「Instagram」のストーリーズ広告出稿方法!活用事例も紹介!
Instagramのストーリーズ広告を出稿する方法を解説します。Instagramのストーリーズ広告は再生したときに自然にインスタグラムに表示されるだけでなく、インスタグラムで高度なターゲット設定や測定をすることができます。
目次
- 1「Instagram」のストーリーズ広告とは
- ・ユーザー/企業による投稿広告
- ・課金形式を採用
- 2「Instagram」のストーリーズ広告の概要
- ・画像/動画の広告
- ・サイズ/フォーマットに規定がある
- 3「Instagram」のストーリーズ広告の出稿方法
- ・手順
- 4「Instagram」のストーリーズ広告の成果を上げるポイント
- ・成果を上げるポイント
- ・インスタ映えするクリエイティブを制作
- 5「Instagram」のストーリーズ広告の活用事例
- ・【SK-Ⅱ】広告ブランドの広告想起率/認知度UP
- ・【楽天】新規会員登録数が上昇
- ・【花王】購入意向率が拡大
- ・【株式会社ツヴァイ】トラフィックの増加に成功
- ・合わせて読みたい!Instagramに関する記事一覧
「Instagram」のストーリーズ広告とは
Instagramのストーリーズ広告とは、常にフィード上に表示されているストーリーズを再生した際に、ユーザー同士のストーリーズの間に自然に表示されます。
縦長のフルスクリーン表示の画像や動画で、ユーザーに訴求するコンテンツを届けることができます。インスタグラムのストーリーズ広告では、高度なターゲット設定や測定の機能が備わっています。
通常のアカウント運用のストーリーズ投稿だけとは違って、リーチできなかったターゲット層に、関連性の高いパーソナライズした広告を届けることができます。設定できる広告の目的は幅広く、ターゲットに合わせて方法を選ぶことができます。
ユーザー/企業による投稿広告
Instagramのストーリーズ広告の特徴とは、制度の高いターゲティングをすることによってユーザーの行動換気を促すことができます。
Facebook広告で活用されているターゲティング機能を活用して、自社を宣伝したいユーザーに対してピンポイントでストーリーズ広告を流すこともできます。
画像や動画、カルーセル広告など、様々な形式の広告を作ることができるので、自社の希望に合わせて柔軟にクリエイティブを作成することができます。
課金形式を採用
課金方式は成果報酬型となっていて、細かく管理画面で設定することができるので無駄のない広告出稿をすることができるのもストーリーズ広告が魅力のひとつです。
「Instagram」のストーリーズ広告の概要
Instagramのストーリーズ広告とは、Facebook同様の広告システムを使っていて、Facebookとインスタグラムが持つユーザーデータを活用してストーリーズ広告を配信することができます。
居住地や年齢、性別はもちろんですが趣味趣向や職業などの様々なターゲティングを管理画面することが可能です。
ブランディングを効果的に行う上で、制度の高いターゲティングが管理画面できるので限られた予算を最大限に活用することがストーリーズ広告で行えます。
画像/動画の広告
Instagramの広告には6種類の広告のパターンがあり、「写真広告」「動画広告」「カルーセル広告」「ストーリーズ広告」「コレクション広告」「インスタントエクスペリエンス広告」があります。
6種類の広告にはそれぞれの特徴があり、クリエイティブな条件やサイズが異なってくるので、目的に合わせて適切な広告を管理画面で選択して配信することができます。
「写真広告」
Instagramの写真広告とは、静止画1枚とキャプションをひょじすることができる広告となっていて、画像は「正方形」「横長」「縦長」の3つのパターンで表示することができます。
インスタグラムのタイムライン上に自然に表示させることができるので、ユーザーにも違和感なくシームレスな広告投稿が可能となっています。
広告の下にCTAボタンが設置されているので、ユーザーの行動を促しやすく、クリック率の向上が見込め、ボタンの種類も豊富なので、目的にあったCTAを管理画面から設置できます。
「動画広告」
Instagramの動画広告とは、1本の動画とキャプションを表示することができる広告形式となっていて、動画は「正方形」と「横長」で投稿することができます。
実際に動いているので訴求力が上がるので、スポーツ用品やゲームアプリなどと相性がよくなっています。
「カルーセル広告」
カルーセル広告とは、複数枚の写真や動画とキャプションを表示することができる広告形式となっていて、複数枚でユーザーにアピールすることができるので、ブランドストーリーを深く伝えることができます。
