【Yahoo!知恵袋】解決済み質問/回答の削除方法を解説!
知恵袋は質問解決のためのサービスです。ユーザー同士の意見交換の場として活用されていますが、解決済みの質問は削除することもできます。しかし条件もあるため、ポイントを確認しておく必要があります。知恵袋の解決済み質問の削除についてまとめました。
目次
「Yahoo!知恵袋」とは
Yahoo!知恵袋はサービス開始以来から様々な悩みや相談を取り扱い、話題となることも多い情報サイトです。ユーザーの情報交換の場として主に使用され、カテゴリによっては井戸端会議のような雰囲気を楽しめるのもポイントです。
サービスの特徴
知恵袋サービスは様々な特徴を持っています。サービス開始時点では日本で知恵袋のような大手サイトがまだなかったため、知恵袋に集まる人はじょじょに増えていきました。
情報や気になっていることに対しての答えが欲しいなら、人が集まる場所に行くのは自然です。いつも人が大勢集まっている知恵袋は今現在もヤフーの人気コンテンツとなっています。
Yahoo! JAPAN運営のQ&Aサービス
知恵袋の運営は開始以来、一貫してヤフージャパンによって運営されています。Q&Aサービスではありますが、ヤフーの運営が相談や質問に答えてくれるわけではなく、あくまでもユーザー同士の意見交換の場を提供しています。
もちろん知恵袋での質問を介して問題が起きたとき、カスタマーサポートなどはヤフージャパンが対応しています。
ゼロ年代以来の定番的存在
知恵袋は2004年のサービス開始以来、相談サイトの定番的な存在となっています。既に15年の歴史を持っているため、「知恵袋がどういう場か」分かっている利用者が多いのもポイントと言えます。
質問と回答が知恵袋ではセットで見られるということもあり、質問者以外がベストアンサーと呼ばれる回答目当てにたどり着くことも多々あります。
問題投稿の削除が課題であり続ける
しかし同時に知恵袋では開始以来問題投稿の削除が課題となっています。「誰々の息子は前科がある」「どこどこの企業は不祥事を隠している」などが例としてあげられます。
ベストアンサーを決めるのは質問者ということもあり、「あ、あの人の息子って犯罪者なんだ」など該当ページを見た人が勘違いしたままデマが拡散されてしまうケースも頻繁に起きています。
特に有名人や有名企業への影響は大きく、解決済みなど条件によっては削除できない場合もあるため、裁判に至るなど深刻な問題となっています。
「Yahoo!知恵袋」での自分の解決済み質問の削除方法
知恵袋は解決済みの質問をチェックするだけでも充分に役立ちますが、自分で質問するのもよい方法となります。親類関係の悩みなど、自分の解決済みの質問は場合によっては「解決済みだから削除したい」という人もいます。
削除できる条件
しかし知恵袋の質問は、削除するのにいくつか条件があります。これらの条件をクリアしないと削除はできないため注意すべき特徴と言えます。
Yahoo!プレミアム会員でないとダメ
知恵袋で質問を削除したい場合、まずプレミアム会員である必要があります。無料会員とは違い、月額税抜462円を支払う必要があります。しかし2ヶ月無料キャンペーンなどもやっているため、申請方法によってはお得に利用できることもよくあります。
また、知恵袋アプリからの質問であればこのプレミアム会員の条件をパスすることもできます。後で削除する予定がある人はどちらかを念頭に考えておくことをおすすめします。
月に1件のみ
また、ベストアンサー決定後の質問の削除は月に1件のみとなっています。「既に解決した質問」を削除することへの難易度は高いことが特徴として言えます。
ライフを保有している
ベストアンサー決定後ではなく、回答受付中の場合は知恵コインと呼ばれるライフを使用することで削除が可能となります。
「回答が既についている質問」は300枚、「まだ回答がついていない質問」は10枚で削除することが可能です。段階を経れば経るほど削除が難しくなっていきます。
Yahoo! JAPAN IDを削除していない
また、知恵袋で質問したときに利用したYahoo!JapanのIDを保持していることもポイントです。質問者のIDを忘れてしまった場合は、解決済みであってもなくても削除はできません。
削除の手順
ここからは具体的な質問の削除方法についてまとめました。削除方法自体は直観的に理解できるため、手順を1度理解できれば以後戸惑うことはありません。
投稿したYahoo! JAPAN IDでログイン
まずは知恵袋への質問を投稿したIDでログインします。質問するIDをカテゴリやプライベートなどで分けている人はどのIDで質問したかをしっかり覚えておく必要があります。
