2019年07月08日更新
Apple PayでICOCAは使える?使う方法を検索紹介!
iPhoneのみで使える便利な決済サービスがApple Payです。ICOCAをより便利に使いたいと思いませんか。この記事ではApple PayでICOCAが利用できるかどうか調べました。Apple Payを利用の関西圏にお住いの方は是非ご覧ください。
目次
Apple Pay/ICOCAとは?
Apple payは、iPhoneやApple watchで利用できる決済サービスです。またICOCAは、主に関西圏で発行されているJR西日本のICカードです。
そんなApple PayですがICOCAは登録できるのでしょうか。この後は、ICOCAがApple Payで利用できるのかどうか確認していきます。それぞれ詳細をご紹介しますので参考にしてみてください。
Apple PayとはAppleのキャッシュレス決済アプリ
今やiPhoneをお使いの方は多いかと思います。そんなiPhoneやApple Watchでしか使えない決済サービスに、Apple Payというサービスがあります。
Apple PayはiPhone7以降のiPhoneをお持ちであれば、どなたでも使えるキャッシュレス決済アプリです。各種クレジットカードやICカードを登録することで、iDやQUICPayなどの便利なキャッシュレスサービスを利用できます。
Apple Payの詳細については、以下の公式サイトをご覧ください。
ICOCAとはJR西日本のICカード乗車券
ICOCAはJR西日本が発行しているICカードです。関東圏にお住まいの方はSuicaをご存知かと思います。Suicaの関西版と考えるとわかりやすいでしょう。
ICOCAはJRや提携の交通機関に乗車する時以外にも、コンビニや駅の自動販売機で電子マネーとして利用が可能です。ICOCAの詳細は、以下の公式サイトもご覧ください。
Apple PayでICOCAを使う方法
それでは実際にApple PayでICOCAを使うには、どのようにすればよいでしょうか。以下の記事で調べてみました。注意点も合わせて調べましたので、Apple PayでICOCAを使いたいと思っている方は確認してみてください。
ICOCAはApple Pay対象外
残念ながらApple PayにICOCAを直接登録することはできないようです。一方で、JR東日本が発行するSuicaは登録できるようです。Suicaで登録できるのにICOCAでは登録できないのは、なんだか腑に落ちないと感じる方も多いと思います。
Suicaの発行枚数と比べてICOCAの発行枚数はまだまだ少なく、普及の度合いから見ても仕方のないことなのかもしれません。今後Apple PayがICOCAに対応してくれるとうれしいです。
ICOCAで決済する代替手順
なんとかICOCAをiPhoneで使うことはできないでしょうか。Apple Payが対応していないため、その他の方法で検索してみましょう。調べてみると、Apple Pay以外の方法でICOCAを便利に使う方法が見つかりました。
力技で使える方法が検索の結果見つかる
かなりの力技な方法ではありますが、iPhoneでICOCAを使う方法を検索してみました。その結果、ひとつ使える方法が見つかりました。Apple Payとは違いますが、ICOCAがICカードという特性を利用した方法になります。参考にしてみてください。
ICカードを格納ケースに入れてiPhoneと一緒に収める
どんな力技かというと、iPhoneのApple PayでICOCAを使うかわりにiPhoneケースでICOCAごと格納ケースに入れて利用する方法です。
市販のiPhoneケースには、ICカードホルダーがついた格納ケースタイプのものが多数販売されています。力技すぎるのですがICOCAを格納ケースに入れて、Apple PayのようにiPhoneと同時に利用する方法です。
Apple Payと違いiPhoneの電源にかかわらず利用できますし、常にiPhoneと一緒に持ち運ぶことができます。ネット通販を検索すれば多数の格納ケースが販売されていますので、確認してみてはいかがでしょうか。
この方法の注意点
この方法の注意点は格納ケースに一緒にしまってあるものの、Apple Payと違いICOCAは独立したカードであるということです。故に、ICOCAのみ紛失する恐れがあります。
またその他注意点としては、ICOCAのチャージはiPhoneで行うことができません。ICOCA単体で駅の券売機などでチャージが必要です。検索の結果、力技でiPhoneと一緒に使えるように工夫した方法です。ICOCAの残高には注意して利用してください。
Apple PayでICOCAからモバイルSuicaに乗り換えるメリット/デメリット
かなりの力技でICOCAをiPhoneで使う方法をご紹介しました。Apple Payで利用したい場合はモバイルSuicaに乗り換えるのも一つの方法です。Suicaを持っていなくても、Apple Pay対応のiPhoneですぐに発行ができます。
