Windows10の「Ver.1909」のダウンロード/手動アップデートについて解説!

2019年11月に「Windows10 November 2019 Update(Ver.1909)」がリリースされました。今回は「Windows10 November 2019 Update(Ver.1909)」のダウンロードと手動アップデートを解説します。

目次

  1. 1Windows10の「Ver.1909」とは
  2. 2019年11月13日にリリースされた機能更新プログラム
  3. Windows10の「Ver.1909」と「Ver.1903」の更新内容とは
  4. 2Windows10の「Ver.1909」の更新を遅らせる方法
  5. 対象は「Windows10」Pro以上のEdition
  6. 3Windows10の「Ver.1909」のダウンロード/手動アップデート方法~事前準備~
  7. 不具合対策でバックアップを取る方法
  8. 4Windows10の「Ver.1909」のダウンロード/手動アップデート方法~更新とセキュリティ~
  9. 更新プログラムの確認方法
  10. 5Windows10の「Ver.1909」のダウンロード/手動アップデート方法~更新アシスタント~
  11. Microsoft公式サイトよりダウンロード
  12. 6Windows10の「Ver.1909」のダウンロード/手動アップデート方法~メディアツール~
  13. ISOファイル/インストールメディアの作成方法
  14. ISOファイル/インストールメディアを使用したアップデート手順
  15. 7Windows10の「Ver.1909」のダウンロード/手動アップデート後の復元方法
  16. アップデート方法によって復元方法が異なる
  17. 8Windows10の「Ver.1909」のダウンロード/手動アップデート後の不具合対処法
  18. デバイスドライバ問題
  19. 合わせて読みたい!Windows10に関する記事一覧

Windows10の「Ver.1909」とは

Microsoftは2019年11月13日に「19H2」として開発してきた「Windows10」の最新の機能更新プログラム「Windows10 November 2019 Update(Ver.1909)」をリリースしました。

今回はWindows10の「Ver.1909」のダウンロードと手動アップデートについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。ではまず、「Windows10 November 2019 Update(Ver.1909)」の概要について解説します。

2019年11月13日にリリースされた機能更新プログラム

Windows10の「Ver.1909」とは、2019年11月にリリースされた機能更新プログラム「Windows10 November 2019 Update(Ver.1909)」のことを言います。

Windows10の機能更新プログラムの概要は、パフォーマンスの強化やエンタープライズ機能、品質強化のための特定の範囲の機能セットですが、この機能更新プログラムが滞りなく配信されるように2019年5月に「Ver.1903」の更新プログラムを実行しています。

つまり「Windows10 November 2019 Update(Ver.1909)」の概要は「Ver.1903」の機能更新とされています。

概要

Windows10の更新プログラムとは概要として大きく分けて毎月数回配信される「品質更新(Quality Updates)」と年2回実施される「機能更新(Feature Updates)」とが存在します。

「品質更新」の概要は細かい不具合更新とセキュリティ問題を修正するためのパッチです。月に数回配信されますが、第2火曜日(米国時間)の「パッチチューズデー」に配信される更新プログラムはセキュリティパッチとなっているため適用が必須です。

「機能更新」の概要はアップグレードの際にOSの再起動を数回伴う大掛かりなもので年に2回配信されます。今回リリースされた「November 2019 Update(Ver.1909)」もこの「機能更新」に当たります

Windows10の「Ver.1909」と「Ver.1903」の更新内容とは

では「Ver.1903」から「Ver.1909」へのアップグレードで追加された大きな機能はありませんが、「Ver.1909」の新機能には以下のようなものがあります。
 

  • タスクバーにあるカレンダーのポップアップから直接、イベントを簡単に作成できます。
  • 通知の管理機能が強化されました。アクション センターの上部に 「通知の管理」 ボタンが追加され、通知の新しい順に並べ替える機能を使用できます。
  • 「OneDrive」のオンラインコンテンツをエクスプローラーの検索ボックスで検索でき、従来のインデックスを使用して結果が表示されるようになりました。
  • スタートメニューのナビゲーションアイコンにマウス ポインターを合わせると、クリックした際の移動先が表示されます。
  • ロック画面から音声でサードパーティ製のデジタル アシスタントを起動できます。

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Windows10の「Ver.1909」の更新を遅らせる方法

前述したようにWindows10は定期的に大型のOSアップデートが実行されます。概要として大型のシステム更新はPCの環境を大幅に変更することがあるため、仕事で利用しているソフトやシステムに影響を与え支障が出る場合もあるでしょう。

ここで、Windows10の「Ver.1909」の更新を遅らせる方法を見ておきましょう。

対象は「Windows10」Pro以上のEdition

「Windows10 November 2019 Update(Ver.1909)」の更新を遅らせることができるのは、概要では「Windows10」Pro以上のEditionが対象となっています。Home Editionは遅らせることができません。

「更新とセキュリティ」を選択した設定方法

「Ver.1909」の更新を遅らせる方法として、「更新とセキュリティ」を選択する簡単な設定を紹介します。まず左下の「スタート」メニューをクリックして「設定」をクリックしましょう。

画面内に表示される「更新とセキュリティ」メニューをクリックしましょう。

左メニューが「Windows Update」が選択されていることを確認して、右画面にある「詳細オプション」をクリックしましょう。

現在「Ver.1903」であれば「更新プログラムをいつインストールするか選択する」の項目で、延期可能日数を0~365で指定しましょう。これで指定した日数「Ver.1909」の更新を遅らせることができます。

「グループポリシーエディタ」を選択した設定方法

「Ver.1909」の更新を遅らせる方法としてもう一つは「ローカルグループポリシー」から設定する方法があります。「スタート」ボタンの上で右クリックをし、表示されたメニュー内の「ファイル名を指定して実行」を選択します。

名前の入力欄に「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押し、「グループポリシーエディタ」を起動します。

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