「My知恵袋」を表示
続いてマイページにあたる「My知恵袋」のページを開きます。My知恵袋は何かと利用することがあるページで、自分のこれまでの履歴を確認するときにも使います。
「質問一覧」を押す
My知恵袋のページを開いたら、その後に「質問一覧」を押します。自分が今までに質問した内容が一覧になって出てきます。
質問を選択
次に削除したいと思う質問を選択します。My知恵袋からここまでの手順で特に迷うような点はないと思われます。「マイページから自分のした質問を発見する」という作業工程です。
「質問を削除する」を押す
削除したい自分の質問を選んだら「質問を削除する」を押します。質問を選んだ時点で「質問を削除する」のボタンが出てくるため、ここも単純かつ明快にできます。
理由を入力し送信
最後に「何故質問を削除したいのか」その理由を入力して送信します。これで自分のした質問に対しての削除方法は終わりです。
「Yahoo!知恵袋」での自分の解決済み回答の削除方法
次に知恵袋の削除機能についての仕様を整理します。サービス開始以来長い歴史を持つ知恵袋のため、その情報量も膨大です。自分が削除できる範囲はどこまでなのか、ここで1度確認しておくことをおすすめします。
他人の質問にした回答は解決済み後は削除できない
まず知恵袋での自分の回答に対する削除の仕様です。他人の質問に自分が回答した場合、解決済み後は削除できないのが知恵袋の特徴です。解決済みかどうかを決めるのは質問者なので、削除したい場合は注意が必要です。
自分の質問についた回答は質問を削除すれば削除される
逆に、自分が知恵袋で質問者となる場合、ついた回答は自分が質問自体を削除すれば同時に削除されます。質問ページの親となるのは常に質問者というのも知恵袋の特徴の1つです。
「Yahoo!知恵袋」での他人の解決済み質問/回答の削除方法
次に知恵袋での他人の解決済み質問や回答への削除方法についてです。質問ページの主ともいえるのは質問者というのが知恵袋のポイントでした。しかし一定の条件をクリアすれば他人の質問や回答を削除することも可能となっています。
規約違反の質問/回答を削除させる方法
知恵袋では他人の質問や回答を削除できるのは「規約違反の質問や回答であったとき」に限ります。事実とは全く違う風評被害や誹謗中傷をネットで受けている場合にはそれを削除させることが可能です。
質問を開く
まずは該当する質問ページを開きます。検索やランキングなど、質問ページを発見すれば後はクリックするだけで該当ページに飛ぶことができるため手間取ることはありません。
「違反報告」を開く
次に質問者の投稿の右下にある「違反報告」をクリックします。基本的には他人の質問や回答の削除はできないのが特徴ですが、違反報告というかたちで運営を通せば他人の質問や回答にも例外的に影響を及ぼすことができます。
Yahoo! JAPAN IDでログイン
ここで「どこの誰から違反報告が届けられたのか」を運営が確認するために自らのIDでログインする必要が出てきます。普段使っているIDでログインします。
フォームに入力し送信
最後に違反報告のフォームに入力し、送信すれば完了となります。普段は削除できない他人の発言に影響するため、違反報告は段階を踏む必要があることが分かります。しかしこのステップを踏まないと削除の条件をクリアすることはできません。
依頼の注意ポイント
違反報告フォームを使い、削除依頼を出す場合いくつか注意しておきたいポイントがあります。自分が正当な権利を持っているのに削除できないという状態にならないよう、あらかじめ抑えておくべきは以下のような点です。
利用規約/利用のルールを熟読
削除依頼を出す前にまずは知恵袋の利用規約をしっかりと熟読することを忘れてはいけません。サービス開始以来ユーザーに沿って利用規約は調整されてきています。
「自分が不快に感じたから違反報告」「粘着されて迷惑だから発言を削除してほしい」というのは削除理由にあてはまりません。こういったケースは対象となるユーザーをブロックすることで対策することができます。
違反報告を出す場合はしっかりと利用のルールを把握してからが大切です。そうでないと運営も対応してくれません。
My知恵袋は削除不可
また、My知恵袋ページは削除できないのが現在の仕様となっています。質問や回答などに比べて、My知恵袋のページは被害に合う可能性が極めて低いのが理由とされています。
My知恵袋は元々個人の情報を確認するためのページであるため、削除対象にならない点にも留意しておく必要があります。