2020年05月21日更新
Twitterの鍵垢の使い方と作り方!非公開設定で鍵垢にしよう【iPhone/Android】
Twitterは公開してつぶやく人がいる反面、非公開設定――鍵垢にして運用している人も多くいます。iPhoneやAndroidスマホでの利用方法を中心に、Twitterの鍵垢の作り方や使い方、その設定方法などを見ていきましょう。
目次
- 1Twitterの鍵垢とは?
- ・フォロワー以外のユーザーはツイート/リプなどが見れない
- ・フォローが認証制
- 2Twitterの鍵垢の作り方~iPhone/Android共通~
- ・公開アカウントと同じ方法でTwitterアカウントを作成する
- ・設定とプライバシーを開く
- ・プライバシーとセキュリティを開く
- ・ツイートを非公開にするをオンにする
- ・解除したいときはツイートを非公開にするをオフにするだけ
- 3Twitterの鍵垢の外部からの見え方
- ・”このアカウントのツイートは非公開です”と表示される
- ・フォローしても許可待ちになる
- ・フォロー承認されるまではツイートが見れない
- ・リプライはできる
- 4Twitterの鍵垢にDMは送れる?
- ・フォロー承認してもらえばDMでのやり取りは可能
Twitterの鍵垢とは?
パソコンからだったり、iPhoneやAndroid端末からだったりと、それぞれTwitterを閲覧する場所は違えど見ている内容は同じです。しかし、その中で普通は見ることができないのが鍵垢と呼ばれるものです。
Twitterには、通称『鍵垢』と呼ばれるものがあります。Twitterの鍵垢とは、いわゆる非公開アカウントを指すものです。非公開アカウントとは文字通り、ツイートの内容などを公開せずに内輪だけでTwitterをやっているアカウントを指します。
Twitterアカウントの名前の横に鍵マークがついていることから、『鍵アカウント』になります。
では、垢とはどういった意味になるのかですが、「アカウント」を略した俗語になります。つまり、鍵垢=鍵アカウント、ということです。
文字通りの垢の意味とは違いますので、そこに関しては注意してください。場合によってはアカウントそのものを「垢」と表現している人もいますので、文の流れから正式な意味か俗語なのかを判断してもらえたらと思います。
では、Twitterで鍵垢(非公開アカウント)にした場合、いったいどうなるのか。また、その使い方や作り方はどうすればいいのか分からない人もいらっしゃるでしょう。Twitterの鍵垢(非公開アカウント)とは何かというのがいまいち分からないという方もいると思います。
今回は、iPhoneやAndroidから利用する人が多いこともかんがみて、iPhoneやAndroidといったスマホ端末でのTwitterの鍵垢(非公開アカウント)の設定方法やその使い方・作り方について説明していきます。
まずは、Twitterの鍵垢(非公開アカウント)にしたらどうなるのかを説明していきます。
フォロワー以外のユーザーはツイート/リプなどが見れない
まずはツイートなどを見る方法です。どうなるのか説明していきましょう。
Twitterの鍵垢(非公開アカウント)は、先ほども述べたように内輪だけでTwitterを利用しているアカウントを指します。非公開というだけあって、普通外部からそのTwitterのツイートを閲覧することはできません。
例外的にそのTwitterの鍵垢(非公開アカウント)を閲覧できるのは、そのTwitterユーザーをフォローしている人になります。フォローしている場合どうなるのかですが、普通に公開アカウントをフォローしている時と同じ状態になります。
フォローというのは、その相手のツイートを追いかけることができる、つまり閲覧することができるようにすることを言います。このフォローがTwitterの鍵垢(非公開アカウント)に対して行われていれば、そのTwitterユーザーは鍵垢(非公開アカウント)のユーザーのツイートを閲覧することができます。
この『ツイート』には普通のつぶやきだけでなくほかのユーザー(ほぼ高確率で相互フォローの人)に向けたリプライも含まれます。
また、非公開ということは拡散――つまりリツイートをすることもできません。できるとすれば、ツイートしたTwitterユーザー本人だけです。
本人以外がリツイートしたらどうなるかというのは問題外で、そもそもリツイートボタンが表示されていません。
そのほかの方法は非公式リツイート(ツイートの内容をコピペして再度ツイートする方法)か手動での引用リツイート(ツイートにそのツイートのURLを貼り付ける方法)になります。
ただし、この方法のうち後者の使い方の場合、やはりその鍵垢(非公開アカウント)をフォローしている人でなければ閲覧できず、「このツイートはありません」と表示されることになります。
