC内から使用する写真を選択し、『選択した項目を読み込む』をクリックします。
マイメディア内に選んだ写真ファイルが読み込まれ表示されます。
マイメディアの写真ライブラリから、動画でやったように、タイムラインに挿入して行きます。
このようにiMovieでスライドショーを作成するということは、写真をタイムラインに挿入しただけで、ズームアップなどの動きが付いて動画化されることです。プレビュー画面でタイムラインのスライドショーを再生してみましょう。
オーディオのフェードイン/アウト
前章で入れたBGM音楽ファイルのままでは、動画に合わせて曲の長さを変えているので、急に音楽が始まったり、途切れたりします。通常、作品化するにはフェードイン効果とフェードアウト効果を付けます。
まずフェードインです。BGM音楽ファイルの左端をクリックを続け、丸マークが表示したら右に移動させます。これだけです。
次はフェードアウトです。BGM音楽ファイルの右端をクリックを続け、丸マークが表示したら左に移動させます。これだけです。
書き出し/保存
さて、タイムラインで編集が完了した動画を動画ファイルに書き出して完成させます。
画面右上にある『共有』をクリックして出て来た『ファイル』マークをクリックします。
『ファイル』ウィンドウが開きますので、使い方は以下を編集します。
- フォーマット:ビデオとオーディオを選択
- 解像度:通常はフルHD画質の1080Pを選択
- 品質:通常は高を選択
- 圧縮:通常は高速を選択
『ファイル』設定項目の選択が完了したら、『次へ』をクリックします。
保存するファイル名と保存場所を設定して、『保存』をクリックします。
書き出しが終わると、完了のメッセージが表示されます。動画再生ツールで視聴してみましょう。なお、完成した作品をSNS連携など共有する使い方も可能になります。iMovieの使い方は簡単です。
【iPhone/Mac】iMovieで知っておきたい編集技術
iMovieの基本的な動画編集の使い方を説明して来ましたが、次に、さらに面白い作品にしたい場合の専門的な編集技術の使い方を解説します。iMovieの使い方は簡単です。
カットアウェイ
カットアウェイ。iMovieの動画編集のトランジション編集の応用です。カットアウェイとは、別のシーンの動画を切り取って、あるシーンに挿入する使い方です。
ビデオから、使いたいシーンを選択して挿入していきます。
プラスマークを押して、シーンの挿入が実行されます。
カットアウェイが成功すると、このような編集画面になります。
ピクチャインピクチャ
iMovieの動画編集で、ピクチャインピクチャとは、動画の中に、もう一つの動画を小窓で挿入する使い方です。
小窓表示の動画を選択します。
ピクチャインピクチャ指定の設定を行います。
ピクチャインピクチャ指定の画面になりました。
スプリットスクリーン
iMovieの動画編集で、スプリットスクリーンとは、動画を左右に分割して2つ動画を表示する使い方です。
スプリットスクリーンの指定の設定を行います。
このように、スプリットスクリーンを指定した動画が設定箇所に作成できました。
映像にフィルタを適応する
動画編集画面から映像にフィルタを適応開始設定します。
iMovieの動画編集で、フィルタを選定します。フィルタとは、色の雰囲気を変える動画作成の使い方です。
iMovieの動画編集でフィルタを選定して、夕方の色の雰囲気に変えるの使い方の例です。
字幕/吹き出し画像を合成する
字幕/吹き出し入れの例です。動画を選択してTマークを押すと、タイトル入力と出て来ます。
iMovieの動画編集で字幕を画像に入れる使い方の例です。タイトルや字幕や日付や場所名を入れた動画で保存しておくと、補足説明が見えるので、見せる方も見る方もわかりやすいです。
iMovieは、基本的な操作だけで素敵なムービーが作成できます。知っておきたい編集技術の使い方で、さらに完成度の高いものを作れます。iMovieの使い方をマスターしたら、家族との思い出や社内行事の記録にお薦めです。iMovieの動画編集に挑戦しましょう。