それでは、Apple PayでモバイルSuicaに乗り換えるメリットとデメリットを見てみましょう。ICOCAと比較しての注意点も合わせて確認したいと思います。
メリット
それではモバイルSuicaのメリットから見ていきましょう。モバイルSuicaはApple Payのアプリに登録してしまえば、ICOCAのようなICカードを持ち運ぶ必要がありません。残高もApple Payの画面から簡単に確認できます。
また、東日本のSuicaエリアやPASMOエリア、西日本のPiTaPaエリアやSUGOKAエリアなどJRや私鉄を問わず利用できます。Apple PayのモバイルSuica一つで日本全国の鉄道が利用できるのです。
Apple Payなら、iPhoneの格納ケースにICOCAを入れる必要がないのはうれしいです。
デメリット
Apple PayのモバイルSuicaのデメリットとして、まずJR西日本の定期券を付帯できないことが挙げられます。ICOCAでは券面に定期券を印字することができるため、通勤通学と合わせて利用できるのです。
また注意点としてモバイルsuicaには改札を通るだけでオートチャージされる機能が付いているのですが、JR東日本のSuicaエリアでしか働きません。JR西日本エリアでは、券売機やクレジットカードで事前チャージが必要となります。
ICOCAでも「スマートICOCA」というクレジットカードでチャージができるICカードも発行されています。Apple PayのSuicaの使い方、メリットデメリットは以下の記事も参考にしてください。
Apple PayでICOCAの代わりにSuicaを使う方法
それでは、どのようにiPhoneのApple PayにSuicaを登録すればよいのでしょうか。新規でApple PayでSuicaを利用する方法を例にして、実際のスクリーンショットを交えてご説明したいと思います。
使い方
まずはiPhoneのApp Storeを検索して、Suicaアプリをインストールしましょう。価格は無料のアプリですので、安心してインストールできます。
続いて画面右下にある「Suica発行」のボタンから、Suicaの新規発行に進みます。既に手持ちのSuicaがある場合も同様です。ICOCAは登録できませんので注意してください。
「My Suica(記名式)」を選び、発行手続きに進みましょう。無記名でも発行は可能ですが、注意点として残高エラーや端末を紛失した際などに、Suicaサポートセンターでサポートを受けることができません。
一番下の「会員登録」を押すとモバイルSuica規約同意の確認が出てきますので、同意するをタップします。同意しないと先に進むことができません。規約を確認してから同意してください。
画面に従い、Suica利用者情報を入力します。Apple Payとは別に、決済用のクレジットカードを登録することも可能です。登録しなかった場合も、すでにApple Payに登録されているカードで決済できるので安心です。
チャージ金額を選択して、Suicaの支払い方法を選びます。画面ではApple payで支払いをしています。またモバイルSuicaの新規発行の際は、1,000円のチャージが必要ですので注意してください。
最後に「次へ」で進むと同意確認の後にApple PayにSuicaが追加されます。残高が1.000円になっていることを確認しましょう。これでApple payでSuica利用の準備は完了です。
残高の確認方法
Suicaの残高を確認したい際は、Apple PayのWalletアプリからSuicaを選択することで表示されます。チャージもこの画面から簡単に行うことができます。
格納ケースを使った力技でICOCAを利用する際は、残高を確認することができませんので非常に便利です。
メインカードとエクスプレスカード設定の確認
今後Suicaをメインの決済方法として利用する場合は、iPhoneの設定画面から、メインカードの設定とエクスプレスカード設定をしておきましょう。
iPhone設定から「WalletとApple Pay」をタップして、次画面で確認してください。
メインカード設定とは
Apple Payのアプリを立ち上げた際に、一番最初に表示されるカードがメインカードです。メインカードをSuicaにすることで、コンビニやSuica提携店舗で商品の購入をする際に非常に便利です。
エクスプレスカード設定とは
iPhoneの設定画面よりエクスプレスカード設定を行えば、Apple PayでSuicaを呼び出さなくてもそのままJRの改札を通り抜けることが可能です。ICカードのICOCAをタッチする感覚で利用できます。
コンビニなどでもToutch IDやFace IDで認証をする必要がなくなり、端末に直接かざすだけで利用できるようになります。apple payがますます便利に利用できるわけです。
Suicaの使い方については以下の記事も参考にしてみてください。