フォローが認証制
では、フォローに関しての使い方などはどうなるのでしょうか。これも公開アカウントと違う部分になります。
Twitterの鍵垢が非公開アカウントという特性上、そのTwitterユーザーにフォローする際も普通に公開されているアカウントとは違ってきます。どうなるのかというと、鍵垢(非公開アカウント)をフォローする際はワンクッション置いて、そのTwitterユーザーに承認される必要があります。詳細に関しては口述します。
Twitterの鍵垢の作り方~iPhone/Android共通~
では、鍵垢(非公開アカウント)とは作り方はどうなるのでしょうか。その作り方について説明していきますが、作り方や設定方法はiPhoneもAndroidも同様です。例示画面はAndroidのものですが、iPhoneをご利用になっている方も同じような感じで進めていってください。
公開アカウントと同じ方法でTwitterアカウントを作成する
鍵垢(非公開アカウント)とはいえ、Twitterアカウントの作り方や使い方に関しては基本的に公開アカウントと同じ方法です。作り方や使い方がどうなるかはさておき、その前にまず簡単にはなりますが、Twitterアカウントの作り方の説明も入れていきましょう。
Twitterアカウントの作り方
AndroidであれiPhoneであれ、公式アプリから利用している人が多いと思いますので、AndroidやiPhoneなどのTwitter公式アプリでの作り方を説明していきましょう。
AndroidやiPhoneなどのTwitter公式アプリにアカウントを追加する場合、このような画面が表示されることになります。ここで「はじめる」を押せばアカウントの作成ができますので、順を追って作り方を説明しましょう。
すると、アカウントの基礎中の基礎を入力する画面になります。
ここで入力する名前というのは、アカウント名(Twitterのユーザー名にあたる@abcdなどといったものではなく、表示される名前のこと)になります。
以前はTwitterのユーザー名を指定することができたのですが、現在は名前の内容から判断したもの、もしくはランダムに付与されるものがあてがわれます。Twitterのユーザー名はあとから変更することはできますが、その方法については割愛します。
名前を入力すると電話番号やメールアドレスを入力することになりますが、名前を入力してからだと基本的に電話番号を入力する画面になってしまいます。
ここで情報が欠如するとどうなるのかは想像がつくと思いますが、もちろん二進も三進もいきません。名前もですが電話番号かメールアドレスの入力は必須です。
もし電話番号で登録したくない場合(ほかのTwitterアカウントで利用している場合も含みます)は、代わりにメールアドレスを登録するを選択してください。
こちらに関してもほかのTwitterで利用しているものを使用することはできませんが、Yahoo!メールやGmailなどのフリーメールを新規で取得すれば利用も可能になります。
初めてのTwitterアカウントであれば手持ちのメールアドレスでも十分でしょうが、複数アカウントを作りたい方は新規でメールアドレスを取得したほうが早いでしょう。
複数のメールアドレスを持っているからといってどうなるということはない――せいぜい管理が手間になる程度――と思いますので、もし複数のTwitterアカウントを持ちたい方はメールアドレスを新しく取得することも考慮に入れてください。
登録するというボタンが表示される画面になりますので、Twitterに登録するための基礎情報の登録が完了します。パスワードなどの設定は登録するを選択することで行うことができます。
パスワードの設定が終わると、今度は本人確認の画面になります。
先ほど登録時に利用したのが電話番号(携帯電話)であればSMSで、メールアドレスであればメールアドレス宛てに確認番号が届くことになります。
モザイクしてあるので分かりにくいとは思いますが、上記画像の赤丸で囲った部分に表示されている確認番号を入力すれば、再度パスワードの入力を経てTwitterへの登録自体は完了となります。
そのあとにプロフィールの設定やらなにやらいろいろとありますが、すべてスキップしても後で変更することも可能です。
設定しないからといってどうなるというわけではなく、設定したからといってどうなるというわけでもありません。さっさと済ませたい方はあとで設定することにして「今はしない」を選択もしくは何もせず「次へ」を押してスキップしてください。
作り方の説明はここまでになります。では、次の項目から鍵垢(非公開アカウント)にするための設定方法の説明に入りましょう。
設定とプライバシーを開く
