PCでゲームをすることができるSteam。PS4のソフトでSteamで配信されているものは遊ぶことができますが、Steamを利用するためにはPCのスペックが推奨のものに達している必要があります。Steam利用時のPCの推奨スペックなどについて解説していきます。
PCゲームを遊ぶことができるSteam。利用している人、これから利用しようとしている人と様々いると思いますが、こういったPCゲームはスペックを満たしていないと気持ちよく楽しむことはできません。
まずは、Steamでゲームを楽しむためのPCの推奨スペックについて確認していきましょう。
と言っても、こちらはSteamのクライアント(Steamのゲームで遊ぶための仮想ハードウェア)の推奨スペックですので、実際のSteamのゲームに関してはそれぞれ推奨スペックが異なります。それに関しては後述します。
Steamのクライアントを利用するための推奨スペックのうち、OSはWindowsはXP以降、MacはX以降のものを求められます。
Steamのクライアントを利用するための推奨スペックとして、メモリは512MB以上、CPUに関しては1Ghz以上のものが求められます。
HDDやSSDは、ゲームの保存容量として利用されるため、最低限というのはやりたいゲームの推奨スペックや数によって変わります。
画面の映像処理などに利用されるグラフィックボードは、高画質のゲームや映像を楽しむためには必要なものです。
基本的に普通のPCはグラフィックボードが非搭載なことが多いですので、Steamを利用するためにはグラフィックボードを搭載したPCの選択が最低限望まれます。
もしスペックが上記で紹介したものより低い/メモリが重い状態だと、ゲームの動作が重い・遅いという状態になりがちです。
コントローラーで動かしたのと同じタイミングで動かず、イライラする事も多いです。こういう状態がPCの動作が重い、と言われるものですね。
また、重いため画面がカクカクしてしまうのがどこか気持ち悪い、と感じることも多いです。こちらはグラフィックボードが影響することも多く、スペックを満たして重い状態を改善するためにゲーミングPCを準備する人も少なくありせん。
気持ちよくSteamのゲームを利用するためには、スペックはせめて最低限のものは満たしておく必要があります。
なお、ここで紹介したのはあくまで「Steamクライアントを利用する上での最低限のスペックです。3Dグラフィックなどは、かなりきれいに動いたり見れたりしますが、その分必要とされるスペックも高くなります。
3Dグラフィックが利用されている、動作が重い原因となりがちなゲームで遊ぶ場合、より高スペックの環境を整えておく必要があります。
では、Steamを利用しているユーザーに人気のPCスペックとしてはどのようなものがあるのかについてを確認していきましょう。
OSは基本的にWindows10の64bitを利用している人が大半を占めています。Steamのゲームでも、人気のものはたいていWindowsで動くことになりますので、Steamのゲームで遊びたい場合に選択するOSはWindowということも多いのでしょう。
Windows10が現在の最新OSであり、この後更新はされるもののOSがWindows11になることはないとMicrosoft側も表明していますので、Windows10を購入してアップデートしていけば問題なく利用できるでしょう。
メモリに関しては、ゲームによってまちまちではあるものの、最近では16GBが推奨というゲームも上位に上がってきています。
以前までは8GBあれば問題ないという風潮から8GBのものを選択する人も多かったですが、最近は16GBのゲーミングPCを選ぶ人が多いです。
CPUはIntelやAMDのRyzenシリーズが主流です。6コア6スレッドあたりが妥当なコア/スレッド数でしょう。
HDD/SSDは利用するゲームの数などにも左右されるため一概にこれ、とは言えませんが、たいてい1TBほどのものを選択しているようです。
1つのタイトルに100GB必要なこともあるため、利用したいゲームに必要な容量の合計数に合うかどうかなどで判断して選ぶと良いでしょう。
グラフィックボードは基本的にタワー型のPCにしか搭載されていません。普通のノートPCや一体型のデスクトップPCでは搭載されていない・搭載できないため、Steamでゲームを利用したい場合の環境のため、タワー型のデスクトップPCを選択する人がほとんどです。
現在はGTX1660、GTX1660Ti、RTX2070Sなどがメジャーです。最新のもので利用する場合はRTX30シリーズなどがおすすめです。
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