人気のライブ配信サイト「ツイキャス」ではOBS Studioを導入することで高画質、高音質のライブが配信できるようになります。ここではOBS Studioを用いたツイキャス配信のやり方、配信方法についてご紹介していきます。
ツイキャスは2010年に開始されたライブ配信サービスです。ウリは配信までの手軽さでTwitterアカウントがあれば簡単に配信開始できる敷居の低さにあります。ここではOBS Studioを導入してツイキャスでライブ配信する方法についてご紹介していきます。
必要なものは、OBSを使う場合にはPC、あとはツイキャスにログインできるアカウント(Twitterアカウント等でも可)、トークを配信に入れたい場合はPC用マイク、この3つがあればツイキャスでOBSを使ったライブ配信は開始できます。
ツイキャスで高画質配信をするためにはOBS Studioを動かせるPCが必要になります。OBS StudioはWindowsの7以降と、Windows VistaのService Pack 2をサポートしています。
2018年現在のWindowsの殆どが7以降だと思いますが、極端に古いパソコンの場合OBSが対応していない可能性があります。
MacでもOBS Studioはインストールできますが、Macの場合はmacOS 10.10以降をサポートしており、それ以前のものはOBSでは対応していません。
ただし10.10も2014年リリースで、こちらもよほど古いMacでアップグレードしていないという場合を除いてOBSを使う上でほとんど問題ないと思われます。
OBS Studioの導入は、まずOBS Studioのダウンロードサイトよりインストーラーをダウンロードしてください。サイトはこちらになります。https://obsproject.com/download
インストーラーをダウンロードしたあとはOBSの規約やOBSの保存先の確認をしながらインストールを進めていってください。インストールが完了しますとそのままOBSを立ち上げるかの確認が出ますが、すぐに設定したい人はそのまま立ち上げておいてください。
前章で無事にOBS Studioをインストールできたと思います。ここではOBS Studioの導入後、ライブ配信を開始するまでの設定についてご紹介して行きます。
まずはOBS Studioを開き、右下に表示される設定ボタンからOBS設定画面に入ります。上部の「ファイル」から「設定」でも同じOBSの設定画面が表示されます。
上のようなOBSの設定画面が表示されましたら、左のアイコンから「配信」を選んでください。ここでOBSを使った配信について設定することができます。
OBS Studioの設定画面で「配信」に入ることができたら、写真にある部分を選んで「カスタムストリーミングサーバー」を選んでください。
OBS StudioにはYoutubeなどよく使われる配信サイトのいくつかについて項目が個別で用意してあります。ただし、用意されていないものも「カスタムストリーミングサーバー」から設定することでOBS Studioから高画質配信ができるようになっています。
OBS Studioの設定がある程度終わったのでツイキャスのページに行きます。URLはこちらになります。https://twitcasting.tv/
開いてログインが終わったら、まず写真のように上部にある「PC配信」をクリックします。すると配信用のページが開かれます。そちらに必要な情報が載っています。
今回の配信はOBS Studioを用いて高画質配信をするので、ツールを使って配信します。そのため、ツール配信をクリックして専用の画面に行く必要があります。
なお、OBSを使わずWebカメラとマイクのみで簡単に配信する方法もツイキャスには用意してあります。その場合は、この画面で「ツール配信」を押さずに、画面の下側に表示される手順を参照するとすぐに配信できます。
ツイキャスの先程の画面の下側に、上の写真のような部分があります。配信の設定ができる部分ですが、そこにURLとStreamNameという欄があります。こちらの両方共OBS Studioの設定で使うので、この画面に来たらOBS Studioを開いておいてください。
URLの欄にはrtmpから始まるURLがありますのでコピーして先程開いていましたOBS StudioのURL欄に貼り付けてください。同様にStreamNameの欄の文字をOBS Studioのストリームキー欄に入れてください。
1 / 4
続きを読む