AndroidやiPhoneなどのTwitter公式アプリの場合、左上にTwitterのアイコン(複数のアカウントを設定していない人は三マーク)があります。そこをタップし、Twitterのメニューを開きます。そこで設定とプライバシーをタップしてください。
プライバシーとセキュリティを開く
そうすると、設定関係のメニューが表示されることになります。そのうち、ツイートの公開非公開に関しては、プライバシー関連の設定になりますので、プライバシーとセキュリティを選択してください。
ツイートを非公開にするをオンにする
プライバシーとセキュリティを開くと、それに関する項目がいくつも表示されます。その中で一番上に表示されているツイートを非公開にするにレ点を入れてください。
この項目をONにすれば、ツイートを非公開にすることができます。自分のプロフィールページへ向かえば、アカウントの名前の横に鍵マークがついていることが確認できます。
解除したいときはツイートを非公開にするをオフにするだけ
もし、鍵垢(非公開アカウント)を解除して公開アカウントに変更したい場合は、先ほどと逆のことをするだけで大丈夫です。
ツイートを非公開にするの部分のレ点を外す(OFFにする)だけで公開状態にすることができます。
Twitterの鍵垢の外部からの見え方
では、自分でTwitterアカウントを鍵垢(非公開アカウント)にしたとして、外部からの見え方はどうなるのでしょうか?
ここでもAndroidやiPhoneなどのTwitter公式アプリからの見え方で説明していきます。
順を追って見ていきましょう。
”このアカウントのツイートは非公開です”と表示される
まず、フォローしていないアカウントで閲覧した場合どうなるのかの説明です。フォローしていないTwitterユーザーが鍵垢(非公開アカウント)のプロフィールページを閲覧した場合、上記の画像のように「このアカウントのツイートは非公開です」と表示されることになります。
プロフィールの自己紹介欄(自己紹介、誕生日、場所、登録日など)やツイート数、フォロー・フォロワー数、いいねの数、リプを送るボタン、DMを送るボタンなどは先方が入力または設定してあれば表示されます。
しかし、ツイートを見ることやそのフォロー・フォロワー、いいねの内容などの詳細を見ることはできません。だからこその鍵垢――非公開アカウントなので、これは当然ともいえます。
フォローしても許可待ちになる
では、フォローした場合はどうなるのでしょうか。これも先ほども軽く説明しましたが、鍵垢(非公開アカウント)の場合は相手の許可が必要になります。
普通、公開アカウントであれば先方の許可なくフォローが可能ですよね。
しかし、鍵垢(非公開アカウント)の場合、フォローしても「フォロー許可待ち」と表示されます。先方がフォローリクエストを許可しない限り、フォローすることはできません。拒否されればフォローはできないことになりますので、フォローできるかできないかは先方次第ということになります。
フォロー承認されるまではツイートが見れない
それでは、フォロー申請をしたらその表示はどうなるのか、その変化についてです。
鍵垢が非公開アカウントという特性上、フォロー許可を申請したとしてもツイートを見ることはできません。少し上にある画像のように、フォローボタンが「フォロー許可待ち」表示される程度の変化です。あくまで、鍵垢(非公開アカウント)を閲覧できるのはフォローしている人(フォロワー)だけなのです。
フォローリクエストを受けたTwitterの鍵垢(非公開アカウント)本人には上記の画像のように、「フォローリクエスト」という欄に数字がつきます。
タップすると上記のようにフォローリクエストの一覧が表示されることになります。レに丸がついている部分を押せば許可、×がついている部分を押せば拒否することができます。
ここで許可をすれば、フォローリクエストを送ってきた人は正式にフォロワーとなり、フォローリクエストを送ったTwitterユーザーにもツイートを閲覧することができるようになります。
リプライはできる
ツイートは見れませんが、相手にリプライを送ることはできます。ツイートに対するリプではなく、直接リプを送る形でのリプライのみ、という条件は付きますが。
使い方としては、リプライを送りたい鍵垢(非公開アカウント)のプロフィールページへ向かい、右下にあるツイートボタンを押してください。
すると、そのTwitterユーザーのユーザー名が表示されたツイート画面が出てくるため、そこにリプライで送りたい文言をつけてツイートするだけです。公開アカウントへ送る場合と使い方は全く同じです。
鍵垢(非公開アカウント)相手にフォロー時の挨拶をしたい場合には利用できる方法なので、良ければ利用してみてください。
ただし、送る自分のほうが鍵垢(非公開アカウント)の場合は相手に通知は行きません。自分が公開アカウントで、相手が鍵垢の場合に利用できる方法になります。
Twitterの鍵垢にDMは送れる?
