2020年04月13日更新
Twitterお題箱の使い方!匿名のお題箱でも特定する方法は?
Twitterの連携アプリにお題箱というものがあります。匿名で利用できるサービスで、個人を特定されることなく投稿することが可能です。今回はTwitterのお題箱の利用方法やそのメリット・デメリットなどについてお話しします。
目次
Twitterのお題箱の開設方法
お題箱とは、Twitterと連携して利用できる匿名投稿サービスです。個人を特定できない形での投稿が可能で、受け取った側も送った側も、Twitterと連携していればそれを確認する方法も簡単なものになります。
その設定方法も、Twitterでログインするだけと簡単です。創作活動のお題を集めるためのリクエストボックスとしてに利用している人もいますし、お題箱とは名ばかりで感想を集めるものとして利用している人もいます。
とはいえ、お題箱のサービスの内容が分からないことにはそれに関しても理解できないと思いますので、まずは、Twitterのお題箱を解説する方法の説明から入りましょう。
お題箱のページを開きTwitterアカウント認証をする
まず、お題箱を作成できるページを開きます。リンクは下記のとおりです。
お題箱とはTwitterアカウントさえあれば解説が可能なサービスですので、Twitterのアカウントを持っているのであればそれ以上のアカウントの作成は不要です。
お題箱の作成画面には「アカウント作成/ログイン」と表示されていますが、このアカウント作成というのはTwitterと連携するための設定をするものを指し示します。
「アカウント作成/ログイン」を選択すると、Twitterへのログインを促す画面に遷移します。
ここに表示されている注意事項ですが、Twitterとお題箱のサービスをアプリ連携することで乗っ取られるような機能はつけていません、という表示です。安心して利用してください。
では、Twitterにログインしてお題箱を開設しましょう。
アプリ連携の確認の画面に切り替わりますので、ここでTwitterにログインします。なお、すでにログインしている場合、連携したいアカウントがそれで合っていればそのまま連携アプリを認証してください。連携したいアカウントが異なる場合は一度ログアウトして、ログインしなおしてください。
もしログインしていない場合や一度ログアウトした場合はTwitterのユーザー名とパスワードを入力してログインします。
登録は上記の流れで完了になります。連携が完了すると下記のような画面が表示されます。
メールアドレスなどは必要ない
Twitterのアカウントだけで可能だったことが分かりましたでしょうか。上記のとおり、お題箱の登録にはTwitterアカウント以外に必要なものはありません。
お題箱はメールアドレスや電話番号などといったものは必須ではないため、気軽に利用することができますね。ただし、通知を受け取る際にメールアドレスが必要になる場合があります。それについては口述します。
Twitterのお題箱のメリットとデメリット
先ほども申し上げた通り、Twitterのお題箱とは匿名でお題などを受け取ることができるサービスです。ここでは、そのサービスのメリットとデメリットをそれぞれ挙げていきます。
メリット
お題箱とはいえ、利用方法は人それぞれです。どんなふうに利用するかによってメリットは大きいでしょうが、どんな利用方法であっても共通の部分について説明していきましょう。
無料で利用できる
まず最初に挙げられるメリットは、何よりも無料で利用できるという点でしょう。だからこそ多くの人がTwitterのお題箱を開設し、気軽に受け取ったり送ったりという活動ができるのです。
匿名なので気軽に書き込める
こちらはお題箱に書き込む側からのメリットになりますね。お題箱とは匿名で利用できるサービスであるという点が最大限に生きるのがここになります。
リプで話しかけるのは恥ずかしいけれど、匿名であれば話しかけやすい、と思っている人も多く、お題以外にも感想や質問などを書き込む人もいますね。
コミュニケーションツールとして使える
上記の延長線上になりますが、お題箱のメリットとしてコミュニケーションツールとして利用できる点も魅力的な部分になります。
匿名、という点から、フォローフォロワー外の人からも受け取ることが(設定すれば)可能です。片道フォローだから、フォロー外だからという理由で創作活動をしている人宛てにリプできない方にとってのコミュニケーションをとるための手段として、お題箱のサービスは匿名性が高いという点もあり利用する人は多くいます。
デメリット
Twitterのお題箱のメリットがあるその反面、もちろんデメリットもあります。お題箱の匿名性の高さを利用した悪質な利用者がいるのも事実で、それにより筆を折った方もいます。
匿名がゆえに悪用する人がいる
お題箱とは匿名性が高いサービスであると申し上げましたが、それを悪用して悪口をいう人もいるというデメリットもあります。それこそ手ひどく悪口を言われたり、自分や好きな作品をけなされたりと散々な目にあっている利用者がいるのも事実です。
匿名だから誰かは分からない、というメリットが、逆にデメリットにもなってしまっています。
悪口を言われても特定は難しい
そして何より厄介なのが、匿名性の高さゆえに悪口を言う人を特定するが難しいことです。お題を受け取る範囲が広ければ広いほど、なおさら難しいことになります。そのデメリットを利用する人がいるのがそもそも悪いわけですが……。
また、仮に範囲が狭くても、悪口を言った人は飄々として話しかけたりすることもあり、送った側が自分でぼろを出さない限り特定するのはかなり難しいです。
Twitterでお題箱の使い方/設定方法
では、Twitterでお題箱を使う方法やその設定方法の説明に移りましょう。
お題の募集方法