画像は正方形にトリミングされるので、正方形のクリエイティブを最初から作成しておくと良いでしょう。
「ストーリーズ広告」
ストーリーズ広告とは、1枚の画像や1本の動画を表示することができる広告形式となっているので、インスタグラムのストーリーズフィード上に自然に挿入することができ、画像や動画でブランドアピールすることができます。
動画や画像ともにフルスクリーン対応になっているので9:16で投稿する必要があります。
「インスタントエクスペリエンス広告」
Facebookインスタントエクスペリエンス広告とは、スマートフォン向けのフルスクリーン表示のランディングページテンプレートとなっています。
広告をタップすることでスマートフォンに合わせたフルスクリーンのダイナミックな動画や画像ページを表示することができます。
「コレクション広告」
コレクション広告とは、自社製品をカタログ形式にして表示することができる広告フォーマットになっています。
メインとなっている大きい画像や動画の下にカタログが表示されるので、視覚的なインパクトを与えて注目させ、商品のラインナップを紹介することができるので、商品それぞれの魅力を伝えることができます。
サイズ/フォーマットに規定がある
Instagramの広告には、それぞれの広告によってサイズやフォーマットに既定があるので注意してください。
「写真広告」のサイズ/フォーマット
Instagramは一般の投稿と同じ「正方形」が奨励されているので、入稿するときのデザインの奨励は次のようになっています。
画像アスペクト比 | 1:1 |
画像サイズ | 1080×1080ピクセル |
キャプション | テキストのみ、125文字以内を推奨 |
「動画広告」のサイズ/フォーマット
動画広告で出稿する場合は、スマートフォンの閲覧最適化を考えて「正方形」で入稿を奨励されています。
アスペクト比 | 1:1 |
動画 | H.264圧縮方式、廃プロファイル水晶、西方画素、固定フレームレート、プログレッシブスキャン |
形式 | .mp4コンテンツ |
オーディオ | ステレオAACオーディオ圧縮、128kbps以上を推奨 |
キャプション | テキストのみ、125文字以内を推奨 |
「カルーセル広告」のサイズ/フォーマット
カルーセル広告を出稿する場合、正方形で短いキャプションでの入稿を奨励されていて次のようになっています。
画像サイズ | 1080×1080ピクセル |
キャプション | テキストのみ、125文字以内を推奨 |
「ストーリーズ広告」のサイズ/フォーマット
Instagramのストーリー広告に出稿する場合は、画像を入稿するために次のことが奨励されています。ストーリーズ広告を出稿する場合に動画を入稿する場合は次のことが奨励されています。
推奨画像サイズ | 1080×1920ピクセル |
奨励アスペクト比 | 9:16 |
「インスタントエクスペリエンス広告」のサイズ/フォーマット
インスタントエクスペリエンス広告はそれがコンテンツの一部のように感じるため、ユーザーの興味を引き出して離脱する可能性を抑えてくれる効果もあり、コンバージョンレートを改善することができます。
複数の画像 | 最大20枚の画像を使用できる |
幅 | 最大表示幅は1080ピクセル |
高さ | 最大表示高さは1920ピクセル |
「コレクション広告」のサイズ/フォーマット
Instagramでコレクション広告を表示するそれぞれの画像については次のような規定があります。
見出し | 25文字以内推奨 |
テキスト | 90文字以内推奨 |
画像の最小幅 | 500ピクセル |
画像の最小幅 | 500ピクセル |
「Instagram」のストーリーズ広告の出稿方法
Instagramでストーリーズ広告を出稿するためにFacebookページとInstagramのアカウントが必要となるのですが、ストーリーズ広告を出稿する方法について紹介します。
手順
Instagramでストーリーズ広告を簡単に出稿するための手順について解説していきます。
事前に「Instagram」/Facebookのアカウントを作成
ストーリーズ広告を作成する前に、FacebookページとInstagramアカウントが必要になるので準備しておきましょう。
関連/連動させる
ストーリーズ広告を出稿するために、FacebookページとInstagramアカウントを関連付けしておきます。
管理画面Facebook広告マネージャー/クリエイティブハブを使用
ストーリーズ広告は管理画面でFacebookクリエイティブハブを使うことで、画像サイズなどを簡単に確認することができます。
マーケティングの目的を選択
なんのためにストーリーズ広告を出稿するのかを明確にすることが必要で、目的設定によって最適な広告の種類や広告費用の課金方法が決まってきます。
