カスタムキャストの使い方！VTuberモデルの作成方法も解説！

カスタムキャストは、今話題のVTuberのアバターを作成できるスマホアプリです。VTuberとはYouTuberのようにYouTubeの動画チャンネルを運行していく3Dキャラクターです。

一見専門知識や専用ソフトがないと作成できなそうなVTuberですが、実は無料でインストールできるスマホアプリで作成できます。しかも一からキャラを作成するのではなく、プリセットをカスタマイズするのでキャラデザインの経験がなくてもできます。

人間がやるYouTuberの場合はパソコンがないとできませんが、VTuberの場合はスマホで配信ができます。手軽に配信できるので、毎日動画を配信する自信がない人でも挑戦しやすいです。

VTuberの3dキャラクターはVTuberモデルと呼ばれています。パソコンで作成する場合は専用のソフトをインストールしないといけないのですが、スマホなら無料でインストールできるカスタムキャストで、気軽にVTuberモデルを作成できます。

カスタムキャストで作成したVTuberモデルの画像はSNSに投稿することができます。新しい衣装をインストールしたらVTuberモデルに着せてSNSに投稿して、自慢することもできます。

もちろんYouTubeに新しい動画を投稿する前に宣言として画像をSNSに投稿すると、閲覧数を増やす効果も期待できます。

カスタムキャストはデータ容量の多いスマホアプリなので、ダウンロードするときは注意が必要です。ここからは、カスタムキャストをダウンロードするときの注意点と手順を紹介していきます。

スマホにカスタムキャストをダウンロードする場合は、まずスマホの動作環境の確認する必要があります。無料でインストールできるカスタムキャストですが、データ容量が多いためです。

カスタムキャストはApStoreでも、GooglePlayでも配信されていて、ダウンロードできます。どちらも無料でインストールすることができるので、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスを使っている人でも、Androidデバイスを使っている人でも楽しみます。

カスタムキャストはVTuberモデルをかなり自由にカスタマイズすることができるアプリで、CDもキレイなのですが、インストール自体は無料です。アプリ内課金はありますが、課金なしでもVTuberモデルを作成できます。

カスタムキャストをインストールする間に、スマホの設定からストレージの空き容量を確認しましょう。空き容量が少ないと、カスタムキャストをインストールできません。

カスタムキャストは168MBのデータ容量なので、スマホの空きストレージは168MB以上必要です。しかし、カスタムしたり、YouTubeに動画投稿することを考えると、倍以上の空き容量があった方がいいでしょう。

クラウドサービスを利用したり、パソコンにデータを移行したりして、スマホの空き容量を確保しつつ、VTuberを楽しみましょう。

カスタムキャストをインストールすることができたら、アプリを起動します。アプリを起動するときの注意点としてダウンロードするファイルが102個あります。

この102個のファイルをダウンロードし終わるまでに5分前後かかるので、スマホのバッテリーを十分に確保して、スマホ本体が熱くなりすぎないようにしましょう。

102個のファイルをダウンロードできたら、新規作成をしていきます。スタート画面で「スタート」をタップしたら、画面右下にある「カスタマイズ」という黄色いアイコンをタップしましょう。

カスタマイズ画面では「サンプル プリセット」が3種類表示されるので、好きなサンプルプリセットを選びましょう。このサンプルプリセットをカスタマイズして上書きしていくことで、オリジナルVTuberモデルを作成します。

カスタムキャストはユーザー登録をしなくても使えるアプリですが、YouTubeなどで動画配信をしたり、SNSにVTuberモデルの画像を投稿したりする場合はユーザー登録が必要です。好きな名前を入力して「はい」をタップしてください。

カスタムキャストではプリセットをカスタマイズすることで、オリジナルの3Dモデルを作成できます。作成した3Dモデルは何度でもカスタマイズすることができます。

ここからはカスタムキャストでVTuberモデルを作成する方法を紹介していきます。無料でインストールできるのにカスタマイズメニューが充実しているのがカスタムキャストのメリットです。