お題の募集方法ですが、基本的にはタイムラインにお題箱の設置を公開することで募集をすることができます。
URLは、お題箱のページの「自分のお題箱」を選択すると表示されます。
他の人がそのお題箱のページを見た時の様子の確認もここで可能です。URLは画面下部に表示されています。
ツイートをボタンを押せばツイートしてお題箱を宣伝することができますので、ツイートして募集してみましょう。
なお、ツイートボタンからツイートすると、URLと#odaibakoというハッシュタグがともにツイートされますので、そこに一言二言言葉を添えておくといいかもしれません。
フォローしている人のお題箱を見つける方法
なお、フォローしている人がお題箱を設置している場合、その人のお題箱を探すことも可能です。お題箱のページでお題箱を見つけるを選択します。
すると、Twitterでフォローしている人のうちお題箱を設置している人のお題箱を探すことができます。
お題の送信方法
では、お題の投稿方法の説明に移りましょう。お題を投稿する際はログインしていてもいなくても構いませんが、ログインしておくと送ったお題を後で確認することができます。
投稿したお題に不備があれば削除もできます(削除すれば受け取った側の受け取り箱からも消えます)ので、管理面でも便利です。お題箱を持っていて誰かのお題箱にお題を投稿したい場合はログインしておくといいでしょう。
投稿方法ですが、お題を送りたいTwitterユーザーのお題箱に向かってください。
赤枠で囲った部分がお題を入力する欄になります。1000字以内でお題を入力しましょう。送信を選択すると、確認のダイアログが表示されます。
ここで送信を押せば、Twitterのお題箱に投稿完了です。
受け取ったお題、送ったお題の確認
受け取ったお題や送ったお題をお題箱で確認することも可能です。
受け取ったお題の確認方法
まず、受け取ったお題の確認方法です。お題箱のトップページで「受け取ったお題」を選択します。
するとお題箱で受け取ったお題が表示されます。なお、新規で受け取ったお題があると「受取箱」に赤で数字が表示されますし、お題にも「new」という表示がされることになります。
送ったお題の確認方法
送ったお題も先ほどの受け取り箱から確認ができますが、お題箱のトップページで「送ったお題の確認」を選択すれば同じ画面へ行きつきます。
選択すると、送ったお題の一覧が表示されます。
お題を受け取った時の通知設定
お題を受け取った時の通知設定には2種類あります。一つはTwitterのダイレクトメッセージ(DM)に通知される方法、もう一つはお題箱に登録したメールアドレスに通知される方法です。
設定の変更は、お題箱の「設定と管理」から行うことができます。
ダイレクトメッセージ(DM)への通知
お題箱からのダイレクトメッセージ(DM)での通知は、設定項目の「DM通知」から設定可能です。
すると設定画面になりますので、利用設定をONにします。
Twitterのお題箱のアカウントからのダイレクトメッセージ(DM)が贈られることになりますが、アカウントは3種類あるので、そのうちの一つを選択します。仕様に差はないようですので、好きなものを選択すればOKです。
登録してあると、Twitterのダイレクトメッセージ(DM)にお題が来た旨が通知されることになります。
ただ、一つ注意しなければならないのは、2018年10月現在Twitterの使用が変更されたことにより、ダイレクトメッセージ(DM)に通知が来ない場合があるようです。確実に通知を受け取りたい方は次のメールで通知を受け取る方法で通知を受け取ってください。
お題箱に登録したメールアドレスへの通知
メールアドレスで通知を受け取る場合は、メールアドレスを登録する必要があります。「メール設定」を選択してください。
選択するとメールアドレスを入力する欄になるため、メールアドレスを入力し、通知設定をONにします。
変更を保存すれば、メールアドレス宛に通知が来るようになります。
Twitterのお題箱は特定できる?
Twitterのお題箱とは匿名性の高いサービスであるとこれまでに何度も申し上げてきましたね。そのことについてもう少し詳しく説明していきましょう。
匿名サービスと記載されているため原則的には無理
残念ながら、デメリットを記載した欄でもお伝えしましたが、お題箱は匿名で送ることができるサービスだと記載されているため、原則的に投稿者を特定することには無理があります。
迷惑行為(悪口など)を受けた場合は、投稿者ミュートや投稿の受付範囲の制限、NGワードの設定などで自衛することは可能ですので、そういった方法で防ぐことしかできないのが現状です。
極端にひどい内容の投稿であれば調査を受け付けてくださるそうですが、そもそもが個人的に運営してくださっているものになりますので、すべてについて対応できるわけでもありません。
調査してくださる範囲などについては下記URLから確認をお願いします。
個人情報を投稿すると特定される可能性も
ただし、投稿者側から特定できる場合も限定的ではありますが、ないわけではありません。
お題を投稿した相手が個人情報を投稿した場合です。この個人情報というのは名前やTwitterのユーザー名だけでなく、Twitterの相互フォローの人同士であれば普段話しているような嗜好の話なども含みます。
つまり、匿名だからといってバレないというわけではないのです。逆に、匿名だけど投稿者が誰か分かるようお題の内容に普段好きだと述べているような内容を含ませたりして楽しむ場合もありますね。
なんにせよ、匿名だからといって好き勝手していいわけではありません。悪口などはなおさらです。お互いに楽しく気持ちよく利用できるようにしていくようにしてください。
お題箱とは匿名で利用できる無料の投稿サービスです。匿名で送れはしますが、それを楽しめるのは送る側の配慮もあってこそです。
お互いに楽しく利用できるようにしていってください。