広告カテゴリーを選択
Webサイトへの誘導なのか、アプリのインストールなのか、商品の購入が目的なのかをによってストーリーズ広告のカテゴリーを選択してください。
オーディエンスを設定
メールアドレス、携帯電話番号、FacebookユーザーIDやアプリのユーザーIDなどを使用して、ストーリーズ広告を表示したいオーディエンスを作成して保存することができます。
配置を設定
広告の配置場所を設定し、システムがストーリーズ広告の表示効果を最大化するために自動的に配信できる自動配置と自分で細かく選ぶことができる配置を編集があります。
予算と掲載期間の設定
予算と掲載期間の設定では、広告配信の最適化やコストコントロール、予算の設定と掲載期間の設定だけでなく、広告配信を行う曜日と時間まで細かく設定することができます。
アイデンティティの選択
アイデンティティの選択とは、どのアカウントから広告を出稿するかの設定で、広告を出稿したいInstagramのアカウントを選択してください。
形式/メディア/リンクを選択
広告形式の設定とは、広告フォーマットの中から使用したいものを選択して、目的に応じて最適なものを選択してください。
出稿予定作品を選択して確認する
すべての設定が終わったら、広告テキストの設定と広告のプレビューを確認して、「注文確定」ボタンを押しましょう。広告の設定が完了するとFacebook広告ページに作成した広告が追加されます。
「Instagram」のストーリーズ広告の成果を上げるポイント
Instagramのストーリーズ広告で成果を上げるポイントはFacebook広告と同じように「広告マネージャー」を通して確認することができます。
成果を上げるポイント
広告マネージャーを活用して成果を上げるポイントとなる数字が確認できるので、どの値を確認すればいいかは、自社の「広告出稿の目的」から考えることが重量です。
リーチ
リーチとは、指定した期間で広告を見たユーザーの数で、広告を表示した回数が表示されるインプレッションとは異なり、広告を見たユーザーの数が計算されます。
広告想起率
広告想起率とは、広告を1回見てもらってから訴求内容が覚えられているかを調べることで、広告の印象度を測ることをいいます。
ブランド認知
ブランド認知とは、ブランドの認知度を「よく知っている」「ブランド名だけ知っている」「聞いたことがない」などの何パターンかに割って計測します。
トラフィック
トラフィックとは、一定時間内にネットワーク上で転送されるデータ量のことを意味しています。
購入意向
購入意向とは、商品の買う買わないに関わらず、買う意向を示した比率となっていて、ぜひ買いたい、買ってもよい、買いたくないなどの質問で購入意向の強度を測定します。
動画再生数
動画再生数とは、その名の通り動画が再生された回数を示している数値となっています。
インスタ映えするクリエイティブを制作
Instagramのストーリーズ広告で大切なのは、写真や動画などのクリエイティブです。魅力的ではないクリエイティブは、ほんの一瞬でユーザーに流されます。
ターゲットを意識する
ターゲット層を意識したストーリーにすることで、ファーストビューを最大限に活用することができるので、ユーザーを引き付けることができます。
「Instagram」のストーリーズ広告の活用事例
Instagramのストーリーズ広告で効果的な結果を出すために、ストーリーズ広告の活用事例を取り入れることが非常に重要です。
【SK-Ⅱ】広告ブランドの広告想起率/認知度UP
SK-Ⅱは、インスタグラムのストーリーズ広告を運用し、ブランド認知度の指標やメディア効果が向上するか判断したいと考えていました。18~54歳の日本人女性という幅広いターゲット層において広告想起率の上昇を達成しています。
【楽天】新規会員登録数が上昇
楽天では、「楽天学割」サービスを開始し、学生の認知を得るためにInstagramのストーリーズ広告を利用して制度の高いターゲティングにより、ピンポイントのユーザーにストーリーズ広告を配信して、新規会員獲得増加率が上昇しました。
【花王】購入意向率が拡大
花王は、若年層がメインターゲットであるPYUANの発売とともに、ターゲットとの親和性の高いInstagram広告を主軸に、デジタルコミュニケーション戦略を展開しています。
メインターゲットである20代女性は、テレビよりスマートフォンでの情報接触が多いことからテレビCMを使わず、デジタル中心に展開して、購入意向率が拡大しました。
【株式会社ツヴァイ】トラフィックの増加に成功
結婚相手紹介サービスの新規会員獲得のために、Instagramストーリーズ広告を出稿して、資料請求を促していました。ストーリーズ広告でストーリー性を高めることで、効率的に資料請求サイトへのトラフィックを増やしています。