そのメリットをいかして、あなたの理想の3Dキャラをゆっくり時間をかけて作成していきましょう。

カスタマイズのアイコンをタップして、3Dキャラクターのサンプルプリセットを選択したら、キャラメイクをしていきます。キャラメイクは画面上のバーをスワイプして直感的に行います。

カスタマイズできる項目はボディカスタム、ボディパーツ、ドレスパーツ、パーツカスタム、プリセット、ランダムの6種類あります。

カスタマイズのボディカスタムでは輪郭や目の縦幅、横幅、目の位置、瞳の位置など顔のパーツをカスタマイズすることができます。顔のデザインは3Dキャラにとって重要ですが、調節バーで無段階で変更できるのがメリットです。

顔のカスタムだけではなく、胸の大きさ/たれ具合、腕の太さ/長さ、肩幅、足の太さ/長さなども細かく無段階で調節することができます。

ボディパーツのカスタムメニューでは体型を4種類の中から選ぶことができます。幼女体型、少女体型、中肉中背、モデル体型の4種類あります。

体格以外にも顔の微調節や髪形/髪色の変更などができます。髪型や髪色は3Dモデルの印象を大きく左右するので、さまざまな髪形や髪色を試してみましょう。

カスタムキャストのドレスパーツでは、衣装をカスタマイズできます。上下セットの衣装はもちろん、上下別で選ぶこともできるのがメリットです。衣装以外には帽子やメガネなどのアクセサリーなどもあります。

用意されている衣装はメイド服やセーラー服、巫女などコスプレ衣装もありますが、普段着のような衣装も用意されているのがメリットです。

毎日動画を配信するVTuberモデルはいつもコスプレだと飽きられてしまいますので、定期的に私服風の衣装を選ぶことで閲覧者を飽きさせません。衣装は、5色から好きな色を選ぶことができるようになっています。

パーツカスタムでは、今まで選んできた体などのパーツを細かく微調節することができます。細かいこだわりがある人におすすめのカスタムメニューです。

細かく微調節できるパーツは髪の毛の長さなどです。例えばボブを選んだ場合はショートボブからミディアムボブへ変更することができるのです。

カスタムキャストは事前に用意されているサンプルプリセットをカスタマイズしてVTuberモデルを作成するアプリですが、あなたがカスタムしたキャラをプリセットにして登録することもできます。

プリセットとして登録できるのは体型や髪色、顔の設定などパーツごとです。お気に入りの顔がデザインできたら、顔のプリセットを作成したり、お気に入りの体型に設定できたら体型のを作成しましょう。

サンプルプリセットのままだと個性がなくて嫌だけど、自分でどれを選べばいいか分からないという場合はランダムを使いましょう。ランダムだと自動でカスタマイズしてくれます。

ランダムでは無作為にモデルを作成するのですが、ランダムで設定するところをパーツごとに指定できます。すべてのパーツをランダムで選ぶとまとまりがなくなります。

しかしアクセサリーだけとか髪形だけランダムにすると、カスタムキャストのVTuberモデルを作成する上でちょうどいいアクセントになります。

サンプルプリセットを納得いくまでカスタマイズできたら、画面左下にある「保存・終了」ボタンをタップしましょう。これでVTuberモデルをカスタマイズできます。

マスタムキャストでVTuberモデルを作成できたら、配信の準備をしていきましょう。ここからはカスタムキャストで作成したVTuberモデルを配信するための準備方法を説明していきます。

カスタムキャストを配信するためにはnicocasをダウンロードする必要があります。nicocasはカスタムキャストと同じようにAppStoreでもGooglePlayでも配信されていて、無料でインストールできます。

nicocasをダウンロードしたら、カメラとマイクの使用許可を求める画面になるので許可しましょう。これはnicocasではなく、カスタムキャストで求められることもあります。

nicocasやカスタムキャストで許可を求められる場合は写真や動画の使用許可、音声録音の使用許可、写真屋ファイルの使用許可を求める画面で「許可」をタップします。

これらの使用許可をしておかないと、nicocas経由で動画配信できないので注意してください。nicocasかカスタムキャストで必ず許可の設定をしておいてください。