では、そんな制限が多いTwitterの鍵垢にダイレクトメッセージ(DM)を送ることはできるのでしょうか?
フォロー承認してもらえばDMでのやり取りは可能
Twitterのダイレクトメッセージ(DM)に関しては、公開アカウントと鍵垢(非公開アカウント)に差はありません。
通常、フォロー承認でやり取り可能になる
基本設定のままであればフォロー外からのダイレクトメッセージ(DM)の受信はできません。そういう点では、ダイレクトメッセージ(DM)の使い方は公開アカウントであれ鍵垢(非公開アカウント)であれ変わらないということになります。
ダイレクトメッセージ(DM)は、基本的に何も設定しなければフォロー外から送ることはできません。つまり、フォローすることができればダイレクトメッセージ(DM)を送ることができるようになります。
限定的にフォロー外からも送信可能
ただし、絶対にできないというわけでもありません。仮にフォロー外であっても、送る側が公開アカウントか鍵垢(非公開アカウント)に関わらず、ダイレクトメッセージ(DM)を送る相手がダイレクトメッセージ(DM)の受信設定をONにしておけば送ることができるようになります。
このあたりの使い方も公開アカウントでも鍵垢(非公開アカウント)でも同様になります。
注意点があるとすれば、普通のダイレクトメッセージ(DM)と違い、この場合は「メッセージリクエスト」という形で表示されることでしょう。使い方としては、ダイレクトメッセージ(DM)のメッセージリクエストが来た場合、リクエストを許可すればそのままダイレクトメッセージ(DM)をすることが可能になります。
ただし、この場合は相手の通知の設定がフォロー外からのものを受け付けないようにしている場合だとダイレクトメッセージ(DM)が来ていることに気づかない可能性もあります。
仮に気づいたとしても、そのTwitterユーザーがメッセージのやり取りのリクエストを許可しない限り、それ以降のダイレクトメッセージ(DM)でのやり取りもできなくなりますので、その点を承知の上で利用してください。
逆に、自分がダイレクトメッセージ(DM)をフォロー外からも受信したい場合は設定を変更することで可能になります。Twitterのメニューを開き、設定とプライバシーをタップしてください。
プライバシーとセキュリティを選択します。
その中にダイレクトメッセージと表記された場所があるので、そこを選択します。
ダイレクトメッセージ(DM)の設定画面になるので、ここの一番上にあるメッセージリクエストを受信するをONにすれば、フォロー外であっても公開アカウント非公開アカウントに関わらずダイレクトメッセージ(DM)を受信することが可能になります。
なお、AndroidやiPhoneなどのTwitter公式アプリの場合は上記の表記になっていますが、パソコンからの場合は「すべてのユーザーからダイレクトメッセージを受信する」になります。AndroidやiPhoneの場合とブラウザ版とでは少々異なる部分がありますので、パソコンで探しても表記が違ったとしてあまり戸惑わなくて大丈夫です。
もしフォロー外からダイレクトメッセージ(DM)のリクエストが来ても、その相手に応対したくなければ許可しなければいいですし、そのあと話を続けたいのであれば許可して構わないでしょう。
鍵垢(非公開アカウント)の使い方や作り方について理解していただけましたでしょうか? AndroidやiPhoneを中心に説明してきましたが、基本的な部分はパソコンでの利用でもほとんど同じです。
どのような使い方であれ、Twitter鍵垢(非公開アカウント)での行動には制限が付きまといます。それでも、隠ぺい性が高い分、隠れてTwitterを利用したい人、少々呟く内容が難ありなので公開して利用したくない人など、非公開にして利用する人それぞれに理由があると思います。
とはいえ、交流に支障が生じるくらいで、鍵垢(非公開アカウント)であってもTwitterの使い方はほとんど変わりません。利用しやすい環境・心地よく呟ける環境がどちらなのか、考えてTwitterを利用してみてください。いつでも変更することはできますし、その方法も簡単ですので、試しに使ってみて切り替える、というのももちろん構わないと思いますよ。