パスワード付きのZipファイルのパスワードを忘れて困った際に便利なソフトに「Pika Zip」というものがあります。総当たりでZipファイルのパスワードを解析してくれる便利ツールです。この記事ではその「Pika Zip」の使い方を解説します。
送信されてきたZipファイルのパスワードを忘れてしまった、作成した本人が忘れてしまったようなとき、大変困ったという経験がある人もいるでしょう。
「Pika Zip」では、そんな紛失・失念してしまったZipファイルのパスワードを解析することができます。
そのZipファイルにどのようなパスワードが設定されていたのか、インストール不要で検索できる便利なソフトが「Pika Zip」なのです。前述したような場合でも時間はかかりますが簡単な使い方でパスワードの解析が可能です。
Pika Zipは、下記リンク先からインストールをおこないましょう。「ダウンロード」ボタンを押して、適当なところに保存します。
「Pika Zip」は、圧縮ファイルとしてダウンロードされます。エクスプローラーで「すべて展開」を押して解凍してください。
インストール不要なソフトなので、ダウンロードした「Pika Zip」の圧縮ファイルを展開できればインストール完了となります。「PikaZip.exe」ファイルを起動することで「Pika Zip」を利用することが可能です。
さて、「Pika Zip」で設定されているZipファイルのパスワードを解析する場合、解析方法の設定をおこなうことができます。
設定はオプションボタンから可能です。
固定検索は、Zipファイルのパスワードの生成ルールを設定しての検索をおこなうことができます。「検索方法」で「固定検索をする」にチェックを入れます。
次に「固定」タブを選択しましょう。
横軸はZipファイルのパスワードの桁数、縦軸は検索項目です。小文字や大文字の他、記号は数字なども設定できるので、Zipファイルのパスワードの生成パターンがわかっていればここで絞り込みをおこなうことが可能です。
全数検索は、いわゆる総当たりでの検索です。「検索方法」では「全数検索をする」にチェックを入れておく必要があります。
1 / 2
続きを読む