次にカメラやポーズなどの設定をしていきます。これらの設定は動画を閲覧する時の出来を左右するので、VTuberモデルの見栄えがよくなるように設定してください。

リップシンクとはVTuberがあなたの声に合わせて口を動かす機能のことです。リップシンクの口の動きは母音の「あいうえお」の5種類あって、あなたの声に反応してVTuberモデルが口を動かすことで、アフレコされているような動画になります。

リップシンクを有効設定にしておかないと、VTuberモデルの口元が動きません。動画の出来栄えが大きく下がってしまうので、必ずリップシンクを有効に設定しておきましょう。

リップシンクを有効にする設定には音声に合わせる音声認識と、映像に合わせる映像認識があります。

フリック操作の設定もしておくことで、VTuberモデルの動画の出来栄えがさらに上がります。カスタムキャストのフリック操作とは、スマホの画面で指を動かすと事前に登録してある表情やポーズをする機能のことです。

動画配信前の設定画面ではどの方向へ指をフリックすると、どのしぐさや表情をするのかを設定することができます。

フリック操作は8方向用意されているので、8種類のしぐさと表情を設定しておくことができます。節目がちになったり、大きく笑ったり、悲しそうな顔をしたりと表情をその時その時で変更できるのです。

あなたがしゃべっている内容に合わせてVTuberモデルの表情やしぐさを変えることで、本当にキャラクターが話しているような動画の仕上がりになります。

操作設定の変更は簡単に行うことができます。矢印マークの項目にある空欄をタップして、下の表から指定した移動さや表情を選択してください。

次に動画配信の際のカメラ設定を行います。カメラ設定をしても実際にスマホのカメラに写っている映像を配信するわけではありませんが、これも動画の出来栄えを左右します。

ジャイロカメラをオンに設定しておくことで、VTuberモデルが自撮りしているようにスマホの動きに合わせて画面の中の背景やVTuberモデルの角度が変わります。

あなたが持っているスマホの動作に連動することで、人間のYouTuberが自撮りで動画を配信しているような仕上がりになるのです。よりVTuberモデルの動画がリアルになるので、ジャイロカメラは有効にしましょう。

ここまでの動画配信設定ができたら、配信開始をタップしてください。nicocasに移動するかポップアップで聞かれ、配信をはじめる操作ができる画面になります。

nicocasが起動したら、動画配信がいつでもできる状態になります。VTuberモデルのデザインは本当に大丈夫か、ジャイロカメラやリップシンクなどは有効にしたか確認してから配信を始めてください。

nicocasの画面が開いたら「ブロードバンドを開始」をタップしてください。これでnicocasを通じて、カスタムキャストのVTuber動画を配信できます。

カスタムキャストの画面に自動で戻るので、いよいよ動画を配信していきます。声はあなたの声がそのまま配信されるので注意しましょう。

PCでも使うことができるカスタムキャストですが、PCからの動画配信でも基本的に操作はスマホで行います。ここからはPCからの動画配信方法を紹介していきます。

カスタムキャストの動画をPCから配信するためには、スマホで操作を行います。カスタムキャストはPCにアプリをインストールすることができないので、スマホをPCにミラーリングして操作するのです。

スマホとPCをミラーリングするためにはApowerMirrorというアプリが必要です。公式サイトから無料でPCへダウンロードできます。

iPhoneでPCとミラーリングする場合と、AndroidスマホでPCとミラーリングする場合では操作が違います。まずiPhoneでPCとミラーリングする手順を説明します。

まずiPhoneで接続されているWi-Fiと、PCで接続されているWi-Fiが同じになっているかを確認しましょう。

ApowerMirrorをPCで起動してください。事前にダウンロードしておくとデスクトップにアイコンが表示されます。

iPhoneの画面下部を上にスクロールして、コントロールセンターで「画面ミラーリング」をタップしましょう。

画面ミラーリングの一覧からPCを選択して、PC画面にiPhoneの共有画面が表示されるのを待ちます。表示されたらiPhoneでカスタムキャストを起動しましょう。

Androidスマホの場合はまず、設定アプリを起動して「システム」の項目をタップしてください。

システム画面で「電話情報」か「ソフトウエア情報」をタップして、そこから「開発者向けオプション」を選択します。

開発者向けオプションのチェックアイコンをオンに設定しましょう。開発者向けオプションの項目が表示されない場合は「ビルト番号」を7回タップします。

充電器のUSBケーブルでAndroidスマホとPCを接続してください。PC画面かAndroidスマホ画面にメッセージが表示されます。

表示されたメッセージで画面ミラーリングを始める項目をタップしましょう。画面が共有されたら、Androidスマホでカスタムキャストを起動します。

カスタムキャストでは男性キャラも作成することができます。ここからはカスタムキャストで男性キャラを作成する方法を説明していきます。

まずカスタマイズの新規アイコンをタップしたら、3Dキャラの性別を選択する画面になるのでそこで「男性」を選びましょう。

男性を選ぶと一般的な男性キャラのプリセットが表示されるので、胸のサイズなどはそのままにキャラを作成していきます。

男性パーツは女性キャラでも使えるものが多いので、前髪などは男女関係なく選べるようになっています。

男性パーツの使い方は選択項目の一覧右端に「カテゴリフィルターの切り替え」というアイコンがあるので、ここをタップしましょう。男性パーツのみが表示されます。

女性キャラと同じようにポーズや髪の毛の長さの微調節などもできるようになっているので、理想の男性キャラを作成できます。

カスタムキャストのアプリにはiPhoneやiPadなどののiOSデバイスにもAndroidスマホにもインストールできる以外にも、さまざまなメリットがあります。ここからはカスタムキャストのメリットを紹介していきます。

カスタムキャストのカスタマイズメニューは、画面に表示される調節バーを動かして無段階でカスタマイズします。直感的な操作でVTuberモデルを作成できるのがメリットで、初心者でもキャラデザインができます。

カスタムキャストはAR機能が使用できるというメリットです。本格的なVTuberモデルの動画配信をすることができるので、AR機能に対応しているのは大きなメリットです。

カスタムキャストでAR機能が使用できるメリットはiPhone Xだけです。AndroidスマホではAR機能が使えないので、注意しましょう。

カスタムキャストではスマホで気軽に配信できます。パソコンで動画編集する必要もなくVTuberモデルの画面を配信させて、あなたがしゃべればいいだけです。

YouTubeと違ってメイクをする必要もないですし、部屋を片付ける必要もありません。準備も動画編集も必要なく動画配信ができるのがメリットです。

カスタムキャストを使う際にはさまざまなメリットがある一方で、さまざまな注意点もあります。注意点を事前に把握しておきましょう。

カスタムキャストの3Dキャラモデルは、パンツや胸が出ないようになっています。セクシャルな要素がない方が女性でも、安心して動画を配信することができますのでメリットです。

カスタムキャストは海賊版アプリがあります。カスタムキャストの海賊版アプリをインストールすると、一緒にスマホがウイルスに感染してしまう可能性がありますので、注意が必要です。

海賊版のカスタムキャストではないことを確認するためには「DWANGO co.,Ltd.」という表示があるかどうかを確認しましょう。

またアプリをインストールする前に、カスタムキャストアプリの配信元がドワンゴかどうかも確認してください。

カスタムキャストは一部課金があるので、完全に無料では使うことができません。珍しいポーズやかわいい衣装は有料なので気を付けましょう。

いかがでしたか？カスタムキャストを使ってVTuberモデルを作成するのも、配信するのもとても簡単です。初心者でもできるので、YouTubeに動画を投稿してみましょう！